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■ 1週間ぶり
朝。 携帯宛てに叔母からメールが届く。 ちょっと泣きそうになる。
寒いのでちょっとラフな恰好で仕事に行く。 「寒い」ことが「ラフな恰好」になる理由にはなっていないけれども。
長崎から送ったカステラが届く。 荷物を開く。りー氏の鼻息が荒くなる。 これはりー実家への(ふつうカステラとチョコレートカステラの詰め合わせ)。これは家庭教師先への(チョコレートカステラ。このところ立て続けに日時を融通してもらっていたので)。そしてこれは犬カフェへの(冬季限定小豆カステラ。お相伴にあずかる予定)。 「・・・これだけ? ふつーのカステラはないの?」 あるよ。はい。 と言って通常の1/2サイズのを差し出す。 「(しくしく)これだけ」 そうだよ。だってあんた私がいろんなおみやげ買ってきたっていっつも結局食べんやろ。で結局私がひとりで食べとる。だからこれで十分。 他にりー氏用おみやげとしては、ちゃんぽんの麺とか九州ラーメンっぽいものをいろいろ。
夕方。 時間が少しあったので実家に寄る。実家宛てに送ったおみやげはまだ届いていないので、今日は手ぶら。 母が早く帰ってきていた。横浜中華街みやげをもらう。肉まんと、りー氏と私にそれぞれお守り。 のいはとっても元気。先日、獣医さんに行ったときに「平均的な大きさではあるけれど、ちょっとおなかのあたりがたぷたぷしているかな」と言われたので(あのほっそりしていたのいが!)、それ以後えさの量を調整してもらっている。 父と祖母がえさをやったりするのだが、皿の中を見てそれぞれが適当に調整したりしていたので、相対的にはどうしても量が多くなりがちだったのだろう。おなかがすいているだろうから足してやろう、と考えてみたりとか。猫は犬と違ってやったらやっただけぺろりと食べるということはないが(自分で適当に調節して食べている)、けじめをつけるのは大事だ。というわけで、今は、朝、あらかじめ母が、のいのえさ入れタッパーに1回ぶんずつ小分けにして入れておくという方法を取っているようだ。 のいはえさが足りないのか、えさの入っている袋をがしがしとかじったりもしたらしい。だからえさの保管場所も変えてあった。 私が行った時はちょうどおなかがすいてきた頃らしく、にゃーん、とよく鳴いていた。私たちをえさ入れの方に誘導しようとしたり。
さて居間に行くと、色あせたタオルが3枚ほど縦方向に縫い合わせられてびろーんと垂れ下がっていた。 新しいのいのおもちゃかね、と思って母にたずねる。 そうじゃなくてねえ。 なんと父が作ったらしい。母は横浜に行っていたのだが、留守中、どこかから針と糸を探し出して縫ったらしい。 居間は和室で、戸は襖である。閉め切ってしまうとのいは出入りすることができない。しかしこの寒い時期、少しでも開いている部分があると、すきま風が寒い。 というわけで、父はいわばカーテンを縫ったのだ。一応、もうボロボロ加減なタオルを選んで縦長に上下方向にそれぞれ縫い合わせ、細長い1枚の布状にする(それぞれのタオルの色も違わせてある!)。縫い目を見るとそれはそれはざっくりしたものだが、父が玉どめを作ったのかと思うとおかしい。 のいのためのカーテン。
「それとねえ、今度、ダイニングの窓際に、サンルームを作ることにしたんよ」 そこにのいのトイレなどを全部置くという。母が留守のあいだに見積もりに来てもらったらしい。サンルームがあるとたしかに冬場の洗濯物干しには都合がいい。しかしのいのトイレがあるとなると・・・果たして利用されるのかどうか。まあ乾燥機を使えばいいのだけれども。 そしたらそこでひなたぼっこできるわね、のいさんは。 わはは。父のボーナスの使い途。
T(上の弟)が転勤するかもよ、という話をする。 ひろ(甥)は今年七五三だし、もうすぐCちゃん(義妹)の誕生日だし、なにか送りたいね、と母と話す。 私たちきょうだいは七五三というものをしていない。地元では、子供の習俗としてはむしろお寺に稚児にあがる方が一般的だったようだ。仏縁を結んで子の成長を願うという行事で、3人それぞれの年に、眉間にビンディをつけ、独特の衣装を身につけた写真が残っている。留袖を着た母も一緒に写っている。
夜。ニュイカフェへ。 食べたり飲んだり読んだりしゃべったり。
2002年11月05日(火)
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