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2008年08月31日(日)
『VIVA! Forties』『コッポラの胡蝶の夢』

はあ〜後手後手中。やばいよ!(叫ぶ)

どうでもいいがそんな時に限って「あれ、ベニサンがなくなるってことはtptってどうなるのん…」とかどうでもいいことが(どうでもよくない)浮かぶ。ねえどうなんのtpt……。

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『VIVA! Forties』@スパイラルホール

4回目、この季節にやるのは初めてですね。花火や入道雲等夏ネタを盛り込んだ『VIVA! Forties』夏ヴァージョンです。CDも出たでよ〜。

ゲストはモト冬樹さん。これ迄のゲストは歌がメインの方ばかりだったのでどうするのかな〜と思っていたら、まっとうにギターで参加しておりました。リーディングも味があってよかったな。しかしもうちょっとガッツリ演奏で組んだものも観たかったなあと言うのも本音。ゲストが自分の得意技を持ち込んで発展していくステージと言うと『ウェアハウス』が連想されるが、シリーズとして続けていくライヴにはその方向の期待もあったりする。ザズゥシアター的なもの、と言う意味ではない。音楽家がいるステージの面白さ、緊張感について。

清志郎のことは絶対出てくるだろうなと思っていたけど、いざそのパートに来るとあー自分にも言い聞かせないとなと言う深沢さんの思いが切実でかなりズシンと来た。こういう時は前しか向かない方がいいんだ。

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『コッポラの胡蝶の夢』@渋谷シアターTSUTAYA1

シス子マスターがティム・ロス主演作品を東京に観に来るよってことで便乗。itchさんも一緒。久々に話せて楽しかったでっす。キタハラさんともちょっとだけど会えて嬉しかったー。

で、『レインメーカー』以来10年振りなんですねコッポラが映画撮ったのって!そのせいか公開週はテレビで結構CM流れてて、地上波で観るティムにビクビクしていたものでした(笑)以下シス子マスターからの受け売り。「非常にコッポラのパーソナルな部分が出ている作品」「デジタルで撮影」「ティムが雷に撃たれて」「ティムの動画写真集って草壁さんが」「ティムが、ティムが(以下いろいろ)」。ど、どんなんですか。以下ネタバレしてます。

一生を懸けた自分の研究を完成させられないと憂えた言語学者が自殺を図ろうと出掛けた先で雷に撃たれ若返る。しかも特殊な能力迄身に付いた。おしゃーこれで研究を完成させられるぜ!言語の歴史を遡り、全ての言語の源「祖語」をもこの手に掴むのだ!と意気込んで、病院を逃れ、ナチスの手を逃れ、ウハウハのようでいてそうではないですよむっちゃストイックですよ、研究ばっかしてますよ。そうしていると、研究に没頭するあまり20代の時に別れた彼女がそのままの姿で現れてえー!て言う。その彼女はいろいろ転生してきたひとで、歴史を遡り祖語をも語るようになる。おかげで研究はますますはかどるのですが、それってイタコみたいなもんなので彼女がどんどん消耗していくのね。で、このままじゃ死んじゃうよ?うわーんどうしようってなるのです。

で、結局…いろいろあって結局研究は完成しないのですよ……がーん。

しかしむべなるかな、何かを成し遂げたと納得出来る人生なんてあるのかしら。だってコッポラなんて巨匠でしょう!あんたどれだけ名声と、いや名声なんかいらなくても数多の名作を世に出して多くの役者や観客からの尊敬と信頼を得ているであろう監督がさ!こんな「まだ足りない、まだやりきれてない」って思っているのですよ…うわーん!(泣)そういう意味ではすんごい瑞々しくせつない作品です。

やーそんで終わった後に指摘されてはたと気付きましたが、うえーひょっとしたらそもそも「彼女」って実在したのか?って言う。いやそこは実在していたと思いたい…思いたいですよ……。原題は『YOUTH WITHOUT YOUTH』ですが、『胡蝶の夢』ってなかなかしっくり来る邦題です。

いんやそれにしても…ティム・ロス愛され映画でしたわー。26〜101歳を演じ切るその力は素晴らしいものでしたが、それだけではなく!ティムファンにはたまんねーもんがあるんじゃなかろうか、これ。実際シス子マスターは観賞後いろいろと面白いことになっていた(笑)だいたいこのひとって二枚目で、綺麗にしてれば綺麗なのに、癖のある役ばっかチョイスするもんな!それが、それがこの作品ではー!いや癖のある役には違いないのですが、正面切って「あなたハンサムね」とか「あなたは運命のひと」とか言われちゃう役ですよ!ナースにチューとか膝カックンとかされちゃうよ!モテモテですよ!こんなモテモテなティム初めて観た!(失礼)いや役で、役でね……。またその台詞に納得させられてしまう人物の美しさ、構図。コッポラって男も女もとにかく人物を美しく撮りますねー。こんな綺麗なティム初めて観た!(無礼)そうだ思い出した、このひとプラダのモデルやってたことある…っていつの話だ。そうだよプラダのモデル…これどういうあれでオファー来たんでしょう……って、だっかっらっ元は綺麗なんだって!このひと!

はあはあ、なんで私がこんなに興奮してティム・ロスの美しさについて語っているのだろうか。そういうのはマスターに任せればいい。と言うか、マスター語ってください。

あーあとコッポラの撮るごはんシーンは印象的なものが多いと言う話もした。丁度数日前『ゴッドファーザー PART III』のソフィア・コッポラとアンディ・ガルシアがニョッキ作るシーンの話をしていたところだったので成程と思った次第。ブルーノ・ガンツがティムに勧めるチキンがいい感じでしたのよん。手づかみでほれ喰えほれ喰えってあげてるの(笑)



2008年08月30日(土)
『液晶絵画 STILL/MOTION』

『液晶絵画 STILL/MOTION』@東京都写真美術館

シャープ(液晶ディスプレイ)が特別協力、エプソン(プロジェクター)とボーズ(音響システム)が協力。しっかりした環境でビデオアートが観れました。今後こういうビデオアート展はどんどん増えて行くのでしょうが、キュレーターの腕が問われそうな気もします。映像、と言うだけでただ集めても面白くないので。

今回は絵画と言うキーワードがあり、まとまってすっきりしていました。サイレント作品も結構ある。隣同士の作品の音が混ざってしまい、その騒々しさに集中出来ない映像展も多いので、このテーマで集めたって言うのは印象よかったです。絵画的な静謐さを持ち、しかし映像にしか出来ない表現を見せる。静止画作品の質感を確かめようとして寄って行ってしまう(笑)近付いても見えませんよ、映像なんだから!この、目が追い付かない実感を体験出来たのは面白かった。

手法としては似通ったものも多いのですが(ハイスピード/スローモーション、ストップモーション、スライド)逆に言えば、ビデオアート自体の手法がまだそんなに発明されていないのかも知れない。そしてその分、作家が何を表現したいかと言うヴィジョンがハッキリしていないと、「誰が撮っても同じに見える」と言う怖いことになる。

鷹野隆大、やなぎみわ辺りは即「あ、彼(彼女)の作品だ!」と判る。トランスジェンダーと少女と老婆、と言うハッキリしたモチーフがあるから。ジュリアン・オピーはあの絵柄からしてもう当然です(笑)てかこのひとのビデオアートってどんなん?と思っていたんだけど、あーこうなるんだー!『イヴニング・ドレスの女』シンプルでかわいいー!延々観ちゃった。基本的には動かないので絵画。でも、時折入るチャームが映像ならではのもの。そして時間の観念がない。ある意味ループ。うわーこれ油断したら何時間でも観ちゃうよ、これはよかった。

森村泰昌はもう本人が作品なので、どのメディアでも…と思いそうですが、映像だと、モデル、それを描く画家、それを見物する観客、と言うふうに多層的な視線を取り込んでいるので新鮮に観れました。サム・テイラー=ウッドの3作品は、アイディアとしてはどこかで観たように思えるものばかりではありましたが(動物の死体が腐乱していく様子を早送りで見せる等)、観るひとが興味を持つようなテーマばかりを選んでいるのが上手いと言うかニクいと言うか。どうなるか予想はついているのに延々観ちゃったなあ。

鷹野隆大『電動ぱらぱら』、ドミニク・レイマン『Yo Lo Vi』は観客参加型。作品に鑑賞者が入り込めるような仕掛けがあります。それに気付かず素通りしてしまったひとがいきなり画面に入ってきて、作品を観ているひとが驚く光景が度々あり面白かった。ちっちゃな子がそれに気付いていて、無言ながらも「ほらここ面白いよ!皆見てー!」みたく何度も画面に出入りしてたのが微笑ましかったなあ。

と言えば、ビル・ヴィオラの『プールの反映』はスクリーン裏表両面から観れるものだったのですが、ブースがかなり暗くて奥行きがあるって全然見えなかったのね。表からしばらく観ていたら、裏からひとが出てきてビビった(笑)で、「え、裏あるの!?」と気付いたひとたちがわらわらとスクリーン周辺をぐるぐるし始めたのにウケた。そして壁面によっかかって観てたひとがひっくり返った(壁だと思ってたところがドアで、開いちゃったんだよね……)のにもビビり、ひっそりいた+黒い服を着ていたので全然存在を把握してなかった場内係員のひとが見えないところからぬっと出て来て倒れたひとを助けに行ったのにもビビる。このブース、こんなにひとがいたんか…判らないくらい暗かったんだよ!作品も面白かったです(笑)

ブライアン・イーノのブースもよかったよー。82分『サーズデイ・アフタヌーン』と47分『ミステイクン・メモリーズ・オブ・ミディーヴァル・マンハッタン』の作品をそれぞれ2スクリーン、計4スクリーンに同時に流していて、音楽も勿論本人。スピーカーも四方に配置してあり、音もいい感じに飛ぶ。ほわーんと聴けてよかったです。おそらくこの展示方法は、本人も意図していなかったものと思うのですが、映像2作品+音響でひとつのブース=作品として成立していたように思います。時間の都合上全部観れなかったのが残念。



2008年08月26日(火)
深浦加奈子さん

深浦さんが第三エロチカを退団して、初めてピンで表紙を飾った演劇ぶっくは今でも持っています。
引っ越しやら何かの機会の度に雑誌を処分するけれど、この号は深浦さんがあまりに綺麗で手放せなかった。撮影は落合星文さん。

最後に観たのはつい最近、テレビの『SP』でした。
安らかにお休みください。演ぶは手放しませんよ。

それにしても早いよ。



2008年08月24日(日)
『八月納涼大歌舞伎』第三部とか

■えーっ
『スカイ・クロラ』は押井監督が娘に向けて撮ったものらしいですよ…ちょ、それ娘さんに伝わらないかも知れない!多分お父ちゃんはめっちゃあったかい話として撮ったんだと思いますが!
まあ、いい話ですよ…前向きにとればね……しかしそれを受け取らせる方法が奥ゆかし過ぎます!ひとみしりか!(笑)
伝わるといいですね……(余計なお世話です)

■五輪男子バレー
アメリカが5大会振りの金メダル。いやはや決勝すっごい面白かった。いい試合だった。
ずっと言ってるが、近代バレーがつまらなくなった原因は、アメリカがリードブロックをあみ出したこととバカ協会がお金欲しさにテレビに合わせたルール改正ばっかしてるからです。が、ここに来てリードでコミットなみにどシャット出来るようになってるんですよ!元来リードってワンタッチ用で、拾うための緩衝材的な扱いだったでしょう、それが、止まるんですよ!
攻撃のスピードが速くなってるのに合わせてリードも速くなってるってことです。…すごい。進化してる。それを目の当たりにした…感動した……リードブロック嫌いって長年言ってごめんなさい(しかしワンタッチとして使うやり方は今でも嫌いだ。きっとずっと嫌いだ)。バレーって競技はまだまだ面白い。いやそれにしてもアメリカのセンター陣は素晴らしかった。
そのうち女子もブロードが使えなくなる程速くなるんだろうなあ。
ところでアメリカ、ボールやホフがまだナショナルチームでプレーしてるってのが嬉しいよー。昔東レバレー部の練習見学によく行ってたんですが、その時ボールが東レでプレーしてたのね。すごいいいひとだったよー。ホフも東レにいた選手。
監督も、大会期間中とても悲しい事件に巻き込まれてしまったけど(酷い話だ…)優勝出来てよかったね……。
日本は今回はまず出場出来たってだけでもすごいじゃん!これからですよー(泣)繋がるといいなあ

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『八月納涼大歌舞伎』第三部@歌舞伎座

第三部、『紅葉狩』『野田版 愛陀姫』。

『紅葉狩』は勘太郎くんが大役です、更科姫。扇を何度も落とすし声は嗄れてるしでハラハラしました…が、踊りは大きく華やか。踊っているうちに実は鬼なんですってのがちらっと出てきた後の所作、その後鬼女の本性を現して、平維茂と立ち回りを演じるところは鬼気迫るものがあり格好よかった。今回ラッキーなことに6列目ド真ん中の席で観ることが出来たのですが、ただでさえ音響がいい歌舞伎座なので音の迫力は勿論のこと、足で鳴らす音の振動迄伝わってすごかった。

マスターのタさん曰く「勘三郎さんとこは代々喉が弱いんだよね…きっと遺伝なんだろうね」。あららそうなのかー。思えば勘三郎さんも声がかすれ気味であった。巳之助くん大きくなったねーなんて話す。

『野田版 愛陀姫』は『アイーダ』の翻案もの。上演が決まった時「マドンナで映画になりましたよね」とか言って笑われる。そりゃ『エヴィータ』じゃー!そんな訳でちらっと予習して行きました…。

これを歌舞伎でやる意味はとか考えるとツッコミどころも多いのでしょうが、野田秀樹が書いたもの、と考えると違和感なく観れると思います。「ああっそんなつもりじゃなかったのに!」とか、出来心とか保身とか恋心故の小細工が全部裏目に出る辺り、公人と私人の葛藤、自己犠牲の要素。ラストは『パンドラの鐘』を思い出して泣けた。これは埋められて死にゆく駄目助左衛門と愛陀姫にも、「死んだように生き続ける」濃姫にも共通する。

あと野田版歌舞伎は役者さんが皆とても楽しそうなのがいいです。福助さんのはじけっぷりとかな。あーもうほんっとムカついた、あの役(笑)で、ああいうインチキが自分を本物だと勘違いして、一時的であろうとも世界を掌握したと思い込んでしまう愚かさと怖さも野田さんはよく書く。その後に破滅するだろうって予感も書いておく。濃姫がお嫁に行く先を聞いてハッとする観客が殆どだろう。この辺は舞台を日本に置き換えて史実とリンクさせた面白さが出ていました。

台詞劇にしただけある言葉の強さと、それを発する役者さんの力を感じられる脚本だと思います。オペラの音楽を封じて翻案するのだから、こういうところは必須なのだとは思いますが。勘三郎さん演じる濃姫の情念、三津五郎さん演じる信秀の、ひとの上に立つ者が持つ強靱な人物像は流石でした。

堀尾さんの美術がよかったです。書き割りを屏風のように折り畳んで使い、場面転換も鮮やか。音楽は、ヴェルディとマーラーの曲をどういう意味合いで使っているのかが判らなかった。



2008年08月23日(土)
『スカイ・クロラ』『トライアンフ』

感想と言うか〜、なんと言うか〜。自分用メモと言うか〜。うえーん。なにこれ、思い出メモ?

思えばこないだKKPを観た時も『パンズ・ラビリンス』とハシゴで、パンズ〜KKPの順で観てよかったよー(泣)なんて言ってたんでしたよ…そんでその時のKKPって、空を飛ぶ話でしたよ……。

空を飛ぶのは楽しいねー(泣)

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『スカイ・クロラ』@渋谷東急

いやーすごいよかった…けどすごいヘコむ……。「いつも通る道だからって、景色は同じじゃない。それだけでは、いけないのか?」それだけではいけないのか?いけないのかー!?いけないのかーい!吠えても吠えてもただ風がたて髪を揺さぶるだけかい!!だけかい!!だけかーーーい!!!

はあはあはあ、きくちなるぴよが降りた。逃避だ。

思えばここ、カンナミの唯一のモノローグです。それ迄はカンナミが何を考えているかってのは、会話の中に断片的に出てくるだけだった。それもどうにもとれるように、相手に解釈を委ねるばかりだった。

このモノローグの後、カンナミは行動を起こす。

解釈がすっごい迷うところです。同じ道を通っているが、景色は違う。それではいけないと思ったからカンナミはティーチャーを追ったと言える。いや、同じ道を通っているし景色も違う、でも同じ道でも踏む石が全く同じものとは限らない。この時踏んだ石がティーチャーを追うことだったとも言える。

生きる意味とは結局その程度の差異かも知れない。それが繰り返されるかどうかは別として。

そしてヘコみに拍車をかけたのが、キルドレに生殖能力があるらしいことと、記憶が果たして現実のものかどうか曖昧だってとこと、あの年頃のままで何年も生き続けちゃった日にゃあ絶対気が狂います!勘弁してください!思春期は通り過ぎるものだから美しく感じるのですよとか綺麗ごとじゃなくて、通り過ぎないと生き地獄なんだよー!てことですよ!

まーでも人生なんて基本生き地獄か。あっそうかーそれならそんなに違いはないか(御されやすい)

しかしねクサナギが8年生きてるってそんなあとも思いますよ…男ばっか死ぬしね……クサナギはローレライか!彼女がエースから司令官になったってのも、長生きしてるからかおかーさんになったからかどっちなのかー!どっちもかー!どっちもかーい!吠えても吠えてもただ風がたて髪を揺さぶるだけかい!!シャーララララ!シャーララララ!!(はっまたなるぴよが)

しかし待つ楽しみを憶えたかのようなクサナギの最後の表情にはちょっと救いを感じましたけどね。生き地獄も楽しいものなのかも知れません。うわまたヘコむ……。

画と音はそらもーすごかったです。画には、見たことがないものを目に出来た驚きと喜びがあった。それはリアルだから、と言うのとは違う。『攻殻機動隊2.0』を観た後だったから尚更そう感じたのかも知れません。音はリアルもリアルだった。いぬの足音(爪の音もちゃんとする)、すきま風の音(序盤ホントに映画館のドアが開いてんのかと思った)、遠近感もリアルだったなー。声優さんも皆さんよかったな。トキノがお気に入り。ああ言う刹那的な役、谷原さんの声って合うんだな。

画のリアルと音のリアルって違うんだなあと思った。目で見るリアルには想像力を働かせる余地が少ないんだな。

余談:カンナミが撃墜されるシーン。後ろからは鼻をすする音が聞こえ、前からはお菓子をバリバリ食べ始める音が聞こえ、すごいカオスだった(笑)なんでそのタイミングでお菓子食べ始めるんだよおい!それ迄静かにしてたのに何故ここなんだ!神経が太いのか神経がないのかどっちなんだ…。

余談2:押井さんと言えばいぬだけど、今回ねこもいたよ!

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KKP #6『トライアンフ』@本多劇場

この日しか行けないからととったんだけど初日だったんだな!ビックリした!終演後小林くんの挨拶聞く迄気付いてなかった。

なのでーネタバレしない方がいいかなーと。でも、徹底していい話でした!やはり!で、『スカイ・クロラ』とハシゴすると思うことがいろいろあり過ぎた。欲がないってどういうことなのかしら?なまけものとどう違うのかしら?その欲をひとのために使うことも出来る訳で。うえーん。

小林くんがKKPでやりたいことってのは、徹底していい話を書くと言う以外には何があるのかよう判りませんが、今回は魔法というアイディアがまずあってのものだったので、ストーリーと分離して観れてしまうところがあり、それはいーのかわるいのかよく判らん。でも楽しめて帰れるのは間違いないです。

そしてこういうことを書き続けるってのはすごいタフな作業だとも思います。書くことが嘘になってしまわないように、自分の中で納得出来るものでないといけないし。となると常に精神状態をそっちに持ってっておかないといけない。思い込みとは違うので(思い込んでるって時点でそれは嘘になってる可能性がある)バランスの取り方がすごく難しそう。

あーそう考えると、思い込むってことと信じるってことは紙一重だなあ。

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ごはん食べつつマンガや小説が原作の映画やアニメについて話したり。金沢21世紀美術館の話を聞いたり。ロン・ミュエック展行きたいなあ。



2008年08月16日(土)
『昭和40年会の東京案内2008』『祈りの痕跡。展』

『昭和40年会の東京案内2008』@NADiff a/p/a/r/t
ナディッフが恵比寿にリニューアルオープン。表参道にあった頃よりふらっと行きづらくはなったけど、アヤしいアートベースとして名所になりそうな雰囲気になってましたどん。すごーい入り組んだ道の奥にあって判りづらい。電柱に細かく「次の角を30メートル」と案内が巻いてあって、最寄りの電柱には「ほら見えた!」とか書いてある(笑)
ギャラリーで何やってるかチェックしないまま行ったら、ラッキーにも昭和40年会だった。また…好き放題やっていた。
東京近郊の地図に寄せ書き落書きしてるのがおかしかったなー。「猫たくさん ニャー」「東京ディスニーランド:初デートで行った。自分の凡庸さが嫌になる」とか「中央線沿線は○○と○○○○の悪の温床」とか。大体こういうことを書くのは会田さんです(笑)
メンバーだった筈の土佐正道さんが参加してないなあ…と思ったら、今年脱退されてたんですね。知らなかった。土佐さんは明和電機に会長として復帰?したので、それが関係あるのかしらん。
1Fショップから螺旋階段を降りてB1Fのギャラリーへ行くのですが、連絡通路がいい味出してます。
ショップに『ミュータント花子』フランス版が平積みされていた。カラーで見るとまーエグアホらしくてまた笑える。最高

『祈りの痕跡。展』@21_21 DESIGN SIGHT
井上嗣也さんやサイトウ・マコトさんもそうだけど、'80年代に西武を中心とした広告のアートディレクションには好き嫌い関係なく身に染み付いていると言うかとても影響を受けている。で、それは財産だと思っている。浅葉克己さんもその頃から大活躍されているスターAD。
そんな浅葉さんがディレクションした展覧会は、コミュニケーション手段としての「言葉」に形を与えた「文字」をずっと追い続けている彼ならではの、文字のデザイン、その伝達手法、歴史を魅せるセレクトでした。文字=痕跡。
本人自筆の日記セクションが面白かったー。ご本人の手書き文字がまたよくて。筆跡って、筆記用具の違いや筆圧の変化等が生々しく反映されるので、とてもぬくもりのあるものだなとしみじみ。すっかり手で字を書くことが減った昨今で、自分の字も随分下手になったものでしょんぼりですよ…極端な話スポーツと一緒だから、継続的に訓練してないとなまるよなあ。ああっ自分のなまりやサボりがそのまま現れてしまう!これって我ながら情けない…(泣)
ポスターでこそ観たかった中島英樹さんの作品や、どのメディアで観ても圧倒的な力を感じる井上さん、ジョナサン・バーンブルックのポスターセクションもよかったなー。六本木ヒルズがすぐ近くにある環境でTOMATOの作品を観れたのも楽しかった(サウンドは勿論Underworld;)
服部一成さんのCMYKシリーズの新作「おみくじ」が観られたのも嬉しかったです

■井上さんと言えば
『INOUE TSUGUYA GRAPHIC WORKS 1981-2007』、今年のADCグランプリなんですよ。これはもう当然でしょう!おめでとうございます。
個人的に今年は随分この作品集に勇気づけられたものでした。これからもきっとそう。
あー、今年は奮発してADC年鑑も買っちゃおうかな

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恵比寿から代官山迄歩いて、六本木からミッドタウンへ。美術鑑賞の筈がエラい歩きまわって運動になった…へとへと。そして楽しみにして出掛けた目当てのカフェがお盆休みでガックリおなかぺこぺこ。でも補欠で入ったとこもおいしかったからいいやー。ねむい。



2008年08月13日(水)
『女教師は二度抱かれた』

『女教師は二度抱かれた』@シアターコクーン

虚構として提示されたものと了解して観ている。しかしどうしても真実と言うものはにじみ出てしまうもので、しかもそれを正面切って書くのは恥ずかしいから、歌に載せたりギャグを挿んだりする。そうして迄言いたいことがある。時折見える言葉の美しさ、人間の醜さ、まっすぐさ。

あと反射で笑わせて直後に罪悪感を煽るものの書き方が巧いよなあ。巧いと言うか、それがあたりまえなのかな。覚悟して笑うなんてことはそうそうない。そして、その罪悪感を自虐としてまた笑うことは可能だ。で、そういうものを書く松尾さんと組む役者は、松尾さんに私と心中してよと言われているようなもので、小手先でちょいちょいと出来るものではない。『業音』でも思ったけど、この愛は重い。それ故これっきり、のひともいるだろうから、続けて仕事をしている大竹さんの怪物的な女優力、と言うのはものすごいものだよなあ。

『ニンゲン御破産』の時にはちょこちょこあった、歌舞伎役者を歌舞伎役者として扱うネタを完全に封じていた。決して筆を滑らせなかったのがすごい。それを受けて一切歌舞伎的なネタを使わなかった染五郎さんもすごい。その歌舞伎役者の前で歌舞伎役者を演じると言う、ある意味むちゃくちゃ勇気の要る役を演じ飛ばしたサダヲさんもすごい。観客は意地悪で、どこかで滑るのを待っていて、それを笑おうと窺ってる面もあると思うんですよね(自分含)。それってある意味予定調和で、端々に描かれる「歌舞伎役者を迎えるのだからがんばらねば」とか「小劇場風情が」と言った“お約束”を、一切ストーリーから逸脱させなかったところが見事だと思いました。

罪悪感を抱えて生きている登場人物の中で、いちばん感情移入したのは浅野さんの役だった。『ドライブイン カリフォルニア』の初演の浅野さんの役をちょっと思い出した。

いろーんな不安を孕んで物語は終わる。マネジャーは暴力を受けて命を落とすかも知れないし流産するかも知れない。薬が切れれば女教師は顔がなくなる。福島の兄(余談だがこの猿時、なまりといい髪型といい菅波栄純を思い出してしまい違う面でひとりでウケていた…)はもう指が3本ない。女教師の夫の金遣いはかなり危ないのでいつか破産するかも知れない。伝統を背負っている歌舞伎役者に危害を加えることが出来ないのは「日本人だから」だろうが、その感覚を持っていない人物は絶対に存在する。

それは虚構上のものではない。ひとはきっと運で生きている。力のある役者が演じるから、虚構として観ていられる。動物園の見る、見られるの関係が逆転することはままある。

「『抱かれた女教師』で書きたいことは全部書いちゃって、以降書きたいことがなくなっちゃったので座付作家を迎えた」この劇作家・演出家は、これから何を表現するのだろう。虚構の中の劇作家ではあるが。『クワイエットルームにようこそ』、今作と来て、次はどうなる。

いちばんウケたのは染五郎さんが「あおじろい!」て連呼されるとこでした(笑)しかし染五郎さん、右膝がすごく腫れてたな。大丈夫かな。



2008年08月12日(火)
おお、律儀

・キルズVVからのメッセージ
・動画でおわび

いやはやドタキャンには免疫がある方なのですが、こうやって改めておわびとかコメントされるとこっちがうろたえるわ(苦笑)単独来日は確実みたいなので、楽しみにしておこう……。

■よだんだが
ディーヴォの後半のおそろい衣裳、オールブラックスみた〜いとか言ってたんだー。筋肉と脂肪の比率は全然違うけど(笑)体型もなんとなく似ているよ……。北京オリンピック出場の選手団も真っ黒づくめだったし、なんでニュージーランドは黒が好きなの?いやディーヴォはニュージーランドのひとじゃないですけど

■で、
気になって調べてみた。
・『ニュージーランドの黒の意味』
うーん、理由はよく判らないが、伝統的なもんみたいですね

■オリンピック
ちびちび観ている。ニヤニヤ



2008年08月10日(日)
『SUMMER SONIC '08』2日目とか

・わーホントにサム・リーだったよ(確認した)今日もいたのかしらん

・キルズ大阪はちゃんとやったんだって……(黙)

■帰宅後
見たぴーとさんとこのブログでベニサンが閉鎖と知ってものっそいガーンと来ています。うわすげーショック……思い出あり過ぎる、あそこ………(泣)

■そうそうそんで
北村くんとこのメルマガの文面見て「うわっ!」と声を上げましたよ、今度のノダマップはすごい。キャスト見ただけでぎょえー!てなったのって本当に久し振りだわ私も……(これはノダマップに限らずのことである)

■と言えば
スズカツさんとこで意味深なタイトルがごそーと上がってるのがすっごい気になるわ…どれがどれでどれなのかねー!と言えば、サマソニでディーヴォがサティスファクションやったよスズカツさん!スズカツさん!(名指しで連呼する)

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と言う訳で今日はやる気を出して踊る日にしました。ジャンキーXL、ブンブン、スピリチュアライズド、ディーヴォ、ジザメリ、ファットボーイスリム。

気付いたんだけど、お昼どきに会場に着いたらダメなんだわ…入場するとまずごはんにしようぜ〜ってごはんエリアに行っちゃってまったりしちゃうんだね!あんたサマソニ何年行ってるのよ…ようやっと気付いたか!

と言う訳で、ごはんをちゃんと食べて出発して、15時頃から活動開始(遅)。ジャンキーXLぎゃっほーいのせ上手ー!ブースでビール呑んでる姿がスクリーンに映るだけで大歓声があがりまーす、もう何をやっても盛り上がりまーす!ハイでーす!そりゃ踊りまーす!いやーこのひとアゲ方めっちゃ巧かったわ…いいスタートが切れましたよー!今日は幸先いいぞー!

すごい混んできたのでそのまま位置を動かずブンブン。な、なんかすごいひと多くなかったか…汗だくになりましたがな。まあおかまいなしに踊り倒す訳ですが、隣の男子は白いTシャツがスケスケになっており雫が落ちる程踊っておった。まあそんな自分もここですっかり汗臭く……。ブンブンはのせ上手と言う訳ではないんだよな、でもなんか上げたら上げっぱなしでまだ上がありますよー!て感じなので休ませてもらえないと言うか(笑)各曲ともにまたアレンジ変えてきてたし面白かった。結構序盤でディグやったし、アンダードッグも久し振りに聴いたなあ。そしてこの流れだったら今モンキーやってもしっくりハマるんじゃないかなと思いました(まあやらんだろうが)。足し算にもバリエーションが増えてきた感じがした。ひとつずつ足すのと桁が1個上がるくらい一気に足すのと。

妖怪はギターを弾く仕事も増えたので前のように手ぶらでびょんびょん跳ねまわることは減りましたが、ただでさえボディがデカいのに小柄な妖怪が持つともっと大きく見えるフライングV(あれだ、小学一年生がランドセル背負ってるのかランドセルに背負われてるのか判らないような感じだ)をブン投げようとしたり(勿論真似だけだ!)歯で弾いてみようとしたり(勿論以下同文)するのはとても微笑ましかったですよー!そしてしらゆきはアニメ声を縦横無尽に操っており、歌に表現力と言うか表情が出てきてすごいなあと思いました!地声もアニメ声だが、ディグのヴォコーダーヴォイスもなんか今迄とは違う感じがしたよ!女優!

どうでもいいがもはや髪型すらもお揃いかおまえらと思った(そう言ったら平井さんも同じ髪型ではないか)。最近衣裳もおそろいげにするしな。このバンド、どこに行こうとしているのか。いろんな意味で興味が尽きません。それにしてもなんでこんなに混んだんだ、フェスだと人気あるよねえ…ワンマンも皆観にくればいいのにー!

でびっとの冷やしラーメン全部盛り(800→600円になってた上に味付き玉子が2個も入ってたで!なんだ作り過ぎて余りそうだったのか!うまかったぞ!)をかっこんで慌ただしくソニックへ。昨日の倍くらい動いている。

スピリチュアライズドは音も歌も不穏なのに光があって感動した!演奏がしっかりしてるとか歌が上手いとかコーラスが上手いとかアンサンブルがいいとかいろいろあるんだろうけど、それだけ、ではああはならないよなあ。それはあたりまえで、そっから何かを引っ張り出す力がすごかった。ソニックの音がイマイチだったのが残念だよ…音いいとこでやったらそらもー凄まじかっただろうなあ。いやここでも充分凄かったですが。

ディーヴォはなんかもー躁病のいぬみたいな印象があって、それを今やってるのがもはやおじいちゃんな訳ですよ。いろんな意味でスリルがいっぱいだ!そして聴いてるとなんか無性にアンディー・パートリッジを思い出す…あのブチキレてるヴォーカル……無性にGO2とかブラックシーとかが聴きたくなった…。それはまあいいんだ。いやあ…格好よかった。アレンジとかそんな変わってないのに、なんでか古く感じないんだよなあ。ピコピコ音で手弾きってのがまたいいじゃーん!手弾きって素敵だな!人力って素敵だな!人間って生きているんだなー!といろいろ嬉しくなる。Are we not men?へのレスポンスがうすーくてちょっとしょんぼりされた。ごめんね…。

ツナギの下に着ていた黒短パンはズボンなのかアンダーなのかと論議になる。そして男子のハーフパンツの丈について熱く語る。有頂天やポリの話などもする。

走ってソニックに戻りジザメリだ!まずお兄ちゃんを確認だ!書き割りじゃなかった、よかった!(泣)やーでもお兄ちゃんはある意味予想通りの姿であったが弟が…弟もある意味予想通りではあるものの、ちょーおっかねえってのが何割増しだよおい。もう復活で祝福!とかそんな雰囲気みじんもありゃしねえ。それがまたらしくて…反面客はもう大喜びで、そのギャップが面白かった……弟サンキュー言っても全然サンキューて思ってねえだろおめえと思う程の怖さだ…そしてお兄ちゃんはアンプを積んで作った自分の部屋=エリアから出てきませんよ。むしろどんどん奥に行ってないか。曲ごとに弟がいちいちお兄ちゃんの動向を気にしている感じがまたドキドキする…あれだもん、兄ちゃん大丈夫?とかどうしてる?とかじゃなくておい兄貴また変なことやらかしてねえだろうなあとかの視線ですよ…もうすごい緊張感だ!ソニックがまた音がアレなもんだからもう弟がピリッピリしてるように見えて仕方がない!でもライヴは素晴らしかった。時々泣きそうになった。

踊り足りないので走ってファットボーイスリムへ。またサティスファクションだー盛り上がるーてかずっと盛り上がってるーすごいひとーぜえぜえ流石に疲れた。ソニックとマウンテンの距離が遠いねん……。やー運動したー面白かったー。

ベストアクトはプロディジー。どプロフェッショナル。



2008年08月09日(土)
『SUMMER SONIC '08』1日目

17時過ぎ迄まともなアクトをひとつも観ていないていたらく。いや……キルズドタキャンがショック過ぎた…ある意味この日いちばんの目当てだったのに………orz

そんな感じで

・昼過ぎに到着、パフューム入場規制。出端をくじかれる
・ごはんエリアにハマってのんびりしまくる
・移動が面倒になりメッセ内スクリーンでサブウェイズとゼブラヘッドを観る
・エアギター/カラオケコーナーで井上マーの15の夜を聴く

・わーいキルズだよ!前へズンズン行く。男子率高し、身長も高し、見えねえ。隅に寄る
・機材トラブルで遅れてまーすとアナウンス
・30分弱後キャンセル確定。進行のおっちゃんが「キラーズが〜」と連呼してイラッ
・キルズじゃー!ありがちだからこそ間違えんなボケー!
・ドラムマシーンのデータが全部飛んだとのこと。VV自ら出てきて謝罪
・「悪い知らせなの…私は消したつもりはないわよ、でもデータが全部消えてしまったの(苦笑)」
・ここでドラムレスでやってー!と声が飛ぶも無視(笑)やろうと思えば出来なくはない気はしたがー
・と言う訳であまりにも申し訳ないんで直接お詫びに来ましたよと
・ホテルは姿を見せないままだったし、邪推はし放題ですが……残念過ぎた話であるよ
・てか明日の大阪は出来るんかいな。バックアップとってないんかい。データは復旧出来るんかい

・とまあここでガックリですよー。不吉だ!ととりあえずソニックを出る。デスキャブ観るつもりだったのに落胆がデカ過ぎた
・ぼんやり気味にマリンに行って、この日最初にまともに観たのはパニックアットザディスコであった(……)
・若い感じがよく出ており不安定なアクトでしたが爽やかでよかったざんす

・これでヴァーヴ来てなかったらどうしようと疑心暗鬼
・ぎゃーん来たよーよかったよー!
・ディスイズミュージックでスタートですよ!
・リチャードの声はやはり素晴らしいー!生で聴くとホント感動するー!
・意外と面白い踊りをするひとであった
・ドラッグスドントワークは途中でリチャがやめいってなってやりなおした
・ビタースウィートシンフォニー(いややってくれなくてもいいと思ってたけどやっぱりやってくれると嬉しいもんだね)でヴァイオリン弾くジェスチャーとかしてて微笑ましかったなー
・ドラッグス〜ラッキーマン〜ビターの流れはすごかったなー!
・ここでリチャが出て来た時に着ていて途中で脱いだジャケットをまた着たのでああもう帰るんだなと思う(笑)
・ラストはラヴイズノイズ
・いやー…こんなにスタジアム映えするとは………
・声の力はすごいなー。釘付け

・で、ウェラー(ギターはあの子(クラドックさん)だったそうじゃないの!キー!)も観たかったが結局マリンに残りプロディジー
・いやー…じ、実は体育会系……
・挨拶もきちんとしてるしね。すげー礼儀正しいですよね意外と…
・キャリア長いですもの。初来日はジュリアナ@ドームですもの
・いやそれにしてもある意味勤勉ささえ窺える盛り上げっぷり。頭が下がります
・だってキースいくつよ!?まあ身体が資本のひとだけどさ!元気だなー!
・オッスキース先輩マキシム先輩、私もがんばります!気合い注入されました!
・ハウレット先輩は腹をひっこめてください!
・てかキース、背伸びてないか…?
・スタジアムなのに大きく見えたよ
・腕も長くなってた気がしまーす
・いやー楽しかった

そうそうサム・リーそっくりな子を見たんだけど…両臑に刺青ビッシリなとこ迄同じだったんだけど…本人?遊びに来てたのかな。そういや去年の今頃も来日してたよなあ。

いちばん長くいたのはごはんエリアだったような気もする(…)ポタジエのソフトクリームおいしかったよー。ポタジエのパティシエさんはウェラーのファンで、ケーキ持参で単独@AXの楽屋訪問したんですって。店頭にウェラーとにっこりツーショット写真が飾ってありました。よかったなあおい。微笑ましー。

明日はもうちょっとちゃんとライヴを観たい……。



2008年08月07日(木)
小ネタ

を書く予定だったのにストリートビューにビックリして昨日はそのまま寝てしまった。思えば画像上のひとって消せるから最初から無人のとこ撮った訳でもなかろうもーんと後になって気付く。
(追記:と思ってたら、結構ひと映ってんですね…繁華街とか特に。如何に昼間のウチ周辺が閑散としてるか判りました…だから空き巣が入るんだね!)

■無人と言えば
この映画好きだったー→『ターン』
これは早朝とかのひとが少なめな時間帯に撮った後、ぽつぽつ映り込んでるひとをCGで消していったとか。
無人の新宿通りはなかなか見れるもんじゃないので面白かった。勿論話も面白かったし、丁寧に撮ってあるいい映画だったなー。ベリーショートの牧瀬さんがちょうかわいかった、勘太郎くんが好青年で北村一輝さんがこわかったー

■『ネコさまとぼく』岩合光昭
思えば岩合さんにしてもストリートビューの撮影クルーにしても、近所のひとからすごい怪しまれるんだろうなあ(笑)特に岩合さんなんてねこ目線で撮るから地面に這いつくばったりしてるし。
それにしても岩合さんの撮るねこは表情があってかわいいのう

■彌十郎さん
体調を崩されているとのことで、納涼大歌舞伎での演目を1本減らすことにしたそうです。入院もされていたそうで、大丈夫かな…。
降板するのは『大江山酒呑童子』。これはご子息の新悟くんとの共演だったので残念だろうな。
思えば納涼大歌舞伎の会見の時すっごい色が白くて「彌十郎さん美白ー☆」なんて思っていたが、これって美白じゃなくて青ざめていたんだろうか。その頃から具合悪かったのかな、おだいじに……

■ホステスって
ミュージックマイン系列なんだーなんかすごーく腑に落ちた。90年代後半のサブライムレコーズの広告展開とすごーく被るんだわ……

■『gift』古川日出男
あー、あの文体は『ベルカ〜』用だったのかー。短編集。『ベルカ〜』のような文体ではないけど、これはこれで。こっちはねこが出てきます

■『ダンディな食卓』吉行淳之介
ダンディ!真顔で冗談、それもダンディ〜!
夕刊フジの連載エッセイをまとめたものがメイン。食べものをタイトルにあげていても、必ずしも食エッセイな訳ではなく…もう全然関係ない話をしてたりもするのね(笑)その逸れっぷりが面白い。
通販した食材に付いてくるお手紙の話はなんかよかったなあ

■『「死体」を読む』上野正彦
目に着くと買う死体シリーズ。『薮の中』等、推理小説やミステリーで描かれる殺人事件や歴史上の変死体を、法医学の視点から読んでいきます。法医学的にも正解!なものも、これは無理、でも推理小説の展開としては面白いからいいじゃない、と言うものもある。矛盾点を指摘するだけではないところが上野さんの視野の広さと言うか優しさと言うか。絶対ってなかなかないもんですね。火事場の馬鹿力って言葉があるように、人間って追い込まれるととんでもない力を出せるものなんでしょう

■『死体は切なく語る』上野正彦
上に同じ。アンソロジー的なものなので、過去読んだことのある事例もいくつかありましたが、このテーマでまとめられると読み方も変わってきます。まだ人間を信じていいかなとちょっと思ったりする。最近はそう信じ続けるにはしんどい事件があまりにも多いからなあ



2008年08月06日(水)
ぎゃあー

グーグルストリートビュー、ウチもちゃんと映る!怖い!
見事に路地にひとがいない。早朝とかに撮ったんだろうか。