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■ 歯医者2回目/りー氏の弱点
午後イチで歯医者。 最初の問診票で「悪いところは根本的に全部治したい」というところに○をつけたからか(治療方針の選択肢としては他に「今悪いところだけをとりあえず治したい」など)、当初予定していた歯以外にも詰め物の欠けが指摘され、通うことになった。 今日は、左上の「6番」(前から3番目の臼歯)の、欠けている詰め物を治療する。 (詰め物を)「治療」という語を思い出す前に浮かんだのは「修理」という言葉。でも研磨されて振動が頭蓋骨に響いているときなど、本当に(先回治療時の日記でも書いたけれど)機械かなにかになって修理されているような気分だ。 傍らに置かれた道具を見ると、これがまあ、小さい、細い。 さっきまで目を閉じて口をんあーと開けて治療されているときは、きゅいーん、ぐりぐりー(こんなこと書いて悪趣味)と、振動が伝わる左の頭部全体が歯であるかのような気持になっていた。 しかし、奥歯はせいぜいが爪ほどの大きさでしかない。
U先生の治療はとにかく非常に丁寧。 歯医者さんとのつきあいは人並みでしかなくて、これまで3軒くらいしか知らないけれども、それでもいかにこの先生の段取りと作業が丁寧であるかはわかる。噛み合わせを調節する時など、「そのうち慣れる」という(こちらの)感覚がそもそも間違いであるということに気づかされる。 またこのU先生は、お医者さんには珍しく(と、私は思うのだけれど)ベタな富山弁を話す。親しみやすい方言は、とりわけ年配の患者さんにとっては安心出来るかも知れない。でも、作業など指示するときなどは、急にパリッとした共通語になるのでおかしい、とはKさん(美人受付事務嬢。友人)の談。
来週はまた別の詰め物の欠けを治しに行く予定。 次回は今までの2本より虫歯の根っこが浅いから、顔をしかめることもないだろう。
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夜。 夕食を食べ終わってりー氏が「ごちそうさま」と言った。 あんた菜の花(のお浸し)食べてないやろ。 「・・・」 ちゃんと見とんがんぜ(=見ているんだよ)。 「ひーん、お母さんみたい〜(泣)」
りー氏は青っぽいものがちょっと苦手。 拷問するなら青汁で?
あ、病院も苦手。>りー氏 そもそもりー家の人々(父さん母さんりー氏)はみんな病院嫌いかも。病院嫌いもむべなるかな、なりー父さんはともかく、りー母さんなどは看護婦さんになろうとしていたのが後に養護教諭になったような人なのに病院嫌い。 もっとも「病院好き」ってのもあれだな。
2002年12月04日(水)
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