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みんみん



 気分転換

ぽっかり。
昨日やや区切りとなることがあり、今日はちょっと気分転換したい気分です。
いや、まだ終わってなくてもうちょっと模様替えしたり足したりしなくてはいけないんだけど、明日からの英気を養うために、ってそんなの多いけど。>自分

とりあえず決まっているのは、
午前中:ディーラーに行き、先日の事故部分の見積もりを出してもらう。
いつでも:実家に行き、のいとあそぶ(これが第一目的ではない)。りー実家に顔出し(&署名をもらう)。
ってとこですかね。

あれ、掃除は?



でその顛末(長い)。

手っとり早く気分転換したいとき、私は、美容室に行ったり、温泉に行ったりする。あまり行ったことはないけれど、エステも好きだ。
今日はなんとなく韓国式アカスリに行きたい気分だったので、郊外のショッピングセンター内にある温泉に初めて行ってみた。
温泉といってもたぶん循環させているからか、塩素のにおいがぷんぷんする。いろんなお風呂があって、飽きないような工夫ともいえる。私もアカスリ予約までの30分ほど、あっちのお風呂こっちのお風呂、あるいはサウナと、のぼせることもなく楽しんだ。
サウナは2種類あったのだが、高温の方にはテレビがあった。気が紛れる工夫ということだろうか。席は階段状になっていたのだが、中にひとり、顔だけタオルで覆って、あとはでろーんと横になっている人がいて、ちょっとびっくりした。年齢はせいぜい私より少し上くらいに見えた。だからおばばなわけではない。
韓国式アカスリには前に別のところで一度体験したことがあって、なかなかいいということは知っていた。ただ施術されているさまといったらちょっと人には見られたくないのだが(笑)。
私より少し遅れてオイルマッサージをお願いしたらしき女性がきた。直前に顔を洗っていた彼女の顔をちらりと見たか見ないかして、マグロとなった私は声だけ聞いていたのだが、どうもその人は自分のオーダーしたコースはフェイシャルだけだと思っていて、ボディまでやってもらうとは思っていなかったらしい。顔も入ってるよ、と答える片言の日本語を話す担当の女性としばし噛み合わないやりとりをしていたのだったが、しばらくして普通通りの施術に入ったようだった。
「もっと身体の力を抜いていいですよ」と、となりの簡易ベッドの方から声が聞こえた。他人に身体に触られたくないという人はいるから(かくいう私も昔はあまり得意ではなかったかも知れないのだが)、その人もちょっとそういう感じの人なのかしらと思った。
私の方が早く一丁あがって、最後に立った姿でシャワーをかけて流してもらった。くだんの女性は隣のベッドでマッサージをうけていた。爪はきれいに切りそろえられているのに、脇の下からははみ出るものがあった。よく見るとそれはさっきサウナででろんと横になっていた女性だった。顔はわからなかったけれど、身体を見て思った。我ながら悪趣味だけど、見るともなく見えたので見てしまったのだ。
サウナのことを思い出しながら目の前の彼女をぼーっと視界に入れながら、さっきの、ボディマッサージをめぐるやりとりを思い出した。
いろいろ女の人生というのはあるに違いなくて(ちょっと大げさ)。


その後、実家に行ったら、ちょうど尼崎在住の上の弟一家が帰省中で、久しぶりに甥っ子(3歳)にも会うことができた。。
人見知りをしているようで私の顔を忘れてしまったらしく、最初は居間の襖を閉めてしまい、中に入れてくれなかった。開けて、と言っても、「いやだ」の一点張り。えー忘れてしまったぁ? おばちゃんだよ、お父さんのお姉ちゃんだよ、ちょっと顔似てない? おじいちゃんと顔そっくりでしょ。
でも一緒にわーわー遊んでいたらすっかり忘れていたことを忘れてしまったようだ(弟曰く、一緒に遊んでくれる人だったらいいらしい、とのこと)。ほ。

少しばかりはにかみ屋で、言葉はわかっているのにしゃべる方はちょっぴり時間が必要だった甥っ子も、このところはぐんと会話らしい会話ができるようになった。少なくともこちらの言っていることはわかっているようだ。
Sさんのように注意深く観察してみたわけではないけれど、子音が落ちているのに気づいた。甥の場合はカ行やタ行が苦手な模様。
こちらが言った言葉をすぐに取り入れてしゃべってみることが楽しくてしようがないらしい。本に書いてあった楽譜を指して、これは「おはながわらった」という歌だよ、と言うと、勝手に♪おはながわらった〜おはながわらった〜 と、めちゃくちゃピアノを弾きながら作曲していたりする。
アンパンマンの歌を弾いてくれと言われたのだけど、私はその曲を全部はしらないので、サビの部分しか弾くことができなかった。曲がわかれば音を拾うことはできるから、今度までに聴いて弾けるようにしておくね、と約束した。

で茶色の王子様はというと。もう調子狂いっぱなし、といった風情。私たちとは少し離れた場所で、しっぽをきっちりめに巻いて座っていたりする。
炊飯器のうえに上がっていたので下ろして抱いていると、これまたステレオタイプに甥っ子がしっぽに触りたがった。ウゥー、と低い声でうなった後、走り去っていった。
最後は浴室のフタ(下にお湯がはってある)の上に座っていた。とりあえず逃げられないなら放っておいて、といったところなのだろう。


遅い晩ご飯は外へ出た。
結婚記念日だからといって何かしたがるりー氏でないのは重々承知だけど、また1年を過ごせたことをあたりまえだと思ってはいかんのですよ、と自分にも。
せっかくなのでお酒をちょっとだけ飲んだのだけど、最近飲んでいなかったのと、このところ疲れがたまっていたらしいのとで、えらく廻ってしまう。あんまり身体に出ない方なのに、焼酎のお湯割り1杯(寒かったので)くらいで手が赤くなった。

2003年11月12日(水)
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