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■ グッバイ・レーニン
ベルリンの壁が、崩されたその時、熱心な党員である東ドイツに住む母は 心臓発作で、昏睡中・・。 眼を覚ました時、東西統一の現実にショックを与えないようにと、息子は エセ旧東ドイツを、造りあげる・・。コメディタッチで、東西統一の背景・家族愛を描いたドラマ。
噂どうり、よかったです♪
音楽がシンプルなピアノ曲で、これまたさらりと、涙を誘います。
主演の男女共、清潔ムードの若者で好感が持て、 その他キャストもみんなよかったです。
複線で、母と離別して西に行った夫<子供達の父>との関係が描かれていて それもとても、シンプルでいいかった〜!
母のために、旧東ドイツを再現する息子は、セリフにもあるように、 「自分のために、・・」と、エセ東ドイツを造りあげる。 それは、幼くして、突然父がいなくなってしまった 自分の心の穴を埋めるようにも感じた。
とにかく、人は、生きていくためには自分に「納得」した「ドラマ」のようなものを造りあげることが必要ようなものだと強く再認識した映画です・・。
不本意な環境の変動・・原因は戦争にせよ、なんにせよ、 生きるにせよ、死ぬにせよ・・・ 「納得」できることが一番の幸せなのかも・・・。
息子の作り上げた、東ドイツは、息子が済みたかった東ドイツ・・ 実際に、彼が現象学的に暮らしていた東ドイツだったのだと思う。
コメディータッチで、ハッピーエンド。 素敵な映画でした。
2004年04月08日(木)
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