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2002年09月01日(日) ■ |
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エドワード・ゴーリーの世界 |
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ううう、風邪で頭が痛い〜。
●読書中:Poppy:Tales from Dimwood Forest(Avi) あと50ページくらい。ってことは、今日中に終わるかも・・・
●『エドワード・ゴーリーの世界』 Edward Goreyの研究本。 <Contents> ・エドワード・ゴーリーの素晴らしき世界/濱中利信 ・【エッセイ】エドワード・ゴーリーとゴサム・ブックマート/アンドレアス・ブラウン ・黄昏のニューヨークで、ゴーリーと出遭えた幸せ/磯田和一 ・ゴーリーとニューヨーク、舞台とゴーリー/渡辺葉 ・あくまでもうろんなファンとして/和歌山友子 ・Primary Books 一挙紹介! ・Gorey Alphabet エドワード・ゴーリーを知るためのABC/濱中利信 ・【特別座談会】ゴーリー作品の魅力を語り合う/柴田元幸・江國香織・濱中利信 ・エドワード・ゴーリー略年譜 ・著書一覧 ・あとがきにかえて ・執筆者紹介
『エドワード・ゴーリーの世界』図書館にあったので借りてきてザッと読んだ。エドワード・ゴーリー好きな著名人たちのエッセイや、本、絵、グッズなどのカラー写真がひたすら並んでるマニア本。真ん中あたりにあるゴーリーの絵本の一覧を見て、その量に驚いた。こんなに沢山あったのか! 【特別座談会】で翻訳者の柴田元幸が『うろんな客』について語る所で、「あれは子供のメタファーだと後書きに書いたのは失敗だった」と言ってるのが印象に残った。
>・・・アリソン・ルーリーがこれを、子供がやって来て、その家に居つく話だというふうに読んでいるんですが、むしろ「マッチ売りの少女」みたいに読むほうが、いまはぼくはしっくりきます。というのは、最初の絵で彼が中を覗いているでしょう?だから、このあとの世界というのは全部彼が夢見ている世界だと読むと、けっこう悲しいお話なので・・・・。最初のコマの絵の背伸びのし方とか、すごく切なくなるんですよ。(柴田元幸)
なるほど、そう言われてみれば色んな読み方ができる・・・
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