歯医者のジィちゃん先生から、
「ダンヒルのパイプ用タバコを買ってきて。黄色の缶で、アロマなんとかという名前・・・。」と電話があった。
そういう特殊なのは、繁華街まで出向かないと売ってない。 今時の京都の河原町は修学旅行生で身動きできないほど、ごった返している。
ほうほうの呈で強烈に愛想の悪いタバコ屋の店主からゲット。 それを持って、歯医者へ行った。 片思いのアッシー君や貢君の気持ちが良くわかるなぁ。 どんな無理難題でも聞いてしまう。惚れた弱みと言うヤツか・・・。(笑)
今日は、もう患者さんは来ないらしくしばらくお話しをしてくださった。
ここしばらくの悩みの種、「転職したい理由」を初めて明らかにした。
インドネシア人のファ○マさんが辞めた後、ナ○ちゃんの標的は、(正確にはナ○ちゃんとふみ枝の標的は、)なんと私に移ってしまったようです。
ナ○ちゃんというヒトは元来さぼりぐせがあって、(そんなにひどくはないが)時々、朝、急に電話してきて欠勤するという暴挙にでる。 どんなに忙しくても人手が足りないときでも、関係ない。 スマップのコンサート行きたさに、締め切り前で猫の手も借りたいときにでもきっちりと休みを取る。
だいたいファ○マさんを追い込んで辞めさせた割にはファ○マさんの2分の1も仕事ができない。 所属長のファ○マさんが居てたころ、ファ○マさんが何かの事由で欠勤した1,2日あと、代わりを勤めたナ○ちゃんは疲れて必ず休んでしまう。
ちょっと困るんだよね。 私が最終的に発行するその部署の大元となる書類は、ファテマさんとナ○ちゃんしかかけない。たまに双方休みの時なんかは、社長が書くんだけどさ、社長が一番間違えるのよ。(苦笑)
不況の影響でひまなせいか、得意先は年々重箱の隅をつつくようになってきた。
たとえ1個でも数量間違い等あると電話してきて、30分ほど責められる。
あげくの果てには、京都から鹿児島まで失敗の原因の申し開きと説明をしに来いなんて無茶まで言われてしまう。
『帳票類に関するミスはゼロ』というのが基本原則である。
今のところ、哀しいことに書類はナ○ちゃんと社長しかかけない。 間違いをする社長は数に入れてはイケナイ。
「風邪をひいて休みたい。」という電話がナ○ちゃんからあった朝、私は、
「誰が書類を書くの?」と尋ねた。確かにしんどそうにはしていたが、咳もしてないし熱もなさげだったのに、急な欠勤は困ります。
だいたい、あなたが所属長であり大先輩のファ○マさんを追い込んだのではありませぬか? 自業自得なのです、自分のお尻は自分で拭いなさい。(心の声)
「そんな無責任なことをされては困るなぁ。」と伝えた。
所詮、そんなところか・・・。ナ○ちゃんに何か期待する方が間違ってる。社外的に恥をかくのはいやだし、そんな些細な帳票類のミスで信用をなくしてもかなわい。だけど、私一人の力ではどないしようもないしなぁ。
しかし、数時間後、彼女が出勤してきたことを又聞きした私は、誉めてあげなくちゃ・・・(ちょっと見直していた。)と、内線電話することに。。。
私:「来てくれたんやぁ。エライ・エライ・・・」の言葉を遮って彼女は怒鳴った。
「あんな言われ方をしたら誰でも来るわっ!!(▼▼)」
(おい、ほんとうにしんどかったら布団から出られないよ。仮病はばれているのだぞ。)
少しまぁ、鼻白みましたが、
帳票類は他に誰も書けないので、ちゃんと書けるように後継を育ててから、休んで欲しいこと。半日有休も使えるので、午後から来ても良いし、午後から帰っても良いけれど帳票類だけはちゃんと責任を持って書いてほしいこと・・・を伝えた。 医者に行ったか?と聞くと、行ってないという。(仮病だからね。) お医者に行ってくださいねと念を押して、電話を切った。 まぁ、逆上しているので何をゆっても馬耳東風のようであった。
さて、私が社長から呼び出されて怒られたのは次の日。
なんか、私がナ○ちゃんを、いじめている風なことを言われたのね。
それは遺憾ですな。 私は、書類を書くヒトが他に居ないので、急な欠勤は困ると伝えただけですし、誰も来るなとも来いとも言っていませんよ。 彼女が来て逆上して怒ってるだけです。(心の声)
勿論被害者意識の強いナ○ちゃんなので、想像するにフルフル震え、泣きながら社長に訴えたんだと思う。 今は分裂病とかゆってはいけないそうだけど、自分のイジメは完全に分離して忘れ去り、「○○さんがナ○ちゃんの事を傷つける。」というのは、彼女の以前からの常套句なので、驚くことはないが、
まさか、社長が真に受けるとは思っていなかった。
「アルバイトのあっちゃんが泣きながら社長に訴えて辞めて行ったよね。 ファ○マさんも、旦那さんのことを口実にしてるけど、ナ○ちゃんが追い込んだのは社長も知ってるでしょう?追い込んで辞めさした以上は責任を持ってその人の分まで仕事してもらわなきゃ。」
そう、訴えてみたが、聞く耳を持ってくれなかった。 そんなに、ナ○ちゃんが可愛いか?
ここまでが、私がむなしゅう日々を過ごして、当分のあいだ日記にもかけずにいたことの概要です。
つづく
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