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2003年01月10日(金) ■ |
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家の中では、とばないで!(ベティー・ブロック)読了 |
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●読了:家の中では、とばないで!(ベティー・ブロック) 原書≫No Flying in the House (Betty Brock) ≪内容≫ アナベルは、深いわけがあってふつうの女の子として育てられていましたが、実は空も飛べる妖精でした。アナベルの生いたちに隠された秘密とは?アナベルの前に突然あらわれた金色の猫は何者? 81年学研刊「おしゃべりのできる小イヌ」を全面改訳、挿絵も新たにしたもの。
【由良さん】の感想を見て知った本。子供向けのファンタジーテイスト(あくまでテイスト)の物語、かわいい本だった。大人の目で見ると多少気になるところはあるが・・・アナベルっていい子すぎない?とか、グローリアや金色の猫のキャラクターにもうちょっと厚みがあるともっとよかったなとか、バンコート夫人の動物のおもちゃコレクションのシーンはもっと何かが起きてもよかったなぁとか、妖精でいながら両親を取り戻すのが本当のハッピーエンドじゃないのか?とか、金色の猫=「敵」という単純な片付け方はどうなの、とか。でも設定がとってもユニークだし、ストーリーもちゃんとまとまってオチもついていたし(こんな短い話なのに、ちゃんと驚いて感動できた)、まだその先に続きがありそうな終わり方もなかなか良し!こういう本は、英語で会話や文のリズムを楽しみながら読んだらもっと楽しいのかも。読んでみてよかったです。
▲洋書系アンケートリンク ・アンケート ≪【英語で読書】 ・洋書アンケート ≪【Sachi's Booksurfing】 ・あなたならどっち? ≪【お気楽ペーパーバックの楽しみ】
●読書中:Winter Rose(Patricia A. McKillip)@12章 季節が冬に向かうにつれて、どんどんきな臭くなっている(でも綺麗で美しい)。
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