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■ 水曜は
週の谷間。 外での仕事はない。午前中はインチキ・ハウスキーパーとしての仕事をいささかやり、午後から映画を観に出かけた。今日はレディースデイだったので。 チケットを買ったらキャラメルポップコーンのひきかえ券をもらった。レディースデイだから? 平日の日中だから? 作品は「blue」。観客はまばら。
おなかはすいていなかったのでポップコーンはテイクアウトにした。
映画を観たあと、お茶でも飲もうと考えた。 シネコンの入っているショッピングセンターは、富山で初めてのスターバックス・コーヒーが入っているというのがウリだが(そうなのか?そうなんだろうなあ)、入ったことがなかった。なので今日は入ってみようかとカウンター前に並んでみたが、どうにもざわざわと落ち着かない感じでやめた。牛乳のかわりに豆乳でつくるスターバックス・ラテ(+50円)は今度にしよう。 それで、もうひとつ気になっていた、本屋さんに併設されたカフェに入ることにした。中でパラパラめくろうと雑誌を2冊ほど買っていたのだが、「会計が済んでいない本や雑誌・3冊まで持ち込み可」というすばらしいシステムがあったのでそれを利用することにする。今観たばかりの「blue」の原作(マンガ)と川内倫子による写真集と、それから小林信彦の新刊を持ち込む。
映画のスチール写真っていうのはどうやって撮影するんだろう。カメラマンが撮影に同行するのかなあ。遠藤役の小西真奈美(お芝居がややくさいのだが雰囲気はある)は、どちらかというと丸顔なので髪をひとつに結んだ写真を見るとかわいらしい感じがするが、スクリーンで観るととても大人っぽかった。 原作は章立てで、それぞれの独立したエピソードが連続して長編となっている。映画よりは女の子たちが饒舌、かつ現実的。辛酸なめ子は映画「blue」について、男性監督が撮ると美しい女子の世界になってしまうのかねー(かなり意訳)と書いていた(『サイゾー』のたぶん先月号くらい)。それもよーくわかる見方だけれど、女の子はかわいいし(結局それかい)、基本的に別の作品だと思ってみた。それぞれが描く女子高校生としてのリアリティのありかも別なんだけど、どちらにも心当たりはあった。 しかし年上の男(遠藤の元恋人)役がもう少しこぎれいで大人っぽかったらなあ。村上淳ファンには悪いがちょっと醒めた。まあ若者の志向はそちら系ということか。
帰宅してから改めて「blue」のサイトをみた。
2003年05月21日(水)
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