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2005年07月31日(日)
はーい

行ってきましたよ。いやー楽しかった。やっぱフジはいいなあ。身体中が痛いけどクエン酸が効いたのか、疲労度が低い気も。今日も飲んで寝よー。まあ1日だけだったしね!強行軍だったけどね!

ポンチさんとジェンヌと行きました。ひきずりまわしてすみませんです。おつかれでした!

ラッキーなことに雨は夜の4時間ほどしか降りませんでした。その雨の時間帯にブンブンだったんですが(苦笑)

結構動けていろいろ観られました。シガーロスを逃したのが心残りですが、あの足場で移動するのはかなり厳しかったのでー(泣)夜行列車で帰るツアーだったので、電車の時間を考えると無理だった…。ブンブンとニューオーダーはフルセット観た!

ブンブンでは大人げなく2列目くらいで観てしまった…久々にこんなに前で観た…ダイヴァー続出でしたが、中野くん寄りのはしっこだったので自分の上にはひとは降ってこなかった。50minセットで終始アゲアゲ、新曲もやってよかったよー!

ニューオーダーはもう〜よかった〜。ライヴはぐだぐだだと評判のバンド(笑)ですが、いやいや結構安定してたよ!フッキーがステキで大変だった。バーニーはthank youをf**k youとかsuck youとかシニカルに言ってましたがcheersも連発していていいひとそうだった…思っていたよりパワフルなヴォーカルだったし。でもイヤーモニターの調子が悪かったのか終始気にしてた。

クラフティの前半を日本語で唄ったのにはちょっと涙出たなあ。その前のMCにもジーンときた。ジョイディヴィジョンの曲もやったし、ブルーマンデーも聴けたし満足です。あと「そこにいるんだ」とステージ袖のマニ@プライマルに1曲捧げてました(笑)

明日以降ちょこちょこ書いていきまっす。



2005年07月30日(土)
どうしたもんか+もうそわそわ

例の困ったちゃんらが引っ越してから、上の階をリフォームするのと一緒に外装と階段も新しくするってことで、連日工事のひとがやってきます。お菓子とかくれた。いいとこだ!(ものを貰えばいいひとと思う)

で、毎朝9時くらいから工事が始まるんですが。

9時ちょい前に足音がして、あー来たーとか思ってたら、「ガション!ガション!」。

ウチのドアを開けようとしてる。当然鍵はかけてあるから開かない。

最初は階を間違えたのかなーと思ってたんだけど、ここんとこ毎日やられる。

怖いので今朝「なんでしょうかー」と言ったら、「!”#$%&’()0=〜!」。

わ、日本語じゃない。ハングルでも広東(?上海?北京?あと何だっけ)でもない。何語だ?

いると思ってなかったのかな。しかし、いなくてもしドアが開いたらどうするつもりやねん。

出てみたら、階段の表面をはがす作業をしてる。「おはようございますー」と言ったら、「オハヨゴジ……ス」。

お前か!

うーん、確かにコリアンでもチャイニーズでもなさげな顔立ちです。東南アジア系かな?(範囲広過ぎ)

他のひとは上の階で作業している様子。

上のひとを呼び出すのもなんだし、この本人とは話が通じなさそうなので結局そのままスルー。

バイト君かな?工事の挨拶に来たひとは日本語ペラペラだったからなあ(顔も日本のひとだったと…)。うーんどうしよう。バイト君(推定)の国ではひとんちのドアを勝手に開けてみる習慣があるのかも知れない。いや皮肉じゃなくてね、そういうもんなのかな?と。でも日本じゃそれ泥棒と疑われるから!怖いから!

何か今年はあれかな、住居厄かな(そんなもんはあるのか)。

****************

■で、
フジの準備です。現地は雨が降ったり止んだりすごく晴れたりしてる模様。草があるとこはいいけど、土のところはぬかるみがすごいらしい。長靴は荷物になるので、スニーカーにビッチリ防水スプレーをかけておく

■人出も
かなりな模様。相当混んでるそうだ。こりゃ移動に時間がかかることを考えておかねば

■2ちゃんフジスレの中のひとが
公式の物が見づらいってことで独自にタイムテーブルを作ってくれて、web配信したデータをセブンイレブンで出力出来るようにしてくれました。出してみた。これはすごい、プロの仕事ですな…。見やすいし、シャトルバスの運行時間等情報も満載。折り畳んで、当日会場で配られるケースにぴったり入るサイズ。すごいーすごいー有難う有難う!これにも防水スプレーかけておいた

■わーーーー!!!!!
デイヴ叩いたって!テイラー唄ったって!うわあああああああああ(号泣)
1曲目“can you hear meeeee!!!!!”の「IN YOUR HONOUR」、続いて「ALL MY LIFE」「TIME LIKE THESE」「MY HERO」…あー「EVERLONG」も「THIS IS A CALL」もやってる。「THIS IS A CALL」…「THIS IS A CALL」…(涙)
当然のようにベスト選曲だ。出し惜しみしないよねこのバンドは…。
ああせっかく“can you hear meeeee!!!!!”なのに、聴こえないよデイヴ!それは自分が行ってないからだあよーガクリ。大人の事情と言うものがね…だってデイヴ観に行く時は自分もちゃんとしてたいんだもんよー(泣)ちゃんと仕事はしていくよ…

■しかし
フーファイがフジに出ると必ず雨が降るのね。1回目は台風呼んだしね。今回は演奏中には降らなかったけど昼降ったし。デイヴも気にしていた模様(笑)

■お願い(私信)
みやちゃん、後日オンエアされるWOWOW見せてください…

■マーシー@ハイロウズが
倒れて担架で運ばれたようですが大丈夫かな

■予定
ナック(G)>ジュリエットルイス(R)>ケムリ(G)>エゴラッピン(G)かSFU(W)>アクアラング(R)>くるり(G)>上原ひろみ(O)>ダヴス(W)>ゴンチチ(O)>ブンブン(W)>モービー(G)>マーズヴォルタ(W)>ニューオーダー(G)>シガーロス(W)>プライマル(G)
……絶対無理。あーでもロイクソップ(R)も気になるんだよね…
まあ成り行きです。体力と天気と相談しつつ。でもブンブンはガチで!フルで!

■と言う訳で
3年振り、5回目のフジ。行ってきまーす



2005年07月28日(木)
小ネタ

■偶然にも
菊地さんとeliちゃんの日記がほぼ同時期に終了。残念だ。と言いつつホッとした部分もある。いろいろ思うところはあるが書くのはやめておく。
菊地さんの『SWIM』時代のログは書籍化されるそうだ。懐かしいなあもはや

■ア ヤ   ズ エキシビション『バ  ング  ント展』
いよいよ明日オープニング。このひとが動くとばばっとひとが集まるね…あの熱みたいなものがまた体験出来る。本当に久し振り。
八谷和彦さんの小品も展示されるそうです。
飴屋さん、最近はいろいろ活発に動いてるようで、先日の『テラヤマワールド』@青い部屋では飛び入りDJ、なのに2回登場、寺山さんの映像にソウルセットの音付けたとか。えええ!それは聴きたかった観たかった!
それにしても『バ  ング  ント展』。大友さんの日記によると、また相当ヤバいものになっているようです(追記:ネタバレだったようで、今は訂正されちゃってます(苦笑))こちらも覚悟して行こう。いろんな意味で楽しみ。怖いけど楽しみ。無事にオープン、無事にクローズを祈っております

■ティモテて
『この映画がすごい!』の塚本監督の連載。先日飼っていたうさぎ(!)が死んじゃったそうです。そのうさぎが「ティモテする」って話。耳をたばねて毛づくろいするさまが、ティモテ〜♪だって言う。ティモテが何かって説明はなし。
…今の若者はティモテって知らないと思いますよ…これ見てないひとには全然わからないって!
それにしてもうさぎを飼っていたとは…。以前雑誌(『映画感染』だったかな/追記:確認した。『QRANK』VOL.3 2003 SPRINGでした!失礼しましたー)にうさぎとのツーショット写真が載っていてとてもかわいかったんだけど(うさぎも監督も両方かわいいのな!)カメラマンさんが用意したのかと思っていた。あれがそうだったのかなあ

■おわ、
ビリ公@AXのOAにsyrup16g。両方観られるのは嬉しいが、ビリ公が心配になってきたよ…

■なんつってたら
こんな悲しいニュースが。酷いよー。ホントに心配だよビリ公…
「今を生きることが出来ないのか?なぜ過去を生きなければいけないんだ?」
うわヘコむ…と思いつつ、このひとは何を言っても詩になるなと感心したり…(いや茶化してないよ)
日本では楽しい思いをして帰ってほしい!

■うを、
ゴセッキー急遽フジ出演決定。エゴラッピンのホーンセクション

■そう、
行くんですよフジ。3日目だけだけど。もう今夜は前夜祭なんだよね!ヒー何も準備してないよ!

■本当は〜
1日目も行きたかった〜。フーファイがとうとうヘッドライナー!ううう、その時間はWebに貼り付くことにします…そんできっとMacの前で泣く(笑)きっといいライヴになる!でもワンマンもやって!(泣)



2005年07月24日(日)
『LAST SHOW』楽日+α

『LAST SHOW』@PARCO劇場

えーまだ大阪公演もありますのでネタバレになりそうなところは反転にしておきます。

+++++

■前日の地震のこともありちょっと怖かったなあ。なにごともなく終わりましたが。しかし「地震がきたらひとたまりもない」ってな台詞があって、これを聞いた時にはドキッとした。同じ言葉なのに、その日の環境によって印象が変わる。他人事じゃないんだよなあ…

■ここがまた“現場に居合わせ感”を思い知らされるところ

■情報量は多い。でも散漫にならない。問題提起もある。でも投げっぱなしにはならない。皆言いたいことを言う。でもそれに対するしっぺがえしが皆にある

■嫌悪感は勿論あるんだけど、根拠があるだけに拒否出来ない。「お前ら俺とおふくろの何を知ってんだよ!」と言うことだ

■セット(マンションの一室、の後ろ部分)が作中に出て来るある施設を象徴的に表したものなんだけど、これがラストの暗転で視界がなくなる寸前、原発のシルエットに見えた。これもゾッとした。隙がないよこの舞台…

■やまこさんが指摘していたけど、中島だけでなく琢哉ももう死んじゃってるかもねって。やはり中島が鍵だなあ。彼の言動で、終盤の荒唐無稽さがすんなり受け入れられてしまう。うーん、構造もすごくよく出来てる…

■ほんっとキャストがドンピシャだったよな…当て書きの部分もあるだろうけど、あんな言動でもちょっとチャーミングに見えてしまう古田さんとか。筋の通ったことを言っているようで実は頼り無く、周囲に理解がありそうで実は狭量の北村くん(あわわ、北村くんがそうと言う訳では!しかしちゃんとそう見えるからね…)、憎い憎い!酷い酷い!勝手勝手!でも最後ああ言われちゃあ…の風間さん。あとやっぱり永作さんが素晴らしく!妖精みたいで、小動物みたいで、とても強い。沢山傷付けられる。でも凛としている

■カーテンコールでは長塚くんも出てきました。いい笑顔

■あ、あとおーもりくんがいらしてたそうですよ。どう思ったかな?

+++++

以下反転しませんが、一切のネタバレが嫌なひとはご注意ください。

帰りは焼肉食ベ放題に行って(一種の自虐プレイですな…)いかに中島がいい男かと言うのをアツく語る。「『ごめんねメイクさんとか呼べなくて』がツボ!」「さりげに気遣い!」「最後の、TV消すとこも優しさだよ〜ツボだよ〜」「『同僚の奥さん抱けませんって!』って固辞するとこなんかステキすぎる!」「メガネメガネ!」(笑)

で、こんな格好いい役を、にゃきゃやまさんがやってるとこがいいんだよね…やっぱにゃきゃやまさんはいい男だよ…この際騙されてもいいよ…とかアホな話題で盛り上がりました。で、長塚くんはほんっと隙がないししっかりさんだけど、何でにゃきゃやまさんとか伊達くんとかユルいコらと(失礼)阿佐スパやってけるんだろうねと言う話になり、いやだからこそバランスがとれてるんだろうねと落ち着きました、ははははは。

あとにゃきゃやまさんには池田ナルシー的なものを感じると言う話をしました。いくつもの劇団やらユニットの創立メンバーに名を連ねて、好きなだけやっていなくなっちゃうところとかね(笑)

****************

■ROSSO
とりあえずは良かった…うーん今回は踊らされましたな。
しかし今回のことで、ブログって利用者によっては何にでもなるなあと。本当だったら「こんなひとが働いてる業界ってほんっと信用出来ん…」ってなるし、嘘だったら「よくもまあこんな妄想を言いふらせたもんだ」ってなるし。いろいろ考えさせられましたよ…。
どっちにしろ暫定だ。今夏のフェス、不動でいけるかどうか。しばらくは心配しながら様子を見ていくことになりそうだな



2005年07月23日(土)
辛抱たまらん

マヌル切れが限界に達したので、姉を付き合わせて上野動物園へ。

久し振りに行ったら、園内がかなり綺麗になっていた。象舎とか、とても近くで象を見られるようになってる!旭山動物園の影響なのかな?涼しかった為か動物も活発に動き回っていてそれはサービスか!?と言うようなポーズをとってくれたりした。パンダもいつもは客に背を向けて寝ててぴくりとも動かないのに、パンダ舎の中をぐるぐるぐるぐる回っていて、片足を挙げてセクシーポーズな毛づくろい迄してくれた!隣のレッサーパンダも元気元気。

今思えばこの様子、何かの予兆だったんですかね…。

本日のマヌルネコ営業担当は2匹。こちらも普段は巣穴から出てこないことが多いのに、出てきてよく動き回っている。ガラスの仕切りの真ん前迄来て、ガンをとばしてくれました。かわいい…とてもかわいい…。昨年こねこが生まれたそうなんだけど、どれがこねこかもう判らなくなっていた。あ〜かわいい〜!こどもらにも「変な顔!」と大人気(?)でした。あーカメラ持っていけばよかった。

西園〜東園を徒歩で移動中、地面にさしてある看板がえっらいぐらぐら揺れているので、近くに迷いサルでもいるのかな?(園内注意書きにあった)と思ったけど別に看板を揺らしてる動物はおらず。近くのひとが「地震じゃない?」と言っていて、あーそうかー程度の体感でした。

さー帰ろーと上野駅に行くと電車が全部止まっていた。ええ、そんなおおごとなん?東京の交通機関はホント脆弱だな!と言いつつ、じゃー動く迄待つかとタイスキを食べに。うまいうまい!普段は最後センレック(フォーみたいな麺)で〆るんだけど、今日はごはんを入れておじやにしてもらったらこれがまたうまく!

あーうまかったーと駅に戻ると電車も何とか動き出しており、途中迄は行けた。あとは徒歩。いつもの3倍くらい時間かかった。これでは大地震が来たらどうなるやら…と帰宅したら、本棚から本やらがこぼれている。ああ結構揺れたんだねえとニュースを見たら、えええ、震度5だったんですか!?ウチの地区は震度4くらいだったらしい。

いやはや…皆さん大丈夫でしたでしょうか。『LAST SHOW』のソワレは開演が遅れたとか。上演中じゃなかっただけでも良かったのかな…『夜叉ヶ池』上演中の地震はホント怖かったもん!PARCO劇場すごく揺れるんだもん!



2005年07月21日(木)
『THE LAST FIVE YEARS』楽日+α

『THE LAST FIVE YEARS』@シアターX

ああ行けた〜よかった〜。と言う安心で、エラくリラックスして観てしまった。後ろの席だったので全景が観られてよかった!壁面に映る映像がすごく綺麗だった!

ミュージカルに出演する役者さんの超人力と言うのを考えた。歌だけを唄うのであれば、自分の感情を丸出しにしてもいい部分があって、それによってピッチがズレてしまったり声がひっくり返ったり歌詞を間違えてしまったりするのも、「ああ、今の歌い手の気持ちが今こうなんだね」と受け取れるんだけど、ミュージカルの場合、役の感情としての表現が第一になる。台詞としての歌詞もきちんと伝えなければならないし、それでいてピッチや滑舌も精度が求められる。感極まって声がよれちゃったりした場合でも、本人の感情として観客が受け取っていいものかどうかと考える。

そういうのってとても難しいものだなあと思った。出来るひとはすごいなあと。

初日以来だったので、細かい演技や唄い方に多少変化があって面白かった。より役がかわいく見えてくると言うか…その分すごくツラいんですが。天才くんと夢見ちゃん。ふたりとも今はどうしてるのかなとか、幸せになってほしいなとか。

オリジナルサントラのCDも届いたんで、聴きつつ歌詞も読みつつ。うあー日本語に置き換えるとかなり情報量が落ちるね…この作品に限らずですが。意訳は本当に難しい。あーそれにしてもホント曲がいい!愛聴盤になってます。

あーまた観たいなー。じっくりいろいろ考えたい。

****************

■YO楽部呑み会みたいになってた
夜、銀座。
フジロック3日目夜中にフッキーがDJて!/その前日のニューオーダーサイン会@HMVて!/サインしてもらえる整理券と、それを遠巻きに見られる整理券(大笑)が出て、両方ハケたらしい…/誰が来んの…/どんなファン層なの…/リアルタイムで好きだったひとは今は管理職くらいだよ!/IT長者になってたり!/壇上にいるメンバーよりきっといい服着てる!/もうすんごいファンなんで忙しい仕事の合間を縫って車をHMVに横付けしてやって来るよ!/秘書もついて来るよ!/秘書が「ああもうすぐ終わります」とか電話してる横で頬を紅潮させてサイン貰うよ!/そんななかきっとフッキーは酒臭い/会場入って「何か酒臭くな〜い?」とか言ってたらそれは壇上にいるフッキーから臭ってくるんだ!/と言えばティアーズのトークショウ@HMVて!/ブレットはともかくバーナードは喋るのか!/復縁会見だよいっそ/よく和解したもんだ/サマソニでは1曲目からメタルミッキーやればいい!/和解と言えばモリッシーとマーはどうなのか/復縁ディナーショウとかやればいい!/いや復縁してないし/当時の客は今金持ってる世代だから現地ライヴ+ミート&グリート+お茶会+撮影会で40万とかのツアー組んでも即定員オーバーするね!/誰か企画してくれ、森&マーディナーショウ/いやその前に、マーがうんと言わないだろうよ…/ビリーのソロはどうなるか/セットリスト予想大会/いきなりトゥナイトトゥナイトやったらどうするよ/いや1979で/いやいっそのことゼロとかやればいい!/あのひと気にしいだから客が盛り上げなきゃ!/キャーとかビリー結婚してーとか2〜3曲ごとに叫ばなきゃ!/てか何でこんなに心配せなならんのか!/サマソニはどう動けばいいか/ラーズは観たいけどオアシスが…/NINの今のメンバーはどうなのか/皆気弱そう(大笑)/トレントの言うこと聞きそう/こっから前に出ちゃダメ!とか言われてそう/トレント絶対ステージから降りてLとRブロックの間を走り回るね!/つうか前で観られる体力があるかどうか…/万全の体勢で!
とまあそんな話をしました。すごい盛り上がった…4時間くらい喋っていた…

■サマソニタイムテーブル出た!
13日14日
これなら…電気×スチャ>ティアーズ>バニーメン>イアン>NINで行けるかな。夕方以降が勝負ですよ…マリンとメッセの行き来時間をどのくらい短縮出来るか!ラム>PE>ラーズ>オアシスは…難しいな…。てかラムは屋内か!血まみれコックさんは出来るのか!フラーケを鍋で煮るのは見られるのか!アクト前に「心臓の弱い方はご遠慮下さい」ってアナウンスは流れるのか!火器はどのくらい使うのか!6月のチッタ行けなかったんで盛り沢山でやってほしいー

■動くマヌルネコ
動くー!マヌルネコが動くー!かわいい〜!!!ああ早くまた実物を観に行きたい



2005年07月18日(月)
『七月大歌舞伎』『ZOU』+α

『七月大歌舞伎』@歌舞伎座

『NINAGAWA 十二夜』。昼の部と夜の部の演目が同じってのは歌舞伎では珍しい。休憩込みで4時間40分の長丁場です。

あっ、照明が蜷川さんとこだ!と言うのが第一印象。蜷川さん側から連れて来たスタッフは、照明の原田保さんだけだったと言うことで納得。演出家と照明家ってのは密接な関係にあるなあと思った…。吉井澄雄さん、沢田祐二さんと蜷川さんが組んだ時にもよく思います。って、おふたりは原田さんのお師匠さんですね。

伝統もあるし、歌舞伎座の構造やオペレーションシステムの癖みたいなものもあるだろうから、そんなに変えられないんだろうなあと思っていたので、今回の照明の違いはかなり面白かったです。

脚本はうんまい具合はまってた!小野小町と深草少将の話もちょっと差し込まれていて面白かった。もともとの『十二夜』は、遭難した双子の妹が男装して…って話ですが、それをまた女形が演じているって捻れも面白い。

蜷川さんはここ最近よく鏡を使いますが、今回は双子(=顔が同じ)が原因で騒動が起こる、と言う側面もあるので特に意図が分かりやすかった。『鏡の国のアリス』のモチーフもあったような…。単純に群集が2倍、3倍になる視覚効果もあるし、空間も広く見えます。花道の全く見えない三階席だったもんで、舞台側にある鏡に花道が写っていたのが有難かった(笑)幕が上がった瞬間、客席側の自分たちが写し出されてうわビックリ!と言う導入も引き込まれ感たっぷり。あの瞬間の「おお〜」って歓声は楽しかったなあ。

と言えば、歌舞伎座ってそういう驚きや笑いが素直に出る客席の雰囲気が楽しい。装置が美しいと「まあ〜!」って声が漏れたりね。

しかし3幕16場(ん?18場になるか?)で、装置も凝ったものばかりなので、いかんせん転換に時間がかかる!暗転が多い!ぐ〜い〜んと動く回り舞台を皆だまーってぼんやり見る時間がとても多い…。ここが解消されればもっと見やすくなるんじゃないかなあ。再演、あるといいなあ。

菊之助さんの早変わりっぷりもお楽しみ。衣裳の早替えも勿論ですが、声色やしなの作り方もがらっと変わるので、その度客席が沸きます。終盤何度も早変わりがあり、最後の方は「まただ〜!」ってな笑いも混ざりつつ(笑)

そして麻阿=亀治郎さんと安藤英竹=松緑さんがやりたい放題で面白過ぎた…腰元なのに麻阿は見栄を切りますよ!それが格好いいのよ…屋号も飛びまくりですよ…。安藤はアホキャラ全開!衣裳も化粧もアホ満開!もう出てきただけで笑われる。もうすっごい笑った…。

「麻阿!まあ!西洋のおかあさん!」ってこれアドリブなんだろうか。他にも時事問題をとりあげてました(笑)

最後は菊五郎さん演じる捨助(この役『お気に召すまま』のジェイクイズに通じるもんがあるなあ。と言うか、『十二夜』と『お気に召すまま』と『間違いの喜劇』は時々区別がつかんくなる…)に皆でさようなら。だいだんえーん。

チェンバロを使った音楽も新鮮でした。冒頭の歌を唄った子役もかわゆい。

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大人の絵本 vol.3『ZOU』@space EDGE

井上真鳳さんのプロデュース公演。ジェンヌに手をひかれて行ってきました。

『星になった少年』のことをちょっと思い出しつつ、『エレファント・バニッシュ』のことをちょっと思い出しつつ。いや、悪い意味じゃなくて。タイミング的に。

サーカスから逃げ出して焼肉店に逃げ込んだ象@韓国のニュースを思い出した。あの焼肉屋さん、修理も終わって、今では『象が来た焼肉屋』って看板を出しているそうです。繁盛してるんだって(笑)店主さんは後日、野菜の差し入れを持ってその象のサーカスを観に行ったそうです。

このニュースの映像は何度も観た。町中をちっちゃめな象が群れで走りまわって、焼肉店のガラスをぶち破って、奥へ奥へとどんどこ入って行く。やたら狭いところに入ろうとしてたよな。あの奥に何か気になるものがあったんだろうか。客とお店のひとが、大慌てで店から逃げて来る。

不謹慎だけど、あの光景はちょっと楽しかった。普段いない筈の場所に象がいる光景。しかもサーカスの象だから、頭飾りとか着けておめかししてるのね。それがまたかわいくてなー。公園のブランコで遊ぶ象や、ゴルフ場の池で水浴びする象も、見てみたいっちゃあ見てみたい。本当は自然の中にいるのがいちばんなんですが。

想像をするのは結構楽しい。それを他人と共有するのは確かに難しい。ひとを傷付けずに、それを実現するといいことがあるかな?ないかな?面白かったです。

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■賛同者は未だ2名
デイヴ・グロールと日村@バナナマンは似ていると以前から言ってるんですが、同意してくれるひとが少ないのねー。日村の歯並びを矯正してちょっと痩せさせて髪型変えれば似てるって!日村って顔の造作は綺麗だと思う!(力説)

■『IN YOUR HONOR』FOO FIGHTERS
リリースされてからずっと聴いてるんだけど、いろいろ感慨深くてまとまった感想が書けません…(涙)のでちょこっとだけ。
・10年経ったんだなあ
・2枚続けて同じメンバーでレコーディング出来たのは初めてのことだ
・やっぱクリスの加入はデカい!
・ああデイヴのようになりたいよ!ナイス☆ガイ!強い!そして弱い!そしていいヤツ!タフな状況に負けないと自分で決めたら絶対やり通す!
・珍しく外盤のみがCCCD
・都内でワンマンやってください…せめて福岡はやってあげてください…

■今頃見付ける
ブンブン@AXのレポ。動画も観られます。いやーあの音、AXでまた聴きたいですなあ



2005年07月17日(日)
『弟オレステスの放浪と帰還』+α

『弟オレステスの放浪と帰還』@王子ホール

ふふふ…イラストレーターさんが夏バテで倒れてしまったわ…これは想定外だったわ…。バタバタしていて『みかとせいじゅん』行けませんでした、shokoさんごめん…。また関東で上映することがあったら教えてください!

ドロドロの態で王子ホールへ。うーん寝るかも知れん。と不安でしたが、比較的席が前の方だったので、森山開次さんのダンスに圧倒されて目が覚めました。すごい迫力!ダンスエリアが狭そうで、ちょっと窮屈そうに思えたくらいでした。

ライヴハウス型オペラ『ギリシャ劇「エレクトラ3部作」<アトレウス家の崩壊と再生>』の最終回。前2作を逃しているので予習はして行った…。会場でストーリー紹介と解説が付記されたプログラムが配付されていたのも有難かったです。

ひとつの役がダンスと語りと唄に分裂しているのですが、散漫感はありませんでした。それにしてもやはり森山さんの異物感がすごかった。クラシック対応のホールで、クールな演奏陣(クラシックのひとらは白鳥型だと思う。熱いんだけど、表には出さない感じ)に囲まれ、ひとり裸の上半身を汗まみれにして踊る。休憩時間、となりの年配のご夫婦(3部作皆勤らしかった)が「刺激が強過ぎるんじゃないか」「そうねえ、今迄とは随分違うわねえ」と話してました。しかし母親を殺し狂気に陥り、放浪する俺ステス(オモロ変換なのでママ)はこういうもんなんだろうなあとも思ったり。ギリシャもんはトゥーマッチだよ!そして恐ろしく身体が美しい。筋肉質ではあるんだけど、とてもしなやかです。スポーツ型とはまた違うんだよね…彫刻と言われるのもよく解る。

身体に目線が行きがちですが、ふとした時に見せる表情がまたえっらい印象的でした。言葉を身体で発するダンサーと言う不思議な生き物がいた感じ。今後ソロの公演も観てみたいなあと思った。

語りの篠井さんはいつもながら凄いなあ。カーテンコールとのギャップがかわいかったです(笑)

篠井さんと森山さんは、ステージを降りて客席エリアでも動き回っていたので、最後列で全景を観たかったってのもあるなあ。ううーやっぱり複数回観たかった…。

****************

■女子バレー@ワールドGP
やっぱり大友はセンターで使った方がいいと思うー。でも今回はライトの駒がいなかったからね…。サーブに関しては何も言うまい…。
それにしても最近の女子バレーは繋ぎとコンビネーションに加えて、高さとスピード、パワーの見どころも増えた。以前とは違う面白さが出来たなあ。いずれブロードも通用しなくなるのかな(ブロードはブロックが追い付くスピードがまだ女子には足りないから使える技)。男子はスピードと高さとパワーで停滞している感もある。
バレーとは関係ないがNEWSの件はもうなんともなあ。勿論本人にも非はあるけど、周りの大人も考えてやらな…

■動くシロフクロウ@多摩動物公園
脚太いな!うさぎもひと掴みでしょうよ。それにしてもかわいい〜面白い〜なごむ〜

■うーん
AUDIOSLAVE、やはりサマソニキャンセルか…?もう枠がなさげだもんなあ

■ふはははは!
SMAPのブンブンリミクスはどうなるかって予想が某所で盛り上がってますが、「ヴォーカルは川島さんに差し換え」ってのにいちばん笑った!そ、それいい!と言うか「SHAKE」を唄う川島さん…そりゃ聴きたいわ!(大笑)



2005年07月16日(土)
ビックリがふたつ

■お盆進行
来た来た。まあ恒例ではありますがー、チケットパーにしちゃうのがね〜(泣)

■あー
岡村ちゃん、捕まってもうた…

■ブンブンに意外な仕事が
面白そうだから聴く!どこ迄中野節になるかな?しかし“海外の精鋭サウンドクリエイター”て(笑)海外扱いなんですね…。他のリミキサーもよさげだ。しかしどういう経緯でオファーが?レコード会社も違うしなあ。
SMAPてバックトラック作るひとらがいつも豪華メンバーだよなあ。ミュージシャンも凄腕が揃うし。
しかしV6のバックトラックが結構好みだったりする…CMJKのやったやつやリミクスはとても格好いい!歌も上手なひとが多いね、V6は。いやSMAPのひとらがうたがへ(以下自粛)



2005年07月15日(金)
小ネタ

■出演者について 2
『ドレッサー』ムービー連載第4回(最終回)。そろそろ稽古に入る頃かな?

■『F』vol.34
『ライチ・光クラブ』マンガ化しててビックリした!舞台を観られなかった者としては嬉しいなあ。
飴屋さんと古屋兎丸さんの対談、非常に面白かったです。濃い!グランギニョルのエログロ耽美部分のみを取り上げるだけでなく、ちゃんとツッコミの目線があるところに好感持てます。「あんたら充分格好いいんだからロボット作ってないでナンパすればいいんじゃん!」ってところとか(笑)
それにしても飴屋さんがえらいロン毛になっててビックリした。一時期よりは痩せたかな?

■ア ヤ   ズ エキシビション『バ  ング  ント展』
何故か飴屋さんご本人から案内メールを頂いてしまい…(腰が抜けた。Webって怖い。いや素晴らしい)調子に乗ってどんどん宣伝しちゃおう。サイトも動き出したのでリンク張っておきます。順次詳細があがっていくと思われます。
フライヤーが面白い。現物入手出来ないかなー。
8/12のライヴにはすごく行きたいが、サマソニ前日なのでどうなるか…!あーでも行きたい!メンツもすごいし!

■飴屋さんと言えば
珍獣(笑)珍獣と言えばマヌルネコ。そろそろ切れた、見に行きたいなあ。上野動物園、最近は明るいところに移動している様子。写真撮れるかも。
動物飼えない環境なのに、動物堂にはしょっちゅう見物に行っていました…す、すみません。
あ、いや、動物堂にはマヌルネコはいません。主にふくろうを見に行ってました



2005年07月14日(木)
NOVELS BATON

俺エイドさんから受け取りました。読書の鬼からこんなもん受け取ってしまっていいのか!私でいいのか!すみませんすみません。今日の気分ではこんなです。

+++++

1. Number of novels that exist on bookshelf(本棚に入っている小説の数)
わからん…本棚じゃなくて床に積んでるやつも何峰かあり…

2. Novel reading right now(今読んでいる小説)
小説じゃないんですが。
『サイコロジカル・ボディ・ブルース解凍』菊地 成孔

3. The last novel that I bought(あなたが買った一番新しい小説)
『空港にて』村上 龍

4. Five novel I read to a lot, or that mean a lot to me(よく読む、あるいは思い入れのある5つの小説)
『オスカーとルシンダ』ピーター・ケアリー
『他人の顔』安部 公房
『スロー・ラーナー』トマス・ピンチョン
『内なるネコ』ウィリアム・バロウズ
『コインロッカー・ベイビーズ』村上 龍
安部公房は『砂の女』と、村上龍は『ニューヨーク・シティ・マラソン』と迷った(って、書いてるやん)。星新一とか光瀬龍とか筒井康隆とか入れたかったー

5. Five people to whom I'm passing the baton(バトンを渡す5名)
思いつかない…やってみたいひと!拾ってってください!

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■どうでもいいが
ピンチョンってピンチョスと似てるなー。腹減ったなー(弟オレステスに行けなくなったのでフテている。日曜日のチケットとっといてよかった…)

■そうそう
他でも書かれてたけどFISHMANS、「組合」じゃないところが気になるんだよ。本体そのものってことでしょ。どうなるんだろう。ソウルセットは間違いなく絡むと思うが



2005年07月11日(月)
ASH『liquid surprise 01 day SP』

ASH『liquid surprise 01 day SP』@LIQUIDROOM ebisu

年に2回もワンマンを観られるってのもラッキーだが、今回は従来のツアーとは関係ない来日だったので、正にスペシャル!なメニュー。行って良かったよ〜!

以下おおよそのセットリスト(正規版に更新しました)。これ見たらも〜いかにこの日がすごかったかってのが、ASHを聴いてるひとには伝わるのではないかと!

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01. MELTDOWN
02. A LIFE LESS ORDINARY
03. OUT OF THE BLUE
04. GOLDFINGER
05. PETROL
06. WARMER THAN FIRE
07. GIRL FROM MARS
08. CLONES
09. WALKING BAREFOOT
10. SOMETIMES
11. ORPHEUS
12. PROJECTS
13. INNOCENT SMILE
14. LOST IN YOU
15. SHINING LIGHT
16. RENEGADE CAVALCADE
17. KUNG FU
18. DETONATOR
19. BURN BABY BURN

encore
20. LOSE CONTROL
21. TEENAGE KICKS(Tim & Charlotte/UNDERTONES' cover)
↑マークのベースがトラブったんで即興で
22. OH YEAH
23. VAMPIRE LOVE
24. ONLY IN DREAMS(WEEZER's cover)
25. JACK NAME THE PLANETS

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キラーチューン連発ですよ!つうかもともとこのバンドは捨て曲がない!ので、何をやってもハイライトになりそうなもんですが、これはもうベスト中のベスト!遅刻してしまったんだけど、フロアへ入るなり「A LIFE LESS ORDINARY」だったもんだからも〜即反射で涙が〜!アホです。

「LOSE CONTROL」をやってくれたのが嬉しかったよ〜!「GOLDFINGER」も、1月には聴けなかったので(行かなかった方の日にやられた)すんごい嬉しかったよ〜!他にも他にも!いろいろ!ああいいのばっかりで書ききれない。レア曲も満載!

メニューも良かったがそれに加えて相当な無礼講で。「international language, f**k you!!!」連発(笑)だし、今日はリックの誕生日なんだってことでティムがハッピバースデー♪唄って客も一緒になって唄うし、「KUNG FU」では間奏でティムがマークのベースを取り上げて「あれやれよおい!」みたいなこと言うから何かと思えば、マークがスピーカーに上ってそのまま天井の鉄骨にぶら下がり!そのまま懸垂!盛り上がり!次は片手懸垂!大盛り上がり!そのまま落下!(大笑)アホかー!!!リキッドであんなことするひと初めて見たよ…以前クアトロでキングブラザーズのコがやったって聞いた憶えがあるけど、あのコはほっそいコじゃん!マークは身の丈2mはあるんじゃないかなってな大柄くんですよ!しかもガッシリ体型。最初はゲラゲラ笑っていたが途中から鉄骨ごと照明が外れて落ちたらどうしようとハラハラしたよ。マークが落ちてきた下にいたコらはべっしゃり潰されたんだろうよ…お疲れさまでした。

その後も客をステージにあげて放置プレイ(笑)などやりたい放題、メンバーもフロアも笑顔笑顔。本国で悲しい事件があった直後で(まあこのひとらは北アイルランド出身ですが)この公演は中止になってしまうかも知れないな…と思っていた程だったので、こんなに盛り上げてくれるなんてもう有難う!有難う!と思ってしまった。ホントにいいコたちだー!(泣)

終わった後あのじさん(おつかれでした!楽しかったよー!)と話してたんだけど、も〜10代の頃から観てるもんだから「きっといろいろ嫌な目にあって性格ゆがんじゃったり」「ツアー続きで疲れちゃってやる気なくしちゃったり」「スカした大人になっちゃったり」するんだろうと思ってたけど、いつも一所懸命だよ!どんな時でも楽しませてくれるよ!ホントいいコたちだわよ〜!とまるで近所のオバちゃん状態になってました(笑)

そうは言っても観る度に演奏巧くなったなあと思うし、まだまだ伸び盛りだなって感じもする。『MELTDOWN』にはビックリさせられたもんなあ。キラキラリフがゴリゴリリフになって、音が分厚くなって。でも意外と新旧の曲が違和感なく並べられるんだよなあ。それはやはりメロディがしっかりしているからだろう。ティムはホントに素晴らしいメロディメイカーだ。童顔のまんまなのにね!(笑)

そしてほんっとリフが格好いいなここは!ティムとシャーのギターが絡み合ってぐんぐんアガッていく様はまるで昇り龍!(笑)…すみませんもっと格好いい表現をしたかったんですが、語彙がありません。

それにしてもシャーは格好よかった。ストロークのブレイクで右手をあげるのがステキ過ぎる!これどっかで…と思って気付く、ぎゃーキース・リチャーズだよ!このポーズが何故に板に付いている!何この貫禄!めちゃクールでございますよ!紅一点のくせにバンド随一の男前だよシャーは…ステキだ姐さん!ティムとリックとマークを宜しく頼む!

後で知ったがリック、30歳になったんだって。まだ30かよ!と思ってしまった。…てことはティムとマークは28歳か…この歳にして10年選手。これからも楽しみです。

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■昨日あんなこと言ってたら
RSRFにFISHMANSて何それ!誰が唄うのん…



2005年07月10日(日)
TOKYO No.1 SOUL SET TOUR '05+α

TOKYO No.1 SOUL SET TOUR '05@日比谷野外大音楽堂

客入れSEに「MAGIC LOVE」がかかっていた。どうしても感傷的になる。ましてや野音でソウルセット。格別。

死んでしまったひとはおいていくしかないんだ。頭の中に持っていくしかないんだ。心の中に連れて行くだけだ。

なんてことを考えながら観たもんで、いろんなものがクリアに見えたような気がしたよー。景色がすごーく綺麗でさ。風がすごーく気持ち良くてさ。走馬灯ですか。いや、まだ死ぬ気はないよ!でもさとしんくんだって、死ぬ気なんてなかっただろうよ。やっぱり運なのか。そういう運って何だろう。

とか思いつつも、ゲラゲラ笑って観てましたがな。6年振りのソウルセット@野音、そりゃもう盛り上がりました。泥酔者も多数いた模様。あっはっは、ここは酒が持ち込めていいよねえ。空にはねこの爪のような月が浮かんでいた。ああ、いいなあ〜。だら〜っとね。ゆる〜っとね。ここ迄天気が良かったのも珍しい。これ迄台風やら大雨やらに恵まれました。俊美くんのお父さんが来なかったから晴れたそうです(笑)

「ELEPHANT BUMP」のバックトラックが変わっていて…ん?これver.1か?ここんとこずーっとver.2のトラックが続いていたから思い出せない。後でCD聴いてみよう。(追記。違った、ver.3になるかな?トラックはSLY MONGOOSE「SNAKES AND LADDER」!)「状態のハイウェイ」大好き。「ロマンティック伝説」〜「JIVE MY REVOLVER」の流れはすごかったね!

そんなのんびり+センチメンタルちゃん気分をぶっ飛ばされたのが「OUTSET」。す、すごいわ…何これ…ライヴで聴くとなんて言うか、うわっ、川辺ヒロシってプリーチャーだよ!と感服せずにはいられませんでした。既知のトラック、先人達が作り上げてきたトラックで、未知のものを作り出し、それがアジテーションにもなる。やはりこういうのはヒップホップの手法と言えるのかな。政治的な側面を感じることはないソウルセットだけど、こういうところはやはりヒロシくんの、音楽に対する考え方みたいなものがにじみ出ている感じがする。

まーそんなこと言ってもこのひとのことだから、言葉にはしないんだろうけどなあ。「言葉に出来ないから音楽を作る」んだもんね。そりゃそうだ、言葉には変換出来ない。

この数年の間に、ヒロシくんの扱うトラックは随分趣が変わった感もあるけど(かなりハウスに寄った。ビート感が相当変わったと思う)、それでもこのひとがループかけると川辺ヒロシのトラックになるよね。新譜は半分がインストだ。これからBIKKEがどうなっていくかってのも気になるところだ。俊美くんはいい意味で変わらないので、それでいい(笑)

しかしBIKKE具合悪かった?序盤からかなりハイになってはいたものの、様子が明らかに変だったところも。酔ってた?それとも何か他の要因があった?(笑)アンコールも1回だけだったし、どうかしたのかな…。

そんな様子のおかしい詩人に「通訳して!」ってMCをしてもらう俊美くん。文章どころか単語すら組み立てられてません(笑)どうした。何が言いたいのか全然判らなかったよ!ライヴの告知なのに告知になってなかったり(笑)

ちょっと心配になったところもありましたが、とてもいいライヴだった。やっぱりソウルセットの野音は特別なものがある。またやってね。

それにしても、こんなダル〜、ユル〜、な人たちがどうしてあんな音を鳴らせるんだろう。こういうとこが面白いし、大好きだ。

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■フィンチャーだったんだ!
NINの「ONLY」ヴィデオクリップが面白い。アイディア的には思い付きやすいものかも知れないけど、とても丁寧に作ってあって吸い込まれるように見入ってしまった。ディレクションはなんとデヴィッド・フィンチャーだそうです。
ここで視聴出来ます

■Novels Baton
うわっ、俺エイドさんから受け取りました。えーそんな!いいんですか私で!…が、がんばります…(?)これは火曜日以降に

■おっしゃー出た!(書いてるのは7/11)
解禁のようでーす!
こどもの城開館20周年記念/青山円形劇場+ゴーチ・ブラザーズ共同プロデュース公演『胎内』
スズカツさんが演出する長塚くんに伊達くんに奥菜恵ちゃん!期待もしますよそりゃ!
これって昨年新国立で秋山菜津子さんたちがやった作品ですよね。結構ハードそうです。期待です。
やまこさんに「スズカツさんはいつかきっと長塚くんと組んで何かやると勝手に思ってた」と言ったら、やまこさんにも「私もそう思ってましたよ」と言われたよ(笑)
いやー…すごい嬉しいわ…楽しみだわ…



2005年07月09日(土)
『THE LAST FIVE YEARS』初日+ハラカミワンマン

ハシゴです。ハラカミくんが22時スタートで助かった。と言うか、22時スタートってことは私に来いと言ってるようなもんでしょう(笑)両国からダッシュで恵比寿移動。どちらもフルで堪能出来ました。

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『THE LAST FIVE YEARS』@シアターX

ああ、これくらいのハコで、これくらいの距離で観られて良かった!最前は最前の良さもあるけど、今回は全景が見渡せて、首をブンブン振らずに済んだ(笑)プレヴューとはちょっと映像の使い方が変わっていたような気がしたけど、気のせいかな。

「I do.」は誓いの言葉だけど(ペッパーズの歌にもあるなー)、この言葉を、ジェイミーとキャサリンはそれぞれ違う神に誓ったのかなあと考えてしまった。やはり宗教観はあるなあ。

それにしても曲がいいよーやっぱ。コードの移り変わりとかすんごい好きだー。プログラムを読んで、歌詞をある程度頭に入れていたので、スムーズにストーリー展開を把握することが出来ました。キーの問題なのか、歌と演奏のバランスの問題なのか、Naoちゃんの歌は歌詞が聞き取りやすいんだけど、山本くんの歌詞が聞き取りづらいんだよね…最初の山本くんの歌、結構重要なことを言っているのでここを聞き取れないのはちょっとツラい。

あ、でも山本くんの歌の表現力は素晴らしいです、ホント。キャサリンに出会った喜び、高揚感、相手を理解出来ない動揺、落胆。歌に表情がある!

余談だけど、女に話を聞いてくれって言う時はやはり2分が限度なんですか(笑)クレイジーケンバンドをジェイソン・ロバート・ブラウンが知ってる筈はないもんね…「俺の、俺の、俺の話を聞け〜、2分でいいから〜♪」(笑)

いやホントはもっといろいろ考えてぐるぐるしてんですけど…。リピートするんで今後ちょこちょこ書いて行きます。

あ、あとDVD化決定だそうです!外国ものをDVD化出来るって珍しいかも。良かったねー!

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LIQUIDROOM 1st ANNIVERSARY rei harakami exclusive full live set@LIQUIDROOM ebisu

あー深夜のリキッドは落ち着くわー(笑)つっても24時終了なんですけどね…一応IDチェックがありました。入場に手間取り(こんなに盛況とは!)OAのSL@yRe & The Feminine Stoolξ feat. Ryota Kuwakuboは1曲しか聴けず。結構面白げだったので残念。

それにしてもハラカミくんがワンマン。ハラカミくんがフルセットのライヴ。リキッド満員。か、感慨深い…YAMAさんが舞台袖をうろうろしていたよ…写真撮ってたよ…こういうとこは変わらないねー(笑)マイペースでやってってくださいサブライムレコーズ!

客も待望って感じで大騒ぎでした。先日のblack sunとはまた違った雰囲気で面白かった。「レーイ!」「かっこいー!」とか男のひとから歓声浴びてましたよ(笑)それにいちいち応えるハラカミくん、いい味出してます。

セットリストは調べられたらあとで書き足します。全体的にアッパーチューンになっていました。当然!ブレイクビーツよりで、キックも大きめ。基本リズムを下に走らせて、その上にブレイクビーツをどんどん載せてったりして(あーこの説明でわかるのか。ニュアンスで受け取ってくれ!)、非常にライヴならではのスリルがあってドキドキしたー。

しかし時間に追われるライヴってのはちょっと悲しいね。規制が厳しいのかな。ハラカミくん時間気にする気にする。何度も腕時計見てる(笑)dumb type(!)の高谷さんと映像を使って4曲程コラボしたんですが、「joy」で音が落ちちゃったんです。「おえっ!?」って素で狼狽していた(笑)その後も2〜3回音が飛ぶ所があり、かなり焦っていたみたい。高谷さんの方がセッティングを直すことになり、「どうします?どうしましょう、何か曲やっときましょうか?」「繋いどきましょうか?」なんて言ってる。あなた今日の主賓なのに何故そんなに気を遣ってるの!(笑)

「去年高谷さんとやった時は同期ものが使えなくてポン出しだったんですよね。お互いを見て『せーの』でスタートして」「一緒にやるとなーんかあるってことですよねー」「(最初のMCで)『好きな言葉は“超適当”』なんて言っちゃったからバチがあたったかな…」なんて言ってました。いや、その後「あれは嘘です!」って言ったじゃん!あなたの出す音は超適当な訳がないって皆思ってるよきっと!現場は大変だったでしょうが、終始和んだライヴになりました。いやーホント、音と本人のキャラクターに差がありすぎて面白いわー。 

「もう1回『joy』やって!」の声も飛んだんですが、「いや、同じ曲二度やってもねえ、せっかくだし」と違う曲を。その場で曲順も結構変えたのかな。「『owari no kisetsu』唄ってー!」の声には「無茶言うな(笑)それだけは出来ねぇ!ひとまえで唄ったことないんだから!」「えー!」「ぜ、善処します」なんて終始お喋り付き(笑)しかし曲が始まるとフロアはふわふわぷかぷかほよんほよん。それでいてアッパー。ひとなつっこそうで実は攻撃的。癒しだけでは帰しませんよ。うーん、この不思議感はレイハラカミの真骨頂です。CDだけでは味わえないこの魅力、ライヴはこれからもどんどんやってほしいです。すごく良かった!

あ、でも「いろいろやっててもう東京に9日間います」って言ってたんで、早めに京都に帰してあげてください…(笑)マイペースでやってけるといいですね。

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帰宅したらやまこさんから凄いニュースが届いていた。これどこ迄書いちゃっていいのかな?す、スズカツさんと長塚くんが…!!!おわー願ったり叶ったりだよ!待ってました!いつか絶対やってくれると思っていたよー!ああ楽しみだよー(泣)

狼狽しつつ、もう寝ます。明日は野音でソウルセット。雨、止んでくれ!



2005年07月07日(木)
『LAST SHOW』2回目+α

『LAST SHOW』@PARCO劇場

初見の衝撃度がなくなったらどうなるかなと思い乍ら観たが、いやいやどうして、話の強度は全く薄れません。ネタバレしてるからこそ気付いて背筋が寒くなるところもある。でも話を知らないからこそのあの衝撃を、未見のひとから奪うのはあまりにも勿体ない。全公演が終わる迄ネタバレはしないでおく…。

これ、翻訳して外国でも上演出来ると思う…と言うか、上演すればいいよ…持っていきなよ…(誰に言ってる)。中島のように「何人かは感動する」よ、あのシーン。勿論、そこだけじゃない。そこだけで片付かない。

中島の視点を、やはり長塚くんには感じるな。誰にも肩入れしない。嘘は言わない。もっと、もっと、と思っている。全てを見たいと思っている。だからしんぺーさんのシーンで終わりにはしない。美弥子に「そうかな」と言わせる。勝哉に喋らせる。

その中島役をにゃきゃやまさんが演じてるっつーのがまたいいね!PARCO劇場のサイトに登場人物のプロフィールが載っているんだけど、「やがてドキュメンタリー界を担う男になる」ってあるのね。やがて…か。やがて…はあるのかな…。ここ、舞台=演劇ならではだなと思った部分で、以下ネタバレ故反転(中島って途中から本当に死んでない?「首が飛んでも動いてみせるわ」みたいな)と感じたりもして…なのに撮る、それでも撮る。撮れる。それほどのひとなんだって言う。

それが良いことなのか悪いことなのかって部分もあるけど。人間本音だけじゃ生きられないでしょ。

あ、でもそんなこと言うと中島に「おめーは甘い!」って言われる、きっと。

しんぺーさんのあのシーン、場内のどよめきが凄いんです。ここを楽しめたってのは、リピートならではかな。初見は自分もどよめいてた訳で(笑)いや、あれはどよめくよね…ここって、映像でやったらエグいし、驚きよりも、あ〜映像だしね〜いじれるしね〜って方向に行ってしまうかも知れない。これも舞台でやるからこそで、それが笑いにも繋がり、陳腐な言い方だけど感動の域迄拡がっていくんだと思う。今日はちょっと涙出た。

またそこでいいこと言うんだ。あれってそうあればいいなあと皆が一度は考えることでしょう。ひとによってはずっと考えていくことでもあるし。「チャラにしようや」ってあの子たちが言えたら、どんなにいいだろう。

ところで序盤、古田さんがげーってなってたのは何だったんだ。演技とは別のところだと思うけど…。このひとのことだから二日酔い?と勘繰ってしまったよ(笑)

あーネタバレしないようにしないようにって書いてるから、あれそれこれここ、の代名詞パレードだ。

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■『空港にて』村上 龍
『半島を出よ』を買うつもりが、文庫になってから読もうかななんて気の迷いが…村上さんの本って、上下巻になると大概ハマるんだよね…(自分が)『コインロッカー・ベイビーズ』も『愛と幻想のファシズム』もそうだったんで。なので腰を据えて読みたいなあなどと。そんでこれを買った(笑)
あらかじめフォーマットを決めた上での短編集で、とても読みやすいし、面白い。編集(掲載順)もいいなあ。他の話の希望は曖昧なまま終わり、最後の『空港にて』で像を結ぶ。勿論その希望も、これからのことなので確定ではない。「将来が今よりも良いものになるだろう」と言う希望。そうだ、本当はそう思いたいんだ

最近この手のことはよく考える。先日ちょろっと書いたが、スマパンの「TODAY」は“Today is the greatest day / I've ever known”の後“Can't live for tomorrow / Tomorrow's much too long / I'll burn my eyes out”と続く。そして、ビリーの最新作のタイトルは『THE FUTURE EMBRACE』だ。そういうことかな、と自分では思っている。



2005年07月06日(水)
主に自分用メモ

『THE LAST FIVE YEARS』関連。山本くん主演だから注目度高いかな、いろんなところにプレヴューの様子、インタビューが出ています。すみっこにスズカツさんが写ってないか必死こいて探してしまうのは常ですよー。いないよ(泣)

でも5日の朝日新聞夕刊に、『エレクトラ三部作』の記事が写真付きで載ってたよー。ステキな篠井さんの隣で、ステキに写ってらっしゃいますわよおほほほほ。Top Stageにもちょろっといました。

■『山本耕史が「ラスト・ファイヴ・イヤーズ」』
■『山本耕史・Nao主演「ラスト・ファイヴ・イヤーズ」公開舞台稽古』
■『山本耕史「ラスト・ファイヴ・イヤーズ」に挑む』
■『切ない恋愛、歌にのせて ミュージカルに主演の山本耕史』

以下はビリー関連。

■痩せたなあ…
結構ギョッとするなあ。スマパン解散時は衣裳のゴスワンピースがぱっつぱつになってたのにね。いや健康ならそれでいいんだが…

■『初来日公演を控えたビリー・コーガン、ついにリリースされたソロ・アルバムを語る!』
ホントZWANには冷たいわねえ(泣)でもいいアルバムを1枚出して、いいライヴを日本でやってってくれたのは事実。人間関係はアレだったかも知れないが、好きなバンドでしたよ。今でも聴くし

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■がんばれジェイムズ
ウチのMac、先々週頃に画面がガッツガツに落ちまくり。そろそろ寿命かな…。同時期エアコンも壊れて全とっかえすることになり、「うわーエアコンにMac、一度にこの出費は痛い」と思っていたら、Macが落ちなくなった。なんていいコだ君は!ジェイムズ・ディーン・ブラッドフィールドと名付けてよかったよ!ジェイムズのように働き者ですよ!



2005年07月04日(月)
『THE LAST FIVE YEARS』プレヴュー

『THE LAST FIVE YEARS』@スフィアメックス

いやー贅沢しました。いいライヴ感。

何故か最前がとれてしまい、うわあ山本くんのファンの方すみません、Naoちゃんのファンの方ごめんなさい、とちーさくなりながら観ましたよ。ステージと1mくらいしか離れてない。山本くんの涙がすーっと頬を伝うさま迄観られました。

いやそれにしても曲がいいね!ミュージカルってそんなに熱心に観ない方なのですが、仰々しさがなく(壮大なオーケストレーションものも、好きなものは好きなんですがね)ひとなつっこい曲調、変則編成(ピアノ、ベース、ヴァイオリン、ギター。ドラムレス)な演奏もいい感じです。ジプシー音楽的な要素もあるかな?プログラムにはユダヤ音楽(クレズマーですね)、クルトワイルの影響もあるだろうとのこと。これはジェイミーの出自が関係しています。

それにしても歌、難しそう。もともとの曲も、唄うには結構難しそうな音の移りなんだけど。訳詞は大変だったんじゃないかな。

モノローグの応酬としての歌なので、『偶然の男』をちょっと思い出した。それが一瞬だけダイアローグになるシーンはとても切ないです。最後の、同じ言葉なのに意味合いが違う歌も。

痛い話です。構成が面白い。時間の流れが逆だし、お互いの感情も逆向きに進む。結果は見えているので、第三者=観客は冒頭で希望に溢れるジェイミーを観ていても、時間を遡るに従って明るくなっていくキャサリンを観ても、何だか複雑な気持ちになる。

ジェイミーには、アフロディテは必要でも、ミューズは必要じゃないのよね。

でも、終わった時には何だか明るい気持ちになる。なんとなーく希望が残る。傷跡は残るけど、傷は治ると言うことかな。じんわり来ます。と言うか、あとからじわじわと来るなー。今すんごくじわーっと来てますよ(何この擬音だらけの文)

宗教的な側面が感じられる作品ではありますが、そこらへん馴染みの薄い日本人は、文化の違い、価値観の違いと言う普遍的なテーマとして観られるようになっているような感じがしました。繊細な話でもあるので、このくらいの広さで観た方が面白いかな。しかし大阪ではすんごいおっきいとこでやるんだよね…どうなるだろう。

腕時計や、“左利き”や、タトゥーや、気になるモチーフは沢山ある。美術と照明=映像の使い方が面白い。初日が楽しみですよー。

オリジナル版のサントラはこれ。買う買う聴く聴くー。気に入った!

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■サモアリ/小松さんのメッセージ
謝らなくていいのに、大丈夫って言わなくてもいいのに。のんびり待ってるんで、のんびり始めてくれれば。ね

■タイムテーブルが出ています
むむ、GONTITIとブンブンほぼ被ってるやーん(泣)シガーロスとニューオーダーの被り具合がな…どうすっかな…

■怒濤のように
スマパン聴き返してます。やっぱいいねー!DVDも延々観返してんですが…イハもいいギター弾いてますね…(黙)「GEEK U.S.A.」とかあのギターの絡みが大好きでー、ドラムも最高でー。これでベースが大きければ気絶するかもなーと思いつつ、いやでもあの控えめ無表情ベースがまたよかったんだよなと思ったりもして…あああダーシぃー(泣)



2005年07月03日(日)
『ミッフィーのおたんじょうび会』+α

『ミッフィーのおたんじょうび会』@世田谷ものづくり学校

うさ公50歳おめでとう!『みづゑ』主催のおたんじょうび会です。ワークショップや展示会、トークイベントやライヴペインティング等お祭りっぽくいろんな催しが行われていました。最終日しか行けなくて、展示を見学。

うさ公をモチーフにぬりえやバッグを作ったり、ブルーナおじさんの絵本づくりの過程を展示したり。ちっちゃい子がバッグにうさ公のシルエットをプリントごっこで転写してて、楽しそうでした。出来上がったら持って帰っていいので、自分だけのうさ公バッグだよ!いいな!

三宿の交差点から少し歩いたところにある世田谷ものづくり学校は、廃校になった池尻中学校跡を再利用しているところ。まんま学校内の教室が、展示場や作業場、カフェになっています。学校って場所に入ったのも久々だったのでちょっとウキウキ。おたんじょうび会以外の教室でも、いろんなワークショップや講演が行われていました。クリエイター系の会社もいくつか入っていた。まんま教室、の外観に、Macや編集機やプレゼン用の材料が置いてある。スタジオ食堂みたいだなあと思いました。つうかFACTORYか。

帰りに「ナインチェ(うさ公の本名)ってナインインチネイルズに語感が似てるよねー」と言われ大笑いした。に、似てる…気付かなかった…トレントとうさ公にこんな共通点が!あまりにもかけ離れていて思い付きもしなかった、衝撃を受けた。

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■いかにネタバレせずに話すか
土曜日やまこさんに会ったので『LAST SHOW』の話をしたかったがやまこさんは未見なのでうまく話せない。と言うもどかしさ。むきー。財布忘れたのは長塚くんのせいでぼんやりしちゃったからだね!と言うことにしておきます。あー喋りたいけど喋りたくない。こんなひとがもっと増えればいい!『LAST SHOW』の話をする時は皆無言になればいい!(笑)

■OSAKA FESTIVAL IN FRONT OF RISING SUN@ZEPP OSAKA
いや、行ってないんですけどね。ブンブン良かったそうでー。川島さんがフライング入場したそうでー。流石外しません、天然!素敵だ!ベースの音が小さかったようでー。珍しいな。「FOGBOUND」の仕込みがまた変わってたそうでー!うひゃーフジ楽しみだー!!!

■フーファイ
うわさが…お願い実現して!フジ1日目行けないんで!

■情熱大陸・菊地成孔
「ホリに似てる」って言われた…。い、言われてみれば…メガネをしてない時は…。終了後Webのぞいたらどこそこでホリって言われてた(笑)そう思うひと多いのか。
30分ですから、ようまとめたなと思いました。氷山の一角ながらも、このひとって?と興味を持たせるにはいい内容だったのでは。自宅内や生着替え(ぼかし付き)が観られたのはオイシかった(笑)
「音楽が癒しだけに機能しているのはおかしい」「音楽は平和や愛に加担することもあるけど、戦争や殺人にも加担する」。これよく仰ってますが、こういうとこが信用出来るなあと思う。まあまず音ありきだけどね。だから逃避にはあまり使いたくない、このひとの音楽は。勿論癒しとしての機能を持っている音楽は、そう使ってもいいと思うけどね。
まあ使うなんて考える方が傲慢か。好きで聴いてるだけなので。何かに利用しようとか、そういう風に考えない方がいいんだよね、本当は。それでも、図らずも心が動かされる、ってところが面白いんだと思う



2005年07月01日(金)
『LAST SHOW』初日

『LAST SHOW』@PARCO劇場

おわーこれ、『はたらくおとこ』よりも賛否両論必至なんじゃないかな…すごいです。

初日なんでネタバレしないようにちょこちょこ書いておくと、

■性善説
■良心と言うより、倫理の話
■倫理観によっては、全て正論
■人間てやっかいね
■オールビー作品を長塚演出で観てみたーい
■風間さんが、あの時ひょっとして死ねなかったジェリー@動物園物語が歳をとった姿とつい考えてしまったり

■あーいい芝居観たねーで帰らせない気概が感じられる→ロビーで自分を責める客を長塚くんは待ってるのかも知れないなあ、刺されたりとか殴られたりとか、心のどこかで期待しているのかもなあ
■もしそんな客がいたら長塚くんは何て言うだろう。ニッコリ笑って「これは、芝居ですよ?」と言うかな
■そう、芝居なんだけど。その場にいた観客を、観客として終わらせないぞってこっそり思ってるだろう
■そういう“現場に居合わせ感”がすごくあります
■岩松作品を観た直後だったからか、意外と共通点あるなあと思ったり
■共通点と、相違点。第三者が当事者をどこ迄知ることが出来るかと言う部分

■扱っているテーマが沢山ある。にも関わらず、ほぼ2時間で話としてまとまっているのがすごいな。各キャラクターもわかりやすい!いい意味で!
■個人的には中島の根拠をもちっと知りたかった。あれをジャーナリスト魂ととっていいのか?
■渡部は根拠をきちんと話していて、自分を正当化する理論を持ち合わせているようで(実際自分をそうしてほしいと言った、と言う台詞もある)、その矛先を向けられるとビビっている。その揺らぎにちょっと魅力を感じた

■長塚くんは親父キラーだ!年長の役者さん使いがうーまーいー
■女性の描き方も、以前より共感出来るところが増えた
■キャスティングの素晴らしさがー!
■にゃきゃやまさんがすげー格好いいので、MIOさんお楽しみに(笑・名指し)
■でもいちばん格好よかったのはしんぺーさんだな(笑)
■このしんぺーさんのとこ、勢いで書いたと見せかけて実はキャスティングが決まる前から考えついてたんだろうなあ。と思うと怖いな、怖いよ、長塚くんて

■描写は結構キッツいとこあります。私の後ろのひとは悲鳴あげてた
■こっちもある程度の覚悟はして行ったんで、最初から深読みしてしまって「あ、この台詞を言うってことは絶対この後ああする」「今言ったこと絶対この後実行する」と思いつつ観ていて、実際それは当たるんだけど、後半はそれが追いつかなくなります。うわーなめんなよって言われたみたいだーガツンと来たー

なーんて冷静ぶっていますが、結構ガクガクきてますよ。リピートするのが楽しみだ。

あ、あと客出しにブンブンの「ECHO TAIL」が流れたのが嬉しかった。

しっかっしっ、このカンパニー、長塚くんが最年少なんだっけね…すごいね…うん、すごい。今回はすごいと思う、素直に。