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2003年01月07日(火) ■ |
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あやし―怪(宮部みゆき) @3話目 |
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仕事始め。今日も黄色い電車に乗って○ヶ谷です。つ、疲れた・・・。Winter Rose(Patricia A. McKillip)は行き帰りにぼちぼち読んで、今3章。いつもより電車に乗ってる時間が短いので、あまり進まないのだー。
●読書中:『あやし―怪』(宮部みゆき) 今、3話目を読み中。江戸のあちこちを舞台にした短編集で、怖い話、人の心の闇を描いた奇談集らしい。こういう話は現代が舞台だとリアルすぎて嫌になってしまうけど、江戸時代が舞台になっているせいでクッションがあって読みやすい。怖いことに変わりないけどね・・・。この本は、主人公は下層の人が多いようだ。昨日読んだ『ぼんくら』は八丁堀の旦那が主人公だったし、『あかんべえ』もお店の(奉公人ではなくて)主人一家が主役で、ストーリーが面白かった。それと比べると、こちらは感情に訴えるインパクト勝負って感じ?
>『居眠り心中』 とある貧乏な家の三男・銀次が語り手。14才で入った初めての奉公先で、恐ろしい出来事に合う。銀次が世話になる口入屋の親父さんがナイス。決して緩めてはいけない箍、か。なるほどね。
>『影牢』 怖っ! 怖い怖い怖い!うわ〜〜ん!ひとりで怖がってるのが癪だから、この話は家族にも読ませてやる!!
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