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みんみん



 今日まで

の映画を2本観る。

朝イチで図書館に行き、コピーを取り、それから街なかまで出かけた。
Aピタ食品館の屋上駐車場に入る。ここは最初の1時間の駐車料金が無料だ。最近では知られるようになったのか、駐車場の入口に、買い物をしない人の駐車は罰金をいただきます、というようなことが書いてあった。まあでも何かと買い物の用事っていうのはあるからその点はクリア。それにこのお店はわりといろいろ揃っていて便利なのだ。

映画の上映時間まで少し時間があったので、バーゲン中のお店などをひやかす。ちょっといいなと思うものいくつか。
中央通りの松竹で「西洋鏡」を観る。20世紀初頭、中国で最初の活動写真が誕生した頃の話。監督は中国系のアメリカ人女性らしい。あまり世界史に明るくない(高校の時に選択はしたけど、成績がひどすぎてあれでは勉強したとはとても言えない)私だが、日本における中国のステレオタイプなイメージって、中国っていうより清朝のそれだったりするんだろうなあと思った。しかしその服装は現代の目からみるとかっこよくもあり(特に男性の普段着。なんか山本耀司みたい)、着てみたいー、と思った。画面で黒っぽい人たちがうごめいているのはちょっと怖くもあるけれど。
私は観ていないんだけれど「フィールド・オブ・ドリームス」を観ている人だともっといろいろ感想を持つかも知れない。フライヤーにも「中国のフィールド・オブ・ドリームス」みたいなことが書いてあったんだけど、そういう風に言ってしまうと自ら首を絞めているというか。
中でイギリス人の活動屋さんが上映するフィルムは、むかーし視聴覚教育(教員免許用)の授業で観た気がする。工場みたいな場所から人がたくさん出てくるのとか、水かけのいたずらをするのとか。リュミエール兄弟?

松竹に行ったのはいつぶりだろう? 昔ながらの古い映画館で、ポップコーンマシーンがある。注意してみてみると、いろいろ割引のシステムがある。レディースデー(水)・メンズデー(木)・スチューデントデー(土)の他、駐車券(どこのでもよい)持参割引とか、市内循環バス割引とか。割引なると一律千円になるようで(ただしサービスを併用することはできないかな)、非常に魅力的。「西洋鏡」の前に上映していた(でも観そびれた)映画もここでしかやっていない作品だった。できればシネモンドのように、いやそこまではいかずともそれならせめて高岡ピカデリーのように、オリジナルな路線でがんばっていってほしいなあ、と思う。

駐車場までの道すがら、ふたたび気になる洋服を確認しに行き、ついでに試着してみる。ちょっときちんとしなくてはいけない時にいいかなー。好きな色と素材だし、悪くないと思う。あまり買いたいと思えないような接客。それが理由というわけではないが、購入は保留する。
別のお店に行く。ここもセール中。カジュアルなものばかりで、外での仕事の折にはキビシイところもあるが、いいなーと思って出る。ここでも買わず。

駐車場に入るまえにスーパーで買い物をしていったん帰宅。


夕方、今度は郊外のシネコンへ。
りー実家に寄る。中に入ろうとするとシャムっぽい猫が歩いていった。靴下をはいているみたい。後ろ姿によればオスだった。靴下と同じ濃茶で色分けされいた。
珍しくりー母さんひとりだった。

2本目は「ミニミニ大作戦」。リメイクらしいが、オリジナルは知らず。
ミニ(車の)がパワフルに大活躍するのだけど、なかなか面白かった。観てすっきり、というタイプの作品。ハリウッド映画ってそういうの?
しかし外に出たあとに車を運転する際にはちょっと気をつけないといけないかも。任侠映画を観たあとの人状態というか。


さて今度の水曜日は高岡ピカデリーに「草ぶきの家」を観にいくぞー、と思っていたら、なんとこれも今日までだった。やられた。

2003年07月18日(金)
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