昨日、会社にジィちゃん先生から電話がありました。
「きゃ〜〜〜〜〜っ!先生、おひさしぶりぃぃぃぃぃ…!!o(ToT)oワオ〜ン!お元気ですかぁぁぁぁぁあ!!!!!!」
たたみかける私におかまいなしに彼は仰いました。
ジィちゃん先生:「ぅあのなぁ…。“小林秀雄の○○について”というカセットテープあったやろ?」
私:「(゚゚)(。。)(゚゚)(。。)ウンウン 全巻持ってるでぇえええ!!」
ジィちゃん先生:「あれなぁ…。文章に起こして欲しいネン。どれくらい(の期間で)で、できるぅ?」
1週間の猶予を貰って、でも、記憶にあるので念のためパソコンのデーターを開いてみました。
・・・・・・・・ あったがな! ・・・・・・・・・
確か、3,4年前に労力を費やした記憶がありました。
口述だけを頼りに漢字をあてはめていく作業は、思ったより困難を極めましたが良い思い出です。
『陸沈』という言葉を知ったのはこの時です。
海に(水に)沈むことは簡単ですが、陸に沈むことはなかなか難しい…
老人が馬鹿にされつつも、いざとなると頼りにされる…『横町の隠居』と対比して出された言葉だったと思います。
人間が歳をとって完全に世間から忘れ去られて陸に沈んでしまうことは、簡単なことではない…といったような意味合いだったと記憶しております。
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