先週の土曜日に、実に半年ぶりに美容室へ行った。
女失格かなぁ。。。(まあ、半分おっさんだからエエか。)
この頃、髪の毛の痛みが激しい・・・。
女性も加齢による抜け毛があるのよ。(i_i)
髪の毛がキシキシ言う。
ロングは重さで地肌に負担がかかるから、ちょっと軽くカットして負担を軽減しよう。
カットのみか、せいぜい部分パーマ・・・。
そう、決めたけれども、肝心なスタイルのイメージが全然湧かない・・・。
私は、今、流行のシャギーのいっぱい入った寝癖のような頭には食指が動きませんのだ。
顔にツンツン毛先が当たるのもかゆいしな・・・。
悩みに悩んで、ヘアスタイルの本を2冊も買ったけれど、決めあぐねたまま予約日を迎えた。
そこは路地の奥地にあり、母子で細々と経営されている美容室です。 母は離婚したあと、子供二人を引き取り、40歳過ぎてから、美容師の学校へ行った。
バスに乗って桂川リバーを渡るとき、川面に映る夕日に泣けたと彼女は語った。
さて、そんな子供達も大きくなり、息子は3年前に結婚、娘と二人で美容室は続いている。
主導権もだんだん母から子にうつり、私のヘアスタイルは殆ど娘が決める。
お母さまの方はセンスが古くなったのだろうか、せっかく娘が決めたヘアスタイルを母の方が、ださくブローしてしまったと実家のオカンがゆうていたことがあった。
娘は今年齢的に一番良い時だね。
パワーがみなぎる感じ。。。
そんなわけで、伸ばし伸ばしてアゴまできた私の前髪にはストレートパーマが施され・・・
「パーマがあたると短くなるので、先にあててから様子を見てカットしましょう。」と、サイドから後ろの前髪以外のパーツは、細かいロットのパーマがあてられた。
「夏の紫外線でだいぶ痛んでいます。」という頭髪は思った以上にパーマ液を受け入れてくれ、
そして、ブルーザー・ブロディが蘇ってしまった。
(ブルーザ・ブロディ往年のプロレスラー、パンツのなかに凶器を隠し持つ。余談だが世の女は、パンツのなかに武器がある。勿論、使わない武器もある。)
「思ったよりもキレイにカールがはいったので、カットしないでおきましょう。(^^ )ルン♪」
と、お姉ちゃんは言った。(まじすかー?)
「また、飽きてきたらカットしましょうね。(o・・o)/~マタネェ」と送り出されたが、まぁ、カールがキレイだからまぁ、エエか。。。
パーマ液で化学反応を起こし、せっかく金髪から黒髪に染め直したヘアが、栗色に変化した。
それはそれでまぁ、エエか・・・。
螺旋に輝くヘアー、心の中にも、うねうねと続く煩悩の螺旋がある。。。
|