逗子発・おさんぽ日和
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 映画『プール』

「タイのチェンマイ。
小さなプールのまわりに集まる5人の6日間の物語。」

仕事帰りに先週末公開された映画『プール』を観ました。
出かけたのは横浜駅から徒歩10分程の場所にある109シネマズMM横浜です。
キヤノン・キャッツ・シアターの向かい側にある映画館なので、シアターの建設現場もついでに眺めてきました。
建物に黄色の猫目イラストが燦然と輝いていましたよ。
あと2カ月ですね。

今日はレディースデイなので料金は1,000円。
私は事前にネット予約で出かけましたが、劇場に着いた時にはその回は売り切れ(150席)となっていました。

2006年『かもめ食堂』(レンタルで観賞、その後DVD購入),2007年『めがね』(ひとりで、そして夫と二人でと2度観賞)に続く第3弾のイメージの強い今回の『プール』。
監督さんは違うので厳密には同シリーズではないんでしょうけれど、小林聡美さんともたいまさこさん、そしてめがねに続く加瀬亮さんの出演とくれば「きっと前2作と同じようなゆるゆるした癒し系の雰囲気なんだろな」という想像はつきます

確かにその通りといえばその通りだったのですが、今回のプールは「めがね以上に何も起こらない」不思議な現実感のあまりないような映画でした。

「自分の母親と娘を置いて突然タイに渡った京子(小林聡美)を4年ぶりに大学生の娘のさよ(伽奈)が訪ねて来る。京子のまわりにはオーナーの菊子(もたいまさこ)と仕事を手伝う市尾(加瀬亮)とタイ人の小学生ビーがいて・・・」。
ストーリーも本当にこれ以上でもこれ以下でもない感じです。
めがねでは多少はあった笑いすらもほとんどない。
一応さよが京子に「なんで私達を置いて出て行ったのか。私は一緒に暮らしたかったのに」と京子に思いをぶつけるあたりのシーンが山場のひとつでもあるのですが、それに対する京子の返答がまた何と言うか。
「自分がそうしたかったから」って言うのはそれは確かに理想だけれど、普通に考えたら自分勝手だろうって。

タイのゲストハウスの風景とか素敵ではあるのですが(私が惹かれたのは市尾さんのおうち)、長回しのカットとかカメラワークとかがいまいちしっくりこないし、前2作で印象的だった料理も今回はそうでもないし。
私はひとりで行ったから感想を語り合えないのだけれど、誰かと一緒に観たら上演後どんな感想になるんだろう?なんて考えてしまいました。
でも劇中の歌と加瀬さんの横顔(特に市場で野菜を選ぶシーン)は良かったかな。

それにしてもこれはある意味新鮮なのかも・・・。

映画『プール』公式サイト http://pool-movie.com/

−−−過去の今日のこと−−−
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2004年09月16日(木) 実家へ
2003年09月16日(火) 劇団The 30's『彼女・・・』
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2009年09月16日(水)

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