■レシピノート■
おい



 アップルパイ


アップルパイ(径18cmパイ皿)

■折込パイ生地
薄力粉…75g
強力粉…45g
全粒粉強力粉…30g
バター(練込用)…40g
バター(折込用)…100g
冷水…大さじ5
塩…小さじ1/3
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1.
 ふるった粉に室温に戻したバター(練込用)を加え、サラサラした状態になるように指でほぐすように混ぜこむ。

2.
 塩を溶かした冷水を加えてよく捏ねたら、ぬれ布巾に包みビニール袋に入れて冷蔵庫一晩

3.
 12cm四方に伸ばしたバターを、20cm四方に伸ばした生地でぴったり包む

4.
 幅15cm長さ35cm程度に伸ばす→三つ折→伸ばす→三つ折→冷蔵庫30分

5.
 伸ばす→三つ折→伸ばす→三つ折→冷蔵庫一晩
 <生地完成>

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■リンゴ下処理
リンゴ(紅玉2個)は粗塩でこすり洗い
 ↓
半割りにして芯をくり抜き、皮付きのまま2mm程度にスライス
<バラバラにしないでまとめておく>

−−−
パイ生地を厚5mm程度に伸ばし、パイ皿にぴっちり敷き詰めフォークでピケ。余った端はそのまま垂らしておく。
 ↓
リンゴをびっしりとすき間なく敷き詰めたら、パイ生地の端を上に折り返して生地同士をしっかりくっつける。

−−−
オーブン250℃予熱→230℃10分→220℃30分

−−−
紅玉が手に入ったら、やっぱりアップルパイでしょう。

『ホールは諦めた』とか何とか云いながらもついつい作ってしまう…だって本当は諦めたくなんか無いんだもーん!でもパイ生地はバターの使用量が半端では無いから、そう何度も何度も試作する訳にはいかないのが問題なのです。

配合の基本は前回のを使ってます。主な変更点は、練込バターは溶かしではなく常温使用で。折込バターは、元は120gだけど在庫が足りなかったので100gで作ったのですが、全然大丈夫!こうなるともっと減らせそうな気もするけど…まあこの辺にしといてやろうか。

あと強力粉の一部を全粒粉にしてみました。…何か全粒粉てほとんど自己満足の世界のような気もしたんですが。あんまり風味の違いが分かりません。

今回は手順や成形などは『ルヴァンの天然酵母パン』という本を参考にしております。

フィリングは一切味付けしない生リンゴを敷きこむだけ、というのもこのルヴァン流です。でも正直ちょっと不安で『上からグラニュー糖でも振りかけようかな〜』とか思ってたのですが、なかなかどーして!!リンゴの甘酸っぱさがじわりと出て美味しいです!

ただ、どうしても底部分のしっとりは回避できませんな〜。やっぱり空焼きは必要なのかしらん…次回こそ試してみないと。

あと、底にさつまいもペーストを敷き詰める…てのはどうだろう。『西洋骨董洋菓子店』(漫画だ、漫画)に出てきた『ノルマンド』みたいな感じかね?

−−−
■参考
柴田書店 甲田幹夫著
『ルヴァンの天然酵母パン』

2003年10月16日(木)



 リンゴ入りカップケーキ※画像なし

リンゴ入りカップケーキ※画像なし
(小サイズ14個分くらい)

薄力粉…80g
ベーキングパウダー…小さじ1/2
バター…50g
砂糖…40g
卵…1個
リンゴ…80g(小1/2個)
ラム酒…適量

−−−
・リンゴは荒みじんに切ってラム酒をふりかける
・粉類はあわせて振るっておく

バター→砂糖→卵→リンゴ→粉類
の順に混ぜていく

・砂糖は3回ほどに分けて白っぽくなるまでよく混ぜる
・卵はバターと分離しないように少しずつ混ぜていく

−−−
オーブン190℃予熱→180℃20分

−−−
うわ〜〜なんか『カップケーキ』ってすごく懐かしい響きが…。
昔はこんなのばっかり作ってたものだが。ただしレシピ喪失してしまったのでひたすらテキトーに組み立ててみました。手軽なオヤツが食べたくなったのと、ボケりんごの始末も兼ねる。

……どうも一味も二味も足りないような感じです。リンゴならシナモンも入れた方が良かったのか…あとバニラエッセンスも。

それにしてもベーキングパウダー独特のこのイヤな苦味というのは、あれですかアルミの入っていない製品を使えば気にならなくなるものなのでしょうか。

だとしてもやっぱりBPには頼るべきではなかったか…というのが今回の結論。次回は卵とバターと砂糖の力だけで膨らませてみせよう!…ただカロリーの問題がね……はあ。




2003年10月13日(月)



 かぼちゃプリン


かぼちゃプリン
※耐熱ガラスのパウンド型で作って切り分けてます

■カラメル
グラニュー糖…50g
水…35cc

■プリン生地
かぼちゃ…300g(皮ぬき)
牛乳…500cc
全卵(L)…3個
三温糖…50g
生クリーム…30cc
バニラビーンズ…1/2本分

−−−
工程はさつま芋プリンを参照のこと。
ただし、工程1の「水にさらす」は必要なし。

−−−
『家に帰ってきて冷蔵庫を開けるとプリンが待っている生活』
がたいそう心の潤いになってしまったので、引き続きプリン生活を送るべく今度は正規レシピにならってかぼちゃプリンを作ってみました。

ただし卵黄1個分はカット、プリン生地用の砂糖も三温糖に変更しました。その代わり今回は生クリームを加えてます。

な…なるほど〜!さすがは正規レシピ!!と関心することしきりでした。というのも、さつま芋プリンの時と比べて舌触りが全然違うのですよ。『つるん』としてて、ああ、こりゃ確かにプリンだ…という感じ。

かぼちゃを煮る段階で既に違ってたもんな…水分が多くてべちゃべちゃした感じ。さつま芋の時は、芋に火が通る頃にはほとんど水分残ってなかったし。素材自体の持つ水分量が両者で全然違うのでしょう。

…ということは、さつま芋プリンの方はもう少し芋の配合を減らすべきなのだろうが……しかしあの重量級な食べ応えもなかなかに捨てがたい。むしろ、こっちのかぼちゃの配合をもう少し増やしたいかも。50gほど…。

2003年10月03日(金)
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