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■ 梅見月
中国では今日が新しい年の始まりらしい。
映画の日。 郊外のシネコンに「水の女」を観に行く。 「水の女」のサイトによれば、上映館は概してミニシアター系が多いようだ。監督は富山ゆかりの人ということで、自らプロモーションに来ていたりもした。シネコンでの上映は富山だけである。もっとも、富山にはユーロスペースとかバウスシアター@吉祥寺とかシネモンド@金沢とかシアターキノ@札幌みたいな映画館がないのだけれど。
観覧後。 これってテレビで見た方がしっくりきそうだよなあ。 と思っていたら、りー氏は「NHKの単発ドラマでやってそうな感じ」と言った。 なんでそう思うのだろうか。 UAはまあよかったか。 りー氏は浅野忠信の関西弁がとても自然だったと言っていた。たしか神奈川出身の人だったと思うから、耳がいいのだろう。 結末についてはあれでハッピーエンドなんだろう。
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実家に寄る。たまにはのいにも会わせてあげよう。>りー氏 シュークリームを少し持っていたので、祖母にあげて、一緒にお茶をいれる。 なにかを食べたい時、のいは人の両足に自分の前足をひっかけるようにして身体を伸び上がらせる。 ちょーだい、ちょーだい、ちょーだい。 まあ自分だけ食べられないのもちょっとかわいそうな話ではある(と言いつつ、父には、人間の食べ物をやってはいけないと言い続けているのだが)。 つめが伸びていたのでりー氏と2人がかりで切ってやる。ごほうびにちょっとだけクリームをなめさせてやる。自分の鼻までなめている。
愛情だけでは結婚は続かないというらしいけど、と未婚の人に言われ(その人は既婚者にそう言われたことがあるらしい)、そうなんだろうか、と思う。 どう思う? と、りー氏にたずねてみる。 「わからん」(やっぱりな。) しばしあって。 「ごはん」 ? 「ごはんがあったらつづくとおもう」 そりゃそうだ!
愛情だけで云々という言葉の意味もわからなくはないけれど、でもそういう言い方は好きではない。いかにも未婚者に対するわけ知りな言葉という感じがしていやだ。 広義でのコミュニケーション(を取る努力)が足りなかったら続かないとは思うけど、それは別に結婚に限ったことではなく、友情だって血縁姻戚関係だって同じだ。
夕食。 久しぶりに普通のごはんを作って食べる。りー実家から貰ったブリのみそ漬け、漬かり(漬からせ)すぎてしまった。 さすがにしょっぱかったね。
2003年02月01日(土)
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