お気に入り・選抜映画感想日記
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 ディファイアンス

監督  エドワード・ズウィク
出演  ダニエル・クレイグ  リーヴ・シュレイブ

1941年からの3年間、ナチスドイツ占領下の東欧ベラルーシの森で、ユダヤ人狩りに遭った同胞を救出し、1200人ほどの“運命共同体”をつくりあげたユダヤ人ビエルスキー兄弟の秘話だ。  
<ヤフー解説より>


兄は、森でコミューンのリーダーとして。弟は、ロシア軍に混じりナチと戦う。

映画「ナチもの」は、いろいろありますが、こんな事実もあったのか!と驚きました。
兄の役は、あの007ボンドさんの方です。今回は戦うより、「生きるぬく」ことを選びます。
弟の役の方も、ファンと名乗るほどではありませんが、あちこちで見かける俳優さんで、好きな方です。四角いお顔が好きです。

どんどん人が増えていき、食べ物不足、人間関係、に亀裂が生じます。
ユダヤ人同士、仲間割れです。  こーゆーのが、一番「辛い」。

私なら耐え切れないで、戦う弟の方にくっついていくだろな・・と。
絶対、戦ってる方が楽!と思うのよね〜。

年寄り、子供など、足手間といになる人たちに、平等に食べ物を与えるのか?
戦う、役にたつ人を優先するべきなのか?
究極の場ですからね・・・。いたたまれません。
それでも、リーダーは平等を守ります!
増えていく人を受け入れつづけます。
そのぼろぼろの姿に涙がとまりませんでした。

「生きようよして死ぬのはいい」
しかたない。うん。いいセリフだと思いました。

戦わない人種と中傷され、ユダヤ教という宗教で統一された人たちでさえこんなのだから
日本人なんて、もし、追い詰められたら、、、、
共同生活なんてもう、最悪だろうな・・・ありえないと思うと、私、戦地に逃げるわ。
そうやって、ナショナリストになっていったりしてな〜。

でも戦地も大変だろうし、数人でも信頼できる仲間・家族で居ればやっぱり生活を選ぶかな・・?

と、究極の選択を考えた作品でした。



2009年10月21日(水)
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