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HELEN&HEAVEN
Helen
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2002年10月08日(火)
ブルーザー・ブロディ

先週の土曜日に、実に半年ぶりに美容室へ行った。

女失格かなぁ。。。(まあ、半分おっさんだからエエか。)

この頃、髪の毛の痛みが激しい・・・。

女性も加齢による抜け毛があるのよ。(i_i)

髪の毛がキシキシ言う。

ロングは重さで地肌に負担がかかるから、ちょっと軽くカットして負担を軽減しよう。

カットのみか、せいぜい部分パーマ・・・。

そう、決めたけれども、肝心なスタイルのイメージが全然湧かない・・・。

私は、今、流行のシャギーのいっぱい入った寝癖のような頭には食指が動きませんのだ。

顔にツンツン毛先が当たるのもかゆいしな・・・。

悩みに悩んで、ヘアスタイルの本を2冊も買ったけれど、決めあぐねたまま予約日を迎えた。

そこは路地の奥地にあり、母子で細々と経営されている美容室です。
母は離婚したあと、子供二人を引き取り、40歳過ぎてから、美容師の学校へ行った。

バスに乗って桂川リバーを渡るとき、川面に映る夕日に泣けたと彼女は語った。

さて、そんな子供達も大きくなり、息子は3年前に結婚、娘と二人で美容室は続いている。

主導権もだんだん母から子にうつり、私のヘアスタイルは殆ど娘が決める。

お母さまの方はセンスが古くなったのだろうか、せっかく娘が決めたヘアスタイルを母の方が、ださくブローしてしまったと実家のオカンがゆうていたことがあった。

娘は今年齢的に一番良い時だね。

パワーがみなぎる感じ。。。

そんなわけで、伸ばし伸ばしてアゴまできた私の前髪にはストレートパーマが施され・・・

「パーマがあたると短くなるので、先にあててから様子を見てカットしましょう。」と、サイドから後ろの前髪以外のパーツは、細かいロットのパーマがあてられた。

「夏の紫外線でだいぶ痛んでいます。」という頭髪は思った以上にパーマ液を受け入れてくれ、

そして、ブルーザー・ブロディが蘇ってしまった。

(ブルーザ・ブロディ往年のプロレスラー、パンツのなかに凶器を隠し持つ。余談だが世の女は、パンツのなかに武器がある。勿論、使わない武器もある。)

「思ったよりもキレイにカールがはいったので、カットしないでおきましょう。(^^ )ルン♪」

と、お姉ちゃんは言った。(まじすかー?)

「また、飽きてきたらカットしましょうね。(o・・o)/~マタネェ」と送り出されたが、まぁ、カールがキレイだからまぁ、エエか。。。

パーマ液で化学反応を起こし、せっかく金髪から黒髪に染め直したヘアが、栗色に変化した。

それはそれでまぁ、エエか・・・。

螺旋に輝くヘアー、心の中にも、うねうねと続く煩悩の螺旋がある。。。