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2005年08月31日(水)
『VIVA! Forties』+α

『VIVA! Forties』@TOKYO FMホール

序盤PAが安定しなかったのかBブロックは音が揺れ揺れで、演奏と歌にも若干緊張が感じられましたが、中盤からは全く気にならず。40代に向けた内容でもあるので、固有名詞が頻出する歌詞でした。自分からすればちょっと上の、ちょっと憧れの存在だった兄さん姉さんの話を聞く感じ。もしくはちょっと背伸びした自分の感覚を思い出す感じ。

先週NINのビデオを観つつキャートレントステキーとか言い乍ら(笑)仕事とプライベートのバランスとか、体調とか、日本の政治は!世界情勢は!ってな話を延々してたんですが(同業者だと言うのと、年齢が近いせいかTATiさんとはよくこういう話になる)、そういうのもあっていいタイミングで観られたなと思った。

あと今菊地さんの『CDは株券ではない』を読んでて、「90年代ノットデッド派」と「いい調子の80年代リバイバル派」の関係みたいな話にはあはあはあ(頷き)と思っていたところなので興味深かったです。今の40代が80年代に、今の30代が90年代に聴いていた音楽が今どういう風に作用しているのかと言う。思春期に聴いたものも影響力大でしょうが、10代後半〜20代にズッパマッた音楽の影響力ってデカいなあと。丁度自分の稼ぎで自分の好きにお金を使えるようになる時期だしなあ。生活にも密着している。

となると自分は正に「90年代ノットデッド派」な訳で。オルタナ〜グランジ、そこにレイヴが来て、ブリットポップがあって(笑)、テクノはデトロイト発やベルリン発、その内ドラムンベースやブレイクビーツが来て…と言う。濃い。そうなると今の20代は、そこにヒップホップやR&Bが入ってくると言うことか?

最近こういうの多いな。いろいろ考えている時に、それについての解答やヒントになるようなものに当たる。

まあ死んだりせずに順調に行けば、いずれ40代になるんで、いろいろ胸にクる作品でした。よかった。

浦嶋りんこさん格好よかった!ゲストヴォーカルに福井貴一さん。彼が出てきたところで緊張がいい感じにほぐれた。うまい具合持ってってくれました。深沢さんも素敵だったー。

途中のリーディング部分とかをスズカツさんが監修したのかな。プログラムに書かれていたコメントにじんわり来ました(涙)

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他行って書いてなかったの。

■『ミッフィーワールド』@品川プリンスホテル メインバンケットホール
家族で行って施設で遊ぼう!とか着ぐるみショウがメインだったので、浮いた(笑)ブルーナおじさんの作品には男性のファンも多いので、男のひとがひとりで所在なさ気に展示を観ているのが印象的でした。しかし50周年限定グッズが沢山あってよござんした!形体がちょっとずつ変わっている歴代うさ公ぬいぐるみ5体セットほしかったよー。
しかし小さなぬいぐるみを漁っていて、ビニール包装されていないうさ公の耳を触ったらその耳がじっとり濡れていて……。多分こどもがしゃぶったのではと思われ…ヒィイ!濡れてないのを買って帰ったが、既に乾いたやつだったのかも知れん…無表情のうさ公からは申告がありません。教えてくれ、あんたによだれはついているの!?やっぱ洗っといた方がいいの!?

■『コム デ ギャルソンのためのコム デ ギャルソン展』@新宿パークタワー
ファッションは勿論ですがここはグラフィックが素晴らしいー。こういう展示、どんどんしてくれー。井上嗣也さんはもー私のスターADなんですヨ!好きだ!好きだ!
考えてみればこれも80年代に革新的なことを起こしたひとたちの仕事、だなあ。井上さんや戸田正寿さん、サイトウ・マコトさん。石岡瑛子さんもだな。ADって仕事にスター性が宿るような…思えばこれ、全てに西武がすごく絡んでるなあ

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■あかん…
久々にNIN『AND ALL THAT COULD HAVE BEEN』のDVD観たんだけど、どこに隠し映像が入っているかわからんくなった…。ど、どこだったっけ…メモとっとけばよかった…(泣)
いやもう今になってものすごいハマッている…結構初回盤とか限定盤ちゃんと買ってるんだよなあ。意外とブートも持ってるし(笑)しかしインタビューを熱心に読むとか迄はしてなかった…人間トレントにあまり興味がなかったんだろうか。やっぱりライヴが良過ぎたよ…実物のオーラ(毒気?)に当てられたか(笑)



2005年08月29日(月)
お!

ここんとこ荒れ気味に思われてますが荒れてないですよおほほほほ。普段のわたくしはフィストファックなんて言葉は吐きませんわよおほほほほ。吐いてるじゃん。ダメじゃん!(こういうこと書いてるのが荒れてる証拠)

まあトレントと豊田監督のせいだよ…。いやーすさむね!負の方負の方に引っ張られるね!まあそんな気分の時もありますよ。ひとのせいにしちゃいけないねー。まあそれが居心地いいと思ってるうちは楽です。楽でいいのか?

と言ってたら。

■『空中庭園』予定通り公開へ
これで豊田監督のやったことがチャラになる訳ではないが、公開は嬉しい。何年待ったと思っとるんじゃボケー!(やっぱり荒れ気味)

■福岡で
54-71とハラカミくんが一緒に出るイヴェントがあるんですが。うぉおおい!ずるい!東京でもやってくれ!物凄く異種格闘技戦な感じですけども(笑)ちなみにポリシックスも出ます。いいなー。54-71、来月のDMBQとの対バンは行きたいなあ

■『オスカーとルシンダ』DVD
わーい出たよー!買ったよー!
しかし。しかしパッケージが…。
低価格リリースものによくある『今だけ¥1,990!』って売り文句がすんごい大きな文字で入ってて、ファインズさん側にまる被りで…顔が半分以上隠れているんだねー!ノー!(号泣)
特典映像も沢山入っているみたい。早く観たいけど、観るとヘコむの必至なので心を落ち着けて観たいです…今観たら危ない



2005年08月27日(土)
日本っていい国だなあ〜

フィストファックって思いっ切り唄ってても音消されないからなあ〜(サマソニ@MTV)寸前迄あっちのMTVでやったNIN特番観てて、四文字言葉(今更こう言うな)が全部消音されてブッツブツになっていたので尚更そう思いました!それにしてもヘッドライナーが1曲て!ダイジェストとは言え!ノー!ノー!来月の完全版では何曲やってくれるかなあ…。

と言う訳でNINのビデオを持ち寄って、おいしいものを食べ乍ら夜通し上映会と言う中学生みたいなことをやってました…ごはんやお菓子を食べ食べ『CLOSURE』とか観てた。おえー!ひとには薦められん!そうだ思い出した、TATiさんを『殺し屋1』に誘ったのは『CLOSURE』観て平気なひとだったからだよ…(笑)そんな基準で誘ってごめんよ…。

しかし皇子の体型の変わりっぷりには苦笑を禁じ得ない!その筋肉はロビンを突き落としたりダニーを投げ飛ばしたりする為につけたってことでいいよ…しかし今はもっとマッチョになっているよね…どうなりたいんだよ…今度はジョーディーを投げ飛ばす為かね…。

まあ好きにするがいいよ…。

そう言いつつ、MTV Music Award '99での前髪がある皇子を観て「『ゴースト』の時のデミ・ムーアみたい!」と盛り上がってましたよ。いいこと言った!映像持ってるひとは観てみて!ジョニー・デップがプレゼンターのやつ。ホントに似てるよー!(大笑)じゃあ今はさしずめG.I.ジェーンですかね皇子。

まあ言いたい放題ですが、やっぱり「HURT」をやられると涙ぐんでしまうよ。はああ〜。そして映像の作り込みっぷり、ステージの作り込みっぷり、音の凄さっぷりはやっぱり凄い。と今更言っても効果ないですか。そうですか。



2005年08月25日(木)
のろいか

今日は今日でsyrup16g+VOLAのライヴ、最後の5曲しか聴けず。5曲聴けただけでもいいか。アンコールでアヒトくんがDrs.やりました。中畑くんとツイン。台風の中行った甲斐があったよー。帰りに寄ったチゲの店もウマかったー。

■再び「バ  ング  ント展」
大友さんの日記再び。自分の感想に「ア ヤさんって宗教になり得る、しかしギリギリの線でそうならない」と書きましたが、それの解答とも言えるア ヤさんの日記が転載されています。そう、こういうのって大事だ

■「バ  ング  ント展」への言及リンク集
そもそもはア ヤさんが、自分が箱の中にいた間、外の様子はどうだったか、外のひとはどういう感想を持ったのかを知りたいと言うところから開設したようです。私も参加させて貰ってます。いろんな感想が読めて面白い

■あーあ…
『空中庭園』公開中止
「出来上がって何年も経っているのに。公開されないのが本当に悔しい」と言っていた本人が、公開されない原因を作っちゃったよ…。残念としか言い様がない。本当に待っていたんだよ。観客だって悔しいよ



2005年08月24日(水)
あー

ア ヤさんとトレントにかまけている間に〜とか言っていたからか、『ドレッサー』初日に行けませんでした。ノー!

フテて5年前のNIN@BIG DAY OUTのビデオ観て寝た(笑)あーこうやって観ると当時のメンバーもいいよねえ、チャーリーのテルミン格好いい。

■PARCO劇場と言えば
「何故に!?」とビックリするトイレの内装。男性用もそうなんでしょうか、壁紙が虹色と言うか玉虫色と言うか…とにかく気になる程内装がきらびやかです。
先日聞いたんだけど、これ、美輪明宏さん考案なんだそうで。な、なるほど…

■マニックスのドキュメンタリー
噂かと思っていたけど、ホントだそうです。何故かアメリカ、マイケル・ムーアの制作会社で作られているとのこと。
マニックスのドキュメンタリーは以前BBCだったかな、で制作されたことがあったけど、それとは違う切り口になりそう。タイトルからして政治的な側面が強くなりそうな感じだな。
ここでプロモ用のトレイラーが観られます。約18分。
まだ作ってる途中なんで、ファンからの質問等も受け付けているようです。
あー日本でも公開してほしい…シネマソサエティとかで(何故指名)…レイトでもいいから…

■あー…
豊田監督のバカー(泣)『空中庭園』公開延びちゃうのかな…



2005年08月23日(火)
小ネタをごそっと

サマソニのこと書いてる間にどんどんネタが。

■『ア ヤ   ズ エキシビション バ  ング  ント展』
うーん、ぐるぐるしてます。最終日、無事に出てきたそうですア ヤさん。
昨日の、レポートになってないなー。未見のひとに伝わるのかどうか…。
音を聴くと言う行為が、こんなに怖いことだとは。ヘッドフォンからどんな音が出てくるか判らないまま、ジャックに指を触れるのはとても恐ろしかった。
テキストには、恐怖感についてのものもあった。正に今、それを思い知らされているなあと思った。
大友さんの日記で紹介されていた伊藤ガビンさんのブログが、状況をきちんを書いていて、面白く読めます。
『木でできたスペースシャトル』
そして大友さんの日記。会期中、何度読んだか(いやいつも読んでますが)。て言うかもう書き込みに来てますア ヤさん…タフだ…。
大友良英のJAMJAM日記-はてな版-
で、

■『バ  ング  ント「跡」展』
明日1日だけだって!うわああん行けないヨー!(泣)

ア ヤさんとトレントにかまけている間に(笑)スズカツさんネタがごそっと。

■e+『胎内』特集頁
スズカツさんと長塚くんの対談ですヨー!

■『レインマン』世界初舞台化
おお。これは楽しみだー!

■fringe blog『演劇人を起用したモデルルーム』
moguさん情報有難うございます!しかしmoguさんとも話したんだけど、「エラく思い切った人選だなあ…」と言う(笑)わーごめんごめん!
だって、スズカツさんに横川さんですよ…。テーマが「首都に棲むリアリティ」ですよ…。そんなマンションのプレゼンテーションシアター。岡村ちゃん風に言えばメンション。な、なんと言うか…住むとこ紹介されてる筈なのに緊張を強いられそうで…(笑)
いやいや実際観たらとてもウキウキするものなのかも知れん。キャストは楽しげだし(スズカツさんの脚本で川平さんですヨ!)先入観を持ってはいけないね!まさに「先入観を排除することは容易ではない」だね!
一般に公開されてはいるようですが、行ったら浮きそうだなー(泣)

そして音ネタ。

■クリスピン・ハントがGramercyというバンドをスタート
おおお!!!!!クリスピンいよいよ本気モードか!?と思ったものの、やはり一筋縄では行かない様子…。amazon.co.ukのこれって、発売自体が中止になったってこと?出荷は始まっていたんだろうか?き、聴かせてえええええ(泣)
バンドのオフィシャルサイトはこちら。うわ、グラストでライヴもやったんだ…

■「ベース柏原譲ッ!」
FISHMANS@RSRF。いい感じの再結成だったようです。ああ観たかった。
指摘される迄気付かなかったけど、清志郎さんと佐藤くんの歌。うん、確かに

■再結成と言えば
AIC再結成の噂あるんだよね…うーんうーん。メイナードが唄ったのはよかったが〜

■RSRFと言えば
ブンブン出番時はまた雨だったようで。スペシャでやってたのちらっと観たけどかーなーりー降ってましたね。中野くんの服べしょべしょだったよ。感電したら危ないよね…。
川島さん前髪が出来ていた。ちょっと切ったのかな

クロスビート、もうサマソニの記事載せてる。はやーい!トレントアイライン入れてたんだねー。インタビューが妙に明るくて驚きました(笑)今のメンバーでレコーディングもやってみたいのかな?



2005年08月21日(日)
『ア ヤ   ズ エキシビション バ  ング  ント展』

『ア ヤ   ズ エキシビション バ  ング  ント展』@P-HOUSE

20日に行ってきました。展示は21日で終了しています。

テーマは『消失』。サ ラギノ さんのテキストも、その消失部分から発信されるオ トモ シヒ さんの音も、そして、ア ヤさん本人も消失している。

オ トモさんの日記にも書かれていますが。ボディブローのようにじわじわ効いてきます。初見のインパクトだけで終わるものではない。

仕掛け自体にも驚かされますが、まずこういうことを考え付いて、それを実行しちゃうってのがすごいですね…しかも突飛ではない。きちんと提案するものがある。会場で、ア ヤさんって宗教になり得るよねと言う話をした。それがギリギリの線でそうならないのは何故かと言う話もした。それは本人のスタンスに因るところが大きいんだろうとも。

しかし相対的に考えれば、ア ヤさん本人にその気がなくても、彼を神として崇め奉るシステムが出来てしまったとしたら?ちょっとしたタイミングで、ちょっとした力がそっちに傾いたとしたら?

そういう意味でも、“ヤバい”エキシビションでした。いやでもこれ、観たらまずア ヤさん本人のことが心配になるもんね…すごいことやってると思うし。で、「ア ヤさんがんばって!」「ア ヤさんってやっぱりただ者ではない!」って面が大きくなり過ぎたらどうなるかってことです。勿論そう言われるだけのインパクトはある。

ア ヤさんが封印されている箱をノックした。返ってきた。リズムを変えてみた。違うリズムが返ってきた。ノイズのような音も聴こえる。中を歩き回っている様子。封印されて23日目。言葉によるコミュニケーションも、光も全く遮断されている。体力は、時間の感覚は、精神的には。どういう状態なんだ?

帰り難かった。3時間以上P-HOUSEにいた。何度も展示を観たり、音を聴いたり、トイレに行ったり、証明写真を撮ったり。

テキストは『デビル・ ン』。音は音楽、ノイズ、雑踏から採取したもの。トイレにも微弱音が鳴り続けている。それが消えるエリアがある。音が消えると不安になる。鏡には自分が映らないようになっている。証明写真を撮っても、自分の顔は消失している。

死亡しているが、所有者名はその持ち主のままの車。ナンバープレートの横に、蜂の巣が出来ていた。もう何年もその状態なのか。持ち主は死んでしまっていても、所有者としてここに存在している。

展示が行われているP-HOUSEが入っているビルも、建設されてから何年もほっぽらかしにされていたビルだ。六本木のド真ん中に、使われていないビルがあったと言う事実。

自分の存在は何で証明出来るのかな?ひととの会話?写真に写った、鏡に映った自分の顔?オ トモさんの音は、自分が装着しているヘッドフォンから聴こえるものだけではない。隣のテキストに触れれば違う音になる。隣のひとに触れれば音が混ざる。

お前の存在は何なんだ。何がお前をお前だと証明出来る?10のセクション全てがそう問いかけて来る。

足許がぐらぐらになった。

最近『他人の顔』を再読していたこともあり、タイミングが合ったなと思った。

介入作品、ハ ヤ   コさんの『フェ リ ファ ン ー』はひっそりこっそり置いてあった。気付かないひともいたかも。かわいい作品でした。これもスクリーンの中にいる小さなひとは、肉眼で観ると消えている。虫眼鏡を使わないと映像が観られない。

それにしてもア ヤさん、タフ!頭も身体も。とにもかくにも、おつかれさまでした。ゆっくり休んでください。



2005年08月20日(土)
『SUMMER SONIC '05』2日目 その2

■OASIS(MARINE STAGE)

メンバー全員がステージにいるのを観て、まず「最後迄全員揃ってますように!」と思いました(大笑)
ノエル兄貴の機材の調子が悪いみたいで序盤は音量がまちまち、兄貴もちょっといらいらしているみたいだった。リアムは好きなようにやっていた(笑)TVカメラにいろいろいたずらしたり、例のタンバリン頭のせとか、あと兄貴にちょっかい出したりとか。

つうか記憶に残っているのは殆ど兄弟のことばかりだ…酷い…。以下はメモより思い出し。

■Drs.が新しいひとだからか、かーなーりービート感が変わった印象
■スカーンと言うよりドンツク系
うーんこれはまだいいことなのか悪いことなのかわかんないなー。ホントに違って。あんなにもったりした「WONDERWALL」は初めて聴いた…まあいい曲なのは変わりないけどな!

■don't look back〜むっちゃ大合唱
■兄貴がマイクを離れてサビを会場に任せた!
■日本でこれはかーなーりー珍しい!は、初めて!?
個人的にはここがハイライト。兄貴は機材不調が気になったのか終始ムスーッとした感じでしたが、歌とギターはやはり素晴らしく。「DON'T LOOK BACK〜」でサビを会場に任せたんですよ!本国では定番だけど、日本だとねえ、やっぱり頼りないと思われてか、マイクを離れてもワンフレーズくらいだったんだよね。そっれっがっ!まるまる!まるまる唄わせよった!これには客も喜んだ!ますます唄った!スクリーンに、会場を見渡す兄貴の顔が映し出されて、それがまたいい顔してたんだよー。そんでまた会場がわいたよ…ううう、いい光景だったよ…。

■リアムの英語はホント聞きとれん…
ホントごめんな…結構喋ってくれたのにー。電波で聞き取ろうとしても無理だった…修行が足りません。ゆっくり喋り直したりしてくれたんだけどなー。それでも通じてないみたいと思ったのか、ちょっとしょんぼりした顔をしていた。わーごめんよー!

■リアム、声あんまり出てなかったな
声そのものは素晴らしかったけどな!大事にしてな!「終わったら呑みに行きてえなあ」みたいなこと言ってたような気がしましたが、ほどほどにー!

THE WHOのカヴァーもやりました。リアムは帰る時兄貴に抱きついて(カンチョーをしようとしていたようにも見えたが(笑))その時は兄貴も笑っていたような。あー良かった。

アリーナはぱんぱん、スタンドは通路迄ひとがびっしり。2Fスタンド通路で観ていたらしいナミさんとは現地解散。おつかれでした!ポンチさんも2日間ありがとねー。

****************

■その他
スリップノットのコスプレ集団がいた。メンバー全員分はいなかったけど、ちゃんとキャラ被ってないの(笑)撮影会みたくなってた。水をストローで飲んでた(お面を外せないので)

■ごはん
1日目:生しらす丼、フランクフルト、広島焼オムやきそば
2日目:タコライス、ボンカレー辛口、シャーベ、チキントマトオムライス
広島焼すんごくおいしくてねー。常に長蛇の列が出来ていて、それがいつ迄も切れない。五分刈りのおっちゃんがいつ迄もいつ迄も焼いていて、横ではおかみさんがいつ迄もいつ迄もパック詰めとお勘定をしていて、後ろではあんちゃんがいつ迄もいつ迄もキャベツを切っていた。いつ見かけてもそうだった。いつかおっちゃんが「俺…もうだめだ…」とバタリ、おかみさんが「あんたあ!」と泣き叫んだらどうしようと心配になる程だった。2日目も昼は同じ状態だった…夜焼くひとが変わってたって聞いたけど、大丈夫だったのかなあ。おつかれさまでした…。
ここ迄来て何でボンカレー食べてんだとつっこまないでください。こう、屋台メニューに紛れてボンカレーブースがあると気になって気になって仕方がなく…うまかったですよ。ボンカレーでしたよ。でも具が大きくなってたような。一緒に売ってたシャーベってスムージーみたいなのもひんやりキーンって感じでうまかったですよ。
水分は1日3リットルくらい入れてた気が…飲まないと倒れる。

いやー楽しかったです。



2005年08月19日(金)
『SUMMER SONIC '05』2日目 その1

NIN終了後TATiさんたちと合流、メッセとスタジアムをものすごい勢いで移動したそうだ(笑)ディープパープルは高速道路の星も湖上の煙もやったよ!デュランも序盤観れたよ!単独とっておけばよかった!とのこと。お疲れでした!NINはアリーナに降りて相当前迄行ったらしい、元気やな!すっごくよかった!素晴らしかった!DVD観たいからプレイヤー買う!新譜の新しいエディションも買っちゃう!単独で早くまた来てほしい!等々興奮気味で喋り通し、帰路につく。

帰宅後も熱が冷めず、身体はすんごい疲れているのに眠れない。のでwebの感想を延々読み巡り。いやあ、ホントよかったよNIN…。

で、やっと眠れたらすんごく深〜く眠ってしまい。

目が醒めたらナミさんとの待ち合わせ時間の20分前だった……待ち合わせ場所迄40分くらいかかる…どう考えても間に合わない…。

土下座。本当に申し訳ありませんでした…。

と言う訳で、メッセに入ったのは13時過ぎ。オフスプブース前で何とか合流出来ました。すみませんすみません!!!

****************

■PUFFY AMIYUMI(ROCK STAGE)
かわいかったー!馴染みのある曲も聴けたー!MCがユルくていいー!吉村の塩欲しいー!(ゆみちゃんの汗を日干しにして塩として売るって話(大笑))

ナミさんと別れて外に出ると既に入場規制がかかっており、すごい数の木村カエラちゃん待ちが屈強なセキュリティと睨み合い中(笑)迂回しないと隣のホールには戻れない状態。おおすごいな!

それにしても昨日と人出が違う!多い!ごはんエリアにもお笑いステージにも全然余裕がない。笑い飯をちょっとだけ観てマリンステージに移動。この時間でもスタンドが埋まりつつある…OASIS目当てが殆どだろう(自分もな)。こりゃー席確保したら動かない方がいいな。1Fスタンドほぼ正面に席を見付ける。日はまだ傾いてもいない、ギラギラです。交替で飲み物や食べ物を買い込みだらだら観戦。灼けた灼けた。

■ASIAN KUNG-FU GENERATION(MARINE STAGE)
後半数曲、初見。おー予想よりガッツリ演奏するひとたちなんだなあ。ヴォーカルの線が細い感じですが、絞り出すぞーてな歌声に一所懸命さが現れていたような。その反面MCはユルい(笑)いちばんデカいステージに出られたのを喜んでいたようでした。しかし前回出た時は、出演者の名前が列挙されるTシャツに「ASIAN KUNG-FU GENARATION」と誤植されたり、今回は通された楽屋がバイトくんと同じ部屋だったそうで、サマソニには悲しい思い出も多いと言ってました(笑)
そんなに熱心に聴いたことはないのですが、「あ、これ知ってる!」「聴いたことある!」って曲が結構あった。普通にCMで使われたり、音楽番組で流れていて日常生活で耳に入っているってことだよなあ。無意識のうちに憶えさせられてるんだなあと不思議な気分に。でも不快じゃないですよ。こういうのって面白い。

■KASABIAN(MARINE STAGE)
初見。おわールックスいいな君ら!かわいいな!(笑)特にギターのコがジョニー・デップとデイヴ・ナヴァロを足して2で割ったようなー。で、ルックスと声がなんかミスマッチなとこもかわいい(笑)
ダンスよりのイメージがあるけど、ライヴだとDrs.がかなりどんどこでビックリ。めちゃパワーで押し切る叩きっぷりです。なのでCDで聴いたよりも重〜い印象。よござんした!

■WEEZER(MARINE STAGE)
そういや3年前のサマソニで、ガンズの前がウィーザーだったなあ。リヴァース老けないねー今でも大学生って感じだねーファッションも相変わらずとっぽいねーでも美メロで素晴らしいよねー。ホントきらっきらした曲を書くなあ。1stの曲ばっかり反応してすみません。楽しかったー。

で、いよいよですよ、OASIS!待ちきれなくなった2Fスタンドの客がウェーブを始めました。わーおもろい!1Fにも伝染、おもろーい!と参加。1Fスタンド後ろの関係者ブースにカサビアンの面々がいたのですが(徐々に気付き始めたひとが群がり出してサインをねだったり写メ撮りまくりになっていましたが、窓を開けてにこにこと対応してました。いいコらや…)一緒になってバンザーイしてたのがおかしかった。

が、予定時間を10分過ぎ、20分過ぎ…どうしたどうした?リアム(指名)は今迄が今迄だけに心配に…兄弟ゲンカしてるのかな?(まずそう思ってしまう辺り…(笑))ソニックステージのラーズ観に行ってんのかな?(これホントにラーズのステージ脇で観てたって噂ありましたがホントなのか(笑))ウェーブもやり飽きて流石に不安になって来た客席の雰囲気が微妙〜になってきたところ、MCのサッシャくんから場内放送が。

「現在スタジアム館内の放送施設を使って喋っています。ステージの機材トラブルがあり、ステージ側のマイクを使って話すことが出来ません。現在スタッフが全力を尽くして復旧にあたっています。今しばらくお待ちください」。

あらー。その後もう一度案内があり、20:10開始を目途に復旧を急いでいるとのこと。40分遅れかー。まあ、それくらいなら、全然。3年前のガンズも50分くらい待ったしね。

しかし場内放送が日本語だけだったので、隣の外国人の女の子ふたりが戸惑っていた。リヴァースが「カリフォルニアが云々」て言った時喜んでいたから、アメリカ人だったのかな?すると後ろにいた男のひとが「何で遅れてるか判ってる?」「マシントラブルで遅れているそうだよ」と英語で教えてあげていた。いいひとだ。アナウンス、英語でもしてあげた方がいいね。外国のひとも沢山来ていたし。

ポンチさんと「リアム機嫌いいかなあ」「出たくねえって言ってんのかなあははははは」と言いつつ待っているうち時間は過ぎ、20:15くらいに客電が落ちました。来たー!



2005年08月18日(木)
『SUMMER SONIC '05』1日目 その3

■NINE INCH NAILS(MARINE STAGE)

昨日の読み返してみて、うーん坊主のトレントがスクリーンに映しだされたのは「WISH」が始まってからかも…「WISH」始まる前は照明ついてなかったようなと思い…。そんなひとが書いているもんなので、レポートとしてはかなり怪しいです。いろいろ脳内変換されてそうだなー。ひとの記憶なんてそんなものそんなものー(いや自分だけじゃないかと)

つづき。

■HURT
■スタジアムの温度がずわーっと下がった
ホントに。あの真夏のスタジアムが一気にまいに〜ち〜吹雪、吹雪、氷の世界〜♪に。
最初手拍子が起こっていたけど直にそれは止み、場が静まり返った。トレントのピアノと歌声だけが響く。
嘘みたいだが、スタンドに絶妙のタイミングで涼しい風が吹いた。
「HURT」はいろいろ思い入れがあるひとも多いだろうし、自分もとても好きな曲だ。本当に痛い。
- - - - -
what have i become?
my sweetest friend
everyone i know
goes away in the end
- - - - -
涙が風に吹かれてあっと言う間に冷たくなり、頬を伝った。
とポエムも書きたくなる。

■スタファカのdon't youのとこwait, wait ...beautiful. alright!
■beautiful.って言ったよな!空耳じゃないよな!
■あんな笑顔するひとなんだー…(涙)
こーこーがーねー!!!!!
「STARFUCKERS, INC.」でドンチュードンチュー言うとこがあるんですが、もう〜客がたどたどしくも必死で唄う唄う。その様子を見たトレントが苦笑と言うか、あはは困ったなみたいな笑顔でボソッと「beautiful.」って言ったんだよー!電波かもと思ったが、webで探してみたら他にも聞いてるひとがちらほら。うわートレントに褒められたー(泣)
(追記:ブート観てみたが確認出来なかった…や、やっぱ電波だったか?トホホ)
あの笑顔はもーなんか、観ているひとも幸せになる笑顔だったね!曲はスタファカなのにね!

あとペットボトルをどんどんアリーナに投げていたなあ。気遣い?

新作にはかなり有機的なものが感じられましたが、過去作品をCDで聴くとやはりエディットが凄い!とか音作りが、ミキシングが凄い!ってところに耳が行きがちで、勿論それはホントに凄いんだけど、ライヴで聴くとかなり自由度が高い。暖かみがある感じがした。

自分で演奏して唄ってエディットしてミックスして…エンジニアとしても素晴らしく…クラシックピアニストとしての才能もあり…育ちも良さそうなのに(家庭環境がどうこうってところを音作りに持ち込まない主義もありそうだが)どうにも変態芸術作品(賛辞ですヨ!)を作り上げ…そしてライヴでのカリスマっぷり。

熱いし。

トレント・レズナー。今更ですが、天才…だよなあ。彼の頭の中で鳴っている音の、何100分の1かすら自分は聴きとれているのかどうか。

勿論音質が、とかコンマ何秒でこのリズムが入って、ってところだけがこのひとの作るものの魅力ではない訳だけど。

で、その天才が持ち前の才能に甘んじず、苦しんで苦しんで音を追求し続け、素晴らしいものを作り上げたら、ライヴの時に綺麗な月が空に浮かんだり気持ちのいい風が吹いたり寸前迄降ってた雨が止んだり(@大阪)と、ご褒美があるのかなと思った。それをちょっとお裾分けして貰った気分だ。ありがとね。

まあ雨が降ったら降ったで劇的だけどね。WOODSTOCK'94みたいなどろんこトレントも観られたかもね(笑)これはサマソニじゃなくてフジだったら似合っていたかも?

とか思ってニヤニヤしてたら、トレントさん今のツアー先(オーストラリア)で体調崩してるらしい。大丈夫かいな…暑さにやられたのかな。お大事に!

「HEAD LIKE A HOLE」後、アーロンがギターを叩き壊し花火が上がった。アンコールはなしと言うことか。花火、綺麗だったなあ。NINには似合わな過ぎて、逆に面白かった。トレントは花火見たのかな。日本の文化っていいなと思ってちょーだい!そんで次は単独で来てちょーだい!本当によかったよ〜(号泣)



2005年08月17日(水)
『SUMMER SONIC '05』1日目 その2

■NINE INCH NAILS(MARINE STAGE)

+++++

セットリスト

01. PINION
02. WISH
03. SIN
04. MARCH OF THE PIGS
05. THE LINE BEGINS TO BLUR
06. SOMETHING I CAN NEVER HAVE
07. THE HAND THAT FEEDS
08. TERRIBLE LIE
09. BURN
10. CLOSER
11. WITH TEETH
12. THE FRAIL
13. THE WRETCHED
14. GETTING SMALLER
15. GAVE UP
16. SUCK
17. HURT
18. YOU KNOW WHAT YOU ARE?
19. STARFUCKERS, INC.
20. HEAD LIKE A HOLE

+++

5年前の初来日公演には行けなかった。日程知ってるひとは察してください(泣)本当に待ちに待ったNINのライヴです。スタジアムへ向かう途中から、やたら黒いひとが増えていく。黒い…ああ、服が黒いんだ。黒いTシャツを着てるんだ。NIN仕様か。この辺りから俄然緊張感が増す。

1Fスタンド、上手(一塁)側の席を確保。スタジアム埋まってる。これだけのひとがNINの為に残ってるってのも感慨深いものが…。スタートが遅れてる。うわードキドキするー胃が痛いー!坊主はどうなってるの?遅れているのは「俺やっぱ坊主似合わないと思う!ヅラ探してくる!」とか駄々こねてんじゃないの?とある訳もないことを無理矢理喋って気を紛らす(ポンチさんごめんよ)。15分程過ぎた頃、暗転…大歓声!そして…「PINION」だ!音がだんだん大きくなる。「PINION」てことは、「PINION」てことは…と思っているうち、メンバーが出てきた!うわー、うわー、本物だよー!生身のトレントが数百メートル先に!スクリーンに姿が映し出される。ぎゃーホントに坊主!に、似合うやん!ぎゃー!ぎゃー!(壊)

トレントの「let's go!」と言うかけ声と共に「WISH」がスタート!うぎゃー!

この「let's go!」ってのにまず驚いた。あれだけ聴いていたNINの音源だけど、ああ、今ライヴで聴けているんだ!って実感が湧いて、ここで改めてゾクッとした。

で、まあしばらくはぎゃーぎゃー言ってて記憶が…あるようなないような。スクリーンにトレントの顔がアップになった時、両耳から出ているイヤーモニターのコードがエラく印象に残った。背後から照明が差して、すんごく格好よかった。瞳の色もね。写真でしか見たことのなかった瞳、本当にあの色だった。スクリーン越しだったけど、あの色、本当に綺麗だなあ。

思い出したことがひとつ。「MARCH OF〜」の“now doesn't that make you feel better?”部分でちょっと間を空けた後、両手を拡げて、マイクにキスしたのが印象的だった。チュッとね。幻覚じゃないよな…これ見て「あ、今日は開いてる気分なのかも」と思ったんだ。

フラジャイルツアーは行ったひとから話を聞いたり、いろんな記事を読んだりして、本当に素晴らしい内容だったんだろうと思った。でもトレント本人は、薬と酒浸りで相当参っていた時期だったそうだ。その切迫感からくる凄まじさがライヴにも現れていたのかも知れない。でもこの日観たトレントは、かなりすっきりした顔をしていた。だからと言って、ライヴがぬるい訳はなく。燃費がいい感じがした。

以下はメモから思い起こし。

■もみあげの処理が高校球児みたいにパッツンに
だったんですよ。もうちょっと斜めにぼかすとかしようよ(笑)

■その筋肉は何に使うんだ
■HGな衣裳フー
■それでタンバリン叩いてフー
えーと、髪型も相俟ってですね…。以前はケンシロウ@北斗の拳ルックなんて言ってたけど、今回はレイザーラモンのひとに…み、見え……。ごめんごめん!でもそう言ってるひと多かった!ヤクは抜いてもステロイドは(以下略)

■ジェローム巧過ぎ
もう10年くらいトレントとやってるかな?(追記:正確には1999年春〜夏からの参加だそうです。6年てとこですね)正確ってのと、音質が全くブレないってのにまず驚愕。マシンかあんた!
しかも90分ずっと叩きっぱなしです。MCが殆どなくどんどんやっていったんですが、その曲間もずっとリズムをキープ/即切り替え。流れが全く分断されない。
セット横に扇風機があったのか(ドラマーさんは暑さ対策でよく置いてますよね)常に前髪がなびいていて、ちょっとおかしかった。あとこのひとすんごいスタイルいいんだよね!10頭身くらいある。座っているので全身は見えませんでしたが、それでも腕ながっ!と思った。

■アーロンオモロ過ぎ
イカルスライン時代は全く知らないのですが、いや〜すごいねこのひと。まずアクションが面白過ぎる。弾き方すんごい独特。序盤トレントとぶつかったりしてた。ここのギターはトレントさんの暴力を受ける担当と決まっているのか…生傷が耐えなかったロビンを思い出し〜(苦笑)
あとマイクスタンド投げてなかった?何だあの暴れっぷりは。
で、あの弾き方で全く音がヨレないってのがまた驚異的。

■ジョーディ意外と堅実
アーロンがあんな感じなので(笑)縁の下の力持ち状態。コーラスは殆どこのひとじゃなかったかな?(アーロンマイクあってもその場にじっとしてないからな!)APCでのハジケっぷりはどこへやら。しかししっかり演奏していて好感持ちました。

key.のアレサンドロは面白い機材を使っているなあと言う印象くらいしか…ごめんよ。やっぱり動きが派手な方に目が行ってしまい…。あのテルミンみたいな音を出していたガラスの箱みたいなのは何なんだろう?

ロビン、ダニー、チャーリー陣営も観たかったとは思いますが、今となってはどうにもならないね!残念だけど!でも今回のメンバー、すごくいいと思います。

(つづく)



2005年08月16日(火)
『SUMMER SONIC '05』1日目 その1

雪駄でふらふら行けるフェス、それがサマソニ〜。こちらも3年振りです。あー楽だ、雪駄。

1日目は4人で出発、メッセから入場。この時ポンチさんから「トレント坊主になってましたよ」と言われ顎が落ちる。ここ数日バタバタしていてNIN関連のwebチェックをしていなかったので知らなかった、8月12日付で公式サイトにこの画像がアップされていたそうです。予想に違わず秋葉原行っとる…(笑)ええ〜坊主?坊主のトレント?ど、どんなのか想像がつかん!狼狽しつつメッセをうろうろ、まず猫ひろしを観る(笑)タイミング合って猫ひろし2回観ちゃったよ…猫ひろし!猫ひろし!パンツいっぱい履いてたよ!脱いで投げてたよ!ホントにちっちゃいよー!

猫ひろしTシャツを着てるひとをやたら見た。物販してたんだろうか。

お昼を食べてしばし喋りターイム。TATiさんやヒロコさんとは久々にあったので近況やら仕事の話やら。あとコスメとダイエット談義(笑)ヒロコさんはNINの初来日公演を観ていたので、その話を聞いて盛り上がる。お腹も落ち着いたのでまたメッセをうろうろ。ZAZEN BOYSをちょっと観ようかなと思ったが、ISLAND STAGEは既に入場規制がかかっており、周囲にひとが溢れている。こりゃ無理だ、とスタジアムへ向かう。後で知ったけどZAZENの混雑はかなりいろんな影響が出たみたいですね。タイムテーブルが90分程遅れたらしい(ヒー)。ステージがちっちゃ過ぎたんだね…。

3年前に比べて行き来がしやすくなった印象、20分弱でスタジアムに到着。2FスタンドでBUCKCHERRYをチラ見。ジョシュはいつも格好いいのう。それにしても暑い!この暑い中ライヴをやっている方も偉いが、アリーナ前方で大盛り上がりを見せている客も偉い。

■THE MAD CAPSULE MARKETS(MARINE STAGE)
いやー久々に観ました。前観た時はまだメンバー4人で(ヒー)タケシくんがCRA\名義だった頃ですな(ヒー)いつやねん。
で、そのタケシくんにまずビックリした!客に優しい微笑みをかけている!笑顔でゲンコをハートにあててアピールしている!えっあのキチ●イが?めちゃめちゃ怖かったあのひとが?誰あんた!いやー……丸くなったんだね…ひとにやさしく〜。いやいや、いいんじゃないの。楽しそうだよ。
KYONOはあんま変わってない。元気いい。モトカツくんは相変わらず格好いい。どこそこで言ってますが、私の顔の理想はモトカツくんです(笑)ああ素敵だ!理想が服を着て歩いている!人間性に関してはあまり知らない!(おい)
デジもんになったマッドはあまり聴いていなかったもんで(『PARK』迄しかアルバム聴いてません)えらくポップになったんだなあと微笑ましく観ました。格好よいですね。
しっかっしっ、音の悪いこと悪いこと。その後のアクトはそうでもなかったので、マッドのPA自体が何か…あれかな、昨年のウドーストック(もう正式名称も忘れた…)のラルクみたいな感じかな、音がデカ過ぎて割れちゃうって言う。ディレイもものすごい。この時は2Fスタンドだから音が悪いのかなと思ったので、以降スタンドは1Fで観ようと決める。4曲程観てメッセへ。

■電気グルーヴ×スチャダラパー(MOUNTAIN STAGE)
丁度「聖☆おじさん」をやっているとこだった。ゆっるっい!グダグダ!!最高だ!!!
持ち曲も少ないので、半分くらいグダグダなMC。オモロ過ぎます。あ〜ユルかった〜。バックトラックをよく聴いてると、かなり変態な感じもまたいい。最近卓球の格好いい面ばかり聴いていたので、改めていやいや油断するな、このひとは恐ろしいひとだよ…と思いました(笑)
ANIのヒロシもユルくてよかった。「職業を訊かれると口ごもるとです…」(大笑)

ここでTATiさんとヒロコさんはマリンでDEEP PURPLEを観る為途中抜け。その後メッセに戻ってデュランの序盤、即マリンに移動してNINを観るとのこと。が、がんばれ!後で会いましょー。

■THE TEARS(SONIC STAGE)
電気×スチャが予想より早く終わったので早めに入れた+スタートが15分程遅れたので、フルで観られました。
いやー、凄く良かったです。
スウェードの来日公演は何だかんだで観逃してきていたので、生のアンダーソン&バトラーを観るのは初めて。映像で観ていたあのステージアクションがホントに目の前で起こっていて感動した…。
ブレット格好いい。歌凄い、声量も凄い。声めちゃめちゃ出てた。スターオーラも凄い。しかしまた痩せたんじゃないかな…と思った。サングラスを最後迄外さなかった。お父さんに1曲捧げていた。会場の雰囲気もなんだか優しい感じだった。
ブレットが「僕の父が云々」と喋っている最中にバーナードがガギャーンとかギター鳴らしててちょっとおかしかった。マイペースや…。しかしギターは鬼!むちゃむちゃ唄うギター、と言う感じがしたなあ。
音的にはスウェードから毒を抜いたと言うか…いや、悪い意味じゃなくて。その分切なさとかやりきれなさを優しい目線で追って行くと言う感じがした。美しい。スウェードの曲をやらなかったことも(実はちょっと期待していましたが)ステージの流れを分断させず、良かった。次は単独で来てください。

さーNINだ!マリンへ向かう。途中イアンをチラ見。男性陣の野太い歓声が飛んでました。パントマイムとかやってた、逆光でシルエットだったんだけど、あの動きはまごうことなきイアンだった!あー被らなければ観たかったよー(泣)



2005年08月15日(月)
DURAN DURAN@STUDIO COAST

サマソニ、スタッフが集団食中毒になったそうで…あわわ、お大事にー。

サマソニ感想を書く前にこちらを。

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DURAN DURAN@STUDIO COAST

+++++

セットリスト

01. SUNRISE
02. HUNGRY LIKE THE WOLF
03. PLANET EARTH
04. UNION OF THE SNAKE
05. ASTRONAUT
06. I DON'T WANT YOUR LOVE
07. CHAINS
08. THE REFLEX
09. SOUND OF THUNDER
10. TIGER TIGER
11. STILL BREATHING
12. A VIEW TO A KILL
13. ORDINARY WORLD
14. SAVE A PRAYER
15. TASTE THE SUMMER
16. NOTORIOUS
17. NICE
18. CARELESS MEMORIES
19. WILD BOYS

encore
20. GIRLS ON FILM
21. RIO

+++++

サマソニではNINと被って観られないよ!と言うことで、ワンマンに行きました。1月公演中止の借りを返してもらいましょうぞ。

初スタジオコースト。周りに何もない!(笑)新木場の倉庫街に、やはり倉庫のようなクラブを作ったと言う感じでしょうか。内装はステラボールに感じが似てた。狭いよ!近いよ!ここでデュランが観られるって凄くないか?小学生の頃TVでしか観られなかったアイドルがこんなに近くで〜!

しかしここ、10月にオフスプやるんだよね。大丈夫か?

1Fフロアはぎゅうぎゅうだったので、2Fフロアのいちばん後ろで観た。近い〜!視界いい〜!

サマソニ東京、サマソニ大阪に続き3連チャンのライヴ。移動も大変だし結構キツかろー、大丈夫かなと思っていたけど、おおお、伊達に芸歴長くありませんよ。VELVET REVOLVERを観た時にも思ったけど、オッチャンらが本気出すと怖いね!凄いね!

演奏は一昨年の武道館よりも格段によかった気がする。音響のバランスもいい。皆さんむちゃむちゃ元気です。サイモンがかなりハジけてました。おいおい最初からそんなにとばして大丈夫か、とこっちが心配したくらい。

そしたら案の定(苦笑)中盤声が出なくなり。MCも極端に少なくなり。が、がんばれ!しかしここからがプロの腕の見せ所。声量を落としてピッチを正確に、と言う唄い方に変えて(ここでPAが上手く調整してくれれば良かったんだけど、それは難しかったようで…ジョンのコーラスがデカいデカい)「SAVE A〜」は客に1番をまるまる唄わせたりして上手く休憩をとる(笑)終盤は見事に持ち直しました。すごーい。

サポートで女声cho.とsx.が入っていたので、「RIO」とかいい感じになってました。最新作は勿論ですが、昔の曲ってアルバムの音質だとチャカチャカシャカシャカしてるけど(当時のサウンドプロダクションがそういうもんだったんだろう)、ライヴで聴くとかなり骨太。いんや〜格好いい。アレンジに時代を感じる部分はあるけど、元の曲、メロディがいいので今聴いても全然オッケー。あとやっぱ皆上手い。サイモンも天からの贈り物声だよなー。しかも上手い。

始まる迄はだるいあついねむいとうだうだ言ってましたが、開演したらそらもー大はしゃぎで観ておりましたよ…グッズはもんのすごい行列+雷がごろごろ言い出したので断念。でもパンフがすんごい豪華でよさげだったので、通販で買うよ…。

そうそう、「CARELESS〜」の時バックのスクリーンで流れていたアニメが面白過ぎた。デュランデュラン戦隊が楽器で悪をやっつけるってやつで、シンバルで首切ったりおつきのおねーさんがピンヒールで目を踏み潰したりと残虐描写満載なのに笑えて仕方がない…何よりもメンバーが似てない!(大笑)ニヤリってした顔がつのだじろうのマンガに似てる!最後は巨大化してEMIのビルを破壊してましたよ(前のレコード会社がEMI。今はソニー)。あんまりビックリしたのでこの曲の時はスクリーンに釘付けで、ステージ上のメンバーを全く観ていませんでした。何なんだあれ…ソフト化してくださいよ(笑)

しかし客も元気でしたなあ。前の方はモッシュ状態になってたよ。「SAVE〜」もガンガン唄ってたし、コアだなあ。いやー楽しかった。



2005年08月14日(日)
サマソニ2日目メモ

NINが素晴らし過ぎて深い深い眠りに就いてしまい、寝坊しました
大幅遅刻して申し訳ございませんでした(土下座)>関係者各位

OASIS

ノエル兄貴がよかったよーう

don't look back〜むっちゃ大合唱
兄貴がマイクを離れてサビを会場に任せた!
日本でこれはかーなーりー珍しい!
は、初めて!?

Drs.が新しいひとだからか、かーなーりービート感が変わった印象
スカーンと言うよりドンツク系
wonderwallとかもー雰囲気変わってた変わってた
あーでもwonderwall!めちゃ嬉しい

リアムがタンバリンを投げたんだけど、アリーナとセキュリティの間に落ちちゃって笑われてた、前の客は届かなくてあー(泣)、リアムはあー届かんかった…しょぼーん→ぶすーって顔になってた(笑)

しかしリアムの英語はホント聞きとれん…cheersが「ちーっす」に聞こえる…それともホントにちーっすって言ってんのか…本人もうあ通じてないし!って感じでゆっくり何度か繰り返し話してくれたけど、ほんっとになまってて聞きとれないんだよ!ごめんなレスポンス鈍くて!

リアム、声あんまり出てなかったな。あなたの声は神さまからの贈り物なんだから喉は大事になー
あ、何かリアムがネガティヴな感想ばっかりだ。いやいやステキでしたよ!て言うかこのひとはステージに最後迄ちゃんといるかってとこからして心配なんで(笑)

灼けた…腕痛い…



2005年08月13日(土)
サマソニ1日目メモ

NIN
+++(仮)
pinion, wish, sin, march of the pigs, the line begins to blur, something i can never have, the hand that feeds, terrible lie, burn, closer, with teeth, the frail, the wretched, getting smaller, gave up, suck, hurt, you know what you are?, starfuckers, inc., head like a hole
+++
坊主になってたよ!スズカツさんくらいの!(この例え何人に判るのか)
もみあげの処理が高校球児みたいにパッツンに
何?日本で切ったの?
目の色きれー!
その筋肉は何に使うんだ
スタファカのdon't youのとこwait, wait ...beautiful. alright!
beautiful.って言ったよな!空耳じゃないよな!
いやー…スタファカ聴けたよ…嬉しい…
あんな笑顔するひとなんだー…(涙)
いやそれにしてもホント憑き物が落ちたみたいにスッキリした顔に
burnやったよ!
HGな衣裳フー
それでタンバリン叩いてフー
ジェローム巧過ぎ。笑っちゃうくらい正確、曲間少ないと言うか、曲間もずっと叩いてる。ステージ上のグルーヴをずっとキープしてる
いやそれにしてもホントアホかってくらい巧かった…すごいわこのひと
アーロンオモロ過ぎ。流石ロビンの後任は只者ではなかった
ジョーディ意外と堅実

それはともかく。
hurtが聴けたよ…スタジアムの温度がずわーっと下がった
鳥肌がたちっぱなしだった
これは本当に凄かった
もー泣いた泣いた(またかい)
来てよかったと思った

花火とNINてミスマッチ過ぎて笑った
半月が出てた
都内に戻ってきたら大雨だったそうで驚いた
暗黒皇子は雨雲も避けて行くよ

次は是非ワンマンでお願いします。でもさっきスタジアムで聴いたhurtは、あの光景はずっと憶えてるよきっと。忘れたくないなあ。



2005年08月11日(木)
『トーキョーあたり』+α

劇団健康 vol.15『トーキョーあたり』@本多劇場

うむ〜うむ〜うーんうーん。以下ちょっとネタバレあります。

『唐辛子なあいつはダンプカー!』に通じるものが…。笑ったんだけどあれ〜?みたいな。

ケラさんだから、ケラさんなら、もっと…と思っちゃうってのもある。不条理に整然さは求めないけど、脱線が瓦解してそれが笑いに繋がる、ってならなかったと言うか…。

周りに毒を吐く面白さも、自虐ネタも、もっとガツンと行けそうな気がするんだけど、ケラさんなら。と考えてしまいー。うーん、面白かったんだけど。

ここはあれへのオマージュなんだろうなあ、とか、あ、あれが元ネタだ!とか、そういう見方も出来ますけども、もっとやれるでしょ。このひとたちなら。とついつい思ってしまいました。

でも手塚さんのシリーウォーク(出た!て感じ)や、横町さんの小学生姿が観られたのは貴重だったし、大堀さんが意外と(失礼)脚長い!と言うことに気付いたりとか、楽しかったんだけど、うーんうーん。犬ちゃんも峯村さんもかわいいし素敵だし。藤田くんはすっかり馴染んでますね。

そしてネタにされていた赤堀さん、酷いよ〜。ケラさん傷付いてたよ(笑)どこ迄ホントなのかな?呑みの席で監督作品観ましたよって話になって、『アイデン&ティティ』を撮ったと勘違いしていたそうです…それはトモロヲさん!ケラさんは『1980』!(笑泣)「結構つきあい長くて、友達だと思ってたのに…」だってよーう。

先入観を持ち過ぎたかな。ケラ作品初見のひとの方が楽しめるかも。

****************

■本多で貰った折り込みに
チラシ入ってた!『バ  ング  ント展』。あー結局大友さんのライヴ行けないよ(泣)
いろいろ伝わって来てますが、飴屋さん大丈夫かな。早く行かないと…って、来週で終わっちゃうよ!

■ブンブン
台湾でのフェス、2度台風で延期になるわ会場変わるわ機材揃わないわで大変だったみたいですね。おつかれさまでしたー。で、タイムテーブル見てみたら、出番がメリッサ(ex. ホール、スマパン)の後!えーメリッサと会ったのかな!
メリッサソロで来てほしいなあ。台湾迄来たなら日本でもライヴしてってくれれば!丁度ビリーも来てたんだしー!

■言われてはたと気付いた
フジで生ブンブンを初めて観たポンチさんより(ごめんネタにしちゃいましたと事後報告)「中野さんはいつもああなんですか?」「川島さんは、隣で中野さんがあんな動きをしていて気にならないんだろうか。せっかく自分はカッコ良く歌ってるのに…私だったら笑ってできない…」。
………ですよ、ねえ……。初めて一緒にやった時なんて「キャーッ!なにこのひと!怖い!」と思ったかも知れないねえ(笑)今は慣れて「ああ今日も元気だねえ」って感じなんでしょか。
しかし中野くんも、あそこ迄ハジけたのってここ数年ですよね…確かに動きは面白かったけど、ここ迄ではなかったと思われ。こっちも段々慣れて来てますが、やっぱり初めて観たひとには衝撃でしょうか。
川島さんも最近ハジけてますし、そんなふたりをずっと後ろで見てきている平井さんがどう思っているのか気になるところです

■ブレット
お父様が亡くなられたそうで、11日のトークイベントは欠席したけどサマソニには出るそうです。何と言ったらいいか…。
別件だけど、マニックスが'94レディングでリッチー不在のまま出演に踏み切ったことについて「あの頃自分達はまだ成功していなくて、リッチーの治療費が必要だったと言うのと、労働者階級は滅多なことではくじけない、仕事を休んだりしないってことを表明したかった」ってなことをニッキーが言ってて。それをちょっと思い出した。
本国でのショウは何本かキャンセルしたそうだが、日本には来てくれるそうだ。感謝

■で、
サマソニです。さっき迄行けないかも!と切羽詰まってましたが何とかなった…よ、よかった…。
かなり白目になって仕事してました。いや、まだ終わってない。仕事以前にMacがパーになったんで蒼白でした。復旧出来てよかった。
天気が不安定そう、サマソニ初の雨が降るかな?行ってきまっす



2005年08月07日(日)
『GOLDEN BALLS LIVE』+α

RAHMENS PRESENTS『GOLDEN BALLS LIVE』@アートスフィア

ネタバレあるので未見のひとはご注意ください。

この夏、ラーメンズが増える!

はい、5人になっていました。

あーもう面白い以外に何を書けと…楽しかったー。

舞台美術が片桐さんの描いた絵で、変な生き物がうじゃうじゃいた。

音楽がFPMだった。先日大森くん出演の舞台に、田中さんから花が贈られてきていたので、何で?と言っていたんだけどここが縁かな?

音楽も衣裳もセットも、洗練されているようでいて毒がある。ギリギリなとこがいいなあ。洗練され過ぎても面白くないし、下品一辺倒でもつまらない。

久ヶ沢さんがチャンスハンターのところで本気で笑ってしまってブルブルしていた。あそこ日替わりだったのかな?小林さんが新たなネタを振っていたようで、「(楽日だから)やり残したくないんだ!」と言う小林さんを憐れむような目で見つめつつ、チャンスを煮ている鍋の蓋で顔を隠してブルブルしていた。

擬音にピッタリのジェスチャーを考えるネタ、前日の吹越さんのでも似たようなものがあったのでちょっとびっくりした。手法は違うものなので、どちらも楽しめました。そうだよねー考え付いてもそれをどう見せるかってのが腕の見せ所だよね。

いちばんウケたのは「トーハトオールレーズンはレーズンが全てではない」。頭で考えてからジワジワ来る。そうだ!その通りだ!

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■帰りに
ヴィーナスフォートに寄ったらモリゾーがいた!グッズもあったのでぬいぐるみを買った!お店のひとがいいひとで、何個も出して選ばせてくれた!「顔にこだわるひともいますからね」と言っていた!いちばんかわいいと思ったのを連れて帰ってきた!キッコロは買わなかった!離ればなれにさせてごめんな!ああモリゾーかわいい!

■為末銅メダルおめでとー(書いてるのは8月10日)
出ているビールのCMで、マニックスの曲が使われていたのでどうにも気になって…。大会前の番組で、これ迄のこととかいろいろ紹介されていて、何か曲の内容と合っているかも…と思ったりして。
よかったね!

■BILLY CORGAN First Solo Japan Tour Report
BILLY CORGAN.JPの管理人さんのレポート。とても面白く、丁寧、細やかな、愛に溢れたレポートです。ビリー愛されてるねー。名古屋のショウ随分良かったようで。
ツアーメンバー、“noise maker”はブライアンだったんですね。レコーディングのメンバーでもあります。
大阪では「メルボルンのショウではごめん」と言っている外人さんがいたそうだ。あービリー愛されてるー(泣)

■おーもりくん関連
・BRUTUS No.576
『人間関係』に麿パパとツーショット。三茶の映画館前で妖しく写っています。篠山さんの写真は、もともとその場にある筈の建物とひとを、異世界の場所のように焼き込むなあ。すごい。
ベニシオさんもファインズさんもハビエルさんも載ってて私の為か!と思うような号です(笑)ブルース・ウェーバーの作品集としても素敵です。格好いい!
・Invitation 2005.9
巻頭特集『個性派俳優たちの肖像』に、素敵にスタイリングされたおーもりくんが掲載されています。他にも松重さん、光石さん、漣さん…美麗写真が満載。うひひ



2005年08月06日(土)
『mr. モーション・ピクチャー』+α

フキコシ・ソロ・アクト・ライブ ソフィスティケイティド アンダーグラウンド コメディ『mr. モーション・ピクチャー』@スパイラルホール

…はあはあはあ、タイトル長いよ!3年振り、吹越さんのソロライブです。

まあタイトル通りの内容でした(笑)前回公演でやった、映像と影の使い方をもっと発展させてみよう、と言う感じのもの。機材トラブルがあったようで、意図が活きないまま終わってしまったパートもあって残念。とか言ってこれも狙いだったらどうしよう…。まだちょっと試行錯誤してる部分があるのかな。

でも面白かったー!計算してないようでいて実はすごく緻密なところは毎回流石です。音響や照明・映像とのタイミングがちょっとでもズレるとパーになってしまうネタも多く、これは相当稽古したんだろうなあと思ったり。

相変わらず下ネタも多くて。アイディアだけをとってみれば現代美術的にもとても深い!と思わせられてしまうようなものなのに、それを全力でくだらないことに持ってってる姿勢にいつも感銘を受けます。目からウロコがボロッボロ落ちます。ホント尊敬してますよー。

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■『峯田 全裸 映像』(書いてるのは8月9日)
で検索して来てもそんなもんウチにはねえぞー!
いやー峯田くん、やっちゃったみたいですねー(笑)ていつものことなのに。今回は場所が悪かったですね。マグミもヒロトもしょっちゅうやってますがね…。おまわりさんがウロウロしているところでやると通報されちゃうので気を付けよう

■お、
鈴木喜之さんがビリーにインタビューした模様。
ライヴについてと、インタビューでの印象が書かれています(No.440、441)
あ、何かちょっとホッとした。興味深い内容になってそう。楽しみ。
「パネルクイズアタック25の超豪華版みたいなセット」って表現にウケた

■フジ、ビリーでわたわたしてる間に
サマソニ、ラムシュタインがキャンセルに。あー観たかった…。でも怪我じゃしょうがないよね。って、あんなライヴ毎回やってれば怪我もするわ(苦笑)



2005年08月05日(金)
BILLY CORGAN JAPAN TOUR 2005 2日目

BILLY CORGAN JAPAN TOUR 2005@SHIBUYA-AX

2日目は客の入りもよく、メンバーも1日目を終えてリラックス出来たのか、終始和気あいあいとしたライヴになりました。こっちも散々泣いてスッキリしたのか(笑)ニコニコして観た。

とは言えいろいろあったんで、メモを見乍ら思い出していきましょうかね。

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■「TODAY」ワンフレーズ弾いた
はい、弾きました。名古屋でもやったと伝わってきてたんで、ひょっとするとひょっとするかな、と思ってはいたんだけど、やっぱり嬉しいもんですな…。セットリストがまだ見つからないので曲名が判らないんだけど、メタル調の曲(カヴァーかな)の間奏でちょろっとあのイントロのリフを。ドワッ!と歓声。周囲の数人(自分含)が全く同じ反応だったのが笑えた。目を大きく見開いて、うお!とかおわあ!とか言った口を手でおさえて、のけぞるって言う(笑)斜め前の男のコは、隣の友達らしきコと全く同じそのポーズで、顔を見合わせて固まっていた。

■今度は“スマパン(ホントにこう言った)”で日本に帰ってくるよと言った
言いやがりましたよ…その前に「今回のツアーはアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドと日本なんだけど、日本のオーディエンスは本当に素晴らしい」みたいなことを言って、thank youを連発していた。昨日よりよく喋る。そして「次はいつ来るの?って訊かれるんだけど…今度はsma-panで」と言った。大歓声。ビリーは左手でガッツポーズをした。

■レイコちゃんと手を繋いで1曲唄った
アンコール後も名残惜しそうにステージ袖をうろうろしていたビリーが、しゃがみ込んでフロアのファンと話し込んでいる。何何?何やってんの?プレゼントでも渡しているコがいるのかな?と思っていたら、ビリーがひとりの女の子をステージに引っ張りあげてしまった。女の子はひや〜ってなっていたようだったけど、結構落ち着いている。ビリーに名前は?どこから来たの?何で来たの?と訊かれてレイコ、カワサキ、モーターサイクル、と答えた。ふわっとしたスカート姿でバッグを持った、フロア前線にいるにはちょっと珍しい(今回のライヴは落ち着いて観られる内容だったしね)かわいらしいお嬢さん。流石ビリーは見る目があるね(笑)
ビリーはレイコちゃんとハグ、握手をして、その手を握ったまま「君の為に1曲唄うよ」とアカペラで「STRAYZ」(だったかな…メロディはそうだった気がするんだけど、即興かも)を唄った。こういうことをすいっとやれちゃうとこがこのひとらしいなあ。
で、面白かったのが客の反応。こういう状況だと「キーッ!何よあの女!」みたいなこと言うひといそうなもんだけど、皆見る目が暖かい。レイコちゃんがきちんと英語で受け答えしているのを見て「おお〜」「すごいねえ」、終わった後も「よかったねえ」「あのコは一生の思い出になるわねえ」とか言ってんの(笑)レイコちゃんがいいキャラだったからってのもあるだろうけど、なんつーかもうあれだね、ビリーは孫枠だね…。
しかし唄った後ビリ公はそのまま手を振って帰ってしまい、レイコちゃんは放置プレイに(笑)。恥ずかしそうにステージから降りてました。ちゃんとフロアに送り届けてあげてよ!この孫枠!

■川崎に野球チームがある(あった)と何故知ってるんだろう
レイコちゃんが川崎から来たと言うのを受けて、ビリーが「ああ、カワサキには野球チームがあるよねー」。ロッテのことですか。ロッテは今は千葉なんです…。レイコちゃんが「ノーノー、フットボールチームならありますよ」と答えて「え、そうなの?」。誰かロッテは引っ越したって言ってやって!
チッタでライヴしたこともあるから、その時に知ったのかな。確かにその頃ロッテは川崎だったと思われ。

■ベルトしてなかったのかな
やたらパンツを引っ張りあげていたんで。パンツ(アンダーの方な)も時々見えてましたよー(笑)ホント痩せたね!
そうそう今回の衣裳かわいかったー。風貌があんななのでゴシックも似合うけど、こういうカジュアルなものも似合う。

■後ろで観たら映像がよくわかった
アルバムのジャケット画像とかも映してたんだー。炎のビットマップかわいかった。音とちゃんとシンクロしてた。今思えば照明って地明かりだけだったかな?殆どが映像の光だったような。逆光状態なので、メンバーを集中して観るのは難しかった。目がチカチカしちゃうんだ(笑)。演出としては面白かった。1日目と2日目でセットリストが違ったので、“左手”の画像は1日目だけだったようだ。何の曲の時だったかなあ。
最後「BYE-BYE!」って文字が出たのもかわいかったな。

■メンバー紹介をした
日本ツアー最終日だったからかな。futurist drummer=マット、noise maker=(ごめん名前失念)、リンダは何だったっけな…。紹介をした後、ひとりひとりをステージ前に立たせて、オーディエンスをバックに記念撮影。メンバー皆写真撮りまくってました。この時ビリーが「写すよ〜身だしなみはいい?」とか言ってて。そういやスマパン最後のツアーの時も、「これサイトに載せるから皆身繕いして綺麗に写って!」とか言って写真撮ってたなあ。
そんな記念撮影好きのビリー、自分が写して貰う時は、ない髪を整えるふりをして笑いをとっていた。「僕の美しい頭がどうのこうの」って言ってたりもした(笑)

■ダイムバッグ・ダレルの話をした、ヘビメタさん
終盤持ったギター(フライングVの変形みたいなの)がダレルモデルだったんだって。で、ヘヴィメタル好き?とか訊いてぎゅいぎゅいやってた。

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メルボルン公演で、スマパンの曲を求めるオーディエンスに「今を生きることが出来ないのか?なぜ過去を生きなければいけないんだ?」と叫んだビリー。でも、ジャパンツアーでは「TODAY」を弾いた。この矛盾がビリーだなあと思う。でも、いい曲はいつ迄たってもいい曲だ。バンド名や聴衆に縛られなくてもいいよ、やりたい時にやればいいよ。聴けたら嬉しいよ。

「今を生きることが出来ないのか?」。ビリーはスマパンを前向きなものにしようとしている(と言ってもやはり要領が悪いんだよね…(苦笑)ソロのリリース日に前のバンドの再結成宣言したら、ファンも混乱するっちゅうねん)。新曲を作るつもりかも知れない、リリースやツアーも考えているんだろう。今の期待と不安は6:4くらい。これが7:3に、8:2になることを願いながら、しばらく待ってみようと思います。素敵なソロツアーでした。



2005年08月04日(木)
BILLY CORGAN JAPAN TOUR 2005 1日目

とりあえずメモ。ビリ公@AX2日目、「TODAY」ワンフレーズ弾いた、今度は“スマパン(ホントにこう言った)”で日本に帰ってくるよと言った、レイコちゃんと手を繋いで1曲唄った、川崎に野球チームがある(あった)と何故知ってるんだろう、本当にファン思いだな、日本人は優しいな、アメリカで生きづらそうなひとだよな、痩せたなあ、でもどるさんに言わせると「背中の肉は落ちてなかったから大丈夫」だって(笑)、ベルトしてなかったのかな、後ろで観たら映像がよくわかった、マット・ウォーカーだったんだ、髪があったからわからなかった、メンバー紹介をした、写すから皆髪とかなおしてねと言った、“左手”の映像がなかったような、セットリスト結構違ってた、ダイムバッグ・ダレルの話をした、ヘビメタさん、ADOREのこともあってビリーは日本のことを気に入っているのかも知れない、それはそれで嬉しい、けどなんだろう、やっぱり庭の裏に秘密基地を作ってる感じがする、台風が来て壊れてしまったらどうしよう。

なんかもーいろいろ思うことがあってぐるぐるです。もう寝る。いいライヴだった。

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BILLY CORGAN JAPAN TOUR 2005@SHIBUYA-AX

はあ〜なんだか考え込んじゃってますがとりあえず状況だけでも。あくまで主観。

前半はもー、軒下から出てこないドラねこにちっちっちっちっ(舌打ち)大丈夫だよ〜怖くないよ〜もっとのびのびやっていいんだよ〜と様子を見てる心境だった…。警戒心ありありに見えた。他のメンバーもなんかカタめに感じた。

でもソロの曲はライヴ映えするなあと思った。アルバムとはアレンジも結構変わっている。ニューウェイヴの好きなとこを集めました!そこらへんが好きなひとにはイヒヒヒヒ、と言う感じ。「TOLOVESOMEBODY」のカヴァーはホント秀逸だと思う。

演奏、歌は流石に安定してる。ベースレスで、ヴォーカル&ギター、サンプラー、キーボード&女声ヴォーカル、シンセドラムと言う今時珍しい編成だったんだけど、その分唯一の弦楽器=ギターのいろんな面が聴けた。ビリーは4種類くらいのギターを使い分けていた。このひとのギターはホントにすごいと思う。ストロークが独特で、フレーズやリフも面白い。左利きだけど右利き用のギターで弾いているから、と言う要素もあるんだろうか。あと手がデカいから、いろんなコードを軽々とおさえられていて、それがなんか普通のひとと違う感じがするのかな。

アンサンブルにとても神経をとがらせている感じがした。マット・ウォーカーをキッ!と睨み付けたりする場面もあって(マット側にいたから怖かったよー!)、あのコントロールフリークっぷりは健在かな、と思った。良くも悪くも。

そう、帰宅してwebで確認する迄気付かなかったんですよ、Drs.がマットだったって。ADORE期にスマパンに在籍していたドラマーなんですが、当時はスキンヘッドだったのです。今回髪の毛があったから同じひととは気付きませんで…(苦笑)すんません。まーADOREツアー行けなかったしねー私。自分の生活がどん底だった時期だったものでねーよよよよよ。

閑話休題。あとやっぱりビリーの声は女声コーラスと合うなあ、と思った。ダーシーともパズともそうだった。今回のリンダとも、コーラスやユニゾンで絡む声がとても心地いい。響きがいいと言うか…音波的に気持ちがいいのかな(笑)

バックのビットマップの映像がとても綺麗だった。前にいたので何が映っているか観づらかったけど、照明効果としても面白い。明日は後ろで全体を観てみようと思った。

中盤あたりでようやくビリーが笑った。それでこっちもホッとしたのか、そっから後は泣き通しだった。あーもういい歳してよくもまーあんなに泣いたもんですよ。いやいい歳だから涙腺弱くなってんのかなあ。なんかねー先日観た、療養中の長嶋茂雄さんが東京ドームに試合観に来た時に、その中継を観てはらはらと泣いているおじさんを取材したニュースを思い出しましたよ…。心境は正にそんな感じだった。ビリーにはいろいろ感じ入ることがあるので。前にいたので勿論あの左手はよく見える。終盤、左手のビットマップ画像がスクリーンに映し出された。そこでまた泣いた。

なんだかんだでにこにこしていたビリーだったけど、自らオーストラリアであったことのネタを振ったり、明日も来てくれるひとはいる?嘘でもいいから手を挙げてよ、なんて自虐的なことを言っていて、あーやっぱりハリネズミだ…と思った。ひととの距離感をはかるのが下手な感じがする。余計なお世話だけど。

「ALL THINGS CHANGE」はしんどい歌だ。距離感をはかることが下手なひとが、それでもひとと関わりを持ちたいと思っている。これ迄何度も失敗してる。でも、それを糧にしているからこそ次はちゃんとやれる筈。諦めたくない。諦めたらこれ迄のことは全て無駄だったってことになるじゃないか。それは嫌だ。

ん?これは自分のことか?と思わず自分のことも振り返る。

客の入りは7割くらい。ステージとしてはいい出来だったし、凝っているものなので沢山のひとが観ないのは勿体ないな、と思った。今日来て良かった、と思った。



2005年08月03日(水)
『FUJI ROCK FESTIVAL '05』3日目 その3

書いてるのは8月5日です。ビリ公のライヴ行ってきた。いいライヴだった…(涙)OAのsyrup16gも良かったです。すごい気合い入ってんなーて感じだった。そこらへんは後程!

あ、でも今日最終日なので、迷ってるひとは当日券で行ってみて!是非!スマパンの曲はやらないけど(いやもうやらんでええて…)ソロの曲かなりライヴ映えします。カヴァーものもいい。いいステージですよ!

あーでもビリ公て、機材トラブルや本人の気分はともかく(…)ライヴのクオリティていつも高いですよね。安定してる。演奏も唄も不調、てことがあまりない。

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どひゃーすごい降ってきましたよ。マーズヴォルタも気になったけど、とりあえずグリーン方面へ。足場もどんどん悪くなり、昼歩いた時の倍くらい時間がかかる。こりゃニューオーダー>シガーロス>プライマルは無理かな…と思い始める。

■MOBY(Green Stage)
3曲くらい。「CREEP」のカヴァーやったらしいじゃん!うわー聴きたかった…。この頃がいちばん降っていて、グリーンの前方はかなりドロドロのよう。最後のパーカッションを自ら叩いてた曲格好よかったな。

OASISで夕ご飯、うまーうまー。この辺になってくるとかなりどうでもよくなってきて、食器に雨水が入ってきてもお構い無しでもりもり食べる。しかしやっぱ寒い。しばしうろうろ、ラジオブースで押尾コータローさん、隣ブースのモニターでオレンジコートの生中継(ストレンジラヴサイケデリコ)をチラ見。さてそろそろトリですヨー。グリーンに戻る。

■NEW ORDER(Green Stage)
バーニーRUN DMCのTシャツ着てた。新加入・元マリオンのフィルが、若い衆って感じで溌溂としてましたが、バーニーもフッキーもスティーヴンも何だか若々しい!四半世紀もバンド続けてきたとは思えない瑞々しさ!
「CRYSTAL」始まり、続いて「REGRET」、「LOVE VIGILANTES」、そして「KRAFTY」。バーニーが「日本語で唄うよ。でも僕は日本語が喋れない。皆手伝って、スクリーンに歌詞が出るから」と言った。おうわあ〜あのハリネズミがこんなこと言う!月日はひとを丸くする!ステージ両サイドのスクリーンに日本語で歌詞が出る。うわーちゃんと準備してるー!きっと一緒に唄いたかったんだね…(涙)と言う訳で大合唱ですよ。泣けましたよ。
字幕はステージからは見えない位置にあったんだけど(見えても日本語表記だから読めないか(笑))バーニーはちゃんと日本語で唄ってた。暗記してたのかな。それともカンペがあったのかな…とにかく唄ったのよ!日本語で!うわー(泣)
2番からは「英語で唄うから皆も英語で唄って!」って。おわー何か優しい!優しいよバーニーが!何だかすごくあたたかい空気だ!泣ける!
その次が「RUN WILD」だったかな「TRANSMISSION」だったかな、ここらへんからはもう曲順がおぼろです。何の時だったかな、バーニーが「イアンがリクエストしてるよ」みたいなことを言った。「イアンがいればなあ」みたいなニュアンスかな。ドキッとした。やっぱりこういうのはなくなることはないんだな。いつもメンバーはイアンのことを心のどこかに置いているんだなと思った。
で、まあしみじみもしたんですが、フッキーが面白過ぎます。ベースの位置低過ぎます。素敵です。のしのし歩き回っています。ひとときもじっとしていない。「TEMPTATION」ではステージを降りて、いつまでも戻ってきません。くまっぽーい。
丸くなった様子を見せつつ、バーニーのシニカルさんっぷりは随所に出ていて、MCも自虐ギャグと親父ギャグが紙一重で反応に困ります。ピックを投げて「全員にあげる数持ってきてるよー」とか。嘘言うな(笑)「次はベースメントジャックスでーす」とか(グラストの出演順がそうだったらしい)「これはケミカルブラザーズの曲でーす」とか。ギターを投げる真似して「うっそーん。これはあげないよ〜ん(意訳)」とか。かわゆいな。
でも前述した通り「cheers!」連発しててゴキゲンのようでした。声もツヤツヤだったなあ。
スティーヴンはニコニコして叩いてた。好き放題やってる前のふたりを静かに見守っている感じ。素敵だった。
オーラスは「BLUE MONDAY」。おしゃー来た!念願だよー!ここでまたフッキーが面白く。シンセドラムを親の仇のように叩きまくっている。そんな強く叩かんでも音は出ますよ!なんかあれよ、昨年大晦日の男祭りの高田延彦@褌一丁暴れ太鼓みたいな感じだよ!シンセドラムが和太鼓に見える…きっとフッキーは褌が似合う…とツボに入ってひとりでゲラゲラ笑う。
フッキーはスティックと、着ていたシャツ(雨と汗でべっしょりですよ…)を投げまくり帰っていきました。バーニーも名残り惜しそうに帰っていった。いいステージだったよーあーワンマンでまた来てください!

結局シガーロスは諦めました。すごくよかったそうですが(そうだろうよ(泣))これはもう仕方がない。天候やその場の状況を考えて自分で判断しなきゃならないフェスなんだしね。また来てください!

■PRIMAL SCREAM(Green Stage)
ボビたんヨレヨレでした。でもええねん、シャキシャキしたボビたんとかすんごい声出てるボビたんとか、そういうのは求めてませんよ…あの歳で水玉柄のシャツが似合っちゃって、かわゆいのにヘロヘロオーラまといまくりなのがいいんですよ…帰りの時間が迫っており、3〜4曲だけ。「MISS LUCIFER」聴けたしマニ元気そうだったしケヴィンは相変わらずデカかったしもういい!さよーならー!

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その他。

■ごはん
お昼にRSRFブースでスープカレー。本場もんですよーうまーうまー!野菜もおいしいし、ごはんもサフラン入っててうまー。辛いけどさわやか。
おやつに朝霧食堂で朝霧シチュー。味落ちてないよー!具がごろごろ!野菜が甘い!そしてポンチさんにちょっと貰ったゆでたてとうもろこし。つぶがシャキッとしてあまくてすごくおいしかったー。
夜は牛カルビの串焼き。固いのとはまた違う、噛めば噛む程味の出るおいしさ。そして疲れていたのかやたら甘い&あったかいものが食べたくなり生チョコバナナのソバ粉クレープ(ソバ粉の味もちゃんとしてうまかった)と温泉珈琲(温泉水で煎れたそーだけど違いはよくわからず。でもうまかった)。
1日しかいないと食べるものも限られるー。もっといろいろ食べたかったー。名物元祖もち豚串焼きには常に長蛇の列、諦めました。

コントーションズのTシャツ着てるひと結構見かけたなあ。来たばっかりだもんね。

あー楽しかった。疲れたけど楽しかった。また行きたいでーす!



2005年08月02日(火)
『FUJI ROCK FESTIVAL '05』3日目 その2

■BOOM BOOM SATELLITES(White Stage)

4列目辺り迄行けました。中央には男性陣が固まっていたので危険そう、中野くん側のはしっこをゲット。サウンドチェックをニヤニヤしながら眺めます。Drs.のチェックしてるひとがやたら巧い。見てみたら平井さんご本人でした(笑)スネアの音を3〜4種試してました。スネア自体は2台あったかな、それにエフェクトをかけていろんな音を出しています。細かいところ迄、音色や残響をチェックしていました。

シーケンサー、ミキサーチェックもあり。「DIVE FOR YOU」と「RIDE ON」(確か。本編ではやらなかった曲)を鳴らして、その時点で客が踊りだします(笑)いつも川島さんについている長髪のお兄さんが取り仕切っていた。川島さんのギターテクだと思っていたけど、全般任されているようです。

この頃から雨がポツポツと…きたきた。皆慣れてます、ちゃっちゃと合羽を取り出して着ています。3日目初めての雨。今思えばライヴ途中で降り出すより、準備が出来てよかったな。合羽は暑いねえ、サウナみたいだねえと言いつつ待つ。ほぼ定刻に出てきました!川島さんは着替えてました。昼見た時は白+緑系のTシャツと七部丈の迷彩柄パンツだった筈…「あ、(女子が履くような)七部丈!(何故かそれが似合う!脛細い!)」と思った憶えがあるので(笑)黒の物販Tシャツとジーンズになってた。中野くんは昨年のサマソニとほぼ同じかな。平井さんは白の物販Tシャツ。

大歓声とともにぎゅう〜っと圧縮、2列目位置になりました(笑)すげー視界いい!

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セットリスト

01. RISE&FALL
02. DIVE FOR YOU
03. DRESS LIKE AN ANGEL
04. LIGHT MY FIRE〜YOUR REALITYS' A FANTASY BUT YOUR FANTASY IS KILLING ME
05. MOMENT I COUNT
06. FOGBOUND
07. PICK IT UP(新曲)

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中野くんのハジケッぷりが凄くて言葉で説明出来ません。絵に描いてみました。こんな絵ですんません。

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01. マイクオフなので何を言っているか全く聞こえない


02. その状態でレスポンスを求められても…と思いつつとりあえず叫んどきました


03. 乙女か君は


04. 妖怪

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01. 何度もやってました。すごい笑顔で。
02. 何度もやってました。すごい笑顔で。
03. 最後タオルを投げたんだけど全然飛ばなくて、今度は帽子を投げたんだけどやっぱり届かなくて、恥ずかしさのあまりしゃがみこんでました。
04. 終始こんな感じ。

そうそう、最後シャツも脱いで投げようかな〜みたいな仕種もしてたんだ。シャツ脱ぎ出そうとして、川島さんも真似して脱ごうとして、結局脱がずにまた帽子を投げたらあの有様だったと言う…何をしたかったの…。

おかげで中野くんの乳首と臍も拝めました。サービスですか。腹筋割れてました。何か投げキッスとかもしてましたよ…このひとはどうなりたいの…いやそこがいいのかも知れん…格好よさとオモロさは紙一重だよ…。

と言う訳で、中野くんがあまりにおかしかったので音の記憶がトビ気味に…いやいや音がすごかったのでトビ気味なのか?ホワイト音いいね!グリーンよりガッツリしてる!単にグリーンの方が大きなステージで、拡散しがちなのかも知れませんが。音圧はかなりありました。その為かシーケンサー+ミキサーから出してる低音の音程がフラットになりがちでしたが、手弾きのベースの方は音程もガッチリ。野外でこれだけ聴ければ満足です!

地面も全くぬかるんでいない状態でガツガツに踊れます。と言っても前はすごい密集状態、皆上に跳ぶ(笑)ダイヴァーもかなりの数でしたが不思議と嫌な感じはしませんでした。だって皆笑顔なんだもーん。中野くんの一挙一動に皆笑う笑う。オモロすぎます。まあフェスだし、ブンブンでモッシュもいいじゃないの。メタモではまた違ったノリになるのでは。

ステージが始まった時は一旦止んでいた雨が、途中からかなり強く降り出しました。でも丁度夕方〜夜の気温が下がり始める時間帯だったと言うのと、合羽を着ておしくらまんじゅう状態だったので意外と快適。人肌が暑いと言うよりあったかい…(笑)例の長髪スタッフさんが「中野さんの機材が濡れると大変!」みたくビニールシートをかけに飛んで来ました。風が強くて何度もシートが飛んでました。中野くんはお構いなしで(いやむしろ悪天候で燃えたのでは(笑))卓をいじるわベースを弾くわ手ぶらで走り回るわWOWOWのカメラにアピールするわで大忙しでした。

中野くんが真ん前だったのでなかなか川島さんの方へ目が行かず(苦笑)だってあんな面白いのが目の前にいちゃあ…。でも音は聴いてたよ!「LIGHT MY FIRE」のライヴヴァージョンは、川島さんのギターが堪能出来て楽しい。これのギターすごく格好いい。コードガーンと鳴らすのと、カッティングと、フィードバックとカタログ状態(笑)シューゲイザーくん状態で、前髪に隠れて顔が見えないよ〜となっていたら、時々思い出したようにオルタナくんになり、中野くんに負けじと動き回っていました。確か1回中野くん側のスピーカー迄来たよな。あれ幻じゃないよな。

ヴォーカルもすごく伸びてるし澄んでるし、野外に合う声だなあなんてことも思った。川島さん素敵!森の妖精だわ!と素で言ってみる。森の妖精…モリゾー?

ウワサの「FOGBOUND」ヴァージョンアップ。これどんどんデカくなるね!かなりトバされます。足し算形式で前のネタも残しつつ、膨張してる筈なのに無駄を全く感じない。体感時間すごく短かった。ああホントライヴ盤出せ!出せ!いや、出してください!

で、最後にやった新曲。2nd〜3rdの音色もありつつ、4thの強靱さもあり、リーディングもあり。リーディングと言っても2nd〜3rdのロウな感じではなく(ロウなのも好きだけどな!)かなり力強いアジりっぷりでした。中野くん言うところのロックステディものではあるのでしょうが、ダンストラックとしての機能も相当なものでした。いやー踊った踊った。

この頃にはもうかなり大降り。照明に雨が映えてすごく綺麗で、音もすごいし、ああ終わるな!と思ってました。もうかなりベショベショでしたけども、こういうのもいい。入場規制もあったみたいですね、すごい。雨を味方につけたような盛り上がりでした。

最後に川島さんのMC「ありがとう!ブンブンサテライツ!」………ちょっと間が。皆「(ブンブンサテライツ)でした!」を待っていたと思われ(笑)いやー楽しかった!アガッた!



2005年08月01日(月)
『FUJI ROCK FESTIVAL '05』3日目 その1

いやーフジ気分が抜けなくて夕飯にグリーンカレー作っちゃいましたよ。辛過ぎた。ココナツミルクがもうなかったんで牛乳を足した。邪道…。

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行きは新幹線、帰りは夜行列車のツアーでした。越後湯沢駅に9:00過ぎに着くと、シャトルバスの行列が既に長くなっています。1時間くらい待ったかな…実はここでいちばん灼けた気がする。会場着は12:00くらい。あーナックには間に合わなかったか。レッドに直行。

■JULIETTE & THE LICKS featuring Juliette Lewis.(Red Marquee)
おお、聴き覚えのあるイントロが。イギーの「SEARCH & DESTROY」だ!
姐さん衣裳が!衣裳がエロいッス!そりゃ水着ッス!前日の衣裳も相当オモロかったようですが、この日はビキニですがな!下はピタピタテカテカのタイツを履いてましたがな!ステキすぎる…ドスのきいたヴォーカルも男前。『ストレンジ・デイズ』でのロックシンガー役も貫禄でしたが、本物のザ・男闘呼っぷりはすごい迫力で…「グゥオエー」とかすごい咆哮で。最後の1曲だけだったけど、聴けて&観られて良かった!最後客の方に降りてた。前日のホワイトステージではダイヴしたらしい。す、すごすぎる。
THE LICKSのメンバーも男前揃いだったそうですが目が行く余裕がありませんでした…惜しいことをした。

まずは腹ごしらえとOASISでおひる。うまーうまー。さてグリーンへ向かうかと歩き出した時、目の前に白いひとが…川島さんだった。おおラッキー!川島さんだと気付く前に「白くて大きくて細いひとだなあ」と認識しましたよ…それくらい白かったよ!青白いよ!ぼんやりOASISを歩いておられました。自分らの出番は夕方からなので、いろいろ観て楽しんでいたようです(レッドでジュリエットを観ていたとの目撃情報あり)。

■KEMURI(Green Stage)
前観た時はホワイトステージのトップバッターだったなあ。髪を切ってからのフミオくん、生で初めて観た。と思う。随分久し振り。今サポートを入れていて…と紹介されたTb.は増井くんでした。うお、出戻り(笑)
いつ聴いても爽やかでちょっと悲しいKEMURIは野外が似合う。

うろうろしつつ山登り。快晴とは言え、足場の悪さが昨日迄の悪天候を物語ります。ウッドチップを撒く等して復旧もがんばっていたようですが、どうにもこうにもドロドロです。滑らないようにのろのろ歩く。

■The Go!Team(White Stage)
■おおはた雄一(Gypsy Avalon)
■bonobos(Field of Heaven)
■WEST ROAD BLUES BAND(Orange Court)
チラ見。ここらへんはまったりしつつも皆楽しそう。The Go!Teamちょっと気になる音だったな。CD聴いてみようかな。
オレンジコートで山崎YO一郎に遭遇。折り畳み椅子を持参でふらふらしてました。もみあげに白髪があった(笑)脚が長い為コンパスも長い、あっと言う間に見えなくなった。

■SOUL FLOWER UNION(White Stage)
移動しながら2〜3曲。遠くからでも中川の声は聴こえたよ!伸びるいい声だ〜。しゃぼん玉が舞ってた。ステキだった。

■EGO WRAPPIN'(Green Stage)
最後の4曲くらい。よしえちゃんはパワフルだ!歌もすごい迫力。衣裳も相俟って巫女っぽい。唄いながら自分でヴォーカルエフェクトガンガンかけてた。いやー格好よかった。
ゴセッキーは急遽出演なのにソロも沢山吹いていて、いい音出してました。急遽買いに行ったと言う衣裳も似合ってたよ!

■AQUALUNG(Red Marquee)
4曲くらい。かわいかったじょー。即興でフジの歌を唄ってくれてました。

■くるり(Green Stage)
あ、くるりもフルで観たわ。クリストファーが脱退してからの情報を入れていなかったので、Drs.誰がやんの?と話していたら、前にいたおにーさんが「クリストファーは辞めましたよ」。「そうそう。で、今日誰が叩くんですか?」「いやー、知らない」。このおにーさんの着ていたソウルフラワーTシャツのバックプリントが面白くて、ライヴ中しげしげと背中を見てしまった(笑)
さて出てきたのは白人さん。いきなりセッションが始まる。このひと、どこかで、どこかで…と考えつつ聴いていると、おおこれ「WORLD'S END SUPERNOVA」だ!あのエレクトロチューンがこんなジャジーなアレンジに!ヴォーカル入る迄判らなかった。
その後岸田くんが「ドラムス、クリフ・アーモンド〜」と紹介。……わああ、そうだ!矢野さん繋がりですね。クリフが普通に8ビートとか叩いてると新鮮だなあ。
で、まあガッツリやってくれました。「青い空」が聴けたのは嬉しかった!やっぱここらへんの骨太なところもくるりなんだよなあ。エレクトロ路線に行く前、『図鑑』辺りは今も好きです。「ばらの花」も良かったし、新曲も良かったです。
「フジに出るのは4回目で、ルーキー、フィールドオブへヴン、ホワイトと来て…きましたよグリーンですよ」と岸田くんは感慨深げ。「フジの1回目は客で来てて、エラい目におうたんです。昨日の雷雨の比じゃなかったんですよホント」。あっはっは、あれは行ったひとにしか判らないよね…今ではいい思い出ですよ。
と、そのMC後に「東京」、これで〆。ニクい!トンボも飛び回っていて、いい光景でした。

上原ひろみちゃんを観たかったが、今からオレンジに行っても終わっているか…。朝霧食堂でおやつ。うまーうまー。食べ物に関しては後でまとめて詳細書きます(笑)

■DOVES(White Stage)
ブンブン待ちも兼ねて、比較的後ろのブロックで半分くらい。アルバム1枚しか聴いてないんですが好きなんですよー。メロディ綺麗なんだけど音はゴリゴリ、ライヴで聴くとそこが際立って格好よかった。

さてブンブンです。前にゴーゴー。