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■ アメリカ
暑い暑い1日。アメリカ独立記念日。 確か中2か中3の時の定期試験で、答えが「アメリカ独立戦争」となる問題が出た。 私は「独立戦争」と書いて△(部分点ですな)だったので、えーどうしてー、と先生に言ってみたのだが、ちゃんとアメリカって書かなきゃ、と言われて、そーゆーもんかなー、と思ったのだった(今は先生に感謝する)。 その先生はベテランの女の先生で、何か新しいことを勉強する時には、前もっていくつかの語を調べて来るよう私たちに課した。「清教徒革命」とか。 それで私も早起きをして(ちゃんと前の日にやればいいものを。笑)朝日の中、百科事典をひいて書き写して行ったりした。こういう課題は面白いなと思っていた。ただ文字を引き写しているだけで、書かれている言葉の意味が本当にわかっていたかどうかはあやしいものだけれども。 その先生から「物見遊山」という言葉を教わった。慶安の御触書。物見遊山をしたり、茶を飲んだり、絹を着たりするような贅沢な妻とは離縁せよ、という条を読みつつ、「物見遊山楽しいねー、先生はすぐ離縁されてしまうねー」と笑いながらおっしゃっていた。 私は「物見遊山」という語と行為が大好きだ。
今、世界史をやり直したら、おそらくとっても面白いと思う。 数学だってきっと。
そういえば昨日、Tさんと電話していた時に、後方から鳥の鳴く声が聞こえてきた。彼女は文鳥を飼っている。 音楽や話し声を聞くと2羽の鳥たちもにぎやかにさえずり出すという。私は昔セキセイインコを飼っていたが、うちにいたのもそうだったかもしれない。 おかしいのは、籠越しにインコと向かい合って、口をぱくぱくさせ続けていると、そのうちインコも「ぱ、くぱくぱく?」という感じでおずおずと口をぱくぱくし始めたこと。嘘みたいだけれど本当の話(少なくともうちのインコはそうだった)。
今日も動物病院に行った。 病院にはパグ(10歳・メス)がいる。毎日いろいろな犬猫(犬猫専門病院なので)がやってくるだろうに、その犬はとってもおとなしくきちんとしている。 この間初めていった時には受付の奥の方にいて何か見守っていたが、今日はトットットットッと待合室まで出てきた。そして、腰掛けている私の足元にやってきて見上げた。これが何とも素晴らしい表情なのだ。かわいい、というのとも違う。「かわい」くないわけではなくて、もっと適切な言葉がありそうな。まるで「今日はどうされましたか、大丈夫ですよ、どうぞ安心して下さい」と言われているような気持になる。 犬の10歳というと、人間の年齢に換算すると60歳過ぎくらいになるそうだ。ゆったりとした、よい雰囲気のある犬である(犬相手はちょっと苦手らしいのだけど)。そのうち私の隣りにちょこんと座ってくれた。 のいはと言えば、キャリーの中から何かを察したのか、シャーッと威嚇している。こんな優しい犬に興奮してあんたは(しかもキャリーの中から(笑))、と思いつつ、一応犬が見えないようにキャリーの向きを変えてみる。 正直に告白すると、今まで私は、パグってなんだかわがままそう・・・などと思っていたのだ。子供の時によく走って追いかけてきたブルドッグのイメージと混同していたのかもしれないが、それにしても、こんなにおとなしくておだやかな犬だとは思わなかった。「彼女」はまた、特別らしいが。 コンパニオン・アニマルという言葉の意味が実感されるこのごろ。
ワクチンを打つためにはまず結膜炎を治す必要がある。1日3〜4回の点眼は、日中祖母しかいない実家では少々難儀だ。なので、のいはしばらくうちで暮らすことになりそう。今日は住環境についてりー氏が工夫してくれたので、以前より自由に遊べるようになり、ストレス値も少しは低くなったと思われる。自由もあくまで比較の問題で、ストレスゼロってことはないだろうけれども。 今日はマッサージをしているうちに私の膝にもたれかかって半分寝言を言いながら眠っていってしまった(後で起きたけど)。よほど疲れたのだろう。
そんな私がこの夏観るべき映画は「猫の恩返し」と「MIB2」(パグ登場)か?。
2002年07月04日(木)
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