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■ バーン・アフター・リーディング
監督 ジョエル、イーサン・コーエン兄弟 出演 ブラッド・ヴィド ジョージ・クルー二 ジョン・マルコヴィチ フランシス・マクドーマンド ティルダ・スウィントン
CIA分析官である男が理不尽な解雇を言い渡される場面から物語は始まる。 夫婦は不仲で険悪な状態。男はやけくそに酒をかっくらって自伝を書くのだが、 その下書きCDをスポーツジムに落としてしまいます。 それを拾ったスタッフは、「これは!国家機密情報だ!」と、大騒ぎして 男をゆすって金をたかろうと計画するのだが・・・。
ご存知。コーエン節が、ころころと、こぶしを利かせます。
意味も、因果もありゃしない。 偶然。すべて偶然理な出来事が、ころころころがって人が、死にます。
過去も未来もない。 瞬間、瞬間、ただ世界はそこにある。エネルギーは動いている。 人が居る。で、ただ死ぬ。ってのが、残酷で可笑しい。
どの人も関係ありそうで、関係ない。 その距離が、「間」となって、コーエン節のリズムとなり、気持ちいいんだわ〜作品が。
私は「ファーゴ」以来、コーエン作品のファンなので、たまらないです。
フランシス・マクドーマンドが、毎度定番のとねっとりした述壊的な味を出しています。 まったくとぼけてていいんですよね。この役も、マクドーマンドも。 美容整形を切望し、「前向きに生きたい」との役。 彼女は偶然生き残ります。ははははは
ところで、ブラヴって何歳? 若いんですけど。。。こーゆー役、いいなぁ〜。
☆☆☆☆☆
2009年10月22日(木)
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