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HELEN&HEAVEN
Helen
MAIL

2005年06月06日(月)
宜保愛ちゃん




…ということで、引き続き輪廻転生を考証してみましょうか。

6月4日の土曜日は私、亡き父のお墓参りに行って来たんですよ。

ゲンキンなもので、何か悩ましいときには続けて参っていたのが、最近の忙しさにかまけて、足遠くなっておりました。

その帰りにいつも寄る大型古本(古着も)店で、これまた亡き宜保アイコさんの本を購入しました。ひゃくえんで。

正確には宜保サンの娘さんが生前の母様のできあがった原稿により発刊に至った本です。

私は宜保サンにタイしては半信半疑だけれど、少なくとも昨今メディアを賑わせている占い師連よりは誠実な感覚を受ける。

願わくば、バッシングに負けないでリベンジして欲しかった。
追悼の意味も込めて、初めて彼女の本を購入し、一気に読んだわけです。

そこに私の求めていた答えが書かれていたわけですが、
少し、抜粋すると…

人間は死ぬと幾通りかのチューブの中を歩いて(三途の川を渡った後ですネ)生まれ変わりへの道を辿ることになるようです。

勿論…
良い意味で生まれ変わらない人もいる。
そんな人は、生前、人のために一生懸命尽くした人なんですって。
菩薩様になるようですよ。
で、亡くなって間もない人がチューブの中をスムーズに歩いていけるように先導したりするのです。

怖いな…と思ったのは、色情因縁のチューブ。
ごろごろした岩だらけの足場の悪い道をいざるようにして、傷だらけになって進まねばならない。

それから生前、他人を苦しめた人は、その怨念によって数歩進んでは数十メートル引き戻されるという苦行をしいられるのです。

だから、端的な話し…
人には善くして、善根を積みましょうということです。

先の尼崎列車脱線事故の記事を読んでいて、ある遺族の方の思いが目にとまりました。
「生前、母は“どんな事があっても人を恨んではいけないよ。”と言ってました。」

これは、深い…
実に深いお母さんの言葉だと思いました。
人を呪わば穴二つ…というように、人を恨んでいると己の身にハネ帰ってくる。
亡くなったお母さんは、我が子にそんな目に遭って欲しくないと思われたのでしょう。

そう…
人を恨んで、同じ場所で足踏みしている暇は我々には無い。
せんのないこと。
それから…
人を恨むというエネルギーも、勿体ない。
そして…
何よりも人を恨むことによって自身の魂が汚れるのはイヤなことですネ。

「人を泣かせて栄華を誇り、幸せに暮らして死んでいく」ような人には、死後、苦行が待っているようです。
((;゚Д゚)ガクガクブルブル

だから、毎日、どうして暮らして行くべきかは、至極、単純なことで…
人生において滅私奉公というか、他人に対して最善を尽くして行く事なのでしょうネ☆

で、そこで、甘い顔をするのと、叱咤激励するのと『最善を尽くす』という次元において違うという出発点を改めて確認し直すということも肝要かなと思う。

愛の鞭…と言うと、聞こえはいいけれど、単なる自己満足だったら相手に迷惑だし…、それなら最初から関わらないでおけばイイんだけれども、関わらずを得ない相手もいるわけで…

いろいろ考えると誠に悩ましいですが、今は、出来る限りのベストを尽くすという結論にしておきましょうかネ。
・・・ (б_б)