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2005年11月29日(火)
たまには

日記らしいことを書いてみよう〜。

■すんごいすんごい
お世話になった職場のひとがオメデタ退職。これをプレゼントしてみた。
編みぐるみイス(トラ)
……自分がほしいわ…むしろ自分が座りたいわ……(無理)
男の子か女の子かはまだ訊いてないそうなんで、どっちでも大丈夫そうなやつを…とらっつったら男の子だけど、ねこにも見えるからいいや。結局は自分の好みだ!
まあ当分は使えませんけども。首が据わらないとね。
いやーでもホント世話になった…そしていっぱい迷惑をかけた…いつも入稿前に無愛想になってすみませんでした(土下座)読んでいないのを知ってる上でお礼をここで言ってみる。本当に有難うございました。きっとおかあさんに似たかわいらしく明るいお子さんが生まれるでしょう!

■明るいうちに、寒くならないうちに
帰さないとと言うことで、送別会はランチパーティになった。れいさん、ご近所にウマいフランス料理屋がありますぜ。サンクス横の角を曲がったとこー(ローカルな話題)
お店のひとの感じもすごくいい!

■と言えば
よしながふみさんの食マンガに載ってるフランス料理屋(今日行ったとことは別)も職場から10分圏内なんだわ。行ってみたーい

■フレンチを食べつつ
妊婦談義に花が咲き。胎盤食べさせてくれる病院があるってマジか!以前内田春菊さんのエッセイで「法にふれる(死体損壊罪になるとかで)からダメ」って読んだ憶えがあるんだけど今はいいの?などと言う話をする。お店のひとごめんね…貸切りにしてよかったね…

■腹いっぱいです。ゲフー
と言う訳で仕事する気力がもうない。しかし今日入稿の校正が返ってこないので帰れない

■最近ショックだったこと
前髪がゆら帝の千代さんみたいになってしまった…早く伸びてくれ……

■今頃
言うけどどるさん、SOAD来ることがあったら私も行きたいよ!新譜も良いー!今日はおつかれでした!つうかこれからですな…が、がんばれ…

■自分用メモ
エレグラでカニンガムが使った曲
ナチス映像「FLESH IN ARMOUR」ART OF NOISE、「LA ROCK 01」VITALIC
スターウォーズのがわからん!あとは多分全部エイフェックス。
ライヴ後フロアで(普通にウロウロしてたそうです)カニンガムに遭遇したひとが口を揃えて「いいひとだったー」「親切だったー」「優しく対応してくれたー」とか書いててますます気味が悪く…(笑)恐ろしい子…。
そして松尾スズキさんがいらしてたそーです(マジで)



2005年11月27日(日)
『エリザベスタウン』+α

『エリザベスタウン』@新宿スカラ

突っ込みたいところは数あれど、いいお話でした。予備知識を全く入れず行って、このすんごいこだわってます!って選曲のつるべ打ちは…と思ったらキャメロン・クロウ監督作品だったんですねー。

これで使われていた「BIG LOVE」、初めて聴いたヴァージョンだった。最初カヴァーかと思って、にしてはこの声は…と気になって、エンドロールでチェックしたらまんまFLEETWOOD MACだった。何に入ってるヴァージョンだろう。サントラには収録されてないんだよね…。

ジェフ・バックリーの話が出たところでは胸がぎゅーっとなった。かーなーりー音楽、そしてアメリカと言う土地と密接に関わっているストーリーです。あの行っても行っても地平線、な広大さ。そしてその土地土地のエピソード。そこに流れる曲の歌詞も大きな意味を持っている。自分はその何割かも気付けなかったと思うけど、その土地に住んでいるひと、馴染みがあるひとは、思い入れも強くなるんじゃないかなと思いました。

オーランドくんはイギリスのコだけど、馴染んでて良かったな。思えばコスチューム・プレイではない彼の出演作って珍しいですね…ひょっとして初めて?

で、まあひとつひとつのエピソードには大きな意味があり、作り手側も相当思い入れがあるのではと推測されましたが、長尺な印象は否めませんでした。タップダンスはいつ迄続くのかとか。「FREE BIRD」演奏シーンも(と言えばここ、ジョークとして受け取っていいもんか?LYNYRD SKYNYRDってメンバーが飛行機事故で亡くなってませんでしたっけ…)。いいシーンなんだけど…やっぱ長いと感じてしまう…10秒…いや、7秒短いだけでも違うと思う。まったり観るにはいいと思います。

でもいい話だよ。ああいう葬式はいいですね。

キルスティンちゃんは美人とは言えないけど、ニッと笑った時の八重歯とエクボがかわいい。一歩間違えば相当ウザい女になりかねない役柄を、ギリギリでチャーミングなものにしていたのはお見事。

****************

■たちさんと
会うといろいろ深遠な話になりますよ…ロビン・フィンクからスタートして、深夜のタクシー運転手の話したがりな傾向〜答えを求めていない感じとか、そんな重い話振ったまま降ろさないでくれよ!とか(笑)人間ドックの話とかを延々してました。誰か貧血にいい食べもんを教えてくれ。献血したいー。
キング牧師が最後に泊まったホテルが載ってる写真集の話が面白かった。これ観てみたいな。タイトル憶えてないと言われてしまったよー。
あと左利き談義。増えたよね左利き、と言うか、矯正されなくなってきてるってことだろね

■西新宿にも行ってもうた
危ない!また買っちゃったじゃないか!2本買うと割引って言うからたちさんと同じもんを2本選んでそ知らぬ顔してレジに出してもオッケーだった。いいとこだな!だってこれ、ファミレスでドリンクバー1人分オーダーして複数人で回し飲みするようなもんだよ!気付いてるならやるなよ。
PHILLYのトレントは反町?と言うようなタンクトップから出ている腕が太過ぎます

■ひゃっほーい
ディック・ブルーナ・ハウス・カフェ期間延長!
この前行った時うさ公パン焼き上がってなくて、観ることも出来なかったんで何とかリピートしたい!



2005年11月26日(土)
electraglide 2005

electraglide 2005@幕張メッセ 国際展示場3番ホール

楽しかったよー。しかしゴミは年々増えていくな…あれは我に返ってヘコむな…。そーいえば昨年フロアに血だまりがあったけどあれ何だったんだろうな…とふと思い出してゾワー。他にもところどころ嫌〜な雰囲気もあるので、改善していかないといつか大きな事故や事件が起きるかもなあと不安も残りました。

ペース配分はうまく行ったんですが、時間配分を間違えた。ごはんを食べていてCOLDCUTを逃すと言う失態をやらかしました。バーカバーカ!日本人みたいなひとが回してるからまだだーとか言ってたら、あれKENTAROだったんじゃん…アホー!気付け自分!しかも最後に出てきたのはジョンスペ(!!!)だったってよ…気付けよ!バーカバーカ!うわーん!(泣)

しかもマツケンサンバかけたらしい。何か…何かすごく逃した!って感じがするぞ……くそー。しかし済んでしまったことは仕方がないのだ…。

と言う訳でイシイくん45min>AUTECHREちょびっと>カニンガムフル>UNDERWORLD120min(しかし30min休憩した(笑))でした。

いやーもうあれだ、カニンガムに尽きる。レイヴの祝祭空間っていいよねーとか言ってる奴は皆死ね!ってくらい悪意の塊だった。でも仕上がりはポップなのな…面白かった…面白かったと言っていいのか…。映像自体はまあ相当エグいんで、途中ふと我に返って、一緒だったポンチさんに「こういうの大丈夫?大丈夫?」とか訊いちゃったよ…。元気に「大丈夫!」と返ってきたので、その後は気にせず堪能した(笑)

反応はもうまっぷたつ。いや3つか?ドン引きのひととヒステリックに喜ぶひとと、ひたすら喰いついて観てるひと。1934年のナチスの記録映画をコラージュしたパートがいちばん顕著だった。すごかった…ヨーロッパでもやってるんだろうかこれ…アホな日本人は「ハイル!ハイル!」とかoioi調に言ってたけどおいおい(not oioi)って感じだよ…。スクリーンにルミカ投げつけたひともいた。もうすんごい異様な光景だった。

しかしこれ、誤解を恐れずに言うと音も映像も見事な編集でした。ナチスってやっぱりスタイリッシュで、ヒトラーの声はひとを啓蒙するにはうってつけなんだなあ。見事に合う訳よ、リズムに、ループに。で、テンションガーっと上がるんですよ。こ・わー!何考えてこんなの作ったのかなーと思ったよ…あんなにかわいい顔してこんな恐ろしいことを考えているのか…そうだよ、イケメン(笑)だから顔も観よう!と思ってたのに映像が凄過ぎてそっちばっかり観ちゃったじゃないか!惜しいことをした。

前半のスターウォーズの映像をカット&ペーストしたやつは楽しかったなー。オチもあったし(笑)ラバージョニーものやエイフェックスネタ等既存のものも音と同期させてた。音はエイフェックスのものが多かった。COME TO DADDYとWINDOWLICKERはほぼまるまる使ってた。iBook1台でやってたかな。

「すごいもんを観たね…」「当分残る…」「夢に出そう…」「でも、すごくよかった…」と話しました。Tシャツ買っちゃったよ、どこに着ていくんだよ。パッと見いいデザインなんだよー!でもよく見ると気持ち悪いんだよー!よく見られないところに着ていこう…(着るんかい)。

UNDERWORLDは今回のライヴを会場限定の受注生産CDでリリースしますよーとあったので予約しといた。カニンガムと被って序盤逃したので、届くのが楽しみ。1時間もしない辺りでREZ>BORN SLIPPY NUXX>TWO MONTHS OFFと来てもうヒー!て感じでした。PEARLS GIRLは嬉しかった!大好き!JUMBOも!新曲も結構やった。

小猿は万歩計を付けてみたい…と思う程に動き回っているし、おかあさんはこどもの授業参観ですか?と言うようなフォーマルだし(下はブルージーンズだけど上はYシャツにジャケット。ジャケットと言うより背広に見えた)と見かけも相当面白かったんですが、新しいおとうさんのおかげで小猿はのびのびやれてる感じもしました。卓に向かう場面がテキメンに減ってる。RAINBOW2000を彷彿とさせる動きっぷりでしたよ…元気だねー!おかあさんは負担が減ったのが逆に災いしたか、音止めちゃったりしてたよ。おい。

しかし流石に180minセットは長い。ちょくちょくインターミッション入れてたのは客への配慮?小猿の休憩のため?最後小猿がおとうさんに「俺やりきったよ!」みたくわーんって抱きついていたのが微笑ましかったです。

そしてアンコールではウェディングドレス姿で出てきました。自分も素面で幻覚を観られるようになったかと思ったけど、本当に着てました。あーかわいいかわいい。

イシイくんはイシイ節アゲアゲヴァージョン。しかし情緒的な終わり方で、あらどうしたのん?と思った。AUTECHREホントに照明落とすね!あの広さのフロアであんだけ暗いってのはなかなか…面白かった…そして暗いんでまた飴屋さんのことを思い出した。

ピザがおいしかったぞ!



2005年11月25日(金)
あ、そうか

■ゲイマンガじゃなくて
BLと言えばいいのか!ボーイズラヴですね!御指摘有難うございます(笑)
いやでも…ずっと読んでる方からすれば何を今更、って感じでしょうが凄過ぎるこのひとの作品…。ハードコアとは言い得て妙。でもひとへの目線が優しい。その分ヌルかったり甘い考えには容赦がない。
ちょっとずつ読んで行こうと思います。頭をガツンガツンと殴ってちょーだい、殴ってくれよお!

■本日これから
エレグラです。気付けば毎回行ってますが、いつもペース配分を間違えて最後は床で寝ている。今日こそは優雅な大人な遊び方をしようと思う。イシイくん>AUTECHRE>COLDCUT>カニンガム>小猿とおかあさん(UNDERWORLD)辺りをまったりと楽しみたいですわおほほほほ。出来るのか。小猿とおかあさん(+新しいおとうさん(プライスだよね!?))180minセットは何とか持ちこたえたい(笑)で、体力残ってればカール・コックスも

■と言いつつ
もう眠いんですけど…どうすんだ……

■わー
FISHMANSドキュメンタリー映画化
そうかー



2005年11月23日(水)
水族館+小ネタ

■エプソン品川アクアスタジアム
みやちゃんは行動力のひとで、世間話のノリで「うんうん行ってみたいねー」と言ったら即ツアーの計画を立てて実行に移します。
オープン時程は混んでいなかったと思う。外に並ばず入れた。ペンギンのごはん時間に当たって面白かった…つうかかわいいな!あーかわいい!地上ではあんなによちよちしてんのに水中での泳ぎはすごいな!
イルカショーも観た。ラッキーってコがあまり芸が出来なくて、やる気もなさそうで、でも係のおにーさんにはやたらなついていてごはんねだってた。アホなコ程かわいい。
魚もアホな顔をしているものほど気になる。深海系は変な顔ばっかりだ。かわいい。
アシカショーは定員に入れず観られなかった。
アトラクションホールもあって、海獣のメリーゴーランド(ドルフィンパーティー)が凄過ぎた。かわいいけどやたらリアルなのな…あざらしの首の下がもたっと皺になってるとことかな…微妙に気味が悪いので(酷い)これには乗らず、ギャラクシーエクスプレス999に行きました。キャーハーロックすてきーとかエメラルダス男前ーとかメーテルの睫毛すごーいとか騒いできた。みやちゃんはコースターの恐怖に無言になった

■どうでもいいが
以前クイーンエメラルダスのことをクイーンエスメラルダだと思っていた。まあどっちでもいい…いや、語源なんだろうけど…

■『愛すべき娘たち』よしなが ふみ
今頃読んだ。でも今読んでよかったかも。よすぎて絶句した。
過去はなかったことには出来ない。でもそれをいいことにするか悪いことにするかは自分次第かも知れない。どうやっても悪いことにしかならないことは、忘れるしかない。でもそれが無理なこともある。
あーおかあさんともっといろいろ話をしたかったな。
ゲイマンガを沢山描いてるひとだけど、そっちも読んでみようかな。誠実な話なのには変わりないんじゃないかな

■『さおりとトニーの冒険紀行 ハワイで大の字』小栗 左多里
小栗さんの本は反射で買うんで(笑)ハワイ行ったことないんだけど、これから行ってみよーと言うひとにも楽しいガイドになってます。従来の観光地と違う面から、と言う意図もあるようなので、行き慣れているひとにも新鮮かも。
編集のエディ(エディターだから)が気になります

■そういえば
今出ているBARFOUT!でゴセッキーが鈴木志保さんの『船を建てる』の話してるんだけど、これ絶版なの!?ぎゃー信じられん、あの名作が絶版って!これは絶対手放さないよー!
あ、でも自分が死ぬことになったら棺桶に入れたりせずに誰かに貰ってほしいー。読んでもらいたいもん

■『ハリウッド・ノクターン』ジェイムズ・エルロイ
読みそびれていたんで、『アメリカン・タブロイド』の前にと読んだ。装丁格好いい。このひとの短編って珍しい。
エッセイのノリで始まったけど、やっぱりエルロイ節でした。アコーディオン弾きのショウビズの物語が何故こうなる!(笑)
バズの話が切な過ぎる。あーバズなー、バズはなー。『ビッグ・ノーウェア』のバズは格好よかったなー。とか言いつつ私はアップショーが大好きだったよ…あのクールな振りして不器用くんがー!わーん!

■と言えば
『ホワイト・ジャズ』がニック・ノルティ主演で映画化進行中って話はどうなったんだっけ?頓挫しちゃったんだっけ?今は『ブラック・ダリア』の公開が楽しみで楽しみで

■と言えば
『L.A.コンフィデンシャル』でエド役だったガイ・ピアース主演の『THE PROPOSITION』はもう本国で公開されているようです(ここでトレイラー観れます
これ、ニック・ケイヴが脚本なんですよ。トレイラーの歌もそうだよ!わーこれサントラ出るの?どうなの?
そしてどるさんに指摘されて気付いた、これの監督『亡霊の檻』を撮ったひとだあね!ぎょえー、怖い!
でもトレイラー観る限りでは雰囲気違うかも…怖くはなさそうかも…って、それ以前にこれ日本で公開されるの?どうなの?(泣)

■あー
ニックのうたが聴きたいなー。もう日本には来ないんですかね…それってやっぱりフジ'98の楽屋で大暴れしたからですかね…日本のマネジメントも無くなっちゃったしね。誰か呼んでおくれよ!



2005年11月22日(火)
小ネタ

■なんだってー!
NINファンナイト、あの後22:30迄延長して5.1ch聴かせまくりだったんだってー!(泣)のろいか…のろいなのか…誰だよかけてるのは!リアムか!(言い掛かり)
予想の3倍の集客だったそうで(!)お店のひとも判断に困ったんでしょう。まあいいひとだったからいい。盛り上がったみたいでよかったですねー。
まあ自分はダメもとで行ったんで諦めも付くが、あのかわいこちゃんはもちっと粘ってみればよかったね。残念だ!
それにしてもかわいいコだった…(まだ言ってる)私が藤代冥砂だったら「君と恋に落ちた」とか言って写真を撮ったね…。
次回はリスニング環境をもっと充実させた上で、場所も変えてやるとのこと。期待してまっす。今度は被りませんように!

■そんな(どんな)リアムですが
無事ツアーを終えたようです。そーだねー今迄でいちばん安心して観られたわ…。今回のツアー、福岡が入ってないのが不憫で不憫で。本人忘れてるんだろうなー(注:弟は過去2回福岡公演をブッチしています。しかも前回はステージ途中で帰ると言う狼藉っぷり。お兄ちゃんが「あんのバカがあ〜〜〜!」と数曲がんばったが最後迄出来る筈もなく)いつかまた福岡に行ってあげてください

■久々
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[11_20_2005]
We just played our last show with Queens of the Stone Age. It was an honor to tour with them and I really enjoyed the experience. Great music and great people.
Speaking of which... we welcomed Autolux back for a few dates. If you haven't done so already, go buy their record immediately. My favorite record of the year (even though it came out last year).
9:58am_PST
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北米&カナダツアー終了〜おつかれでした!QOTSAともこれでお別れ。すぐ南米ツアーに入るけど、ちょっと休めるね!

■THEN IT MUST BE TRUE - JEROME DILLON
な、ながい。そしてその髪型の意味は…。うー今読んだらロウになりそうなので正月休みにでも読もう。あ、でもそんなことしたらロウな正月になってしまう。どうしよう。
自身のプロジェクト、nearLYのデビューアルバム『REMINDER』が来月リリースされます。深読みしたくなるタイトルだな…。ここでちょろっと試聴できます

■『リアル』5 井上 雄彦
最近また線がすっきりしてきたなあ。こっちのが好みではあるんだけど、以前こんな感じのタッチになった時って腱鞘炎で大変だった…って聞いたことがあるんでちょっと心配になったり。手に負担がかからないような描き方に変えてこれだったらいいのですが。
それにしてもホントに重い…面白いけど重い…。高橋のヤなとこがちゃんと描いてあるから重い、ヤマがああなっちゃったとこも重い。でもああなっちゃうよな。なるよな。それを隠さない方がいいんだよ。だって理不尽だもん。理不尽を前にして平静でいられるか。
次巻は来年。先だな!まあ待つ楽しみもあり

■なぬっ
マヌルネコ、埼玉こども自然動物公園にもいるんだって!わー観たい観たい!行きたい!
上野動物園んとこのおこさまだそうです。じゃあ今日本では4箇所で観られるのかな?

■DIRECTORS LABEL
最近ロウ気味の原因の一部はこれな気がする…コービンディレクションのクリップを寝る前に観てるからのような気がする。不穏だよね…好きなんだけどね。観てると何だか重〜い気分になる…でもブリクサがまだ細い頃の映像があってトキメキました(笑)ふふ…魂のあざみ…。
ブックレットの訳が山形浩生さんで面白いです



2005年11月20日(日)
oasis2日目+α

oasis@国立代々木競技場第一体育館

リアム絶好調だった。金曜日もよかったけど、こんなに声出てるのって最近では珍しいんじゃないだろうか…終盤はちょっと息切れしてたような感じもしたけど、「気合いで出したる!」みたいな様子も見えてちょっとビックリした。リアムいいコになったねえ…。

ほんっとこのコの声は天からの贈り物だな!(何度でも言う)その贈り物を大事にしないところがリアムのいいとこなんだが(笑)調子いい時聴けるとほんっとに幸せな気分になるな!

あーよかった。よかった。最近ヘコみ気味だったんで「ACQUIESCE」〜「LIVE FOREVER」でどばーっと泣いてしまった。あースッキリした。今日はゲム寄り9列目くらいだったんだけど、音はこれくらいの位置で聴いた方がよかったかも。分離もはっきりしてたし。ザック(やっと憶えたよ!)のドラムはoasisには珍しく自己主張のある感じがして、慣れると面白く聴けました。手数も多いなあ。カヴァー(マイジェネ)がいちばんいきいきしていたようにも聴こえましたが(苦笑)。ゲムやアンディが触発されているようにすら見える場面もあった。長くいてくれるといいのですが…。

「TALK TONIGHT」聴けたのも嬉しかったな。はあー。

それにしてもリアムは美しくなったね…(真顔で)メンズノンノの表紙!とか言ってたんだけど(笑)。だって一時期危なかったじゃないの、くまさんみたいになっててさ…それがどうしたよ、美白になってるよ。お肌もつやつやだ!身体も何だか筋肉質になっている!セレ部としての自覚が出てきたのか。そこでやっぱり出る話はデーモンですよ…しっかりしろ!元がいいからってそこに甘えてると歳とってから大変なんだよ!ゴリラズで姿出さないからだろ!がんばれよ!

リアムが輝いていたので今回なかなか兄ちゃんを観られなかったのだけど(笑)相変わらずかわいらしかったです。かわいらしいけどギターの前には平伏。珠玉の曲を有難う有難う。落ち着いている感じでしたが、やっぱり弟が心配なのか、何かやらかさないかとちらっちら注意を配っていた。いくつになっても弟は弟じゃよ…微笑ましい…。

あー元気が出たよと言いつつ今反動でぐったりです。座席指定だったのに何故か爪が割れている。アザが出来ている。何やったんだろう。そして喉はガラガラです。あのじさんと「歌詞がぽんぽん出てくるよね!」「oasisとマニックスはほんっと忘れないね!」「刷り込まれてる!」「しばらく聴いてなくても音が鳴ったらするする出てくる!」「三つ子の魂!」と話してた。唄った唄った。あー楽しかった。

****************

帰り道の途中にあると言っていいくらいのとこだし…ひょっとしたら1時間くらいは参加出来るかも知れないし…やっぱり気になるし…とNINファンナイト@NAKED LOFTに寄ってみる。初めて行ったけど、菊地さんちのすごい近くだな(笑・菊地さんち、これ!とは知らないけど、本人のあけっぴろげ(ホントあけっぴろげ過ぎだ!危ないだろ!いろいろと!(泣))な話から察するにモロここらへんだ)。オープンカフェ(流石に今の季節は閉めてたけど、ガラス張りなので外から様子が見える)なので入りやすい雰囲気。

ではありましたが。入口で女のコがお店のひとと話している。「何時迄やってます?」「21:30終了予定で…」。現在21:00。便乗して「延びたりしないですか?」と訊いたら確認しに行ってくれた。黙って入れちゃってもいいのにいいひとだな!

待っている間女のコと立ち話。いやんかわいこちゃんだわ!なんでこんなかわいいコがNIN聴いてるの!(酷い)「NINお好きなんですか?」「はいー!(かわいいコと話すと声が高くなる)」「わあー。いいですよねー。トレント・レズナー」「そうですねー。かっこいいー(ここ「かわいいー」と言いそうになって直前で修正しました)」「クラブイベントみたいな感じかなと思って来たんですけど、皆座って聴いてますね…」「そうですね…試聴会みたいですね…」「5.1ch…」「そう!それで聴けるって言うから!」「ちょっと聴こえますね」「でもここからだと5.1chの効果が判らない(笑)」「あー(笑)」

お兄さんが出てきました。「予定通り進んでいるので、押すことはないと…30分でもチャージ頂いちゃうんで…30分で¥1,000ですから…勿体ないですよ…?」良心的だな。それじゃあ〜…と諦めることにする。外からだけどちょっと聴けたし、まあいいか…今回は仕方がない…。鈴木さんの企画だったからさぞや濃くなおかつ面白かったことでしょう。うーうーうー。またやってください…。

かわいこちゃんとの帰り道、「実は今日oasis行ってて…同じ日になるとは…」と言ったら「ああ!今代々木に来てますよね!どうでしたか?」との反応。わー何ていいコだ!何でこんないいコがNIN聴いてるんだ!と思った。私はNINリスナーにどんなイメージを持っているのか。「またあったらいいですね」「そうですねー、またー」と別れた。ああそれにしてもかわいいコだった。また会えたらいいなー。



2005年11月19日(土)
シルヴィ・ギエム最後の『ボレロ』

東京バレエ団ジャパンツアー2005@東京文化会館

Aプロ。『ギリシャの踊り』、『小さな死』『ドン・ジョバンニ』、『ボレロ』の3部構成。

シルヴィ・ギエムの踊る『ボレロ』はこのツアーで最後。あー信じられない、でもいつか必ず終わりはやってくる。観ることが出来て本当によかった。追加公演がどんどん増えて、本人のコンディションが心配になる程でしたが、当然のように素晴らしい『ボレロ』を踊ってくれました。アンコールも何回やったか思い出せない程。

ギエムと言うと強靭な肉体、マシーンのような精緻な踊り、史上最強の女性ダンサーと言うイメージが強い。『ボレロ』は20分弱で世界の始まりから終わりを見せるような構成の曲。ベジャールの振付もそうで、終盤につれ負担が大きくなる。止まらないリズム、重なる疲労、それなのに踊りは激しくなる。ダンサーの疲労やブレこそが表現として(ドラマとして)成り立つことも有り得る。そこに感動が生まれたりもする。

が、ギエムは決してそうはならない。ブレない。疲労も見せない。表情も涼しいままだ。

内面的にはそうではない筈だと思うんだけど…きっと疲れていたり、苦しさもあったりすると思うんだけど…それを見せることはない。超人、を演じているのかも知れない。でも、それこそがギエムなんだろうな。

時々ミュージカルでの感情の動きを考えることがある。唄っている時に感極まって役者が涙を流した場合、それによってピッチがズレたり、台詞を伝える為の歌詞が不明瞭になった場合、それは役者の技量としてどうなんだろう。でも、その役者の涙で感動するひとも勿論いるだろう。それが表現として成り立つ場合もある。

でも、そうでない表現者もいる。完璧、とてらいなく思えてしまう表現者。ギエムの『ボレロ』は、いつ観ても完璧だった。涙が出た。

あーーーーーーーーーーーーーもう観られないのか、観られないのか。あーーーーーーーーーーーーーでもこれ迄4回観ることが出来たってだけでもラッキーか。バレンホイム指揮のシカゴ交響楽団のオケでも観られたし。ううう。

『小さな死』も素晴らしかった。タイトル通り、官能的な振付でドキドキ。ギエムとマッシモ・ムッルの踊りはホンットに美しい。澱みがない。

『ギリシャの踊り』『ドン・ジョバンニ』もよかったです。『ドン・ジョバンニ』のオチってかわいいよね(笑)。

ベジャールの『ボレロ』は、これからもいろんなダンサーで観ていくと思う。ライフワークのノリで。首藤さんのをまた観たいな。来年春には上野水香さんが踊ります。ギエム以外に女性ダンサーが踊るのは観たことないので是非観たいんだけど、平日のみのプログラムなんだよね…バレエって開演が早いんだよね…しかも上野なんだよね…うーうー、土日に追加公演出てくれませんかね…。

****************

夜は呑み会。ウォンカチョコ(本物)もらった!うまーうまー!かわいい!パッケージもかわいい!あといろいろ頂いた。嬉しい。

ハリーポッター先行上映を観てきたどるさんとななしさんからファインズさんすげいかったよと聞く。プログラムも見せてもらったけど、インタビューは載ってるのに写真は一切載ってないの。それ程秘密にされてるあの役…本人の顔の造作は殆どわからんくらいなメイクだそうだが…た、楽しみだよー。ジャービスもいっぱい映ってるらしい。それも楽しみ!

やまこさん、飴屋さんの話はまたじっくり(笑)暗闇体験、あったら是非行きましょう!



2005年11月18日(金)
小ネタ+oasis1日目

■『ゲルマニウムの夜 ―王国記1』花村 萬月
うおーシリーズものだったのか、これ。3冊あったよ。続刊も読んでみよう。
映画との設定の違いも楽しめました。あの雪の効果は映画ならではだったんだな。
「なにしろ信者自らを羊になぞらえるほど権力権威に弱いピラミッド型の集団である。価値は天の国にしかないのだ。」
常々、神と言う存在はあるとは思う。ただ、それに名前を付ける点に疑問を持つ。だから神と言う“名前を持つもの”は不在だと思っている。その“名前のない存在”に畏怖や感謝の気持ちは持っているけど、それを対外的にアピールする必要ってあるんだろうか?だから宗教と言う概念には疑問を持つ。
まあこれはいろいろ。反動もあります。
巻末の対談(花村さん×小川国夫さん『神を信じるか』)で話されていた、カトリックとプロテスタントの違いも興味深かった

■元気で仲良くな
トオチャンさんと羅針盤の話をちょっとした。そもそもデビューアルバムをトオチャンさんが貸してくれて、羅針盤聴くようになったんだよねと言ったら、もう7〜8年前だよねと言われてヒー!となった。そんな前かね…。
かわいいボウヤと素敵なカアチャンさんと元気でな。トオチャンさん家はいい家族だな〜とよく思うよー。
日常を意識しないでいられることこそがホントは幸せなのかも。でもことあるごとに噛み締めるのって大事かも。
それにしてもこどもは何故皆鉄ちゃんなのかね…。職場のひとんとこのボウヤも車種にすんごい詳しいよ。どうぶつよりも電車が好きらしい

■やまこさん明日持ってくよ!
貸す前にと『REICH: SEXTET, SIX MARIMBAS』を久々に聴く。
円形で、スズカツさんで、音響井上さんでってなると毎回面白いんだけど。思えば『LYNX』の音の飛び方も物凄く面白かったんだ。
『LYNX』ではぴゅんぴゅん飛んでる感じだったので、何となく構造は把握出来たんだけど、『胎内』のぐにゃあっとした動き方は今でもよく判らない。どうやったんだ…。
そういえば阿佐スパの『ライヒ』って何でライヒってタイトルだったんだっけ?このライヒと関係あったっけ。観た癖に内容がおぼろです

■いよいよ
本日はオエイシスでっす。初日大阪はどうだったのかな、しかし昨日大丈夫だったからって今日大丈夫とは限らない!ちゃんと会場に来てくれるかな、帰ったりしないかな、ライヴが始まったとしても安心出来ない。途中で帰ったりしないかな、最後迄気が抜けない!主に弟が、なんですけどね!主にじゃないか、100%か(笑)家に帰る迄が遠足です

■行ってきた
oasis@国立代々木競技場第一体育館
3列目ド真ん中……(白目)どどどどるさん有難う!「ななななにここ!こんな前!」「初めてだよ初めてだよこんなに前で真ん中でoasis観るの!」「き、気持ち悪い…緊張して吐きそう…」「何で平日なんだ!休みだったらもっとばっちりメイクしてきたのに!」「おえー」(以上普段より2オクターブくらい高い声)
と言う訳で開演前にもうぐったりしていた…。そしてアンコール前には「この近さ!この高さ!あれだよあれ、あそこに似てる!芝浦にあった!」「インクスティックインクスティック!」「あれくらい近い!あれくらいのステージの高さ!」と世代トーク。アンコール時にリアムが吸ってたタバコの匂いが伝わってくる程近かった。有り得ない…運使いきった…は、ここんとこ体調悪かったのはこれに運を使っちゃったんだ!そういうことにする!それならいい!
その上、前の席にとても気合いの入ったかわいらしいお嬢さんがおり、リアムリアムとがんばってくれたのでリアムが釘付け!(マジで)お嬢さんのアピールにうんうんと頷いて、お前にやると指差確認の上タンバリンを放ってくれた。キャッチしたお嬢さんはお友達と抱き合って喜んでいた。終演後タンバリン触らせて貰った(笑)いやーお嬢さんのおかげでいい目みた…リアムのかわいい子キャッチアンテナも見事だ…。
音響はもう最悪!流石代々木だ。でも演奏は最高!ドラムのひと(ごめん未だに名前憶えてない)サマソニで聴いた時はあまりにも重たくてうーんと思ったけど、今日聴いたら馴染んでたなあ。oasisの歴代ドラマー中いちばんヘヴィーアタッカーな感じです。ソロらしきところもあってこれは新鮮だった。
選曲もバランスよかった…リアムもサマソニより声出てた。楽しかった…喉がらがらです。
あとリアムが珍しく(笑)ちゃんとした格好だった。いやむしろかわいいとさえ思えた。兄ちゃんもステキでした。ゲムとアンディも珍しくきちんとした格好だったよ…どうした…。
そんな1日目。だめだ、面白過ぎてまともなことが書けん。そしてあまりにも近くだったのでリアムの記憶が殆どだ。明後日も楽しみです



2005年11月16日(水)
小ネタ

■さっき迄
THE SPIRALの企画で、トレントがチャットに来てました。必死で読みました(質問する語学力などない)。
約1時間で、常に900人くらいいたかな。その中で質問出来たひと、答えてもらえたひとよかったね!
今後「AATCHB」「WITT」「SUNSPOTS」をライヴでやる?と言う質問に「Yes, maybe and yes.」と答えてた。期待期待。
坊主について質問したひとナイス(笑)
日本について質問したひとありがとー!「I love Japan, if the language barrier wasn't so great, i'd consider moving there.」だって!また来てねー!
秋葉原で何を買ったかは教えてくれませんでした。
他にもカニエ・ウェスト、ソウル・ウィリアムスの話や、デュアルディスクの話、PHMリイシュー、NOTHINGレーベルの現状等を。結構フランクに話してたんじゃないかな。maybeを連発してましたけど。
ツアー先(エドモントン)の雪がすごいそうで、楽しそうでした。
ダイジェスト版のログが、近いうちにアップされるそうです
(追記:いろいろ見て回ってみたところ、チャットルームに入れず実況コピペ部屋に誘導されたひとも相当数いたようです。ヒー。最終的には何人入れたんだろう?)

■わーっと
『ビーグッドカフェ芸術論』
当初の企画が全くの白紙になったとのこと。行かれる方ご注意を。
何だかいろいろあったようで…経過を伝え読んでいたのでヒヤヒヤしていたのですが…。
個人的にはこの日は行けなかったので、ちょっとラッキーでした(ごめん)。残念ではありますが、暗闇体験企画は改めて、どこかで実現してほしいです。期待してます

■DIRECTORS LABEL
グレイザー巻完了ー。作品が少ない分、構成が凝ってて面白かった。長編映画の公開も楽しみです。ニコール美しい!
現在アントン・コービン巻。いきなりプロパガンダ、シルヴィアン、バニーメンにジョイディヴィジョンにデペですよ!ヘッドフォンで聴いてたので、まずモロ80年代な音がガツンと来て10代の気分に(笑)
当時はスカパーとかなくて、洋楽番組も地上波でやってたので、その時ちょろっと観たものが入っててカンドーしたり。20年経ってフルで観られるとはー。憶えてるもんだなあ。
モノクロだけど白黒ではない。光の影のようでメイクで描いた影だったり。コービンと言うと、独特なプリントもですが、被写体のアイメイクが印象に残ります。
カートのインタビューが入っているそうでドキドキ。心して観ます

■『クライマーズハイ』完成
大友さんのブログより。
放映は1回目が12月10日19時30分〜、2回目が12月17日19時30分〜。NHK総合テレビ。
作曲は大友さん、演奏は(敬称略)五十嵐一生(tp)、津上研太(ss, as)、青木タイセイ(tb)、松本治(tb)、高良久美子(vib, marimba, perc)、水谷浩章(b)、芳垣安洋(ds, perc)、江藤直子(org p, strings arrange)、佐々木次彦(指揮)、読売交響楽団のストリングスセクション8名。スペシャルゲストにヴォイスのサインホ・ナムチュラク。
おーもりくんも出演しているので楽しみ。
サントラも出してくれないかな…



2005年11月13日(日)
ドイツとオランダ、写真とうさ公

『ドイツ写真の現在 ―かわりゆく「現実」と向かいあうために』『アウグスト・ザンダー展』@東京国立近代美術館

『ドイツ写真の現在』は、むちゃむちゃドイツのイメージを裏切らない展示でした。ブツ撮りの最高峰!ピントはあくまでもカッキリ!触れたら手が切れそうな程シャープなフォルム。建築物も、人物もそう。風景さえも、木の葉がほっぺに触れたら切れそうだ。出品作家は10人で、作品の色合いは勿論各々違うのですが、このシャープさだけは共通していました。

今話題のロレッタ・ルックスの作品をがばっと観られて楽しかった。コワかわいい。撮った後のデジタル合成・加工や、出力を現像ではなくプリンタから、と言う、ここ10数年の写真界の革命とも言える手法はこれからどうなっていくか興味あるところです。

『アウグスト・ザンダー展』は「若い農夫たち」が観られて嬉しかった。予想していたサイズより小さくてかわいかった。

常設も駆け足で。朝倉摂さんの絵画作品があった!

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えー何で駆け足だったかと言うと、ホントの目的はこっちだったのでした。
『ディック・ブルーナ・ハウス・カフェ』
美術館内のカフェ、クイーンアリス・アクアで催されています。美術館に入らなくても、別入口からカフェには直接入れます。しかしまあ、せっかく来たんだし展示も観て行こうかと…後ろめたさもあり…(笑)

ナインインチネイルズに語感が似ているナインチェことミッフィーことうさこちゃんことうさ公。ウチの姉ちゃんいいこと言った。NIN聴いたことない筈だし、トレントの顔も知らない筈なのに、何故ここでNINを出すかな。すごいな。

そんなナインインチネイルズこと(違う)うさ公は今年で50歳。仔うさぎなのに50歳。トレントよりも年長さんです。恐ろしい。50歳を祝って今年はいろいろな催しがありました。それもこれが最後かな。内装にブルーナカラーが施され、テーブルのおてふき入れもブルーナグッズのペン立てを利用。そっしってっカフェですから食べ物が!うさ公仕様!

お茶時間だったので単品のサーモントーストを注文。うはーうさ公に型抜きされたチーズが載っているよ!こちらに行かれた方が画像付きで様子を書かれています。これのいちばん上の画像がサーモントースト。パンとサーモンの間にはスクランブルエッグ。だーかわいいかわいいと言いつつウハウハ食べる(鬼)。うまかった!お菓子も食べたかった!

期間内にまた行きたい。コース食べたい。

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■ぎょー
MOMATが10月迄ビル・ヴィオラ作品の展示やってたって今知った!ショック…。でも所蔵作品だからしばらくしたらまた公開してくれるかな

■ビル・ヴィオラとは
NINのFragility2.0ツアーで、「LA MER」〜「THE GREAT BELOW」〜「THE MARK HAS BEEN MADE」部分の映像を担当したひとです。このステージアートは『AND ALL THAT COULD HAVE BEEN』で観ることが出来ます。
ヴィオラの公式サイトはこちら『ミレニアムの五天使』が「LA MER」〜「THE GREAT BELOW」のイメージと通じてますね

■山本さんのメッセージ
ゆかりのあるサイトの掲示板にいくつか書かれています。羅針盤はもうやれない、解散するとのこと。
残された作品、大事に聴いていきます。今はまだちょっと、聴けないけど



2005年11月12日(土)
『偶然の音楽』

『偶然の音楽』@世田谷パブリックシアター

わートラムに行っちゃったよ、SePTだった。危なかった。秋の白井さんの舞台って、トラムが続いてたから間違えた。

以下ネタバレあります、未見の方はご注意を。

前知識を入れず行ったので、結末がああだとは知らず、かなりズシンと来た。チャイナさんのことを思い出したし、昨年旅行先のアメリカで大怪我をした友人と観ていた、と言うのもある。ラストシーンで他が飛んでしまった。

と言う訳で、正直ストーリーに関しては受け止め切れていない。終演後その友人に『オスカーとルシンダ』との共通点を指摘され「!」と思ったのだが…。成程、そういう観方もあった。

ストーリー以外について気付いたことをおぼえがき。

■カーテンコールで舞台上に並んだキャストを観て驚いた。このカンパニーは8人だ。8人で登場人物全てを務めている。仲村さん(ナッシュ)と小栗くん(ポッツィ)以外は、全て複数の役を演じている。このまとまり具合は凄いと思った。三上さん、大森さんをああ使うとは何て贅沢!

■ここ数作白井さんが使っている、規則性のある役者の動かし方。何だっけ…と思っていたのですが。『マインド・キング』だー。巻上公一さん×スズカツさん×伊藤千枝さんのあれだよ、あれ!リチャード・フォアマンの!あれに感じが似ているなあと思った。直角に曲がる歩行スタイル。縮尺を混乱させる美術もそうだな。うーん、元になるメソッドがあるのかな?気になります

■かなり統率されていて、演者が一気にストップモーションになるシーンもあるので、タイミングがずれると命取り。“歩く”訓練だけでも相当やったんじゃないかな…

■回想も現実と地続きになるのは、演劇ならでは。ナッシュの回想から、死んだ父親の実体が舞台上に現れる。何だか不思議な気分になった。観客の想像力を信用しているこういう手法は大好きです

■曲もよかったなあ。ブライアン・イーノとか使ってた

■無彩色使いの美術、衣裳もよかった

偶然、について考えることが最近多い。運とか。「仕方ない」とか。白井さんの手掛ける翻訳劇は、毎回かなりクる。考える時間が長くなる、尾を引く。答えは出なかったりする。ただ、何かのチューニングにはなっている気がする。多分今後も観続ける。

偶然の音楽。原題はTHE MUSIC OF CHANCE。名訳。その柴田元幸さんの翻訳で、これから原作読みます。



2005年11月11日(金)
うひー

Illustratorで200頁作るって、しんこさんすげいねーとか言ってたら、自分がやる羽目になった。300頁。いちばん手に馴染んでいるソフトなので作業的には楽しいが、いかんせん追い詰められっぷりが…(笑)データが重いよ…。

…来年からInDesign入れるもん…。

■BLACK LIGHT BURNS
ぎゃーなんだこれ。このメンツ。試聴した分には結構好きかも。って、黒目ちゃんてこんな声なのね。
しかし黒目ちゃんがこっちに本腰入れたらプーさんはまたひとりぼっちになってしまうよ!可哀想なプーさん!
黒目ちゃんのサイトに画像がちょこっと出てた。ダニやんはちょっとふっくらしたような気がする。お元気そうで何よりです

■DIRECTORS LABEL
引き続きグレイザー巻。音がいじってあるクリップが多いなー。消したり、台詞を被せたり。
と言えば、権利の関係で、CM1本が音なしだった。残念。
ドニのCM何度観てもかわいいー。あーかわいいー(うわ言)
アーティストコメント、ニック・ケイヴとグレアム@ブラー(当時)がブツブツ不満ばっかり言ってます(笑)しかしこのクリップのコメント、何故よりによってグレアムから取ったんだ…

デーモン@ブラーもプーさんみたいに戻ってきて!戻ってきて!って素直に熱烈アピールすればいいんじゃないの…。

■『カウント・プラン』黒川 博行
うっわ面白かった。最後にガクン、と落とされる。視点を読者は選べないので、見事にミスリードされます。オモロい。
大阪弁の会話もテンポ良くて楽しい。フッツーに話しててもボケツッコミ入ってるし(笑)

いぬの画像ばかり観てお腹いっぱいになってます(カレンダー作成中)。こっそりCLOSUREとTHE FRAGILEのフォント使ってみた(笑)誰かがうっかり気付けばいい!のろい(何の)にかかれ!

眠いので様子が変です。眠いとマリリンマンソンのこと思い出すんだよな…去年もそうだった気がする…竹馬のことを考えてた気がする…。コスメ相談とかしたい…でもマリリンは塗る方に夢中で基礎化粧品には気を遣ってないっぽい…。



2005年11月09日(水)
小ネタ

■REZNOR TALKS ABOUT PHM RE-ISSUE, TOURING
『PRETTY HATE MACHINE』リイシューに関して。音の面もパッケージもいろいろ変えるよー、レコード会社が金出してくれるかわからんけどだって。好きにやればええがな…。いやいや楽しみです。
ニューオーリンズの話も。NOTHING STUDIOは水浸しになったけど、避難して困っているひとに比べれば大したことじゃない、VOODOOフェス出演で何らかの力になれてよかった、みたいなことを。前向き前向き

■その反面
せんせいにっきが。にっきがはくしになっています
おーいどうしたー(泣)

■報道されたのか
『飛鳥部勝則さんの小説「漫画と類似」 絶版・回収に』
これの検索で来るひとがごそっと増えたのでどうしたのかな、と思っていたら。
読む前に回収されてしまったよ、読んでいないので何とも言えませんが、いい気分はしない。やっぱり。ひとこと出典クレジットがあればね…

■おおっと
『ビーグッドカフェ芸術論〜「戦争と万博」そして「バ  ング  ント展」』
ここにはまだ出てませんが、大友さんの参加はいったんキャンセルとのこと。行かれる方、ご注意を。
M.M.M.〜ドナドナの映像も流すらしいよ…いいな…

■英語でしゃべらナイト ARCHIVES
アップ早いなー。面白かった…このひと勢いでもの言うんで怖いけど、その中に目からウロコが落ちる発想がゴロッとあったりする。こっちが注意して取捨選択すればいいってことか。全てを鵜呑みにするのは恐ろしいです(苦笑)

■DIRECTORS LABEL
グレイザー巻のミュージッククリップ、CM全部と「RABBIT IN YOUR HEADLIGHTS」のインタビューを観た。
「VIRTUAL INSANITY」は何度観ても仕掛けがわからんー面白いー。説明されてはああ、とは思ったけどイマイチ納得出来ない…よく思い付くなあ。あとこれワンカットに見えるけどソファがあったりなかったりするよね、どうやってるの?カメラ外した時に人力でハケてるの?(笑)
「KARMACOMA」が怖過ぎて、寝たらうなされた。思えば『シャイニング』観た日の夜もうなされたんだった…。
ドニが沢山出ていて嬉しい。いっぱい喋ってるー。CMの後に「RABBIT〜」出演の依頼が来た、台詞が英語だったんで苦労した、俺の国(フランス)では放送禁止になったけどとてもいい作品だ、出演出来たことを誇りに思うとのこと。フード被る仕種が好きだったんだけど、あれはアドリブだったそうです。あーかわいいー。動きでものを言うひとだよね。かわいいー(こればっかり)
坊主じゃないジェイムズ・ラヴェルって初めて観た。誰かと思った。
レディオの2本は大好き。レディオのクリップで面白くないものって、ないなあ。
メニュー画面が凝ってます。アイディアが浮かばないグレイザーが浮浪者さんに教えを請いに行く設定なの。「この前シャイニングやっただろ、今度は時計じかけのオレンジだよ!」みたいな(笑)クリップメニューの音声もいちいちおかしい。

しかし今「RABBIT〜」のクリップ観たのは失敗だった、ヘコんだ。ジェイムズが言うように、「いつかは必ず勝利する」とはいかないものだ。そうあればいいと思うけどね。

■Suicaパンのカンヅメ
MIOさんに貰った。うまいぞー!かわいいぞー!
実は用途は非常食で、持ち歩いておけば地震に遭って徒歩帰宅になった時に便利!と言う…リアルだな…。パッケージに「カバンに入れててね」って書いてある。食べちゃった。予備を買っておこー。しかし持ち歩くにはちとかさばります



2005年11月07日(月)
ああ、そうだ

動揺してて気付くのが遅かった。
皆が事故に遭ったんだ。他の3人は何とか無事らしい。早く回復出来るように。

DMBQがこれからどうなるかは判らない。羅針盤も。

つっこんでいいすかきくちさん。DCPRGと対バンした時のDMBQのドラマーは吉村さんですよう。
あ、今日は英語でしゃべらナイトだ。



2005年11月06日(日)
どうしてかな

チャイナさん@DMBQ、羅針盤が亡くなったそうだ。大友さんのブログで知った。

9月の54-71との対バンを観逃した。チケットとってたんだけど、仕事で行けなかった。仕事のせいにする訳じゃないけど。次回また、と思っていた。次はないんだな。

大友さんや、山本さんのことを考えた。

事情は違うが、4月に亡くなった倉森さん@サモアリのことを思い出した。この時は小松さんのことを考えた。小松さんは客演が続いている。来年サモアリで公演を打つと言っている。誰が書くのかはまだわからない。

ぴーとさんの日記を読んで、そうだ、そうだな、と思ったんだ。やっぱり今回もうまく書けないので、リンク張らせてください、事後承諾すみません。でもホントにそうだと思う。
あなたに会いたかった
次があるとか思ってちゃいけないんだ。

そうだよね、自分もいつ死ぬかわからないしね。

チャイナさん、安らかに。



2005年11月05日(土)
『乱歩地獄』『七人の恋人』

本当はこれプラス『誰がために』の予定だったんですが、時間が合わせられなかった。しかしこの組み合わせで観たら、きっと食あたりを起こしたんじゃないかと(笑)

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『乱歩地獄』@シネセゾン渋谷

「初日に行くよね!舞台挨拶観るよね!」「いや別に…おーもりくん挨拶来ないし…朝はDCPRGのチケットとりに行くし…」「私が整理券確保するから!並んどくから!」

と言う訳で、気合い充分のみやちゃんのおかげで舞台挨拶も観れました、ありがとー。浅野くんも成宮くんも龍平くんもステキでしたが、緒川たまきちゃんが!!!めっちゃかわいかったー!!!ドレスもステキだったー!!!そっちに釘付けになってしまったよ。「うそつき」って言ってくれないかなーと期待したけど、無理でした(笑)

監督と出演者の方が、口を揃えて「濃いです」「お腹いっぱいです」「今日は観たら他に何もしなくていいです」と言ってました。確かに濃かったよー。でもどれもポップに作ってあって観やすかった。グロもエロも映像が綺麗だし。

どれも面白かったんですが、おーもりくんが出ていると言うひいき目を差し引いても「芋虫」がめっちゃ良かったなー。おーもりくんものすごく芋虫だった!むちゃむちゃ芋虫だった!あの芋虫ディテールはたまらんもんがありました。岡元夕紀子さんのコルセットもすごく綺麗。ふわっとしてるのにボンデージ&ディシプリンで、濡れ場も美しい!相手が芋虫なのにね!

で、しかもこの話、そうだったー…実はすごくいい話なんだよ…。やり方は極端だけど、こういう愛情もあるんですよ…そうするところ迄追い込んじゃった根拠もしっかりある訳で。乱歩作品ではこれ、結構社会派なんではないでしょうか。

「火星の運河」に森山開次さんが出ててビックリした。「鏡地獄」は成宮くんががんばっていた。このひと結構リスクの高い仕事もすんなりやっているところがすごいなあと思う。器がデカいなあと。「蟲」はやっぱり浅野くんがすごいなーと思った。このひと頭のおかしいことを素で見えるようにやるとこが怖いよ!

北村道子さんの衣裳がまた良くて。岡元さんの衣裳もステキだったけど、緒川さんの「今時なんでこれが似合うねん」って言うドレスの数々(ウィッグ含)が素晴らしかったー。あとこのひと、声が好きだー。

エンドロール観てそうだった!と気付く。これ、宮崎“魔太郎”大氏プロデュースでしたわ…このひとの、大概外さないなあ。音楽スタッフの選び方も面白いし。次作は『笑う大天使(ミカエル)』だそうです、楽しみ。

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ウーマンリブvol.9『七人の恋人』@本多劇場

長塚くんがいらしてました。もう“佐山”ではなく、長塚くんだった。あたりまえだけど(笑)ちょっとホッとした。

あーユルかったー。笑い過ぎてほっぺもリフティングしますよ!その分笑い皺増えるけどな!序盤ジャブジャブ、ほとんど三宅マン辺りから強烈パンチ連発って感じでもー笑い疲れた…。笑い過ぎてお腹が空いた…。サダヲさんの個人技炸裂っぷりもすごかった。ほんっとこのひとの台詞回しは気持ち悪いよね!最高だ!ゴスっ子も似合い過ぎだ!

冒頭からマイク使ってたんで「なんで本多でマイクやねん」と思っていたら、宮藤三宅星野の生演奏付でした。劇中曲+場面転換曲がライヴ。しかもその転換曲がめちゃめちゃよかったんですけど…なんだよ!笑いに来てるのに判断に困るよ!すごく格好いいじゃないか!なんでサントラ売ってないんだよ!(なかったよね?あったらきっと買っていたよ…)と言うか、三宅さんめちゃめちゃ巧くなってませんか…場数を踏むって大事だね…アンケートに「もう役者ではなくドラマーとしてだけ出れば良かったのに」って書かれたのも納得(酷い)

あ、アンケートに「三宅弘城にダメ出しありませんか?」って項目があるんです(笑)今回かなりいじられ担当でした。そのダメ出し回答が翌日ネタで使われてるみたいですあっはっは。

皆当然のように面白いんですが(尾美さんはやっぱり達者だなー)少路くんの看護婦とホストがお気に入り(笑)あとマタニティビクスの格好のままドラム叩く三宅さんステキ過ぎ。

各々の個人技でかなり笑いをとっているように見えたけど、それはクドカンの脚本が巧い具合当て書きになっているからかも。しかも終盤はほんわかあったかい気分になったりしてな…。ぱっと笑ってジーンときて、笑顔で帰れる。このバランスは大人計画では出来ないものかもなあ。だからウーマンリブでやってるんでしょうが。

帰りごはん食べに行ったとこでネット使えたんで、思わず「ほとんど三宅マン」検索しちゃったよ(大笑・「ほとんど三宅マン 自分の名前を検索 ヒットは0件♪」て歌があった)30数件ヒットしたよ!よかったね!

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DCPRGのチケットは無事とれました。情熱大陸効果が心配で、初めて発売日にとったよ…DCPRGて当日1週間前にとるもんじゃなかったのか!(笑)大友さんが“ゲスト”。どうなるんでしょ。ギターで出るの?それともターンテーブル?L?K?O?もどう絡むか楽しみです。



2005年11月03日(木)
『無垢な老女と無慈悲な少女の信じられない物語』+α

やなぎみわ『無垢な老女と無慈悲な少女の信じられない物語』@原美術館

カラーのイメージが強いので、今回のシルバープリントがメインの作品群は新鮮でした。

タイトルは、ガルシア=マルケスの『無垢なエレンディラと無情な祖母の信じがたい悲惨の物語』から着想したものだそうです。その『エレンディラ』も含め、童話をモチーフにした写真シリーズがメイン。女のコはエイフェックスツインのアレみたいな(笑)老女のマスクを被ってる。老女は少女の姿。グロギリギリなんだけど、よく観るとかわいかったりする。赤頭巾ちゃんとおばあちゃんが割かれた狼の腹に入っている図とかあるんだけど、その狼の腹にファスナー付いてたりね(笑)でも血まみれなんだけど。モノクロなので、想像力が付加される怖さを楽しめる…と言っていいかな。

『グレーテル』が怖カワイかったなー。盲目の魔女が食べられる程度に太ったかな?ってグレーテルの指を触って確かめるシーン。てか、童話って元々怖いもんだよね!可愛い絵とかに騙されてるけど!火で炙ったり水責めにしたりとかデフォルトだもんね…それをこどもは聞いて育つ訳で。使い方に気を付けないとな!

でも隠すよりは見せた方がいいと思う。ないことにはしない方がいいと思う。

ビデオ作品ブースは激混みだったので、ちゃんと観られたのは『砂女』のみだったのですが、ショートフィルムとしても面白い、ストーリーがカッチリある構成だったので退屈しませんでした。

やなぎさんは『MY GRANDMOTHERS』シリーズ辺りから、歳をとることに着目している感がある。流れとしては自然に思える。前より距離感を置かずに観られるようになった気もする。距離感を置いたら置いたで面白いんだけどね。

イメージケーキは、砂女の被っているテントを模したマンゴームースでした。テント部分がクレープだった。マンゴーソースで描かれてる模様もかわいい!かわいいかわいいと言いつつもりもり食べちゃうんですが(笑)

原美術館は歴代イメージケーキ集とか出せばいいのに!レシピ込みで!会期終了したら二度とお目にかかれないんだもん。…まあそこがはかなくていいんだけどね…。

関係ないけどやなぎさんて中野くん@ブンブンと顔の系統が似てるよね(笑)人間離れした系統の美形。作品のイメージと全く差異がなくて、顔を出すアーティストって在り方も好きです。

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■太っ腹
MANIAC LOVE FINAL PROGRAM
11/28〜12/01はタダだってよ!
CYCLE、BIG BEAT BUNNYは楽しかったなあ。行った日がたまたまワダさんかタニさんの誕生日で、振る舞いケーキを貰ったことがある。場所が場所だし、オッシャレーで敷居が高そうなイメージだけど、実際はノホホンとしたところだったような。
いい音も沢山聴かせてもらいました。urnのライヴ初めて観たのもここだった。
最後、誰が回すのかな

■『ビーグッドカフェ芸術論〜「戦争と万博」そして「バ  ング  ント展」』
詳細出た
あ、やっぱりライヴは大友さんだ。
「闇を体験する」は京都でもやる予定が出来なかったんで改めて、とのこと。あー面白そうだよう

■闇と言えば
『DIALOG IN THE DARK』
これ気になってるんだけどなかなか日程が合わず。合ってもチケットとれず。人気あるみたいだなあ。
真っ暗闇ってなかなか日常では体験出来ないもんね。特に都会だと。まあ田舎は田舎で、星が眩しかったりするんですが(笑)

■DIRECTORS LABEL
ロマネック巻観終わったー。恐れ多いがキース・リチャーズってか、かわいいですね…。
K.D. LANG「CONSTANT CRAVING」のクリップってゴドー待ちがモチーフだったんだ!言われてみれば舞台上に1本の木。じゃああれはウラジーミルとエストラゴンなんだー…あー首吊りごっこしてるもんね…。なんか、すごいなこのひとの収集→編集っぷり。全てのアートは編集であるって言ったのは誰だったっけ?大きく頷いてしまうよ…。
ベン・スティラーのコメントが面白過ぎました。愛情の裏返しって怖いね!
次はグレイザー巻だ!



2005年11月02日(水)
小ネタ

うーかぜひいた。こえでない。

■エレグラのタイムテーブルが出てた
知らない間にイシイくんが決まっていた。昨年みたいに銀座で23時過ぎ迄呑み会やってたらいかんな(笑)
カニンガムとアンダーワールドがちょっと被るな。アンダーワールド3時間やることになってるんだけどマジか。……あれ?カニンガム、DJじゃなくてライヴになってるよ!?「DJ?DVDJなんじゃないのー」とも言えなくなったぞ。ますます訳が判らなくなった。どんなことするんだろう?

■ふはははは
現代のカリスマのジャズ英語術〜菊地成孔〜
現代のカリスマ…カリスマ……そうなんだ……。何話すの。演奏もするみたいだよ!楽しみだ!
大丈夫かなあ、トークするとこのひといろいろと危険だから(笑)面白いけど。
ギリアム監督も出るんだー。忘れないようにしなきゃ

■『甲賀忍法帖・改』2 浅田 寅ヲ
知らない間に2巻が出ていた!出て1ヶ月以上も経っていた!薄い!連載が打ち切られたのかと思った!(酷)違った!ちゃんと続巻だった!けど何でこんなに薄いの!
それにしても甲賀弱いなあ(笑)まともに闘う前にどんどん死んでいくよ。何巻で終わる予定なんだろう。
浅田さんから入っているので、山田風太郎さんの他の忍法帖ものを読んでいません。他のはどんな感じなのかな?忍法帖ものなのに、アメコミ的なキャラクターデザインのところが浅田さんだなーと思っているのですが。
そうそう、これのヒロインが朧(おぼろ)なので、『ゲルマニウムの夜』の主人公もおぼろと読むんだと思っていた。こちらは朧(ろう)なのでした

■忍法帖ものと言えば
最近誰かと『バジリスク』の話をした気がするんだけど、誰としたっけ?思い出せない…あれ?話をしたのは『ベルセルク』だったか?ああ区別すらついていない

■アメコミと言えば
最近バットマンがいかにオモロいかって話をどるさんがしてて、バットマンそのものよりもどるさんの話が面白くて(笑)描くひとによってバットマンの耳の長さが違うとか(うさぎくらい長いのもいるらしいよ)バットマンとスポーンの痴話喧嘩(違う)とか。「俺と世界を手に入れよう」ってプロポーズしたら顔を割られるんだってよ(絶対誤読してる<自分が)。痴話喧嘩(だから違うって)すら命がけです、恐ろしい世界です

■『ビーグッドカフェ芸術論〜「戦争と万博」そして「バ  ング  ント展」』
タイムテーブルが…ぐうう……。行けるひと行ってください!そして私に様子を教えてくれ!(泣)
ライヴって大友さん絡みかな?

■『NINファン・ナイト』
これ何が目玉って、5.1サラウンドシステムで聴ける(予定)ってことでしょう!アーッ!アーッ!アーッ!(イマイさん@ROSSOの真似)
その頃私は音の悪い代々木で「うぇ〜い、らいらぁ〜♪」と泣き乍ら唄っていることでしょう。いいんだ音が悪くても!そりゃいい方がいいけど、聴きどころってのはバンドによって違うんだよ〜!
行けるひとは行くといい!きっと楽しい!そ、そんで様子を教えて…

■それにしても
こんなことになるとは…(同じ日に3つ目当てが重なる)。マレーぐまのツヨシなみに頭を抱えています。ア゛ーッ!ア゛ーッ!ア゛ーッ!いやその…盛況を祈っておりますですよ…(涙)

■今スケジュール見てて気付いた
前日が岡村靖幸ナイトだ…

■VARIOUS PHOTOS TAKEN FROM OUR VISIT TO NEW ORLEANS 10_28_05
廃虚ってのはひとがいなくなってから朽ちて行くのが美しいのであって。ひとが今まさに生活しているところが力づくで廃虚にされるのはやり切れない。早くひとが戻ってこれるように

■酷い書き方するなあ
ナイン・インチ・ネイルズのドラマー、実は元気だった(MTV)
こういう読み取り方をするんだ…。
ジェロームのこれ迄のコメントを読んでいたら、こういう風には書けないと思うんだけどな。でもそのコメントが全て削除されているので、いろいろ大人の事情があるんだろうなあとも思う

VOODOOフェス、メンフィスの方は厳しい状況だったようで…ホント浮き沈み激しいですね。

■うっわっ
今ANIKIんとこで知った。MANIAC LOVE閉店か〜…。そんなに熱心に行ってた訳じゃないけど、クラブと言えばマニアックかイエローの世代(と言うか何と言うか)だった訳で…あ〜感慨深いな