骨董品というのは一体、いつからいつの時代までの物を指すのだろう。
昨日は、旦那様が早く帰ってくる日なので週末に買いそびれた日用品や車でしか行けないところに買い物に連れてって貰おうと頼んでおいた。 朝からいつもの如く家事炊事あとは天気が良かったので洗濯物も済ませ…そろそろ衣替えの用意かな。
…と思っていたが、なんだか妙に(´ρヾ) 眠いし、だるい…。 用事の合間にはトロトロ眠ってばかりだった。 「いかん!いかん!廃人になる。」(変人じゃないですよ) 殿さまが帰ってくるまでに、いっちょチャリンコで偵察に行ったろかい…と、むくり起きて、ご用達のリサイクルショップまで国道をエンヤコラ♪10分ほど南下する。
ここのリサイクルショップはオープン当時からのお気に入りで、¥800で買ったパン焼き器は未だに活躍している。 (食パンしか焼けないけれど…笑)
最近はでも、なんだかお値段が上がって来て、お値打ち品を見つけるのは難しい…。 新古品でも、そこそこするしな。
先月、ふらんすパンも焼けるパン焼き器を発見。 ¥1,200 と書いてあったので、「これはお値打ち品だわ。でも、殿さまに“(パン焼き器は)2台も要らない。” と、文句を言われそうだ。o(- ̄*o))))...ウロウロ...((((o* ̄-)o でも、この値段は素敵だし…。」 ちょっと(←ちょっとかい!)悩んだけど、レジに持って行くことにした。
すると… 「1万2千円に、なりま〜す♪」って、あなた!口から心臓が飛びだすかと思ったわよ。
リサイクルのクセになんでそんなに高いねん??新古品でも無いしっ!
気を取り直して…よくよーーーく値札を見ると…
¥1,200の最後の“ゼロ”の後に、¥1,2000 申し訳程度に一つ小さく“ゼロ”がついているんでございます。つД`) ぁうぁうぁ!
つまりは… ¥1,200 ではなく ¥12,000 なわけだが、
誰がカンマを打ち間違えたのか、ちゃんと千の単位で区切ってちょうだいよぅ。(/□≦、)エーン!! ※ パン焼き器は今、新品で1万円強で売っている。中古品には\12,000は出せないネ。
さて、お話は戻るが… 昨日、何の気はなしに「リサイクルショップをリサーチせねば。」という気持ちにとらわれた私は店へ自転車を走らせた。 品物は毎日、売買され…毎日新しいのが入ってくる。 これは!と思うものは、即購入するか押さえておかないと、( ̄0 ̄;アッという間に売り切れる。 反対に「チェ〜ッ… ( ̄、 ̄) 今日は、ハズレやな。」と思う日も、ままある。
昨日は、これといって格別の収穫(笑)もなく、冷やかしだけで帰ろうと、ふと足下に目を留めたら 上記の「火鉢♪」 が、私に何かを訴えてくる!!(それは妄想)
ぅお?Σ(゚Д゚) なま火鉢なんて、初めて見るよ! 炭や、あと他に何を燃やしたのだろう杉の葉様の燃えかすが、そのままにして入れてある。中はどうなっているのか?興味がムラムラ頭をもたげてくるよ。 店員に中を見ていいか?と尋ねると気のよさそうなオバちゃんで「どうぞ♪どうぞ♪」と、すっかり封印してあるカバーをはがしてくれた。
だんだん欲しくなって来たゾ。 2つで数千円だが最初1つだけにしようかな?と考えていたのだが、やはり二つはペアなので引き離すわけにもいかず、思い切って2つとも購入することにした。 夜に改めて引き取りに来ることを告げると、レジまでおばちゃん店員が運んでくれることになった。 おばちゃんは1つ運んだあと、なかなか戻って来ない。
もう1つが置き去りやんけ…(;´▽`A``
だいたい5分〜10分 待ったわけだが、その間、残りの1個を他の客がじろじろ見るし、あまつさえ、
一人の…うろんげなジジィが残りの1個を持ち上げ、ためつすがめつ舐めるように眺めまわし、ついにはパッケージを引き破ろうとしたところで私の待った!がかかった。
「おっちゃん、それ、今いま私が買ったとこなん。ごめんねぇヾ(^-^;) 」
ジジィは「 ( ̄д ̄) ェエエエーーー!!!」と不満げな声を漏らし、あとは「う!」も「す!」もなく黙って立ち去った。
愛想ないジジィやな。あんたにゃ可愛い火鉢を譲るわけには行かへんわ…((( ̄へ ̄井) フンッと内心ひとりごちて、不承不承、残り1個を抱えて私がレジまで運ぶと、店員のオバちゃんは残り1個の存在をすっかり忘れて、別の仕事をしていた。 オイオイ・・ (;´д`)ノ
オバちゃん店員に任せて他の商品を冷やかしていたりすると、その間に、あやうく可愛い火鉢の片割れが他の客に売れちゃうところだったよ。C= (-。- ) フゥー セーフ
…と私が火鉢のお取り置きをレジで頼んでいると他の客(おばちゃん)が、めざとく見つけ…写真日記に既出の通り「これは、はめ込みという技法でうんたらかたら…」教えてもらったわけだ。 おばちゃんは親切にも「五徳を乗せれば今でも使えるよ♪使わなかったら、花瓶を置いて、生け花をいけてもイイし♪イイのん見つけたナァ、骨董品やでぇ!」とのことだった。 自転車でまさか2つを持ち帰るわけにも行かず、後ろ髪を引かれる思いで可愛い火鉢達を残して、一旦帰宅した。
夕方、帰宅した殿さまをせっつき、さっそく火鉢をピックアップに行った。 一つは欅(けやき)だが、もう一つの木の種類がわからないから殿様ご用達の木材屋さんに週末持って行くと言う。 薄く塗装はしてあるが、「お値打ち品だと思う。」と殿さまは宣う。 良かった。 だいたい、ここのリサイクルショップは、ナショ○ルの(ふらんすぱんまで焼ける)パン焼き器が、\12,000だったり、TOSH○BAの食パンしか焼けないパン焼き器が¥800だったり…と値段の付け方が、まちまちでよくわかんない。
さて、単なるオブジェとしか捉えていなかったσ(^^) 私だが、使ってもみたい。 ネットで「火鉢の使い方」を検索すると、ざくざく出てきたのには驚いたが、今でも愛用者が多数おられることにも驚いた。
懇切丁寧に火鉢の使い方が説明されているサイトでは… 「備長炭を灰に埋めると赤々と燃え、延々と燃え続けます。今までで最長記録は26時間です。これは火種にもなりますし、綺麗です。灰の中からまっかな備長炭が出てくると、 とても幸せな気分になります。 一度おためし下さい。
そう、書いてある。
近いうち、その幸せな気分とやらを、一度ためしてみようと思う。(笑)
さて… 日記を書いたり、画像をアップしたりしているうちに、今日も食パンが焼けたよ。
美味しそうな匂いがたまらないダ。(。・ρ・)ジュル
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