
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
kai
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| 2026年08月15日(土) ■ |
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| 『SUMMER SONIC 2026』 |
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SUMMER SONIC 2026@幕張メッセ
ジョンスペスウェードサカナクションデヴィッド・バーンでした〜最初から最後迄マウンテンで終わった…楽しゅうございました!
[image or embed] — kai (@flower-lens.bsky.social) 2:31 · Aug 16, 2026
いやー混んでた。入場制限で締め出されたらたまらんとマウンテンエリアから出られなかったということもあるけど、トイレで50分並んだのなんて初めてだよ……男性トイレもめちゃめちゃ並んでた。今回マリンには行かなかったんだけど、メッセに限ってはどこもかしこもずーーーっと混んでいた。
思えばサマソニに行ったの、2017年以来だ。近年はソニマニにしか参加してなかったので、今ってこんなに混むんだと驚いた。夏には(といっても例年よりは涼しかったんですが)しんどすぎた。これだけチケット売らないと利益が出ないんでしょうかね……ホスピタリティを考慮してある程度になったら打ち止めにしてほしいよ。ロキソニみたいに来場者にとっては快適なのに毎回主催者が「赤字だった」「目標に届かなかった」とかグチグチいうのもほんとヤだけどさあ。
とはいうものの、観たアクトはどれも最高でした! 千葉豪雨の翌朝から三日間を無事(?)運営した現場のスタッフには頭が下がる。25周年おめでとうございます。
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■Jon Spencer(MOUNTAIN STAGE) 広〜いマウンテンステージの中央にぎゅっと3人が集まる。10畳くらいしか使ってないんじゃないか。自分でセッティング、どテンションな演奏、自分でお片付け。それがシームレス。 セッティングのときはメガネかけてて、「あれ本人?」と気づいたひとたちから歓声が上がるとニコッと笑って軽く手をふる。演奏を終え、歓声に応えて手をふり、その後座り込んで水を飲みだしたので「まだある?」と身構える観客をよそに、楽器を片付け始める。ジョンにとってはそれが日常なんだなー。 ステージに掲げられた“Songs of Personal Loss and PROTEST!”という言葉は、彼にとっては自然なこと。生活とステージは続いている。社会に関わらずして生活は出来ない。 その自然にして生活に密着している演奏は、ほぼその場のインプロで繋がっていく。キャリアを網羅した曲が次々と繰り出される。今回はテルミン不使用。「2 Kindsa Love」ではどよめきと大歓声。 若いリズム隊はジョンの挙動を一瞬たりとも見逃さず、すかさず反応する。途中スネアが壊れた(? あんだけぶっ叩けばね…)みたいでスタッフを呼んで交換してもらってたけど、そんなときでも演奏は止まりませんでした。 JSBXはベースレスでギターがベースの音域も弾いていたけど、今のトリオはベースがめちゃめちゃギターな弾き方しますね。ひずんだ音がえれえ格好いい。 もはや名人芸の域でした。でも老成とは違うんですよね。彼は怒り、それを表明し、日々を生きている。 ・ジョン・スペンサー「俺は物凄く怒っている」不屈のロック魂、トランプへの怒り、伝説のサマソニ第1回┃Rolling Stone Japan すごくいいインタヴューだったので置いとく。怒りのナイスガイ。
このあとは観たいものが同じステージで続く。休憩は今しかない! と飲食エリアへ。激激混み。行列が通路いっぱいに広がってたりして、動線もめちゃくちゃだった。なんとかBaranの和風オムライスを確保。炊き込みごはんにとろろと出汁の効いたあんかけ、ふわふわ玉子は焼きたて。おいしかったです! 最近のフェスでは必ず食べていた軽井澤ソフトクリームはあまりの行列に断念(泣)。並んでたらsuede始まっちゃうよ!
■suede(MOUNTAIN STAGE) ブレット兄さんはいつでも全力! 客をサボらせない! サカナクション待ちの客に対しても煽る煽る! We're Trash, You And Meですよ! ステージ横のスクリーンにブレットとリチャードとサイモンしか映らないのでニールどうしてるかなーと見てみるとベースを弾いていた。!?!?!? マットは? どうしたの? と思いつつも鬼神のごとく唄い動きまわるブレットに目を奪われていると、いつの間にかマットが出てきてて、いつの間にかニールも鍵盤に戻っていた。なんだったんだ。つかニールは何でも出来るね、涼しい顔してね……。 で、まあ、サカナクション待ちが多いわけです。いくら兄さんが全力で煽っても反応が鈍い…ところもある訳で……。むむ、なんかいつもと様子が違うぞ? と気づいた兄さん、フロアに降りてきた(まあこれは恒例だが)。鎖鎌芸(マイクをぶん回す)が持ち芸なので、コードレスのマイクは使いません。で、ステージで使うコードの長さではフロアに届かない。スタッフにマイク交換! と指示し、通音してるかバンバン叩いて確認し、「どうした、盛り上がらないのか!」と唄い乍ら交流です。ハイタッチ、握手、ハグ。前方騒然。サカナクション待ちのファンも最前列にはいたでしょうが、そんなことはお構いなしです。今はsuedeの時間です。 後方だったのでその様子はスクリーンで見ていたのですが、すっごいブレット大好きらしいロン毛のおじさんがブレットの腕を引っ掴んで引っ張り寄せ、自分からハグにいく様子が大映しになっている。あまりにも離れないので兄さんゆっくりそのおじさんをひっぺがし、以降そのエリアからは若干離れて歩いていた…ような……。コミュニケーションって難しい。他のひとはそこ迄強引じゃなかったし、ブレットも自分から近付いて交流してましたよ。 ブレットは序盤でもう汗だくになってたんですが、喉の調子はあまりよくなかったらしく唄うの辛そうなところもあった。それでも力は抜きません。終演後suedeガチの友人に聞いたところによると、いつにも増して全力on全力だったそうです。唄って! 手叩いて! ほら唄って! という熱い指導によりこっちも唄えるやつは全力で唄いました。兄さんがソーヤングて唄うならこちらも年齢を顧みずソーヤングて唄います。いや、兄さんはいいのよ、兄さんいつでもソーヤングよ……。 それにしても、このキャパで「Trash」のシンガロングが響き渡ったときには涙腺が緩みましたね。「Beatiful Ones」で大団円という光景も美しく、呆然と拍手。素晴らしかった!
■サカナクション(MOUNTAIN STAGE) 皆さんとてもしあわせそうに演奏していて、山口さん復帰して本当によかったねえと思いました。観客も大喜び。「怪獣」以外BPMがほぼ同じだったような……これは安定して踊れていいですねえ。イントロが鳴る度に大歓声、そしてシンガロング。 楽曲も素敵だけど山口さんの声、好きなんですよね。本当にいい声。 鬱は完治する、ということは絶対にないので、これからも(本人だけでなく、バンドもスタッフも、関わるひと皆が)付き合っていくことになる。いつまたライヴが出来なくなるか(観客からすれば観られなくなるか)わからない。だから今、ここでの時間は本当に貴重なもので、その時間が幸福感に満ちていた様子にこちらもほろり。
■David Byrne(MOUNTAIN STAGE) 一昨日の単独では半円状だったスクリーン、ここでは出来ないよな。どうするんだろうと思っていたら、ステージ後方と左右に一面ずつ、計3面の平面スクリーンとなりました。後方のスクリーンは常設のものをそのまま使い、左右にLEDブロックを積んでいってた。成程シネフィルDVDさんが書かれていたのってこういうことか! 衣裳はコーチェラで着用されていたオレンジに。フェスだとこれなのかな? と思ったけど、翌日の大阪では青だったそうなので、単に洗濯するからとかそういう単純な理由かもしれない。オレンジも宇宙服っぽいけど、どちらかというとアメリカの囚人服っぽい(これが“ICE OUT”のシーンに複合的な印象を持たせる)。 単独のオープニングで使われていた月と地球の映像はなしで「Everybody Laughs」始まり。通訳は引き続きYuriとJordanでしたが、単独のときよりも訳されていた部分が多かったです。といえばJordan、左目の上にでっかい絆創膏が。髪もバンダナでまとめていた。二日間のうちに何があった……おだいじにですよ! 本日の「東京に来てから撮った写真」は、杉本博司が設立した「江の浦測候所」(!)、そして黒塗りの車。「?」と思っていると「乗っているのは日本のエンペラーです」。ざわめくフロア。「歩いていたら止められて、『これからここをエンペラーが通ります』といわれました」「戦没者追悼式に行くところだったんですね」。さて、これは偶然か、判ってのことだったのか。 この、どうとられるか判らないけど、伝えたいことはある、という要素は今回のショウのあちこちに存在しました。この日は「T shirt」をやらなかったので“MAKE AMERICA GAY AGAIN”のメッセージはなし。しかし「Psycho Killer」前にアーサー・ラッセルの名前を出し、彼がAIDSで亡くなったことを紹介する。80年代からNYで活動していたバーンにとって、親しい友人や近しいひとたちが次々とAIDSで亡くなっていったことはとても大きな出来事だったのだろう。だからこそ、彼らの存在を抹消しようとする今の政権には徹底して抗う姿勢なのだろう。ここらへん、前述のジョンスペのインタヴュー内容とも通じるものがあります。自分たちにアートを遺してくれた偉大な彼らに敬意を。なかったことにはしない。 それにしても、サイコキラーが大合唱になるんよ…サイコキラーで……Talking Heads時代の曲が大シンガロングになる夢のような光景。今のバーンのライヴは「皆で唄う」場面が多い。パンクと愛と思いやりは同時に成立するということを見せてくれる。そして「Life During Wartime」。ICEと闘う市民の映像はフェスでも流される。 単独のときにも思ったが、「Psycho Killer」〜「Life During Wartime」〜「Once in a Lifetime」という流れが完璧。単独ではアンコールで演奏された「Everybody's Coming to My House」〜「Burning Down the House」は本編最後に。「皆が自分ちにやってくる」「その家を燃やす」、これでおしまい。という流れがまた最高。中傷されても冷笑されても、バーンは分断の世界の架け橋を目指す。 --- setlist(setlist.fmより) 01. Everybody Laughs 02. And She Was (Talking Heads song) 03. Strange Overtones (Brian Eno & David Byrne cover) 04 Houses in Motion (Talking Heads song) 05. (Nothing but) Flowers (Talking Heads song) 06. This Must Be the Place (Naive Melody) (Talking Heads song) 07. What Is the Reason for It? 08. Like Humans Do 09. Slippery People (Talking Heads song) 10. Psycho Killer (Talking Heads song) 11. Life During Wartime (Talking Heads song) 12. Once in a Lifetime (Talking Heads song) 13. Everybody's Coming to My House 14. Burning Down the House (Talking Heads song) --- フェスなのですぐ切られてしまったけど、客出しは単独同様ブライアン・イーノの『Apollo: Atmospheres and Soundtracks』から。ズッ友だよ! そして客入れ(転換中)に流れていた曲が印象的で、「スティーヴ・ライヒ? フィリップ・グラス?……違うな、誰だろう」と気になっていたのですが、こんなツイートが。 ・ジュリアス・イーストマンというブラッククィアの作曲家。歴史に消えかけたその音楽、キャリアを紐解く┃CINRA イーストマンは類まれな音域と声質を持つシンガーとして、ポスト・ミニマリズムを先駆ける作曲家として、ニューヨークのアップタウンのようなエスタブリッシュメントとダウンタウンのDIYシーンとの架け橋となった。 アーサー・ラッセルとも深い関わりがある人物だった。この選曲からも、彼らの功績をなかったことにはしない、というバーンの思いが感じられる。
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・FOOD┃SUMMER SONIC 2026 おまけ。こんなにいろいろあったのか、ぶらっと見てまわることすら出来なかった(泣)。アムリタ食堂も来ていたとは。人気店で、本店はなかなか入れないとこなんだよ〜!
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