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2002年06月04日(火) ■ |
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The Martian Chronicles読了/Different Seasons |
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●更新 ◎リンクページに風の十二方位さまを追加しました。私はこちらのタニス・リー著作リストとレビューリンクのファンです。
◎感想up:The Martian Chronicles(Ray Bradbury) すごくよかった!これは忘れがたい1冊だな・・・。最後のシーンはざわざわっと鳥肌が立ってしまった。いいな〜、好きだわこの作家。でもどこがいいのか、言うとネタバレになっておもしろくないので、「語りの呼吸と短編独特の切れ味がすばらしい」なんて抽象的に表現するしかないのが困るところだな・・・。
●読了:『Nymph―妖精たちの愛とセックス』(フランチェスカ・リア・ブロック) 内容(「MARC」データベースより) 現代感覚あふれるユニークなヤングアダルト小説で若者から圧倒的な支持を得ている著者が、たった一作大人のために著したベッドサイド・ストーリー。ゆるやかに関連する9つの物語で、様々な愛と性の関係を官能たっぷりに描く。
連作短編集。ちょうど30分で読み終わった。曖昧なつながりのある短編が並んでいる。「幻想と夢とファンタジーを愛する大人のための」って謳い文句にあるけど、きれいで軽くて、不思議な話ばかりだった。ふわふわしていて、後に全然残らない感じ。うん、パンチが効いたウィーツィとはまたちょっと違う、でもやっぱり同じ人の本だな。こういう本を読むと「原書はどんなだろう」と思ってしまうわ。きっと、もっとファンタジックで浮き上がるような文章なんじゃないかな?
●読書中:Different Seasons(Stephen King) 春夏秋冬、4つの話を収録した中編集『恐怖の四季』。1話目、「春」はRita Hayworth and Shawshank Redemptionという話で、『ショーシャンクの空に』の原作だそうだ。見慣れない単語がよく出てくるので戸惑うが、英語自体は読みやすい。慣れればスピードアップできるかな?
(STORY) 妻とその愛人殺しの容疑で終身刑の判決を受ける、銀行マンのアンディ。無実の罪ながら投獄されるが、決して希望を捨てず、自由を得られる明日を信じ続ける。一方、古株の囚人レッドはそんなアンディに、「刑務所で希望をもつのは禁物」だと忠告する。アンディとレッドの友情を中心に、ショーシャンク刑務所で生きる男たちのさまざまな人間模様を描いていく。
●切り抜き ◎くろねこ亭のフランス語版千と千尋の神隠し 詳しい!すごい情報量だ。リベラシオン紙の評の >何もないように見えるが、ひっくり返して確かめてみる価値はある。 ・・・ってのに笑った。
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