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HELEN&HEAVEN
Helen
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2002年04月19日(金)
悪代官 < Bad fellow >


司令塔(脳)が、「もう、止めなさい!」

“stop”を、何度も指令しているのに、胃がゆうことを聞いてくれない。

意識と本能は裏腹である。

「よいでわないか。よいでわないか。(¬ー¬) 」

食べ物をまだまだ流し込もうとする、胃は『さながら悪代官のようである。』

− と、友達が上手い表現をした。

年々、新陳代謝が悪くなり筋力が衰え、痩せにくく(脂肪が付きやすく)なっていく身体である。

食べる量自体は変わってないのに、体重が増えていく、こわいかに!!

ポテトチップスを1袋平らげたあと、ショートケーキを2,3個がっつき、お昼寝をしても体重が変わらなかった昔が懐かしい。T^T
(思えば、ムチャをしたものだ。)

タオルかけと化していた腹筋マシーン(輪っかみたいなタイプでおきあがりこぶしのようなやつ)が復活した。

反動でなんとか、腹筋できている。。。

百円ショップで購入して水を入れたままのダンベルも復活した。

だ〜れもでも見張ってないから、適当に力を抜いてしまう。

大好きな朝の“半熟卵サンド”を絶って1週間ほどになりますか、和食系の食事へシフトしていく。

昨日も、今朝も、小さめのおにぎりとみそ汁。

悪代官のやつが、「もっと寄こせ〜。おらー \(`o'゛;)」と騒ぎ出す。

「準備OK!いつでもOK!早く、早く、もっと・もっと!」と胃酸を大量につくり要求してくる。胸焼けがする。

(´o`)ぁあ、胃に穴が空いちゃうよ。胃酸過多を抑えるのに効くのはクエン酸らしいです。含んだ食べ物は、梅干し・レモン。


唐辛子入り梅昆布茶 − 30分

ところてん(黒蜜味)− 1時間30分

キャラメル1個   − 3分

いづれも、お昼までの悪代官への貢ぎ物と時間は悪代官様が静かにして下すっていた時間です。。。

最近は、ウォーキングをぼちぼち始めました。

今日も、脂肪燃焼に効果があるというコーヒー(カフェイン)を飲んでから、歩いて帰るとしよう。

悪代官との戦いはまだまだ続く.....。







2002年04月11日(木)
よぉ、かわいこちゃん♪

アメリカで、学校の無い時間は、日本人街のとあるジャパニーズレストランで、ウエイトレスをしていた。

なかなか、忙しかったです。

出来上がった注文の料理を受け取るとき、あるいは片づけの食器を置くとき、厨房のステンレスの台の上に手を伸ばすと、

メキシコ人の皿洗い君が、私の手をサスサスさすりながら、

「ママ・シータ♪?」 と、必ず声をかけてくれた。

さすが、中南米の人間は明るくて、愛想が良いな。

私の頭の中の図式は、いつの間にか、

“ママ・シータ” = “ Are you fine? ”→ “元気かい?”に、なっていった。



ある日、クラスでコロンビア人と目が合った。
さぁ、お国の言葉で話しかけるチャンスよっ♪

『ハァ〜ィイ♪ ママ・シータ♪?』(ノ*゜▽゜*) 思い切り愛想良く!ネ?

にやにや リアクションを想像する私。

『(ノ°ο°)ノ オオオオ よく、ボクの国の言葉を知ってるねぇ?
どこで、おぼえたの?』

 ↓

ヾ(^ ) ナデナデ してくれる彼。

 ↓

( ^ ≧^) 鼻ターカダカーっ!の私。

・・・・になるはずが、予想に反して、彼は、真っ赤な顔で、抗議してくる。

『ノーッッ!!ノオオオオオっ!』

なんやねん、うるさいやっちゃな。

だいたいやな、わざわざ君のお国の言葉で、ご機嫌を伺っているのにやな、なんで、怒るン?“ノー!”は、ないやろ?ちっと、がっくりやわ。。。

しかし、よくよ〜く彼の言い分を聞いていると、

『ママ・シータ』って、

『よぉ、かわいこちゃん♪(¬ー¬) にやぁ』というニュアンスに使われるらしいですやん。

あらまぁ、ごめんなさい。(笑)

ちなみに、男性に声かけるときには、『パパ・シートゥ』。

それからのクラスでは、目と目が合うたんびに、

これらの言葉がささやかれました・・・とさ。

勿論、性別やご趣味に注意だぁす。



よくよく、思い起こせば、

そのバイト先のメキシコ人に 「ママ・シータ♪?」と声かけられた時には、

胸をはり元気に、「 \(σ_σ)イエーッス♪!!」と応えていましたよ、

意味のわからぬうちは、毎回。

ご覧になられましたか、無知の知の力強さを?!

┐(  ̄ー ̄)┌ フッ



2002年04月01日(月)
昔好きだった人 <The person who loved once>

土曜日、いつも行く大型スーパーへ出かけた。

電化店や種々のテナント、(ユニ○ロなんぞもある。)が入ってる。

中央の通路で、ある人とすれ違った。

一瞬だけ、視線が絡む。

私の記憶に間違いなければ、昔好きだった彼だ。

疎遠になって久しい。

昔とは、ヘアスタイルも服の趣味も変わってるけれど、彼だと思う。

好きだったとは言え、コクハクしたこともつきあったことも無い。

ただ、ほんのりと想いを寄せていた、互いに、ウマがあっていた関係。

私がフリーターをしてた頃、彼は同じ派遣会社の社員でした。

彼の結婚披露宴にも出席しました。奥様の顔かたちは忘れてしまったけれど、いっしょにいらっしゃった女性はきっとそうでしょう。



京都は、ほんとうに狭いなぁ。

食材を買った同じレジに彼も来る。

互いに連れが居ますもので、会話はありません。

手持ちぶさたに、ただ、たこ焼き粉の説明書きを眺めていた。

直近のたこ焼き大会は、粉と水の配分を間違ってしまい、少し失敗作であった。

「この1袋にタコ100gって書いてあるよ。」と、同居人に話しかけてみる。

「今日買った茹で蛸のグラム数は、300gだねぇ。多すぎるんかなぁ。」との、返答。

なんとも、しまりの無い会話だね、こんなのは昔好きだった人に聞かれたくはないな。

懐かしさも薄れてきて、だんだん気恥ずかしくなってきた。

そんな時に限って、同居人が食材を詰めたビニール袋を閉じるためのセロテープをからめて、

「んも〜ぅ。゛(`ヘ´#) 」と、一人テンパチャーをあげている。

「相変わらず、鈍くさいんだな!恥ずかしいから、早くしてよ!」 心の中で文句を言う。

投げ入れるように食材を詰め込み、そそくさとその場を後にする…。

「もしかして、ガレージでふたたびあえるかも。」 下心は空しく我々の車は帰路へ。

彼が近隣に住んでいるとなると、また会えるかもしれない−そんな望みを運命に託すのもまた、楽し。


完結しない恋情はあとあとまで尾をひいて、ひょんなことで再燃したりするのかな。

自分のなかで決着はなるべくつけた方がよろしいんでしょうけど、

「まだ好きなのか?好きなのは幻影か?昔の彼と今の彼は、どう違うのか?」

ぐずぐず思い巡らす時間も捨てがたい…。