I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
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2008年01月30日(水) ■ |
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小ネタ |
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■最近のとうとう家でも スンドゥブ作ってますよ…。あさり、きのこ、おあげ(薄いの)、いかげそが定番。 とうふはいろいろ試していて、続けて使ってみたのは男前豆腐店のおぼろ豆腐「マブ」と、硬派絹豆腐「徹男」。名前につられている。 粉唐辛子もいろいろ比べてみたいものです。なかなか減らない。 勿論お店でも食べ続けている
■『食いものの恨み』島田雅彦 ぼんやりしている時は大概「お昼何たべようかな」「夜何食べようかな」「明日何食べようかな」と考えていますが、島田さんもそうだろう。しかもそーとー悪食です。そしてその追究っぷりは、もー私など足許にも及びませんよ。妄想と快楽を商品取り引きする資本主義の彼岸先生です。ははー(ひれふ) 「よりよく食う」とは、量的に食うこと、ましな食い方をすることの両方で、だから冒険する(食えるものは何でも食ってみる)と言う宣言文にはいたく感動した。 ポイントどころは大文字になっているので、電車で読むとヒヤヒヤします(笑)
■島田さんと言えば 『自由死刑』が『あしたの、喜多善男』としてドラマ化されている(原案としてクレジット)。小日向さん主演だし、他の出演者もクセ者ばかりなので、家にいる時は楽しく観ている。第1回は音楽の小曽根真さんが出演してたので、島田さんもカメオ出演すればいい。ヴィオラを弾いたりアリアを唄ったりすればいい
■それにしても 最近島田さんはエッセイばかり読んでるな…どうなのそれ(自戒)始まったばかりの朝日新聞連載は読んでるよ!
■最近のちょっとかわいそう 職場の近所に神社と公園が一緒になったとこがあって、ねこがたまっている。地域ねこなのか皆が餌をあげていてまるまるしている。その中の一匹の最近の定位置がお社手前のお供物を置くとこだったんだが、昨日からそこに剣山が置かれるようになった(苦笑) ・ねこがきらい ・お供物が置けないじゃないか ・そんなところにのぼるなんて罰当たりめが ・実はそこはお供物を置くのではなく花をいけるのです ・いや実はねこがお供物で、剣山に串刺しにし(略) どれだ
■『猫から出たマコト』赤瀬川原平 ねこ好きではなかったと言う赤瀬川さん、しかしねこ関連の本を結構出している。あ〜面白いよ〜かわいいよ〜。 路上観察学会創設者の鋭くノホホンとした目が光ります。いないと思っててもそこにはいるのよ、ねこは。なまねこがいなければ置き物置くのよ。 『猫の宇宙』もすごく面白い。ねこの置き物と、なまねことが同列に扱われていて、それに付けられたコメントがまたオモロい。「ひもねこ」とか、「ばらけている」(この写真はすごい!)とか(笑)
■ところでその ねこ(串刺しにされてない)、七味唐辛子のような柄なのでしちみと呼んでいたんだが、こないだじいちゃんが「さくら〜」と呼んで餌をあげていた。皆好きに呼んでいる。本当の名前はあるのか
■そんでその 神社はお稲荷さんなんだが、時々油揚げがお供えしてあって感動する。ホントに食べるんだー!(まちがい)
■で、 最近読み出してるのがこれ→『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』内山節 これまたリネさんとこで教えて頂いたんですが。すごいせつないよ!悲しくなるよ!現代人は見えなくなるものがこれからも増えていくんだよう〜(泣)
■カラムくん 2歳になった。よかった。 チャンネルズも活動再開するようです。楽しみ。ゆっくり、のんびり、ね
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2008年01月28日(月) ■ |
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『IZO』 |
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INOUEKABUKI☆號『IZO』@青山劇場
森田くん主演で岡田以蔵=人斬り以蔵の話です。うはんもうかわいそうな話に決まっちょるやろが!(これは土佐弁ではない)今回の脚本はグリングの青木豪さん。
と言う訳で見慣れてるいのうえ歌舞伎とはちょっと違う印象。腹にクる音響(あのじさんと「オープニングの音がなるといのうえ演出に来たーて思うー」と話す。「マーシャルアンプ積んでるだろ!みたいな(笑)」)と照明のきらびやかさ、立ち回りのスピードと迫力(階段と回り舞台を使っての大立ち回りは格好よかった!)はいのうえ歌舞伎のそれですが、映像使いがとにかく多い。それが場面転換のフォローのために見えてしまうのがちょっと気になりました。歴史ものですし、いろいろ説明が必要なのでしょうが。しかしその割に、一幕はストーリーの進みが滞っていた感じ。二幕も坂本竜馬はフェイドアウト気味。まあ竜馬がどうなるかは周知のことですよね、って理解すればいいのかな。
あと切腹介錯切腹介錯切腹介錯の連続なので、なんかもう、慣れますね(笑)まあ当時はそれが日常茶飯事だった訳で。慣れるのは人間のいーとこでもありおそろしーところです。それにしてもひとの命の軽いことよ。以蔵も26〜27歳で死んでるんだよねー…。
と先にぶつぶつ言いましたが、名台詞続出(「天は動くものでございます!」とか「海に続かない川もある」とかギュンギュン胸にキた!)の言葉の美しさと役者陣のステキングっぷりはもう素晴らしかったですよ!ええとーやっぱりまずは森田くん。舞台初見でしたが映えますねー!いのうえさんが「見せびらかしたい」と言ったのも納得です。幕開きでぱっと出て来た時の第一印象は「ち、ちっちゃ!きゃしゃ!刀、ながっ!」でしたがとにかく釘付けにさせられます。「獣」と言われる斬り方で、自ら考える頭はないと言い、武市に言われるまま「天誅」として暗殺を繰り返す。いぬいぬ言われますが本当にのらいぬのようでしたよ…。身体に比べて長く感じる刀をがむしゃらに振り回してひとを斬って行くギラギラっぷりはおおすげえ〜と思いました。
公演も後半で、声は嗄れ嗄れ。しかしそれがまたいい効果になっていましたよ…ちゃんと台詞は伝わるしな!ひっくりかえった声も二階席迄届きます。侍しかやれない、頭は使えない、ひとを斬るだけ。刀を捨てたら自分は何が出来るだろう?逡巡、躊躇は常にある。時代に振り回される。それがまたいたいたしー!ああもうすげえかわいそうだ〜(こればっかり)いやこれ迄何パターンか以蔵が出てくる舞台は観ましたが、かつてない程にかわいそうな以蔵でしたよ…おえーかわいそう!
ちょっと羽振りがよくなった時、報酬を貰っていいおべべを買って、それを着て幼馴染み(でも思いを寄せている)のミツが働いているお店へ行くのですがそれがよく似合っていた。黒い袴にえんじの上衣。その後政変を境に土佐勤王党は弾圧され始め、以蔵も追われる立場になり、ぼろを纏った格好で再びミツの店を訪れる。この対比が痛々しくてかわいそーでもーひいい!って感じでした。カーテンコールではちょっと幸せだった頃のその格好で出てきたのでおいよかったなあと思いましたよ…。だって最後はゴミのように打ち首だもん!かわいそう過ぎるだろう!まんさくの花の名前を憶えられてよかったなあおい…(泣)
ああ森田くんのことばかりになってしまったぞ。イケテツ竜馬よかった!僧正とふたりで出てきたカーテンコールではひときわ大きな拍手がわいていました。西岡さんと木場さんは流石、出ると場が引き締まる。田辺さんも森田くんファンから恨まれそうな役(笑)を活き活きと演じていました。てかあんなおっかねー田辺さんは初めて観たな!しかも最後は格好いいしな!史実の武市はほんっと以蔵に対してひでーひとだったそうなので、まあそこらへんはお芝居らしく。
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2008年01月26日(土) ■ |
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『スウィーニー・トッド』 |
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『スウィーニー・トッド』@新宿ミラノ1
なんでこれミュージカルなんだろう〜と疑問に思うものの楽しく観ましたよ。ソンドハイムの楽曲もよかったし、出演者の皆さんの歌も素敵でした。
が、なんでこれミュージカルなの…(復唱)と一度ひっかかるとそこがもー気になって気になって。いや、もとがブロードウェイミュージカルってのは知っています。しかし…『ミス・サイゴン』がなんでミュージカルなんだろう〜と言うのと同じ印象かなあ。ミュージカルになったことでいろんなことがおいてけぼりになってた感じもした。ストーリーに深みが感じられないと言うか…まあそこがみどころではないんだろうか、こういう場合。スウィーニー・トッド伝説は有名なものなので、そんなに深読みする必要はないと言うことかな。
あー、でもすごーい悲しい話だったなあ。
まあいいや(投げた)以下ネタバレあります。
かなり正統派ゴシックホラーだったのではないかと。血もどばどば出ますぜー。トッドさんがもういいや誰でも殺しちゃえーとなった後は、エグい殺人シーンがちゃっちゃかちゃっちゃかテンポ良く進みます。ロンドンのくら〜いトーンの色調も魅力的。登場人物の歯並びがいや〜な感じとか、そういう拘りも細かく細かく。
勿論バートン作品なので、お茶目なところも沢山あります。あのくまメイクでピクニックか!海辺か!パーティか!トッド上の空だ!ここらへんはもう笑えて笑えてブルブルですよ!トッドさんが自分で殺人椅子作ってるとこも笑えたよ…器用だな。あとアンソニー(アホのコ)役のコがすごいミラ・ジョヴォヴィッチに似ててしかもいっつも口ぽかーんと開けてるからますますアホのコ度アップ!ボコボコにされてもおんなじ歌を繰り返す!おいおまえかわいいなあと愛着すらわきました。
ブロードウェイ版を観てないんだけど、幕切れも全く同じなのかな?アンソニーとジョアナはどうなったんだろう。このふたりは幸せになればいいなと切に思いました。しかしそこを描かないところが不穏と言えば不穏なんだよ…果たして30分で馬車は来たんだろうか?アンソニーは無事帰って来れたんだろうか?そこがぼかしてあるとこも後味わるいー。あとトビーが気の毒だった…いろいろと。いい子なのに里親に恵まれないのう。
と言えば、自分の娘と会えたのにそうと気付かなかったトッドは可哀相だったな。妻のことは気付いたけど、娘のことはわからないままだったみたいだからなあ。
ジョニーとヘレナはもうヴィジュアルがとにかく素晴らしくて!も〜あのメイクが似合うのなんの。歌もよかったー。ジョニーは時々すんごい切ない表情をするのですよ…トッドさんすごい理不尽な人生だったもんなあ。あ〜理不尽だ!酷い話だ!
余談だがアラン・リックマンは声もなんかトレント・レズナーに似てるなーと思った。ぼそぼそ喋る時限定。歌声はそんなに似てなかったな。楽曲はアランとジョニーがふたりで唄うパートがことごとく格好よかった。声の相性がいい感じがした。
もひとつ余談だがミセスラベットの最後…焼けてますよ〜の過程を何度も見せるとこにバートンのお茶目な悪趣味を見た(笑)焼けてるの自分の嫁さん!嫁さん!
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2008年01月25日(金) ■ |
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『KAMACHOP』+トークショー |
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『KAMACHOP』+トークショー@シネマアートン下北沢
最終日と言うこともあり、飛び入りに次ぐ飛び入り、最終的にはゲストが10人!もうぎゅうぎゅうです。出演者にも愛されている作品なんだなあとしみじみ。この冬いちばんの寒さなのによくもまあこんなに集まりました…桐谷くんなんか自転車で来たって言ってたよ、それ寒い!寒いって!
えー本編については昨年8月の上映会の時に感想書きましたが、今回改めて観るとアングルとか伏線のひきかたをより楽しめました。ええ話です。大事と思えるひとがいるってのはいいですな。普段忘れてても、ふとした時に思い出せるってのも。
あ、あと九州人って電車のことを汽車って言うよ…そうそう!と思い出してニヤニヤした(笑)
で、上映後にトークショー。KAMACHOPのおふたりと松本監督、おーもりさん、エリ役の仲音映里さんがまず登壇。おーもりさんは来月から始まる舞台の稽古中と言うことで、随分喉に気を遣っているようでした。パーカーの上にフード付きブルゾン、ボウラーハット、マフラーぐるぐる、の黒づくめ。顔が殆ど見えねー(笑)座るともーマフラーに顔が埋まっています。途中暑くなったのかマフラーをとっていましたが、その後また巻きなおしてひたすら口を覆っていたので、かなり用心している様子でした。来月から長丁場ですからね。この時期の舞台で風邪ひいたらキッツいもんね…共演者に伝染っちゃっても大変だし。あ、あと結構頬がこけてた。ヒゲも伸ばしててますます麿さんに似てた(笑)しぼったのかやつれたのかわからん。
とは言え、ここに来る前に呑んできたそうで、トークはゆるゆるでした(笑)司会のピエールさんと言う方がすごいキョーレツなキャラで、それもあってもう何がなんだか…説明しづらい!トークショーと言うよりはもう最終日の打ち上げだったな…楽しかったー。
その後ほうかさんと桐谷くんの関西組が飛び入り。桐谷くんいちばん歳下なのによく拾ってた!話を拡げてた!そしてうまいとこツッコんでた!ええ子や…(笑)ほうかさんも呑んで来ててもう何を言ってるかわからない感じになってきたところ、RIOさんとベースの方が飛び入り、自分でアンプとマイクをセッティングして主題歌のライヴ、最後に見に来たと言う杉内くんを呼び込んでやんややんやでサイン入りポスタープレゼントじゃんけん大会をやっておひらきー。1時間近くやってたんじゃないだろうか。いやはや面白かった。
飛びまくりの話の中で印象に残ったことをおぼえがき。
・おーもりさんは役作りをガチッとかためない方がいいと判断して現場に入り、その場その場で監督の話を聞き乍ら撮っていった ・KAMACHOPたちは出演してほしい役者さんを事前に考えていて、その役者さんが今日この辺りに来るよーと言う情報をもとに待ち伏せして出演オファーをしていった(ほうかさん曰く「渋谷で張ってた」) ・CHOPくんはおーもりさんとのちゃんとした共演は2度目、あの『MSTRBTN』にも出ていたそうです(じゃあ実質的な共演は3度目?)。まじでー!ウチDVDあるからチェックしてみようかな
・ほうかさんはOKテイクが出たあとも、現場の隅で台詞を反芻して「あれでよかったのかな…」とひとりで悩んでいる。「もうワンテイクいい?」とは提案しない(笑) ・その他ほうかさんは豆知識をいろいろと…「新年明けましておめでとう」は間違い、この場合「新年」はいらない、とか ・と話した直後にピエールさんが「千秋楽の最終日」(だったかな)とか言って場内爆笑 ・ぐだぐだになるほうかさんを桐谷くんが「新橋(の呑み屋にいる)みたいになってきた」とツッコミ ・桐谷くんは1日で全部の出演シーンを撮ったそうです(!)場内驚愕、「おお〜」の声があがると桐谷くん「ありがとうございます〜」 ・本編観たひとにはこれはすごいことだと判る…カット数だけじゃなく、あの心境の変化の演技を1日で!……お、おつかれさまでした ・桐谷くんと波岡くんの漫才シーンは、漫才の内容もふたりで考えたとのこと(基本ラインは脚本にあったけど、随分膨らませたそうです)。リハの時間がなくて世田谷公園で小学生3人くらいに見物されて練習したとか
・おーもりさんが「ほうかさんや健太や、メジャー作品で共演したひとたちとまた自主映画の現場で会えるのは嬉しい」と言っていた ・他にもおーもりさんはノホホンとした佇まいでい乍ら映画と言うものを大事にしているなあと言う感じが言葉のはしばしに感じられましたな… ・「ここ迄こぎつけるのにスタッフは本当にがんばったんだなと思った、感心したし、尊敬する」とか言ってたし ・KAMACHOPは寅さん目標でこれから49作品作る!って話に「それは難しいんで、日本全国49箇所で上映するってのはどうかな?」と言ってみたり ・邦画バブルと言われているけど、単館の映画館は減る一方だし、興行収入が多いのはTVドラマのスピンオフ作品ばかりだったりする状況を考えると、この言葉にはハッとさせられました
で、ひとの縁ってのは大事だな〜と皆さん仰ってました。馴れ合いにはならない、でも大事に思える作品が上映されていれば、ゲストでないのに自転車飛ばして来ちゃったり、観客として会場に足を運んだり。そういうことで勇気付けられたりすることってあるんじゃないかな。いいもん観られてよかったです。
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2008年01月19日(土) ■ |
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現美2展とか |
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『Space for your future —アートとデザインの遺伝子を組み替える』@東京都現代美術館
なんか…闇鍋のような企画展で……ひとつひとつは面白いんだけど、企画意図はよくわからん感じでしたよ……。建築、グラフィック・デザイン・写真、ファッション、アートの4セクション。異様に混んでいたのは沢尻エリカ効果だったんだろうか…タナカノリユキの『100 ERIKAS』はCG一切ナシの写真作品。アナログ!コスプレ!見応えありました。表情とかもしっかり作ってる、着せ替え人形にならないモデルもお見事です。すっかり売れっ子アートディレクターなタナカさんですが、このひとの絵画大好きなのです。機会があればまた描いてほしいな。
石上純也の『四角いふうせん』が面白かった。アルミの風船が3フロアブチ抜きのエントランスいっぱいに浮いている。あのデカさで、あの重さ(1トン(!)だとか)でふわーと浮いてるのが妙にかわいくて観てて飽きない。あとエルネスト・ネトの『フィトヒューマノイド』が楽しそうだったなあ。一体型クッション。背負って歩いて、座りたいとこで座れる(笑)体験型だったんだけど、行列が出来ていたので断念。
体験型と言えば足立喜一朗の『e. e. no.24』が面白かった。電話ボックスにミラーボールとCDプレイヤー、ヘッドフォンが設置されたもの。ボックス内はマジックミラーが張ってあるので外は見えない、逆に外からは丸見え。使用例VTRにはノリノリで踊ってる兄さんが映っていましたが、ギャラリーも多く行列が出来ている状況で壊れられるひとは日本には少なそうです(苦笑)
オラファー・エリアソンは原美でも観たもののヴァリエーションかな。色酔いするあれ。怪奇大作戦な気分を味わえるよ…(笑)
未来!技術!最先端!で前のめりになっている雰囲気の中(まあそれもオモロいけど)、SANAAの『フラワーハウス』はひとんちの庭に入り込んだ感覚で和みました。1/2サイズの邸宅と草花模型。
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『ポップ道 1960s-2000s』@東京都現代美術館
おー面白かった!そうだよ所蔵作品沢山あるんだからこうやっていろいろ出してくださいよー!7セクション。うち3セクションは岡本太郎『明日の神話』特別公開関連。
「大衆の欲するスピードと魅力を体現し続けた結果、命まで消費されてしまったポップスターたち。そして日常生活に蔓延する“アメリカ”」と言うガイド。こちらは展示意図がガッチリ伝わりました。
トニー・アウスラー『1,2,3』も会田誠『たまゆら』『美しい旗』も奈良美智『White Night』もあったよー!所蔵作品とは聞いてたけど、実際にここで観たの初めてだよ(笑)人気者でしょっちゅう貸し出されちゃうんだろうなあ。大竹伸朗『ぬりどき日本列島』もよかった。大竹さんの現美での展覧会行けなかったんだよな…無念。ウォーホールの『マリリン・モンロー』10連作一挙展示も壮観。
『明日の神話』、ようやく実物を観られた。5.5×30m。わかっちゃいたけど、デカい。川崎の岡本太郎美術館でも下絵やレプリカしかなくて、自分とこでオリジナルは展示出来ないのかなと思ったけど、これはー、無理だ。入らないよ。4月13日迄はここにいるそうだけど、それ以降はどこへ行くのかな。本来の姿である野外壁画としておかれるのがいちばんだろうけど。旧都庁壁画の『日の壁・月の壁』も取り壊されてしまったしなあ。
最後は毎度の宮島達男『それは変化し続ける それはあらゆるものと関係を結ぶ それは永遠に続く』で〆。実はここがいちばん落ち着く。
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■『ダム2』萩原雅紀 出たー、第2弾!タイトルの「2」は本当は上付き数字で、読みは「ダムダム」だそうです。 発売日に買ってしまったよ…。 前回も大変楽しく眺めましたが、不満だったのが九州のダムが1つしか載ってなかったことで。今回は西日本中心!宮崎も4つ載ってるよー!うち3つは行ったことあるよーひゃっほーい!あ〜一ツ瀬ダムちょ〜かっこええ、アーチダム美しい。また行きたい。 昔はダムに住みたいと思ったもんであった。放流とか聞くとワクワクしたもんだった
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2008年01月17日(木) ■ |
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mouse on the keys "sezession" tour 2008 |
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Machu Picchu INDUSTRIAS. presents mouse on the keys "sezession" tour 2008@Shibuya CLUB QUATTRO
昨年末、toeのレーベル・machu picchu industrias.から出たデビューミニアルバム『sezession』をたまたま試聴してすっごく気に入って、その時下北沢でやったライヴには行けなくて、やっと今回のレコ発ツアーで初見。ぎょえー満員じゃねえかー。こないだのBATTLESの時より視界がない!こんなに人気者だったのか…予備知識全くなしで行ったのでビックリした!
メンバーはDrs、KeyとPf、Synのふたりとのこと。DrsとKeyをひとりで?ライヴだとどうやるのか予想がつかなかったのでとにかく視界を確保したかったんだが、もーダメ!見えねえ!隙間隙間からちょーっと見えるくらい。映像も9分の1くらいしか見えてなかったな!(泣)
まーそんな中確認出来たのは、ライヴメンバーは4人で(Pfがもうひとりと映像担当のひともステージにいた)、2ホーン(Sax、Tp)とノイズ(多分ギター…そう何で音出してるかさえ見えませんでしたよ……)がサポートで出たり入ったり。Drs川崎さんのリーダーバンドだと言うのは判っていたので、川崎さんメインで観ることにする。まあそれでも隙間からですけどね…。メインで演奏していたのはDrs、Keyはベースラインを左手で弾き乍ら右手は叩きっぱなしとかそういう感じだった。とにかくDrsの音がデカい!むちゃデカい!スーツ姿とすごいギャップ(笑)見た目はクラブ寄りのピアノコンボな感じですが、むちゃうるさい!(笑)なんじゃこりゃー面白いやんけー!
アルバムだとうーんとここはループにしてる?と感じるようなフレーズの繰り返しで構成される曲が多かったので、もっと機材機材したライヴかなと思っていたんだけど、ピアノのフレーズは全部手弾きだった。これはおお裏切られた!とニヤニヤ。「最後の晩餐」の序盤はループだと思ってたんだけどなー、短いフレーズのトリル部分とか、すごい均質だったから。ライヴだとここらへんがいい感じにブレていて、ラフさも目立ち、だからこその面白さが出ていました。
レコーディングはグランドピアノでやったとのことなので、音の違いは歴然。まあこれはこれで。いつかグランドピアノでのライヴも聴いてみたいなあ。PAが大変かな。Drsデカいから(笑)いやそれがすごい異質で格好よかったんですけども。
アンコールでは「僕ら曲がないんで…アンコールあるだろうと思って、この2日で1曲作りました(笑)」と新曲を。ヴォーカル、リーディング(Saxのひとが担当)が入ったもので、アルバム収録曲とはタイプの違ったセッションものと言う感じ。しかし実際にセッションで作ったかは判らない。川崎さんがLogicで作りこんだものを生演奏に置き換える曲作りをするそうなので。
とりあえずどっちがどの音出してたのかが分かったのは嬉しかったです…ライヴ、これからもマメに観てみよう。どうでもいいけどノータイで細身黒スーツのふたり組って、なんだかラーメンズのヴィジュアルを思い出しましたよ…。
サポートのkowloon、toeもよかったです。今回観たバンド皆Drsのチューニングもタイプも違ってて面白かった。
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2008年01月16日(水) ■ |
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小ネタ |
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■わ、わらいじぬ! 『Nirvana Biopic News: Courtney Love's Casting Call』 kaollyさんとこで教えて頂きましたけども。実現したらもーたまんねーぞ! クリスとデイヴの扱いの違いはもう笑えて仕方がない。デイヴ、ひとですらない。 やーこーゆーとこあるからコートニーて憎みきれんわ…オモシロイ国の住人だわ……長生きしてくれ!
■エディ・ヴェダーの「Guaranteed」がゴールデングローブ主題歌賞 『65th Golden Globe Award Winners』 『INTO THE WILD』ね。 ストで出席者がいない年の受賞、ってとこがまたなんかいいですなあ。らしいと言うか
■白井さん演出『偶然の音楽』再演が決まってますがー(秋) キャストは…変わるかなあ。変わらなかったら…チケットとれなさそうだなあ……。 劇場は前回と同じSePTです
■実はこっそりあかほりは 岸田戯曲賞にノミネートされている 昨年もされてましたけども。いや…まあね、とれなくてもいいけどね、とったらもっと沢山お仕事観れるんじゃないかしらんと月曜日に語り合ったもので。 「青木(豪)さんみたいに青山劇場(今やってる『IZO』)とか!」「似合わない!」「そう似合わないんだけど、観てみたいとも思うのよ!」「土田(英生)さんみたいに映画化とか!」「似合わない!」「そう似合わないんだけど、観てみたいとも思うのよ!」「本谷有希子(何故か彼女だけ敬称略)みたいに小説とか!」「似合わない!」「そう似合わないんだけど、読んでみたいとも思うのよ!」 ループです。ああ、観てみたいね、読んでみたいね(小説は演ぶで連載してるけどね)。でも似合わないね。でもだからこそ観たい読みたいですね! でも身を削りまくるひととお見受けしますので身体には気を付けて。とりあえず食生活をどうにかするといい
■三池版ヤッターマンのボヤッキーが生瀬さん ヴィジュアル、ピッタリ過ぎる(笑)
■押尾先生とこのお子さん リアム……………。 まあリアムんとこの子もレノンだけどね……
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2008年01月14日(月) ■ |
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『残魂エンド摂氏零度』 |
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デス電所『残魂エンド摂氏零度』@ザ・スズナリ
お誘い頂き行ってきました。前回観た時は駅前、今回はスズナリ。おおうキャパ増えてますがな。次は円形だそうです、ひょー。
段取りが多い装置と演出で、前回はちょっとしたタイミングのズレから崩れてグダグダになってうわーがんばれーと言う印象でしたが、今回は精度が上がっていた感じ。そういう意味では危ういと言うか繊細と言うか安定感がないと言うか。しかしそこが巧く行けばね!面白いと思いますー。
ストーリーも痛いことを結構書いていて、作家の方も繊細なんだろうなあと思いました。顔が見えないweb上でのやりとりで疑心暗鬼になる様子がポップに描かれていた。大人になるとそこらへんの感情の処理が上手くなってくるもんだけど(処理=消化にはならないが。隠すことや不感症を装うのが上手くなるとも言える)、こどもは学習=痛い目への免疫がない分直球で腹に受け止めちゃうからそこでうっかり死んじゃったりするし。
で、そこらへんをギャグで茶化したりするところが照れなのか逃げなのかちょっと掴めなかったところもあり。個人的には第三舞台の面影が見えたけど、多分これはこっちの深読みだろう。
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終演後はカレー食べ乍ら赤堀作品がいかに素晴らしいかを語る会になった(笑)いやマジで今年のあかほりからは目が離せませんよ…離すとあかんような気がする……。あとねこがいかにかわいいどうぶつかとかそういう話。
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2008年01月12日(土) ■ |
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武道館ですのよ奥様とか |
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THE BIRTHDAY『Looking For The Lost Teardrops Tour Final』@日本武道館
いやーチバさんが武道館。ピンとこない。と思いつつ行きましたが、実際観てみると随分しっくり。
ステージは3分の1程の面積しか使っておらず、中央に4人が固まって演奏。照明が派手でちょっと動揺しましたが(笑・いやー慣れないわー)派手な演出もなく、ミドルテンポの「タランチュラ」からスタート。続けて「Lust」「Lovers」と、序盤はじっくり聴けました。あれだけのキャパが静まり返る“I don't care!”は圧巻。物音ひとつたたない。鳥肌たつわ…。チバさんの声はやっぱりすごいですね…。
そう、ミドルテンポで進んで行ったんですわ。とにかく落ち着いてる。一気に沸点に到達する瞬発力ではなく、じわじわと熱くなりそれが持続するのが魅力。地に足がつき過ぎていてその地面がめりこむ重さと言うか。だからパッと見派手に盛り上がりはしないのですが、観客の集中力はずっとステージに惹き付けられている感じ。落ち着き払ったメンバーの様子や(イマイさんは相変わらず妙なオモロさでしたが。「ヌードライダー」の時本気で転んでなかったか)、関係者席が近かったせいか(ポンチさんいい席有難う!すごく観やすかったー)メンバーの親御さんらしき年配の方々が椅子に座ったまま聴き入っている姿を目にしたこともあり、こういう“聴ける”ナンバーを今のチバさんがやっているってのは、あー年月を重ねるってのはいいことだなあと思ったりしました。一瞬でバッと盛り上がるナンバーもいいけれど、このバンドが今やりたいこと、ってのはこういう凄み、迫力なんだろうな。いいライヴだった。
あとキュウちゃんのドラムって案外大バコであればある程ひょっとして栄えるんじゃ…?と思いました。あの重さがスタンド迄伝わるってのはすごいことなんじゃないか。
いやーよかったーと思いつつ、チバさんのあのふわゆるパーマは愛されファッションか!コトー2の柴咲コウを思い出す…とか、イマイさんは普段裸エプロンならぬ裸革ジャンなのに今日はシャツ着てたなー寒いから?それにしてもあのシャツの前の開け方はサマンサタバサの社長のようだとかどうでもいいことも沢山考えてました。ごめんなさい。
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・マイク・ワットの新バンド、Brother's Sister's Daughterが来月来日するんですけど54-71と対バンの東京公演はポリスと同じ日だ…(泣)mouse on the keysとの対バンは熊谷BLUEFOREST。ど、どこ
・SHOW-OFF最新号はおーもりくんとオーケンが表紙巻頭で対談もしてます。バンドブームやら宝島の話が面白過ぎた。そういえばおーもりくん、ここの連載『段差』はどうなったの…
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2008年01月09日(水) ■ |
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いろいろ |
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■『写楽考』DVDリリース 1月16日発売。WOWOWでオンエアされたものとは若干違うものになるのかな。 リンクはHMVですが、実はAmazonで買うのがいちばんおトクなようです(笑)
■思えば『ファントム』って 初日迄一週間切ってるんですよね…大阪からスタート。私が観るのは来月なのでピンとこない! ミュージカルに詳しい方からアンサンブル出演者さんのブログを教えて頂いて(有難うございますー)ちょこちょこのぞいてるんですが、「これまでのミュージカル界の常識をことごとく破壊していくような演出」「今までの役者人生をかけて全て出し切らないと、スズカツさんに満足してもらえないと感じている」「正に想像力と度胸を試される現場」とか書かれていて…いったいどんな演出なんだとドキドキしつつ、まあそうだろうとも思っている(笑) まあいいや。自分の目で観られる迄待つだけです。楽しみ。 スズカツさんお誕生日を祝われたりしているよ…いい雰囲気のカンパニーのようですね! あとヨタロウさんの日記がテンパッてて面白いです。ふはははは
■赤堀新作 青年座に書き下ろし。 ----- 青年座 第191回公演 作:赤堀雅秋 演出:黒岩亮 4月19日(土)〜27日(日)本多劇場 ----- うわごめんあのじさん、4月でした。タイトルもまだ決まってないみたい。 届いたDMのコピーがやる気に満ちていたので思わず転載。 ----- 2006年新作書き下ろし作品『蛇』を持って青年座に登場した赤堀雅秋は事件だった。大胆で繊細。現代人が抱える様々な問題を丸ごと投げつけたその作品に多くの観客は衝撃を受けた。その赤堀氏と新作を立ち上げる。演出には『あおげばとうとし』であたたかな感動をつくり上げた黒岩亮。さて今回も問題作!話題作!ご期待ください! -----
■もひとつ赤堀 赤坂RED/REVOLUTION『東京』 こっちが青年座より先ですな
■役者赤堀 『その夜の侍』がホント素晴らしかったんで、また動くあかほりを観たいのですが(笑) とりあえず観られるのは映画『ぐるりのこと。』がいちばん早いかしらん。橋口監督、『HUSH!』以来ひっさびっさっの新作です。早く公開情報出ないかなあ
■この頃 ・『犬身』をまだ読んでいる…面白い、面白いよ!でもいつ読み終わるんだろう(読むのが遅い上にお風呂でしか読んでない) ・伊坂幸太郎ブーム ・ヤマジー! ・iTunesを整頓してて、久々にdoopを聴いて腹がよじれる ・シンプリーレッドを聴いてしみじみする ・あぶらだこを聴いて燃える ・思えば昔はシングル=ドーナツ盤が主流だったので、今ポップスを1曲単位で配信購入するのを悲観し過ぎるのもどうなのかと思ったりする ・いいとこさがしか! ・でもこれはポップスに限るかしらん。だからこそのポップス ・まあお互いいいとこをねー。取捨選択出来るといいですよねー ・パール兄弟の紙ジャケ再発、リマスターしてあって(窪田さんマスタリング)ボートラもあるらしいんで気になる ・『リアル』『バガボンド』を思わず全巻読み返したり ・『音楽と人』を久々に買った ・『散歩する侵略者』、小説になったんだねー ・UNDERCOVERの耳カバー(て言うのか?)がすごくかわいいんだが高くて手が出ないー散々触ってきた。肌ざわりがすごくいいのー
■会社に行く時より早起きした 年末、よしながふみさんの『愛がなくても喰ってゆけます。』に載ってた阿佐ヶ谷のパン屋さんに行った。気前がよくてベーグルが輪っかじゃなくてへそになってるって言うあのお店です。ホントにへそだった。 ちっさくてかわいいお店だと書かれてましたが、ホントにちっちゃ!かわい!て感じ。ちっちゃなスペースにおいしそうなパンがみっしりです。種類も沢山!2人入ればもういっぱい、って感じなので(レジ前のスペースしかない)迷ってられない。あとにもひとが並んでいたので目についたのを大量買い、午後会った友人に無理矢理配ってみた(笑)お惣菜パンもプレーンなパンもうまかったよーう、また行きたい
■チャオちゃんスパゲティ って鹿児島宮崎限定の食品だったのか…知らなかった。 どうしてこっちで見掛けないんだろうと思っていた。 そう気付くと無性に食べたくなるんですが、通販だと20袋から受付で、それでも送料の方が高いよ!ぐはー
■で、年末会ったシス子マスター(愛知在住)に フライパンとか鉄板で作るスパゲティと言えば名古屋のあんかけスパなんでいろいろ訊いてみたが、やっぱり別ものらしい。 昔UCCがやってたレストラン(ダイエーに入ってるとこが多かった。と言うことはこれも九州限定なの?)が、やきそばもナポリタンも鉄板に載ってきて、生玉子落として食べるのでうまかったんだよう。今UCCて殆ど上島珈琲店になってるからなー、そういうとこが見付からないよ!あああ食べたいよ! お皿に載ってるやつでは神保町さぼうる2のナポリタンが好きですー。ここ、文字通り山のような盛り付けです。ちっちゃめのお皿に高く積んであるので、食べる時どどっと山が崩れないか緊張する(笑)
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2008年01月05日(土) ■ |
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『キル』 |
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NODA・MAP『キル』@シアターコクーン
うむむう、初演、再演と観てきて今回がいちばんストーリーが解りやすく感じた。演出がシンプルになってきているのと、脚本も若干変わってる…短くなったかな?と、あとなんだろう…単純にこちらが二演観ていると言うのもあるかな。
未知数だったテムジンとシルク、よかったですなー。私は好き。初演再演と堤さんがやってきて、初めてそれ以外のテムジンを観ましたが、妻夫木くんはギラッとした野心とともに追われる立場になった焦燥を弱さとして見せる素直さみたいなものがありました。人形に秘密を打ち明けるシーン、すごくよかった。あとハラグロに見えるとこもいいね、こどもを置いてゲーセンに行くあれね(笑)
シルクの広末さん、ルックスはこれ迄でいちばんシルクと呼ばれるだけのイメージに近い感じがした。衣裳もドンピシャ!声は序盤はモロ野田さん好み、と言うか野田さんがああ言う声出せって指定してるのかな?と思う程の“あの声”(野田作品における歴代主演女優の声のトーンを思い浮かべてみましょう)で、これは正直違和感がありました。二幕以降は、母親になったこと、テムジンから気持ちが離れたこと、結髪との関係と言う変化をメリハリつけて見せるためか自然の声になっていて、こっちの方がよかった気も。後半のシルクにはかなり持ってかれた。
よく話すことだけど、野田さんて声萌えだよね〜。
で、結髪ですよ!もーうもともとこの役はもう!もう!て役ですが〜〜〜勝村さんがもう!もう!好き放題!一幕はおまえやりすぎじゃと思う程ですが、二幕はもう〜!わかってんのに泣いたがな!にくらしい!うわーん!どうなるか知ってるのにシルク走れ!早く!とかもーねーえええ(泣)てか格好よすぎる…ズルい……醜男って設定なのに勝村さんじゃ醜男じゃないしな!とか言うと初演のいっけいさんや再演の古田さんが醜男と言ってるみたいじゃないか!違う!言いたいのはそういうことじゃないー!(書けば書く程フォローにならない)
長丁場で心配だった声も皆さんしっかりしてた。ポロロンとガイドが滑舌ちょっと苦しかったな、受け取りきれない台詞がぽろぽろあった。でも中山さんもしんぺーさんもいい味出してました。そう考えると高田さんと勝村さんの役者としての超人っぷり…如実に出ますね、こういう全身を使う舞台だと。あれだけ身体が切れて台詞がバシバシ伝わるのは、“超人”なんだ、やっぱり。
野田さんが終盤の「ろ〜う」が伸び切らなかったり声がかすれたりして、感慨深いものがあった。でも、こうやってひとりの役者の老いを観続けられるのは、幸せなことかも知れないとも思った。作風が変わって行くことも。今野田さんが、こういう言葉遊びが美しく詩情溢れる作品を書く必要を感じていなくとも、過去にこうして書かれたものは、その時代時代の役者たちが舞台に立ち上げ、現在に甦らせることが出来る。そして、野田さんが書く新作はいつでも楽しみなのだ。秋にはトラムで『現代能楽集IV』が決まっている。
前の席過ぎて、布を多用した演出やいっぱいに広がる青空をひきで観られなかったのが残念。本当に美しい舞台だから。
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2008年01月03日(木) ■ |
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『転々』とか |
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・箱根駅伝往路、いつからだったか小涌園のとこに大きなぬいぐるみ3匹がいるようになってすごく気になる。大きいぬいぐるみは苦手な方なんだが、ひとごみぎゅうぎゅうのとこでおしくらまんじゅうみたいに一所懸命跳ねてんのが妙にかわいいのねー
・で、あんまり気になったんで調べてみたらここの子らですわ。 小涌園ユネッサンのキャラクター、スパネコ ここに観戦中の画像 あ、復路でも通ってるのね。復路のこの時間は毎年起きれなくて見逃してる(笑) かわいいのう
・そんな訳でレース以外のとこでも楽しみが出来てますが今年は波乱だらけでしたなー。学連が!学連すごいー!
・ラグビー、五郎丸は次の試合は出られるのかー!キッカーいないとテキメンに点数に反映するな!つうか主力3人も怪我で欠いてんのは痛いー
・バーゲンに行ったのにセール対象外のものを買ったり。いやセールになってるのも買えたけど
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『転々』@テアトルタイムズスクエア
いやーよかったーこういうのんびりじんわり映画が年明け1本目ってのもいいですな。しんみりしたー。
三木監督ならではの小ネタも満載。ねこのぬいぐるみとか。ラッキーアイテムは岸辺一徳とか。三日月さんがいたりとか。そういうひとやものを横目にちらちら、ぷらぷら東京を歩く。吉祥寺から出発、荻窪、阿佐ヶ谷、新宿と馴染みのある景色が続く。ごはん食べたりおやつ食べたり(愛玉子たべたーい)。
福原の申し出はもともと眉唾ものだったので、竹村同様疑心暗鬼のまま話を追っているのだが、気持ちがだんだん「嘘、でしょ?」「嘘、だよね…?」「嘘、であってほしい」に変化してくる。時々入る福原の部屋の中の様子を観て、寝ている妻に起き上がってほしいと思い、福原の妻の同僚たちの様子を観て、部屋を訪ねないでほしい、と思うようになってくる。福原が夕飯にカレーをリクエストした時、ああ、もうお別れの時が迫ってるんだなーと竹村と一緒に泣きそうになってしまった。
共通言語が必要な話ではある。日曜日の『サザエさん』のエンディングを聴くと、月曜日のことを思って憂鬱になるとか。で、センチメンタルぎりぎり迄ひっぱっておいて、あの終わり方!絶妙!
すっとぼけた出演陣もよかったー。オダジョー、三浦友和、ふせえり岩松了松重豊。愛玉子の家の暴力息子(観てのおたのしみ)もおかしかった!出オチ!場内爆笑。
テーマ曲の「髭と口紅とバルコニー」もしみじみ。慶一さんの声が若い!と思ったら、1976年の曲なんですなー。あとラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」、こないだ『SP』でも使われてたんで妙に印象に残った。あとオダジョーのホーミーが聴けます(笑)。あーほんっと三木監督って頭おかしいよね(ほめてる)。
帰りは勿論カレー食べました。あれは食べたくなるわー。牛乳にシナモンも入れてみようと思った。
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それでは今年ものんびり行きましょー。
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