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HELEN&HEAVEN
Helen
MAIL

2002年04月11日(木)
よぉ、かわいこちゃん♪

アメリカで、学校の無い時間は、日本人街のとあるジャパニーズレストランで、ウエイトレスをしていた。

なかなか、忙しかったです。

出来上がった注文の料理を受け取るとき、あるいは片づけの食器を置くとき、厨房のステンレスの台の上に手を伸ばすと、

メキシコ人の皿洗い君が、私の手をサスサスさすりながら、

「ママ・シータ♪?」 と、必ず声をかけてくれた。

さすが、中南米の人間は明るくて、愛想が良いな。

私の頭の中の図式は、いつの間にか、

“ママ・シータ” = “ Are you fine? ”→ “元気かい?”に、なっていった。



ある日、クラスでコロンビア人と目が合った。
さぁ、お国の言葉で話しかけるチャンスよっ♪

『ハァ〜ィイ♪ ママ・シータ♪?』(ノ*゜▽゜*) 思い切り愛想良く!ネ?

にやにや リアクションを想像する私。

『(ノ°ο°)ノ オオオオ よく、ボクの国の言葉を知ってるねぇ?
どこで、おぼえたの?』

 ↓

ヾ(^ ) ナデナデ してくれる彼。

 ↓

( ^ ≧^) 鼻ターカダカーっ!の私。

・・・・になるはずが、予想に反して、彼は、真っ赤な顔で、抗議してくる。

『ノーッッ!!ノオオオオオっ!』

なんやねん、うるさいやっちゃな。

だいたいやな、わざわざ君のお国の言葉で、ご機嫌を伺っているのにやな、なんで、怒るン?“ノー!”は、ないやろ?ちっと、がっくりやわ。。。

しかし、よくよ〜く彼の言い分を聞いていると、

『ママ・シータ』って、

『よぉ、かわいこちゃん♪(¬ー¬) にやぁ』というニュアンスに使われるらしいですやん。

あらまぁ、ごめんなさい。(笑)

ちなみに、男性に声かけるときには、『パパ・シートゥ』。

それからのクラスでは、目と目が合うたんびに、

これらの言葉がささやかれました・・・とさ。

勿論、性別やご趣味に注意だぁす。



よくよく、思い起こせば、

そのバイト先のメキシコ人に 「ママ・シータ♪?」と声かけられた時には、

胸をはり元気に、「 \(σ_σ)イエーッス♪!!」と応えていましたよ、

意味のわからぬうちは、毎回。

ご覧になられましたか、無知の知の力強さを?!

┐(  ̄ー ̄)┌ フッ