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■ 初子の日
気のおけない研究会、と新年会。金沢にて。 りー氏に「かつどん食べにいってみるとか」などとけしかけ(金沢にりー氏の好きなかつどん屋があるのです)、金沢まで車で送ってもらいました。 日付が変わる頃、最終の特急にて帰宅。お迎えご苦労ッ!>りー氏
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高島暦を買いました。 子供の頃は、暮れの集金の折に新聞屋さんがくれました。今は別のものをくれるのでしょうか。拙宅は銀行の自動振替にしていますが、時々、新聞と一緒に地域指定のゴミ袋が挟まれてあります。これが記念品というか景品というか粗品というかなのでしょう。風情はないけれど、超実用的ではあります。
さてその高島暦を買って、今年の運勢を知ろうというわけではありません。いや、その種のことに興味がないわけではないので、一応そのページも見はするけれど、第一目的は、日々の暦(干支)を知ることです。 ふと、日々、十干十二支の巡りを意識してみようかと思ったのでした。ためしに。
今日は小松引く初子(はつね)の日。 かつて、新年最初の子の日に野へ出て小松を引く、という正月の行事がありました。子、すなわちねずみは、繁殖力が旺盛な動物です。また、常緑樹の松は、柏などと並んで子孫繁栄をことほぐ植物だとされていました。「子」の日に「松」をひいてあやかりましょう、という、縁起担ぎ行事のひとつです。
初春の初子の今日の玉箒手に執るからにゆらく玉の緒(『万葉集』巻二十、大伴家持)
小松を引くようになるのは、家持さんの時代よりもっと後のようですが、これはこれできらきらときれいな歌。 ねずみさんの繁栄力にあやかってもりもりいきたいもの。少しのいやなことはうつくしい箒で掃いてもらいましょう。サッサッ。
2004年01月10日(土)
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