今日は、会社帰り京都駅に行った。 京都駅は、家とは反対方向なので、出かける回数は少ないが、たまに出かけると様相が変わっていて楽しい。 懸念だった配送をすませて、ちょっぴり肩の荷が降りる。
テナントビルの中をうろうろしていると、ファンシーショップでレトロなアルミ製のごみ箱を見つける。 アメリカの洗剤模様もあるし、昔のアメリカの漫画模様もあるよ。 だいぶん悩んだけれど、今月はすでに金欠なのであきらめた。(アッサリ)
1F中央のフリースペースに行くと、古書の市がやっていた。 ここではいろんな催し物をやっていて、以前は元XJAPANのトシがアコースティックギターを抱えて一人歌っていたな。 あれだけの美声なのに、勿体ない…。
さて、古書の山々をほじくり返し、歯医者のジィちゃん先生に頼まれている本を探してみる。 新書の古書があったりするから、保存状態も良いかも知れない。
おととい、歯医者のジィちゃん先生は、電話してきて言った。
「あのな〜、ん〜、この人なんて言うねやー、おお〜おお〜…なんとか。ほら苦労して弁護士にならはった。。。」
私:「大平光代さんね?有名やな。」
ジィちゃん先生:「うん、その人のな、本をまえに人に薦められててん。ここに説明書いたのが引き出しから出てきたわ…“あきらめたら、あかん!”て書いてあるでぇ…。」
私:「('ε') フーン わかった。探してみるわ。」
大平さんが、そのような題目の新書を出したら、もっともっと目立っていいもんだけどな…聞いたことないな…。 疑問に思いつつも探したけれどみつからなかった。
代わりに、ジィちゃん先生の好きな『マネ』が載っている世界の絵画の本と、私の興味の持つエジプトとギリシャの本を買う。
教育研修25年のプロが教える『文章力がメキメキつく本』の新書が半額で売っていた。グー! (゚Д゚)g
まだ、導入部しか詠んでないが、この本は、なかなか手厳しく面白い…。
抜粋
人の知性や教育は、どこに表れるか。その人の話すことや、書いたものに出る。
人間は考える力を、宇宙から授かっている。考える力を鍛え、磨くことにより、人間の生活は精神的にも物質的にも豊かになっていく。文化、文明、学問、芸術などの進歩は、すべて人間の思考力のたまものである。
思考力の源泉は何か。それが言葉であり、文章である。人は言葉を捜し、言葉を選び、言葉を組み合わせて文章にすることで、自分の考えを作っていく。言葉と文章がなければ、ものを考えることはできない。
『言葉は知力である。文章は知力である。』言葉を知らない、文章が書けないというのは、恐ろしいことである。この人は考えることが幼稚になる。子供みたいな考えしかできなくなる。子供が幼稚なのは、からだが小さいからではない。持っている言葉が少なく、自分の考えを文章で組立てることができないからである。
ポイントとして…
★一ヶ月に最低3冊は本を読むこと。 ★良い文章を音読すること。(古文など韻をふんでいて音として耳に残りやすい。→語呂が増える。) ★毎日、一千文字、文章を書く。
…等、あげられている。
経理兄が本を読んだという話しは、私が見聞きしている限り、3,4年に1度だな。 それも、読んでも読まなくてもよいような本。 彼のデスクの足下には、マガジンだのヤングジャンプだの漫画本が積み上げられているし、引き出しには、チケット・ピアが常備されているんだよね。
漫画を全否定する気は毛頭ない。 私自身も好きなジャンルの漫画家は居るし、女性週刊誌だって読む…。
だけど、漫画誌ONLYに偏るのはいかがなもんかと…。^^; いや、別に個人の趣味ですがね…。あまりとやかく言うことはないんですけど、ニュースを滑舌の悪い聞こえにくい発声でボソボソ言われても…
「(´・∀・`)ヘー」としか答えようがない…。
表面上は「へー」で済ませているが、内面は忸怩たる思いがある。 「ニュースは自分で取得します。」 …なんて言ったら、彼と私の1日の会話のネタがほぼ無くなる。(笑)
単なる知識の受け売りではなくて、自分の頭の中で考えた、自分なりの意見を述べてみたまえよ、ほら。
余談になりました。
もちょっとうろつく予定だったのだが、美術書が重たかったので、断念。 早々に、電車に揺られて帰宅した。
帰宅後、ネットで検索してみたら。。。 やはり、大平さんのそのような本は無かった。 なんとなく勘が働いて、一番メジャーな『だからあなたも生きぬいて』の本の帯をネット上で拡大してみたら、 “あきらめたら、あかん!”としっかり書いてあった。ヾ(@゚▽゚@)ハハハ
その本なら私も持っているけれど、以前、ジィちゃん先生の診察室でも見たよ。 おそらく、もう、東京へ送ってしまったのだろう。
納得行く説明をせねば…と、プリントアウトしておく。 一仕事おわり…。
やれやれ携帯を充電しようとふとみたら… 不在着信のおしるしが…
登録してない番号だったのだが、どうも会社の近辺の電話番号だわ。 誰か、仕事の連絡かしら?
かけ直してみると、テル子チャン! つい最近まで、会長をしていた先代社長の嫁。 先代社長が祇園のホステスをしていたテル子ちゃんを後妻にしてから数年後、残して逝ってしまってから、血の繋がらない現社長以下兄弟と骨肉の争いを繰り広げている。
どうしても、私のことをスパイにしたいテルちゃんが、私の自宅電話番号を渇望するものだから、携帯の方だけ教えておいたんだ、半年ほど前。
いったい、何の用かすぃら…。(;´Д⊂)
…つづく
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