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2002年08月31日(土) ■ |
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独裁者の遺産/The Clan of the Cave Bear 読了 |
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●読了:『独裁者の遺産:ダーティペア・シリーズ外伝』(高千穂遙) <内容> あの、ユリとケイが帰ってきた!?今回ふたりが派遣されたのは、惑星アムニール。かつて独裁者による恐怖政治が布かれていたが、革命によって崩壊。非情皇帝と呼ばれた独裁者は処刑され、現在は新政府が樹立されている。ふたりの任務は、圧政の崩壊後も執拗に抵抗を続ける独裁政府の残党"皇帝の息子たち"を排除することにあった。クァール族、ムギ誕生の秘密に迫る、オリジナル・ダーティペア、ルーキー時代のエピソード。
8/26の日記にも書いたように、ダーティペアはかつて大好きだったSFアクションシリーズ。赤毛のショートヘアのケイ(=あたし)とその相棒ユリのペアが、仕事で派遣された先で暴れまわるという基本設定。今回も、惑星アムニールに派遣された二人がついた途端に陰謀に巻き込まれて・・・。「とってもすてき」な少尉とやらがショックで茫然自失状態になったところに、額にレイガンを突きつけて脅したり、基地をスクラップの塊にするのは朝飯前。それでも、外伝ということで、ダーティペアシリーズの中では話の規模は比較的小さい。「クァール族のムギ」は本編でお馴染みのキャラなので、その誕生秘話が書きたかったんだろう、と読みながら思った。 <関連> ダーティペア・シリーズ1巻≫『ダーティペアの大冒険』
●読了:The Clan of the Cave Bear(Jean M. Auel) ≫感想はこちら 読了!終わったぁ〜!\(^▽^)/ヤッター 終わってみての総評は「面白かったけど、不満も多いので絶賛する気にはなれない」です。1巻の終わりは、2巻にそのまま続く怒涛の古代大河ロマンの始まり、らしい。このまま話がエイラを追って行くのだとすると、デュルクや一族とはもうお別れ?(^^;でも、一族の会合でデュルクのつれあいが決まったり、ブルンが面倒を見ることを約束したり、残していけないイザとクレブが死んだりと、しっかり「立つ鳥跡を濁さず」になっている。都合よく終わらせたという感じはするけど、小説だからこんなものだろう。2巻を読むのが楽しみ。
●読書中:Poppy:Tales from Dimwood Forest(Avi)
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