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HELEN&HEAVEN
Helen
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2002年09月30日(月)
親子医院(O崎医院)

ベランダの猫草は、芝生のように青々と、ツンドラ地帯のようにつんつんと密生してきた。

ゆうべ、伊藤嬢に2鉢あるほうの一方を差し上げた。

ベランダから室内に持ってはいった段階で、そわそわ「にゃーにゃー」うるさい。
エサ場まで行って、床に猫草を置いてやると、「はぐはぐはぐはぐ・・・。」さんざん食い散らかし、そして彼女は黙って寝室へ消えて行った。

この頃、オトナになってきたせいかあまり遊んでくれなくて淋しい。
人の顔を見て、エサをねだるだけねだっていざ、満腹するととっと寝に行ってしまう。薄情な女です。T^T)

私の風邪は、順調に悪化の一途を辿っている・・・かのように思えるが、そうは、いかの筋肉質。

朝な夕なに“のどぬーる”でガンガン喉を消毒してやっているのだが、滲みて滲みて転げ回るくらい痛い!!

頭もときどき頭巾頭巾と(しゃれ)痛む。

心なしか、体温があがっているような気がする。

「風邪に負けそうな気がする。(-"-;) 」

そーいやー、試験から、ここ一ヶ月、帰宅後のうがいを時々サボっていた。。。

9月半ばのピアノ発表会でうつされたのか?
会社の元祖ネットアイドル○理ちゃんからもらったか?
はたまた通勤電車のなか?

とりあえず、痛いのと痒いのと眠いのは辛抱たまらん。

今週金曜日にビタミン剤等を貰いに行く予定だったのを早めて、O崎医院へ行く。

鼻ピアスのヤンママとその子供(3歳くらい)が診察室に入っていった。

おそらく子供にアレルギーが出たのであろう。
診察室から、O崎先生の声が聞こえる。

先生:「自宅で猫は飼っていますか?」

ヤンママ:「今も昔も飼っていません。」

先生:「野良猫がはいってきたりしませんか。」

(^▽^笑) 今時、野良猫が入ってきて遊ぶ家はめづらしいのでは?笑いそうになった。猫アレルギーより、

先生、今の時期、疑うなら稲科の植物とあとハウスダスト・・・。

それでも、先生は未練たらしそうに猫に結びつけたがり、うんちくうんちくおたれになられている。

20分ぐらいまって、やっと私の番が来た。

私:「先生、風邪をひいたみたいなのですが・・・。」

先生:「寝るときは窓を閉めていますか?」

私:「はい、閉めています。」

先生:「窓は、一度もあけませんか?」

そら、帰宅後は換気しますで。

私:「帰宅後は換気のため開けます。けれど、寝るときは閉めます。」

先生:「ということは、寝るときまで開けっ放しですか。」

先生は、どうしても、風邪と“窓を開けて寝る”ことを結びつけたいらしい。

本当の原因は、早朝のベランダでの水やりだと思う。

けれど、診察が長くなるので、話さないでおいた。

過去の原因はどうあれ、風邪ひきサンは事実なのだから、これからの対処法を論じようではないか!
「頭痛にはじまって、胸焼け、そして今、喉が一番痛いです。」なんて、

人の説明は聞いてない。(笑)

「ビタミン剤はどうしますか?」なんて聞いている。

ビタミン剤は、受付でもう頼んできたから(いつも通り)、エエねん。

風邪やねんから、うがい薬やトローチもおくれ!と心のなかでまごまご思っているうちに、診察はうち切られた。

先生:「抗生物質を出しておきます。5日分で良いですか?」

5日分は多いやろ?薬漬けにする気かえ?(笑)

私:「風邪が治るのに、5日かかりますか?多くないですか?」

先生はムッとして、

「少ないよりは、多い方が良いでしょ?!」とのたまわれた。

おそらく先の、ヤンママ親子でエネルギーを使い果たしたのだ。

すこぶる機嫌が悪い。

まぁ、喉は多少炎症はおこしているが、腫れてはいない−らしいので、そんなに大事では無いのだろう。

受付で、レーザーのN村診療所とお薬がだぶるビタミンEは省いて貰った。

血管を運動しなくても肝臓に訴えかけてキレイにするという“水溶性たんぱく”(買い取り2week¥560)を付加してもらう。

受付には、奥さんと娘さんがいたのだが、

娘さんは、可哀相に(?)O崎先生クリソツだ。

少し赤ら顔だが、まこと似ている。O崎先生と同じちょび髭をつけたなら、同一人物と見間違うだろう。

その娘さんが私に尋ねた。

「止血剤(トラネキサム酸)も要るんですか?」

そりゃ!要るとも!!目的の中心的な薬やで。

「あのね、トラネキサム酸は止血剤として一般的やが、最近はシミ治療に有効であることが認められていて、赤ら顔にも治療効果が顕れているのよ。あなたも、飲んだ方がいいわよ。(大きなお世話やが。)でも、血液が凝固するおそれがあるから、血栓の人や重い高血圧、心臓病、それから、○○薬を飲んでいる人も気をつけた方が良いのよ。私は、それらの病気はないから大丈夫なんです。」

なんてことは、他に2人ほど、おばさん患者連が居たから言うのを止めた。

オバサン患者連が「え?!シミに効くの?ちょうだい、私も頂戴!!」なんて、騒ぎ出して、無理矢理ゲットしたあと、

血栓が固まったり、心臓病が悪化したりして死亡したらコトだ!

我々がお薬を貰えなくなる。。
(そう、くるかーい?!(笑))

今度、トラネキサム酸の効用をネットで調べたので、それを持って行ってあげよう、先生の機嫌を見てから。



2002年09月29日(日)

朝の早くから(6時)車を出し、今年も行って参りました、梨を買いに鳥取へ・・・。

国道9号線をひたすら、西へ延々と西へ・・・。

京都からだいたい4時間弱・・・。
今日は、亀岡や福知山付近で少し混んでいた。

「しまった!出遅れた!!梨が買い占めされて、売り切れちゃう〜。
(○。●;A アセアセ」

(そんなワケはない・・・。)

そして、国道沿いの去年と同じ店で購入・・・。

去年は、二十世紀梨がワンパレットだいたい20個くらいはいっていて、¥600〜¥700だった。

今年は、¥1000。
不作だったとか、農薬がどうのこうの・・・梨についてあまり良い情報は入って来ていない。。。

それでも、

去年おみやげに買っていったこの店の梨が、すこぶる好評だったこと・・・
うちとこの母殿なんぞは、鳥取産の高価ならっきょう漬けを「要らん!」とはねのけ、「梨をもっと買って来て!」と我が儘をお抜かしあそばしたのです。
この山ザルめ。(心の声)

その年のうちに、ふたたび買いに来たかったのだが梨の売っている期間がわからず、調べようにもレシートの電話番号には市外局番が載っていず、結局、NTTの番号案内を悩ましただけになってしまったこと・・・

今年は、今年も買いにくることが出来て、良かったこと・・・

なんぞを、レジで問わず語りに語っていると、今まで、黙々と梨を袋に移していたおばちゃんが、急に詰めていた梨を選別しだし、「あ、これ柔らかいわ。これも、それも柔らかいわ。○○さん、ちょっと、この梨、痛んでいるし、交換してあげて!!」

って、おばちゃん、それ最後の袋じゃんかよーう。(/_;)

梨は合計3パレット分、買ったんですが、
最初の2パレット分は、痛んでいたのは無かったのですかい?(素朴な疑問)

でもまー、私が食べる分は1個か2個分くらいだから別にイイか〜。(おいおい)

去年は、鳥取砂丘まで足を伸ばし、駱駝のお尻を撮影したり、鳥取海岸線沿いにある、海鮮食堂で生もの三昧をしてきた。。。

今年は、風邪気味だったこともあって、早々に帰宅。
自宅で繁殖に成功しているヨーグルトに混ぜて、梨、食しました。
甘酸っぱい青春のかほりでございます。

しかし、3食きっちりと食べていると、フルーツやおやつが入り込む隙間がございませぬね?

まだ、貰い物の栗や柿があるんだよ。
中途半端な量なので、人様にお裾分けするほどでもないしな・・。

がんばらねば仕方あるめいよ。
がんばりましょう。







2002年09月28日(土)
愛しのすぅいーとバジル<My Sweet Basil>

今日は、めづらしく普通に休める公休日であります。

朝から気合いを入れて行ってきました。
  ↓↓

“スイートバジル”の種探し。。

ーバジルのご説明ー(引用抜粋♪)

☆バジルはシソ科の植物で、インドや東南アジアがその原産地で5千年以上も昔から栽培されている。熱帯では多年草だが、一般的には越冬の出来ない一年草が主流でその品種は150種以上。ギリシャ語の「王の」を意味するバジリクムにその名前を由来し、まさに「ハーブの王様」として、聖なる植物とされている。パスタで使われるバジルはスイートバジルが一般的でバジリコとはイタリア名。
スイートバジルは一年草。一年草とは、一年しか育たないもの。つまり春に種を巻き、晩秋に種子を落とす越冬できないもの。種まきは気温が20℃くらいとなる5月くらいが調度よく、早いものでは6月には収穫が可能になってくる。夏はハーブの季節といっても良い。 7月から8月に花を咲かせ、9月には採種できる。 ☆

このスィートバジルが、わたしが最近はまっているタイ風レッドカレーに、欠かせないハーブなのです。

最初は、スーパーで少量パック詰めされたバジルを購入してました。

これは、ほんとのさきっぽの数枚の葉っぱしかついてないくせに、高い!高い!!
¥198はくだりません。
レッドカレーには最低2パック使用します。

葉っぱをポチリとちぎり、くん( ̄(OO) ̄)くん( ̄(oo) ̄)くん すると、それは懐かしい、あのシソの葉と同じ香りではありませんか・・・。

食べてみても、シソ。
日本のシソをマイルドな味にした感じ。

スイートバジルは他に野菜サラダやピザやグラタンのトッピングにバッチグー♪
西洋料理やタイ料理のこってりした油分の食感をさっぱりと和らげてくれます。

植物は、温度や水分、太陽光など条件さえ合えば、確実に育つ。

最近、スーパーでスィートバジルの根つきを購入した。
長方形のプランターに植え替え、台所の窓際・特等席において、毎日、丁寧に水やりを行ったおかげで、ぐんぐん育ち、今や、タイ風カレーも充分堪能した。

だけどね、今は良いのよね、収穫のあと、またバジルが欲しくなったらどうするの?

“種”から購入することを切望。

そして、今日、朝から気合いを入れて、バジルの種があるというウワサの大型店に赴いた。

1Fの切り花専門植木店の店頭に、根つきバジルの小さいのが、¥100で売られている。
とても、そそったが、私の希望しているのは「種」なんだ。

4Fへ行きます、アデュー♪

そして、目的の4F別の植木専門店で、あったあった、ハーブの種のコーナーに、数種のバジルが!!

レモンバジルに、シナモンバジル・・・バジルってそんなに種類があったんか。
Y( ・□・ )Y

でも、私の望む「スィート」な「バジル」の種があれへんやん!T^T)

店の人に聞いた。
聞いた人は、わからなくって、別の人を連れてきた。
その別の人もわからなくって、再度、またまた別の人を連れてきた。

結論から言えば、「スィートバジルは無い。」そのわけは、こうです。

「スィートバジルの種まき期は、4月〜6月なので、種も勿論、今の季節(9月も終わろうとしている。)には、ありません。」


なんだって〜〜〜〜っ?!ウラー (ー_ー#)
朝早くから、気合いを入れて、遠くからはるばるやってきてんぞっ!
わたしの労力を返しなさいよ、ウラッ!

「あほんだれ〜!1Fの植木屋で苗のスィートバジルを見つけたぞ。
今はハウスで、年中作ってるンじゃ。
それに種やったら、栽培時期とか関係ないんとちゃうんけ?
でないと、来年の種まき期を迎えられへんぞっ!
種もないのに、どうやって来年分、栽培して売るねや?えっ?!
早く、問屋に問い合わせ、せんかいや〜っ!!」とは、勿論、淑女たるわたしくですもの、おクチに出したりしません事よ。おほほのほ

とりあえず、そんなアホな言い訳で、お客を追い返そうとする店員にもあきれはてましたし、なにはともあれ、

鼻の頭に汗をびっしりかいている彼女を見ると、これ以上、つめて質問するのは可哀相に思えてきた。

後は、自家栽培のバジルを伸ばし放題にして、種を収穫することに賭けてみるしかないのね。暖かい室内に移そうか・・・。
しかし、室内でも陽光があたる場所は限られている。
下方に置くと、伊藤さんがいたずらするに決まってるし。
う〜ん悩ましい・・・。(-"-;)

ほんとこの頃、寒いしな。
ベランダでブルブル震えながら、種まきしたての猫草に水をやっていたが、あまりの寒さ故か、なかなか発芽しなかった。私は、風邪を発症した。

ちょうど、秋の長雨も続いていた頃でもあったので、ふてくされて、2日水やりをサボってやった。

3日目に干し柿を吊そうと、ベランダに出たら、

まるで針葉樹のように、「ニョキニョッキーーーーン!!」と5cmくらいに、みっしり伸びた猫草をみた。
驚いた。
知らぬ間に、隠し子が小学生になっていた!という感じ。

スィートなバジルもがんばってみよう。




2002年09月26日(木)
言葉の壁・心の壁

以前、書いたラマダンで既出の我が社のとある部署におわしまするインドネシア夫人が、とうとう退職を決意したのは、裏日記にもかきましたが・・・。

いくら日本在住が長くとも、この独特の京都の風土に育った私を含む周囲の従業員が、肌で感じて認識し慣習化した感覚は、他県、他国籍の人間には、理解しがたいところがあると思う。

同じ部屋にいてシカトされ続けていたのが精神的に一番堪えたとインドネシア夫人は、こっそりうち明けた。

当事者のどっちもどっちに、違う種類の自分本位さがあるので、これはいくらクチを酸っぱくして説明しても、双方、馬耳東風とうとう相容れないまま終わってしまった。

その部屋に残されるのは、勝ち残った一人と、その子分(笑い茸の竹○ちー)一人、派遣社員一人、そして、ブラジル夫人が一人・・・。

若きブラジル夫人は、可愛くて聡明で、姿形は日本人そのものだし、日系3世ということもあって、性質は日本の心とはそう遠くないところに位置している。

けれど、言葉の壁というモノは、想像以上に高く、心の壁になってしまう可能性が高いことが心配です。。 
 
わたしは、米国にいたころ、カタコトどころかちんぷんかんぷんな時期の方が長かったから、言葉の壁には敏感であります。

むこうでは、日本人は黄色いお猿と蔑まれている部分があって、コリアやチャイナやベトナミンやタイランドと、じゅっぱひとからげにされていました。

ま、それはそれで別に柳眉を逆立てるほどのことでもないのですけれど、やはり、日本産としてのプライドがあるじゃないですか?(心の奥底では不本意であったりもして。)

今から思えば、白人のボーイフレンドでも作っておけば良かったと後悔しきりです、もっと英語が上達していたかも。
(余談だし、論点が、ずれてます。)

さて、話しは戻りますが、残されたブラジリアンが心配になってきた。
勝ち残ったジャパニーズトラデショナル陰湿ムスメのナ○ちゃんに、アゴでエエようにこき使われている。

様子では、年上の旦那様と仲良くやってらしているふうだし、わたしが心配するほどのことでもないとは思う。
こき使われている風に見せているけれど、猿回しのサルのほうはナ○ちゃんのような気がしてきた。
ブラジル夫人の言葉の端々や態度は、臈長けている。

ブラジルは遠い国だけれど、

インドネシア夫人は日本に居を構えたまま、インドネシアと日本を往復するそうな。
そのうち、ついて行って遊んでくるよ。
バリ島はインドネシア夫人の隣の島だしね。

インドネシア人の義理の娘はアフリカ人の大使館員と結婚してアフリカに住んでいるのだが、そこは、ブラジルと同じくらい遠いので、あきらめよう。

とりあえず、辞めたパートのおばちゃんの実家が丹後なので、まずは近場で、蟹ですな。(。・ρ・) ジュル

「伊根町の舟屋に憧れているのやが、なにかこう、淫猥な雰囲気がして、イヤ。
(* v v)。」というと、大爆笑されて、

「そんなんは、彼氏と行って〜。」と言われました。

いろいろと行きたいところがあって忙しい。

先立つものを貯めましょう。



2002年09月24日(火)
続:あやかしのO崎医院

さて、「トラネキサム酸ゲットー♪」重要度【高】のメール受信者の友の反応はいかに・・・。

とても、気持ちの優しい友人なので、変わり者で気分屋のO崎先生に気圧されてるやもしれぬ・・・。

O崎先生は、学士様ゆえ、商売下手でおべんちゃらも言わないし、研究者特有の頑固さを持っている。

ヤキモキしながら、返事を待った。

予想を良い方に裏切り、好反応の友人メールが来た。

以下、友人のメールを抜粋・・・

*********************************

O崎医院へ行ったら、先に患者さんが診察室に入ってはって、その人、なんかすごい訝しげなカオして出てきはった。

「ここ、よく来ゃはるんですか?」って私に、聞かはるねん。

「いえ。初めてです。」って応えたら、

「わたしも初めてなんですけど・・・・。なんか、怪しげな先生ですよ。気をつけて!!」って言わはった。

すーっと私の横に座って、耳打ちしはってん!!
わらけるわ。あの人!もう、2度と来ゃはらへんと思うデー。
診察券つくりましょうか?って受付の子が聞いたら、「要らん。」っていうてた。

ドキドキしながら、診療室まで入ったら、どういった具合ですにゃ?ときかはって...

「イヤ〜あのーう。Helenさんの紹介で・・・。」とモゴモゴ言ったら

「わかりました。待合室でまっててください!!」

ええー?もう終わり?
待合室で待ってたら、すんごい量のクスリがジッパーつきの袋に入れられて出てきましたわいさー。
漢方も入ってたええーー!!
しかも、トランサミン(トラネキサム酸)まで!!
話しわかるやん!!おっちゃん!!って感じ!!

今日の受付は女の子やってん。
(↑Helenの親切な注※いつもは、奥様が居てらして夫婦漫才のような夫婦喧嘩をする。)

その受付の子、「肌を若々しく保つためのお薬の処方です!!」ゆうて、ごっつい声でいいよんねん。
これで、若さを保てますよ!!とかいいよるし、もうすごい恥ずかしい。
クチに手をあてて塞いだろか思ったデー。
待っていた、他の患者さんがじろじろ見はったわいさ!!
もうええねん。説明は!!
はずかしから、早よ、よこせ!!
思ってたら、奥から先生がでてきてさー、

「あのねーーーえ。あんた肌を若々しく保ちたいにゃろーお。そしたら、ま、ビタミンも必要なんやケド、血管の若返りも必要や。
血管にたまったコレステロールやカスは、運動などをして代謝を上げて放出するねんけどねーえ、実は、もっと有用な方法があることを西ドイツの学者で○○(←わすれた)ちゅう人が 発見しはったんや。
それは、水溶性のたんぱく質をクスリのように飲用することにより、肝臓に吸収されて、肝臓の代謝が活発になる。
そうすると、血管の汚物も肝臓がきれいにする活動をしよるわけや。
それ、あんた欲しい?」って、いいよった。

今まで、すんごいぶっきらぼうな対応やったのにさ、
イキナリ饒舌になってさー、
更に「これは、保険きかへんし、買取になるんや。それでもほしい?」って。

血管の若返りがでけるんやったら、ちょっとくらいの金はおしまへん!
なんぼや!おっさん!!えー?
「1回分が40円、2週間で560円ほどやなー。」
きゃー、そんなんでええのん?そりゃ、頂戴!!頂戴!!
「Helenさんにも欲しかったら、あげるよって言っといて」って言ってはった。

それだけ、言ったら、すーーっと、
奥にひっこんでいかはったわ。
わらけるなー。
オモロイなー。

受付の女の子がトランサミン見て、「せんせ、これなんですか。止血剤ですよ!!」って大きい声で叫んどった。
ええねん!イラン事いうなーやーーあ。
って思ってたら、せんせいが、「1日1回だけ、飲んでもらって。」って言ってくれはった。
良かった。ホッツ!!

*********************************

興奮がこちらまで伝わるようだ。(^^ )ルン♪

この医院はどうも、薬を多量に排出することによって点数を上げているフシがある・・・。
我々、賢明な患者は、薬漬けにならぬよう自分で自分の身を守らねばならぬ・・・。

とはいえ、今日、ネットで検索していたら、トラネキサム酸と同じような働きをするお薬を発見した。(おいおい)

欲しいけれど、止めておこう。
血が凝固したら、しゃれになれへん。

あやしあやしのO崎医院、次回は10月の初旬に行く予定です。σ(⌒▽⌒;)




2002年09月23日(月)
あやかしのO崎医院

私には、ファッションリーダーならぬ美容リーダーのお友達が居る。
いつも美肌や健康に良いものを教えてくださるのです。

最近の牛乳は高温殺菌のせいか、カルシウムなどの成分はほとんど壊れカラダには毒で、へたをすれば骨粗鬆症の原因にもなる・・・とも教えてくれた。

スーパーでは低温殺菌の牛乳しか買わなくなった。
しかし、どこから健康フリークが発生してくるのか、私が帰社後訪れると、売り切れの時の方が多い。

がっかりして暴れたくなってしまう。バタバタ!( >o<)~ノ☆┯┯

最近、現代の食糧事情では女性のお肌の曲がり角は、だいたい40歳過ぎという発表がなされた。。。

まだ、猶予はあるのだが、それにしても細かいシミやそばかすや・・・。
オゾン層が破壊されているためとは、言い訳もしにくい年齢になってきた。

血管を強化し血流を良くするための、ビタミンE。
シミそばかすに良く効く、ビタミンCは必須だ。

いっとき、なにもかもが邪魔くさくて服用を怠っていたら、どんどん顔色がずず黒くなっていった。
やはり食材から摂取するには、微量過ぎるようだ。

さて、美容リーダーのお友達が教えてくれた、最近のおすすめは、

『トランサミン(トラネキサム酸)』

メラニン生成を抑制し、シミをできにくくするとして美容外科でのシミの内服治療として、外用薬とともによく使われます。トラネキサム酸とは、元来血管の壁を強化して出血しにくくするものですが、これが色素沈着に非常に効果をもたらします。服用を続けることによって肌のくすみ、赤みを解消することが出来ます。


ただし、血栓を固定する作用もあるので、心臓病や高血圧症の人には向かない。
ちゃんとした医師の処方の元、服用せねばなりません。


最近は薬害が多いので、そうそう簡単には望むお薬を出してくれる医者は少なくなってきた。院外に薬局を設けているところが増えた。

友:「どっか簡単にお薬をくれるところないかなぁ〜?」

私:「( ̄△ ̄) !! 思い当たるところがある!!」


それは、先の日記にも出てきましたO崎医院♪

じゃまくさがりの先生は、いつも望むままに、薬をくれる。。

疲れたらビタミン剤。
こむら返しには、カルシウム剤。

眠れない時には、『幸福の●学のテープ』(爆)

「トランサミンね、トランサミン・・・。」2度聞いても憶えられなかった名称は、3度目に手帳に書き込んだ。

どうせなら・・・

美肌に良いとされるビタミンB群をネットで調べ上げた・・・。

2週間毎の、ビタミンCとEとカルシウム剤をもらいに行ったその日。

先生は、毎度のごとく、薬だけ出して追い返そうとした。。。(笑)

私:「先生、今日はご相談があります。」

・・・・しばらくの間・・・・

先生:「じゃ、診察室へどうぞ〜。」

私:(まずは正攻法で攻めよう。)

  「先生、今、美肌のためにビタミンCとEをいただいてるんですが、ビタミンB群も良いらしいんです。ビタミンB1,B2,B6,B12...ありますか?」

先生は、いつものごとく殆ど人の話を聞いてない。(笑)

簡単に「ありますよ、じゃ。」と診察を切り上げようとする。

<( ̄> ̄||)>! ちょっと待て!!

私:「それと、トラネキサム酸が欲しいんですけど。(いよいよ確信だ。)」

先生はさすがに驚いたのか、

「それは、止血剤ですよっ!(@@;) 」

そんなもん、わかっとるわいや。

私:「はい、それが最近シミ治療に効果がでていて評判なんです。
   いかがなもんでしょう。」

ダメか?やっぱりダメか?邪道やもんなぁ。

数秒後・・・

先生:「1日1錠なら良いでしょう。」

\_|ーθー|_/ バンザーイ

あんた、良い人やー。。。

その夜、コウフンした私は、友にメッセージ重要度「高」にして、メールを打った。

打っている途中でもどかしくなって、留守電にメッセージもいれた。。

友から、「明日、さっそく行く!!」との返信が。(笑)

O崎医院の変わり者ドクター♪

ここは、母の友達が教えてくれて、母と通い始めたのだが、

あまりの気分屋で、事務を時々手伝う奥さんと夫婦げんかまでおっぱじめるので、私の母はもう行きたがらない・・・。

相性は、彼を受けつける人と受けつけない人とで二分する。(笑)

さて、友の反応はいかに・・・。

つづく。。。








2002年09月21日(土)
橋の下の生態系

最近はすっかり秋めいて来た。

会社近くの橋の下の自由人は、住処を橋の南側から、北側に移しました。

時々、土手のうっそうと生い茂った雑草が刈られて、丸刈りータになっているので、そんな時は、アナーキストも(別の意味で)狩られてはいまいか?心配がよぎります。

小さな規模の川だけれど、最近は河川を大切にする動きが出ていて(工場排水なんかのチェックはとても厳しい。)とても太い、大きな鯉なんかが泳いでいるので、
食べ物には困らないと思うな。

昨朝は、白鷺と灰色の鷺が、川を挟んで対面で丁々発止と見つめ合っておりました。
ガンを飛ばしていたのか、求愛してたのかわかりません。
あるいは、エサの取り合いかも。
1羽ずつ、じっと佇んでいたら置物のような静かな動きの鳥達です。

あとは、鴨がいて鮒がいて、ときどき、カラスが20羽ほど“カラス会議”を、しています。

夏の少し前は、カメが泳いでました。
対岸から対岸へクルクルゆらゆらと、円盤のようにのんびり泳いでいるのを見た時だけは、カメになりたいと思ってしまいましたが、一生涯カメで居るのは嫌だな。(笑)
あれはどの種類のカメだったろう。

社長が、ときどき 経理兄にむかって、

「どこウロウロとほっつき歩いとるのや、この泥亀!!」

と、言いますが、泥亀って草ガメのことかしらね?

小学生の頃、ミドリガメを飼っている同級生の男の子が居て、作文に、「ボクのミドリガメはしゃべる。」と書いていました。
あの時、笑ってないで強奪してやればよかったと今ごろ、後悔しております。
“しゃべるミドリガメ”ですよ!!
退屈しないで済むかもなの。(ちょっと、論点が違うかも。)

この川の堤防には、以前、会社の従業員の要らなくなったオンボロ自転車を草むらに優しく寝かせて来てやった思い出がある。(放置してきた、とも言います。)

堤防を清掃する皆さん、あの時は、ごめんなさい。<(_ _)>



2002年09月19日(木)
今日のレーザーは痛かった。

先週末から、会社の外壁を塗る作業が続いている。

今日は、事務所周りの塗装だ。

シンナーの匂いが、あたり一面に立ちこめる。

まず、目が痛くなり、鼻の奥と喉が・・・。

そのうち慣れるのかな?
気持ちよくなるんだろうか・・・?

期待して待っていたが、だんだん、耐えきれなくなってきた。

蓄膿気味で年がら年中、ビービー鼻をかんでいる経理兄でさえ、

「臭い!たまらん!!」と、こぼす・・・。

吐き気はとりもなおさず、食道ってえか、気管支が痛くなってきた。

「もう、あかん!!」

仕事にならないので、午後から早退することにした。

帰りしな、本当は開けてはいけない現場の窓を開けてまで換気に協力してくれていた、親会社のラインのK西さんに、

「しまいに気管支まで痛くなってきた。気分がすぐれないので帰ります。」と挨拶すると、

「つわり?」と、聞き返されてしまった。

この野郎!!(ー'`ーメ) てめぇんとこの嫁のつわりは、気管支が痛くなるんかい?!←心の声

ゲスなジョークに目くじらたてても仕方ない、まぁ、ほっとこう。

今日は、皮膚科へ行く日。
右頬レーザーの2回目(1回目は7月やったかいね?)と、美肌のためのビタミン剤を貰わねば。。。。

本当は、まっとうに終業後に行こうと思っていたが、午前中の診療に間に合いそうだったので、午前中に行っちゃうことにした。

診療所は、祭日と診療所定休日の中日の診察日にあたっていたので、すこぶる混んでいた。

1時間ほど待ったあげく、さっそくレーザーの施術に取りかかる。

毎度乍らアルコールを浸した脱脂綿で、施術部分のファンデーションを丁寧に落として行く先生。

(毎度、毎度、厚塗りですみませんねぇ。)心の中で謝る。(笑)

冷たいジェルが塗られる。

ヒヤッとする冷却ジェル・・・。

少しはレーザーの熱さが緩和されるかな。。。

それでも、今日のレーザーは痛かった!!

K大卒の若きエリート先生は、性癖もねちっこそうだ。(そんなもん、ほっといてあげなさいよ。(笑))

執拗に、レーザーをあててくれる。(熱い・痛い)

耐え切れぬ痛さではないですが、微妙に痛い・・・。

施術後は、擦り傷みたくなっている。
この擦り傷後のかさぶたが、1週間ほどでぽろぽろとはがれ落ちるときが、
シミとさよならするとき・・・。

お疲れさまです〜 

シミさん、Bye( ^ _ ^)ノ(´。`) もう、来なくてイイよ。さようなら〜。。。


今現在、ビタミンCとEを内服している。
顔の色が白くなってきた。(しつこいようですが、病気ではありませぬよ。)

邪魔くさくって時々塗り忘れてしまうコウジ酸クリームも、根気よく塗り続けなければ結果はうまれてこない。

数ヶ月というスパンはなかなか忍耐の要るものですが、あきらめずに続けましょうと改めて誓いを立てる。



2002年09月12日(木)
会長

今日、経営コンサルタントが午後から来社するため、いろいろと“やばいモノ隠し”で忙しい最中、会長から電話があった。

会長は、亡くなった先代の社長の後妻、つまり今の社長の継母である。

先代の社長の前妻が亡くなったあと、祇園のどこぞの店から見初めてきた。

現社長と、そう、歳は変わらない。。

後妻が来てから、先代の社長は急に体調を悪くし、寝たり起きたりの健康状態になっていった。

「介護のために嫁に来たようなもんやわ。(`_′)プンプン」会長は、よくぼやいていた。

重量級の前社長の杖代わりになって、足を悪くされた。

会長は、性質的には悪くないとは私は思うけれど、がめついので人気がない。

会社で借入金をするのに、銀行マンが訪れても居留守を使う困ったヒトです。(笑)

よく、「家の前の下水管が破裂した。」とか、わけのわからない電話をしてきて、社長や経理兄を困らせていた。

現社長には弟と、妹さんがいるのだが、すべて前妻の子だ。

会長には、子は居ない。。。

前社長が亡くなった時、遺産分けで揉めに揉めた。

世間一般で言われる、いわゆる「骨肉の争い」を初めて間近に見た。

それでも、私が途中入社した当時は、よく会社に来られていたんですが、この頃は精神的な溝がますます広がり、足がお悪いこともあってここ数年はお見受けすることがなかった。

あ、4年ほど前に、お昼休み、友達と会っていた喫茶店で出会ったっけ?
あの時は、午後の始業開始時間なのに、「コーヒーをおごるから。」と無理矢理引き留めようとされたので、困った。

どうも、私のことをスパイにしたいみたいです。

このスパイはでも、会社の詳しい内情をあまり知らないので、役に立つとは思えない・・・。^^;

おかど違いというモノだが、時々電話してきては、「遊びに来て。」と強くおっしゃる。

そのたんびに「ええ、伺いますとも。」と強く応えて、数年が経過した。

今日は、とうとう、電話番号を聞かれた。

もう、だめだ。逃げ切れない。

そもそもの原因は、経理兄が、会長のところへ他のヒトの給与明細を間違って送ったことが発端だ。

きっとアメリカ旅行を前にして、舞い上がっていたに違いない。

電話のむこうで会長は声をひそめて、仰った。

会:「あんたな〜、今、(事務所に)一人かぁああ?」

私:「はい、皆、居ません。^^;」

会:「実はな〜、私のところへ、他の人の給与明細が入っててん、

 あんた〜、これ私やったから良いけども、他の人やったら揉めるでえええ。」

私:「はい〜、大事ですねぇ。ほんと。」

会:「こんなん初歩的なミスやろーぅ?○×君に(経理兄)ちゃんとゆうといてやー。」

私:「はい〜、おかしいですねえ。旅行前で浮き足たってたのかしら?(笑)」

会長は、同じ事を2、3度繰り返し仰り、最後には、

「あんたな〜、ほんまに遊びに来ぃやー。電話番号教えて〜。」

とうとう、携帯を教えるはめになった。

あ〜、どないしたらええんや。

今更、変えないとイケないのか(番号)・・・。

経理兄め、旅行から帰ってきたらおぼえてらっしゃいよ。
モォ (`ヘ´)





2002年09月09日(月)
ご旅行中

今日から1週間、経理兄が、えっち顔の嫁とアメリカ旅行です。

ヒャホーーイ! ( >ワ<)丿イイイイイイ

1週間、あの陰気くさい男と離れられるかと思うと、舞い上がってしまふ。

彼は、朝、地獄の底からのような陰気な声で、「おばようございますー。(ー_ー;) フウ」とぼそぼそ挨拶し、

夕方、うって変わって、スペインのあかるい太陽のような声で、「じゃっ、お先でぇすっ♪」と、帰って行く。

いつも、「その、“じゃっ”って何?“じゃっ”の前には会話してないんだけど、どんな意味?」なんて、心の中で突っ込んでしまう。

そんなに働くのがイヤなら、もう、会社に来なくていいのだよ。(笑)

ツネヒコになら間違いなく、突っ込んでいるだろう。(笑)

経理兄にへたなツッコミをいれると、1日中すねてすねて大変なので、割と腫れ物扱いです。

ばぁちゃん子は、三文安い・・・とは、この人の場合、当てはまってるなとか、
時々感心してしまうのだが、

おおよそ、人に何かをしてもらいなれているせいか、自分からは何かをしてあげるという経験が少なく、たまにすると、恩を着せられるので要注意である。(笑)

社長が使うからと、無理矢理憶えさせられた彼のデスクのPCの起動は結局、キーボードにプロテクトがかかっていて、起動できなかった。(おいおい、憶えた意味なーいじゃーん。)

ま、社長も使わないようなのでほっておく。

明日、ニューヨーク貿易ビルの惨事から、ちょうど1年。

「移動日にかかってるんだよね。(ちょっと、心配)」とのたまう彼。

なら、移動するな。

胸騒ぎなぞ、ひとつもしない、私は、彼によって随分成長させて貰ったと思う、
あとどれくらいつきあわないとイケナイのだろう。
そろそろ、職探ししてるんですが・・・。(笑)




今夜は、O崎医院に行って来た。

頼まれていた、卵アレルギー研究のお手伝いです。

またもや、「何かの睾丸」とか、○玉系統の注射を打たれるのか?

(-"-;) ?? 心配しておりましたが、ただ、単に「血を抜く。」
だけでした。

ついでに、ビタミンEとCとカルシウム剤を貰う。

いつも、通っている皮膚科医院でも、ビタミン剤は出してくれるが、
過日、飲み忘れたビタミンを2回分、まとめて飲んでみたら、

すこぶるお肌の調子が良かったので、それから、いつもの倍を
処方して貰っていた。

が、ある日をさかいに、「やっぱり、元の量に戻しましょう。」と、皮膚科医院のN先生はおっしゃい老化現象にとてつもなく逆らいたい私が、がっかり老け込むような結果になってしまった。

N皮膚科医院のビタミンCの錠剤は、酸っぱくてレモンキャンディーのようで、じきにペロペロ舐めてしまうので、数が合わなくなってくる。

O崎医院のビタミンCは顆粒だから、これを通常の食後に飲むようにいたしませう。

ビタミンCを多量に摂取すると、自分でも目に見えて、顔色が白くなる。
(病気や、おへんで。(笑)馬鹿殿様でも、おへん。)

ビタミンC、良いよねぇ。






2002年09月05日(木)
O崎医院

昨日の日記に、O崎医院における花粉症治療の様子を書きましたが、

今日は、O崎先生に焦点をあててみましょうね。

推定、50歳前後と書きましたが、3人の女のお子様は皆、結婚して独立されているので、もしかしたら、60歳に近いのかも知れませんね。

お話し好きの明るくて、おきゃんな奥様が、時々、受付なさっておられます。

O崎先生は、どちらかというと商売下手で、学者肌の偏屈な先生です。

事実、大学で研究を続けていても臨床が取れないので(癌の特効薬を持っているらしい。)開業したという弁だが、とりあえず、商売べたなことは確かでその部分は奥様が補ってらっしゃって要らない薬まで持たされたりする。(笑)

さて、明るくておきゃんな奥様と先生は、よく衝突する。

頑固者で偏屈な先生は、けっこう厳しく奥様にモノを仰ったりするが、お父様がお医者様でいらしてお嬢様な奥様がそれに動じるわけもなく、ボロカスな返答だったりする。(笑)

あいだの患者は居たたまれず、いつとばっちりがくるかビクビクものだ。
タイミングが悪ければ、八つ当たりされるというか、非常にツンケンした診察をされたりする。(笑)

一番、傑作だった先生の返答は、前後の話の内容は忘れてしまったのですが、「そうやって、君はここで(患者の目のある医院の中で)常日頃の仕返しをしているわけだな。」なんて、診療室の中から受付にいらっしゃる奥様に言い放っていらっしゃったことだ。

つまりは、“卑怯なりよ。”とおっしゃりたいのでしょう。

でも、奥様は先生のことをとても尊敬してらして、「今度、カリフォルニアで学会の発表があるから、医院を休業しないとイケナイ。」なんて、自慢話もチラリホラリ♪
なんのかんの言って仲の良いご夫婦です。

さて、とっても生真面目なO崎先生には、冗談が通じないから困る。

ある風邪をひいた日、

「先生、頭が誰かに殴られたみたいに、がんがん痛みます。誰かが、寝ている間に殴ったのかな?(* ̄m ̄) ププッ」

と、言ってみれば、

先生:「就寝するときは、誰かと寝てますか?」

私 :「いいえ、一人で寝てますが。。。(・ε・?」

先生:「それなら、殴られてはいませんね。」

おぃ〜〜〜〜っ!ギャグだよ〜〜〜う。← 心の声

他にも、ちょっと睡眠のサイクルがずれて、不眠気味な時に相談していると、

「快眠できるカセット・テープがあるのですが、聴きますか?」と、

仰るの。

わたしは、きっと、「あなたは眠くなる〜、だんだん眠くなる〜。」なんて、催眠テープのたぐいだと思ってた。

「はい、聴きます!」

喜んで譲り受けたそのテープは、

『講演:幸福の○学』。←お医者様に信者が多いらしい。

そのテープは会社のあっちの人・こっちの人のデスクの引き出しを行き来し、最終的に誰に聴かれることもなく、ゴミ箱の暗闇に落ちていった。

生真面目で頑固で偏屈で冗談の通じないO崎先生だけれど、私の母曰く、

「びじんとふびじんでは、診療時間に極端に差がある。○×さん家の娘さんは、ブサイクなので、5分以内で診療が終わるネン。」

お、おかん!言うにことかいて〜。(^。^;)

さて、わたくしの診療時間は、どうでしょう。(笑)




2002年09月04日(水)
Another Doctor

今日、久しぶりにO崎医院のO崎先生から、電話があった。

O崎医院へは、3,4年ほど前、杉花粉症の治療に通っていた。

ウサギの睾丸から抽出した物質(本当よ♪)とバクテリアの一種と化学物質との混合液を腕の内側の柔らかいところに、皮下注射する。

液が皮膚と身の間を裂いて、注入されていく数秒は、非常に痛みを伴う。

蚊に噛まれたあとが、500円玉大にふくらんだ様相です。

その赤みが引かないうちに医院へおもむき、また、皮下注射を打つ。

最初のうちは、赤みが引くのが早く、1,2日おきに通わねばならないが、だんだん、間延びになり、それでも3,4日おきに通わねばなりません。

アレルギーに対する抗体ができるのは、時間がかかり、1年ぐらい通ったのですが、だんだん、注射を打つ場所が無くなる。注射の穴だらけで、
「ヤクブツ中毒者の腕の様です。」そう言うと、今度は、太ももにされた。

太ももへの注射は腕以上に痛かった。

残念ながら治療の効果はあまりみられず、時々は卵アレルギーの実験にも使われたりしてσ( ̄ー ̄;;)時間的に制約もあったので、通うのを止めた。

元来わたしは、アレルギー体質のようで、小学校2年生から高校2年生までの間、きっちりと毎朝じんましんを出していた。
太ももとか腕の柔らかいところ・・・。だいたい、午前中にはほぼ治まる。

アレルギーは早期治療が要(カナメ)のようで、最初の発症時に完治させておかないと、成長するにつれ治療が長引くらしい。

私の最初の発症の原因は、「腐りかけのハムかもしれない。」と母がのたまう。

おい、そんなもん、我が子に食わしたんかい?(*○*;) ギョッ
鬼子母神も真っ青な鬼母(笑)なのである。

O崎医院でいろいろなアレルギーの実験をしたところ、卵!とりわけ白身に反応することがわかった。

私も、薄々は卵が原因かも知れない・・・と感じていた。

じんましんは不思議と高校時代を境に毎日出ることは無くなった。

今は、お酒の飲み過ぎた時くらいにしか出ない。(肝臓の解毒力が弱まっているためでしょうね。)

じんましんの原因はあとから思い当たったのですが、食物がそもそもの発症の誘因ではありますが、

第二次性徴から思春期にあたり、内面の葛藤や外的環境のストレスが日々恒常的に続いていたのが原因のように思われる。

高校時代を境に私の精神文化が少しずつ変わっていった。

格別、何かに触発されるとか、啓蒙されるとかではなく、ただ、単に

『開き直った。』

そんな感じです。

「ぐずぐずぐずぐず悩んでたって、結果が同じなら悩むのはよそう。」と、そんなひらめきがあったのかもしれない。

それまでの、私は、心配性の悩み性の・・・(笑)、自分に自信も持てなかったし、自己評価も非常に低かった。

今でも、すべて改善されたわけではないけれど、年齢の加算による経験というものが助けてくれている部分もある。
幼い頃は未知の部分が多くて、怖かったんだな、きっと。


さて、O崎先生は、K大医学部卒の超・エリートである齢50歳過ぎであろうか、お話しするスピードが人の倍かかる。

考えながら、お話しされているようだ。

今回、「コストはこちらでもつから、卵アレルギーの実験をさせてくれないですか?」とのお願いだった。

ちょうど、お肌のためのビタミン剤を貰いに行こうと考えてたところなので、次週に約束をする。

この、超・マイペースの秀才先生にも傑作な逸話があるので、追々とお話ししていきましょう。