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エンピツユニオン



読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
レビューリンク

2003年01月08日(水)
あやし―怪(宮部みゆき)読了

●読了:『あやし―怪』(宮部みゆき)
収録作品≫居眠り心中 / 影牢 / 布団部屋 / 梅の雨降る / 安達家の鬼 / 女の首 / 時雨鬼 / 灰神楽 / 蜆塚
宮部みゆきの時代小説を集めて感想ページ作ろうかなぁ。1ヶ所にまとまってないと探すのが面倒だ。
ええと、この本は、江戸時代を舞台にした短編ホラー小説集。『居眠り心中』『布団部屋』『安達家の鬼』『女の首』『灰神楽』『蜆塚』の6作は生きている人間以外の「何か」の話。霊・鬼・妖怪の類が目に見える事件を引き起こして、それに遭遇してしまった人たちの話。『影牢』『梅の雨降る』『時雨鬼』は「人の心の中の鬼」の話。一番救われないエンディングだったのは『影牢』、これは怖い!というか、イヤ! 逆にほのぼのして後味が悪くなかったのは『安達家の鬼』と『女の首』。この3つが印象に残った。

●読書中:Winter Rose(Patricia A. McKillip)
日本語の詳しい内容紹介&レビューを発見。【Babel’s Lot】日本語ではこのページが一番詳しくて分かりやすいんじゃないかな。
今、5章(全24章中)。映像がとてもキレイだ。Roisが夢見がちな女の子で、しかも野猿(笑)。野山を裸足で駆け回るのが大好き。森の奥深くに分け入って歩き回り、秘密の井戸で水を飲んだり、野の花やベリーを山ほど摘んだり、「毒キノコで私を殺す気!?」と言われるほど沢山の種類のキノコを収穫して帰ったりする。ある日の午後、ご機嫌で裸足で森を歩いていたRoisが、完璧な円形に生えたキノコの群れを見つけて、Of course I stepped into it; what else can you do? ・・・って、そんな感じ。こういう乙女っぽい話は好き嫌いが激しそうだけど、私は好きだぞ。ちなみに季節は、夏の盛りに始まって、5章では秋になった所。これから冬になって何かが起こって、翌春で終わるらしい。

DWJ in Cambridge
World Book Dayのイベントの時の写真があります(小さいけど)。いいな〜ぁ、私もそこに混ざりたい。

ファンタジー小説ファン度調査(改訂版)
合計300冊中38冊(基準: 最後まで読んだことのある本に限る)
不思議の国のアリス / ルイス・キャロル
《指輪物語》 / トールキン
《イルスの竪琴》 / パトリシア・マキリップ
星の王子さま / サン=テグジュペリ
《ハリー・ポッターと賢者の石》 / J・K・ローリング
《ナルニア国ものがたり》 / C・S・ルイス
《空中の城》(ex.魔法使いハウルと火の悪魔) / ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
《ライラの冒険》(ex.黄金の羅針盤) / フィリップ・プルマン
《ピーターラビット》 / ビアトリクス・ポター
森は生きている / サムイル・ヤコヴレヴィチ・マルシャーク
ピーター・パン / ジェイムズ・バリ
《オズの魔法使い》 / ライマー・フランク・ボーム
エルマーのぼうけん / ガネット
トムは真夜中の庭で / フィリッパ・ピアス
ガリヴァ旅行記 / ジョナサン・スウィフト
空飛ぶベッドと魔法のほうき / メアリー・ノートン
《メアリー・ポピンズ》 / パメラ・トラヴァース
長くつ下のピッピ / アストリッド・リンドグレーン
床下の小人たち / メアリー・ノートン
はてしない物語 / ミヒャエル・エンデ
雪の女王 / ハンス・クリスチャン・アンデルセン
モモ / ミヒャエル・エンデ
《ムーミン》 / トーベ・ヤンソン
《ドリトル先生物語》 / ヒュー・ロフティング
地底旅行 / ジュール・ヴェルヌ
クマのプーさん / ミルン
かいじゅうたちのいるところ / モーリス・センダック
小さなスプーンおばさん / アルフ・プリョイセン
ローワンと魔法の地図 / エミリー・ロッダ
時の旅人 / アリスン・アトリー
レイチェルと滅びの呪文 / クリフ・マクニッシュ
魔女ジェニファーとわたし / カニグズバーグ
魔法使いの卵 / ダイアナ・ヘンドリー
九年目の魔法 / ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
とんでもない月曜日 / ジョーン・エイキン
銀のキス / アネット・カーティス・クラウス
何かが道をやってくる / レイ・ブラッドベリ
マラカンドラ / C・S・ルイス

<票外・途中までor一部読んだ本>
かもめのジョナサン / リチャード・バック
最後のユニコーン / ピーター・ソーヤー・ビーグル
心地よく秘密めいたところ / ピーター・ソーヤー・ビーグル
飛ぶ教室 / エーリッヒ・ケストナ
ピノッキオの冒険 / カルロ・コッローディ
鏡の中の鏡 / ミヒャエル・エンデ
《ダレン・シャン》 / ダレン・シャン
タマスターラー / タニス・リー
封神演義
光と闇の姉妹 / ジェイン・ヨーレン
りんご畑のマーティン・ピピン / エリナー・ファージョン
永遠の王 / T・H・ホワイト
リトル・カントリー / チャールズ・デ・リント
幽霊の恋人たち / アン・ローレンス

私は基本的にオールジャンルな奴なので、こういう今流行りの「○○度調査」というのはやってみるとだいたいどれも中途半端な結果になる。(^^; でもこのリストは児童書がかなり入っていて、選書基準が好みに合ってるかもと思ったので、日記にも載せておくことにした。この『ファンタジー小説ファン度調査』は、改訂前にたしかハリーポッターが入ってないのを見てやる気をなくして放っておいた気が・・・。あれ?入ってるな。まぁともかく、改訂版だそうなので行ってみた。
票に入ってない途中までor一部読んだ本は、チャールズ・デ・リントの『リトル・カントリー』だけは女キャラのあまりの女々しさに気分が悪くなって読むのを止めた記憶があるけど、それ以外は「何となく・・・」。