I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
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2004年05月31日(月) ■ |
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早稲田演劇博物館に行ってきました その1 |
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↑こういうお菓子ありそうだなあ、お土産屋に(笑)
タカマツさんが東京に遊びに来ると言うので、以前からやりましょーと言っていた早稲田大学坪内博士記念演劇博物館ツアーが決定。22日にキタハラさん、やまこさんとご一緒させて頂きました。10時に早稲田駅集合。学生気分でウキウキです。
早稲田大学校舎の建築がいちいち素晴らしくて!考えてみれば大隈“裏”ばっか行っててキャンパス内には入ったことがなかったんだった…。演劇博物館も、16世紀のイギリスの劇場を模したと言う素敵な洋館。バルコニーとかもまんま『ロミオとジュリエット』のセットで使えそう。実際にこの建物を使ってロミジュリを上演したこともあるとか。うわー観てみたかった〜。
床は全て板張り。うぐいす張りかってなくらいギュイギュイミシミシ。でも手入れが行き届いているようでとても綺麗。雨の日とか土足で入っていいものかなんて躊躇してしまいそう。こういうとこに来ると動きも何だかおしとやかになりますわ(笑)はかないものには優しく触る本能みたいなもんが働きます。ああそれにしてもカメラ持ってくればよかった〜。館内の撮影は禁止ですが、外観を撮りたかった!こういう時は携帯があるといいね…やまこさんがばしばし撮っているのを指をくわえて見てました。
そうそう、この博物館は早大文学部の設立者・坪内逍遥博士にちなんだものなのですが、この坪内博士がかなりツボで!か、かわいいよ!(失礼)ブルーナおじさんもそうだけど、白髪メガネヒゲに弱いのよ…入口近くに建ってる胸像もか〜わいいの〜☆ス〜テキなの〜☆日本文学の権威に何をぬかすか。しかも行ったこの日が誕生日と言うじゃあ〜りませんか、すごい偶然。誕生祭ってことで朗読会等が催されていたようです。
3階建ての各部屋・どのセクションもすごい充実振りです。以下印象に残ったものをおぼえがき。
■シェイクスピアの世界 常設。本場のグローブ座の模型や、日本での上演記録、その時のポスターなどなど。当時はS席が¥1だよ!いいな!登場人物の名前が日本風にアレンジされていておかしい。当て字もすごい、でも雰囲気出てる(笑)フランダースの犬は「ぶち」、ネロは「きよし」みたいなもんか?(@トリビア)
■篠田正浩監督特集 六世中村歌右衛門記念・特別展示室での企画展。歌右衛門が実際におうちに置いていたと言う柱時計がステキ〜。今でもちゃんと動いていて、時を刻んでいました。 篠田監督の過去の作品資料がビッシリ。奥方・岩下“象印夫人”志麻さまとのお仕事も満載です。受賞も多いので、トロフィーもズラ〜ッ。『鑓の権三』で受賞したベルリン映画祭の銀くまもあった。くまかわいい〜!実物観られて嬉しい〜
■逍遥記念室 常設、逍遥博士の小部屋。上品な家具に蔵書の数々。豆本コレクターだったことがわかりニヤニヤ。お絵書きも展示されていました。この絵がかわいくてさ!(またか)カエルが好きだったのかな、カエルの絵が結構あって。そして羊の装飾品が多いので何故だろうと思っていたら、博士の干支が羊なんだそーで。だはあ!そんなとこもかわいい!(かなりヤラれたらしい)
■遊園地再生事業団と宮沢章夫 企画展。過去の上演作品の映像、宣美などなど。ラジカル・ガジベリビンバ・システム時代のものもあって感激!歴代出演者のコメントや写真も結構あって面白かった。いや〜戸田昌宏さんとか手塚とおるさんはホント綺麗なひとだね〜。復活してからは観ていないので、今度の『トーキョー/不在/ハムレット』は是非行こうと思ってます
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2004年05月30日(日) ■ |
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おつかれさまでした |
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今日の試合はまあ…楽しく観られましたけども。それにしても韓国チームがあんなにダメになってることの方に愕然としてしまった、どうしたんだ キム・セジンもなんか…どうしたんだろう、あんなにすごい選手だったのに… アジア枠から日本、中国、韓国1チームも出場出来ないってのは初めてのことだそうだ やっぱり難しいことなんだろうけど…身長とかバネとか、体格の違いもかなり響く競技だし
でもセンターはともかく、セルビア・モンテネグロ(旧ユーゴ)のようにサイド陣は190cmそこそこでもあんなに強いチームもあるわけで そうだよ、日本はキライやヴァージンズがいた頃のアメリカや(あわわわわ、そんな昔のことを(笑))ユーゴのようなチームを目指すって常々言ってるのよね、五輪行けなかった年とか五輪でいい成績を残せなかった時って あ、でもその逆のパターンの時もあったか。世界の流れは大型化だ、やっぱ機動力じゃダメだって、でっかいのばっか揃えよう!って方針で始めて途中からやっぱ無理!とかって中型の選手を呼び戻したりとか
いっつも2年くらい経ったら迷いだして、どういうタイプのチームにするかの方針が定まらなくなって、結局いっつも間に合わないんじゃーん そもそも監督が選手を選出する権限が殆どないってのはどうなのか、これもずーっと言われてることだけど。ほんとしがらみだらけだ…学閥とかさあ。白い巨塔かと(笑)
問題点の的確な指摘をしているメディアもちゃんとあるんだよ。4年前、いちばん的を射た記事を書いていたのはNumberの吉井妙子氏のものだったと思うのですが。悪いとこも良いとこもきちんと書いていた。今回もまた吉井氏がNumberには書くかな…女子は書いてたけど。ちゃんと読めるものがほしい
それにしてもここ数日「甲斐祐之選手」「バレー 甲斐」の検索で来てるひとの多いこと!これからも応援してね!堺のソシオになってね!(笑)
ケガが多いのでいろいろ心配ですが…ホントいい選手だと思うし。長くバレーを続けられるように。勿論4年後も全日本でプレーしていられるように。悔し涙とか、もう見たくないし。いい環境で仕事出来るように。それはどの選手、チームもそうだよ!そうそう、とりあえず越谷くんはお祓いしてください(笑)
と言うわけで、明日からはまた演劇と映画の話メインに戻りまっす
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2004年05月29日(土) ■ |
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おそいのやー |
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本日は『深呼吸の必要』(舞台挨拶込)『浪人街』のハシゴでしたが、これも来週に書きますわ。どっちも面白かったよ!
で、バレーの話です やーっとセンター線が機能しだしたよー やーっとミスが減ってきたよー おーそいんだよー こういうの観ると、小林くんや細川くんの有難みがよく判りますよ… スタメンを固めたいから今迄なかなか使わなかったんだろうけど、機能しなかったら意味ないからね
試合内容は楽しめましたが、いい加減勝ちたいやろ…このままだとフルセットは絶対負けるってビビり癖がついてしまうよー
甲斐くん、メンチェン用のカード喰うな!(笑)大映しになってるよ! でもブロックポイント1位ってすごいね、レフトなのに…いいのかそれでセンター陣!(他の国もな)悔しくないか! これで甲斐くん人気がどわーと出るかな、出るがいいさ!そして皆堺のソシオになってくれ!飽きないでずっと続けてくれ!
あと1試合、楽しむのもいいけど4年後、8年後のことも見据えて、繋がるような内容になってくれれば
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2004年05月28日(金) ■ |
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ハーイー |
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イクラちゃん化しつつあります。可能性がゼロになりました まああれだ、アジア枠1〜2位が揃ってドーピングとかでひっかかったら繰り上げとか…そんなんなっても嬉しくないさー!本戦でこてんぱんさー!
あー、サッカーみたいに今度出る迄に28年とかかかんのかな、既に出られなくなって12年だから、あと16年かかんのかな、いやもっとかかるかもな、わ、私が死ぬ迄にはまた出てほしいですよ…
次は甲斐くんとかは29歳でしょ。阿部くんやら山村くんあたりが中堅どころになってるかな、今のジュニアとかユースも薄いしなあ…ハーイー、バーブー
とりあえず明日は早起きなんでもう寝ます…試合は最後迄観るさ勿論。弱いんなら何で弱いかを思い知るのさ〜観てる方もさ〜
て言うか毎回観てますけどね、やっぱり五輪がかかるとブツブツ書きたくなりますなあ。何て言うか…W杯とかは今となってはお祭りみたいになってるしね。五輪、世選とW杯はバレーの3大大会なのよー。W杯…3大大会…なのか?今も。トホホ
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2004年05月27日(木) ■ |
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今週いっぱいは |
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もーバレー話がメインです。演劇・映画の話は来週から再開します(笑) 早稲田演劇博物館はすんごい濃かったんでセクション分けしてちょこちょこ書いてこうかなーと
ああ試合がない日は心が安らか…でもないや。いろいろ巡ってるんで でもあれですよ、こういう時でも建設的な意見ってのは聞けるもんなんですよ それを実践出来るかは別だけどね!なんでこーしがらみが多いかねー あー何かいろいろ思い出してきたぞ、寺廻さんがやってた時のことを〜
メディアにとりあげられることにしてもね、フジは春高とかずっとやってってくれてるしね コーチキャラバンも地味だけど続けているし、こういうのがいつか実を結ぶと思いたいなあ ただ、今しかチャンスがない選手たちがこれでダメになってしまうのは空しいな あんまり選手寿命が長い競技じゃないしね… チーム競技だから決してひとりでは達成出来るものじゃないしね
勝ち試合に飢えているので神戸ユニバ(じゅ、19年前)で優勝した時のビデオなんぞを引っ張り出しましたがこれ、
ベ ー タ な ん だ
おとうさん何で当時ウチはベータ買っちゃったんですか… 観れないの判ってるのに実家出る時持ってきちゃったんだよね これもDVDに焼くとかしとこうかね
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■朝日新聞夕刊 『偶然の男』関連記事でスズカツさんが寄稿してます。イエーイ 読んでますます楽しみになってまいりました
■最近 サンボマスターが気になって仕方がない
■サマソニかよ! ブンブン。よりにもよっていちばん優先順位が低いやつに…てかもう予定入れてしまったよ…
■smart 伊賀大介さんの連載ゲストが大森くん。珍しく本音らしきものを吐いてます こういうの読むとこのひとの仕事が面白い所以がちらっと見えて嬉しかったりする 役の振り幅の広さはこういうスタンスから来てるんだなあ、で、このスタンスが私は好きなんだなあと改めて思ったり Tシャツがカート・コバーンのポートレート。最近NIRVANAものよく着てるねー
■伊賀さんと言えば 『ダム・ウェイター』の衣裳も担当されてますね。AチームはプラダでBチームは(メンズ)プラザ(青木)なーんて高橋さんが言ってたけど(大笑)実際はどうなんでしょ?
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2004年05月26日(水) ■ |
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日記らしく |
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毎日更新しています。はいそうです、バレーのせいです。今日はきっと皆サッカー観てんだよ…
なんかもーここ迄来ると面白くなってきた。いや、嘘です、強がりですよ! もー5セットになったら絶対勝てない!って雰囲気がありあり! 山本くん相当疲れたまってるみたいだ…もちっとはやく替えてあげた方が良かったよ… そしてやっぱり齋藤くんが前の時は甲斐くんか宇佐美くんが止めよる! 何故だセンター!なんでセンターが止められん!(泣) て言うか甲斐くんとか宇佐美くんは手の出し方が巧いんだなあ、背が高いだけではダメなんだなあともう試合結果に目を反らしがちに…でもちっちゃいとセット増えるにつれ疲れが出るでしょ、跳べなくなるでしょ。つーらーいー 齋藤くんも山村くんも打つ方は悪くはないんだよね…
それにしてもサーブミスすごい。他のチーム30〜40本台なのに78本だよ!ダントツ。イコール78点相手に献上してんのよ!勿体なさすぎる
宇佐美くんがもうダメっす発言してしまったのがショックだよ… ああ言っちゃったよ…選手が言ってしまったら! 試合中目に見えてテンパッてたしも〜ツラい! 甲斐くんがあんなに泣いてるの初めて見たよ… (追記:思い出した、筑波が4連覇した時泣いてたわ。でもこれは嬉し泣きだったからねえ) 今日は相当マークついてた割に打ち切ってましたね、バックセンターからの低!速!のも打ってたし<これもっと増やせばいいのに。本人の調子は良かったと思うよ…
つうか山本くんが泣いたのにもビックリしたけどな、昨日 いやあんたらはようやってるよ…これが今の限界なんだよ… まあいろいろと気の毒ですよ、選手だけのせいじゃないし
川合さんの解説が面白くてなあ。そうだよこのひとはずっとそうだった〜こういうひとだった〜おっそろしくプレッシャーに強いひとだった〜。このひとが言うと説得力ありすぎです。こういうひとがチームにはいた方がいいんだよ…今は…い、いないなあ…
あ、そういえばコートサイドの席に寺廻元監督がいた。結構好きな監督さんでした。すっごい批判されてたけど方針は間違ってなかったと思うんだけどなこのひと。でもまた監督引き受けるってこともないだろうし…
あーでも、ラリーポイント制にずーーーーーっと馴染めなかったんだけど、だんだん面白く観られるようになってきた。導入当初は3点離されたら諦めれって感じだったけど、今は5〜6点とかでもひっくり返せるもんな(て言うか、これをひっくりかえされる日本もどうなのか)これで勝てれば手放しで楽しんで観られるんですが(…)
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2004年05月25日(火) ■ |
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うーわー |
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もおー。すみませんあと数日はこんな感じです。
フルセットで連敗て、キツいよー 山本くんのがんばりは認めるけど、やはり今日の終盤は決めなきゃいけなかったよー でも周りもフォローしてやれよー 宇佐美くんももっと打ち屋の様子を見られなかったのかよー うーんでも山本くん以外で連続で任せられるサイドが薄いのよー 齋藤くんブロックどうにかしなよーせ、センターなのに もはやコミットで跳んでるようですが何故それで止まらんのよー て言うか10セットで0て!ちょっと待て!(泣) 川合さんの読みのが全然当たるのな 川合さん怒ってるよーそら怒るよー て言うか流石センターには厳しいね(苦笑) サーブミス多過ぎだよー て言うかイージーミスも多かったよー
て言うか韓国が全敗してるのが気になるんですけど。フランス1セットも落としてないな。 となるとー
とセット率の計算してたら眠くなってきたのでやめました。
4年毎に言われてることだけど、協会から何とかしないと…もう20年ばかしこんな感じでしょう…ダメになっていくのを目の当たりにしてきているのでやっぱツラいですよ。選手人口を増やすとか小学生からバレーに興味のある子を増やすとかそういうとこから始めなきゃいけないし。20年前から言われてるのにーああ歳がバレる!(笑)
始まる前は「無理無理」とか言ってたけど、実際観るとアツくなりますな…阪神タイガースのファンってこんな感じなのかね…でもタイガースは去年勝ったし!今も首位じゃなかったっけ?いいな!(問題がすりかわってます)
パワー、スピード、滞空力。ひとが空中で止まっているように見える。男女ともに面白いスポーツだし、そして何より、ボールを落とさないのがルールって言う競技、他にないでしょう。好きなんだようバレーがああ。
あーうーこういうことを書くのはホントは行けな(以下略)
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2004年05月23日(日) ■ |
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あああ |
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負けよった…男子バレー。
えーと本日はブツブツ言ってるだけですよ!ホントは昨日早稲田演劇博物館に行った時の話を書く予定でしたがそれは明日以降にしますよ…。
あとはーえーとー中国がオーストラリアに負けて日本が韓国とオーストラリアに勝って、なおかつセット率で中国を上回ればいいんだっけ?あーでも今日落としたのは痛い。
殆どバックセンター使わなかったなあ。使えなかったのか?特に後半はオープンばっかりだったし。ブロックも少なかった。振られっぱなしだったなあ。
いやでも山本くん、いい選手になったね…負けちゃったけどね…最後は集め過ぎとは思ったけど、あの状態ではこのひとにあげるしかないかね。でも終盤は捕まるなーと思ったけどね。あんだけ集めて最後止められたから仕方ないかね…。
甲斐くんも調子いいね…負けちゃったけどね…ホントご両親とそっくりだよね…ははははは。ウチの父親から「甲斐の親は顔知らなくてもわかるから」って言われてて、大学リーグで見かけてあれきっとそうだ!と思ったらやっぱりそうで。似てる似てるあっはっは!…って和んでる場合じゃ。せっかく怪我から復帰したのにー。
今中心になってるメンバーは、いちばん大学リーグに行っていた時期観てた選手が多い(当時某誌で大学リーグのイラストレポート描いてましてん)ので、勝手に親近感を持っている。いい思いしてほしいなと思ってるんで。明日以降も諦めずにがんばれ。いやがんばってると思うけどね。
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2004年05月18日(火) ■ |
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『ダム・ウェイター』Bバージョン 2回目+α |
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『ダム・ウェイター』Bバージョン@シアタートラム
おぼえがき。ネタバレしてます。
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■虫が飛んでましてね…仕込み?と思うくらいのヤな感じ ■またうまい具合にステージの上を飛び回るんだよね ■ステージが明るいからだろうけど ■無彩色系の照明に、この虫の存在もプラスされても〜なんてーの、頭の奥がジリジリ。効果音かと思ったら自分の耳鳴りだったり ■地下は嫌だよ!(泣) ■でも職場、9月に引っ越すんだよー今度は地上階だって。うれしー
■Aを観てからこちらを再見すると…ああ、ベン、知ってるっぽい! ■今日の「そいつ」が誰なのかをわかってるっぽい! ■しかもこっちのベンは最初っから知ってるっぽい! ■で、わかってて段取りの説明してるっぽい! ■ああやっぱガス可哀想だ〜(泣)
■こっちのガスはひとりボケつっこみで、なおかつベンからもつっこまれるのでホントに間抜けっぽい…アホのコみたいだ… ■「防音なのか?あーっ!!!わからない」の流れがおかしすぎる。「わからない」の言い方とか ■通話管に気付くの遅いし(笑) ■序盤「なんだよこれ〜」っていじってたじゃん! ■ジェンヌにダメウェイターて言われたよ!(笑泣) ■その反面実は仕事出来る感じがするんだよね… ■殺し屋としてはヘマしない感じがする ■何故だ!高橋さんが格好よく見えるからか! ■でもお茶を煎れたりとかは気が利かなそうね〜 ■蒸らす時間とか適当でまっずいお茶出しそう(ひどい) ■きっと他ではつぶしきかないよ…(ひどい) ■だからこの仕事やだな〜なんて思うなよ、転職出来ないって(それもどうなのか)
■次元〜☆ ■違います。浅野さん ■うーんルパンと言うより次元かも! ■かあっこいい〜 ■声もいいんだよねー。中音でハスキー ■どうすんのかなーベン。ガス撃っちゃうかな ■とは言うものの、ベンのことひっどおい!とかは思わないなあ ■そういう職業なんだもん ■せつねーとは思うけど(涙) ■浅野さん、以前やった時はガス役だったそうですね。観てみたかった〜
■マッチに火がつかなくてヒヤヒヤしました ■あとガスの蹴ってたパッケージが客席に落ちちゃった。もっと蹴りたかったでしょガス(笑) ■マッチ入りの封筒、どうやって落としてるの?仕掛けがわからないよーピンとかで留めてるのかな
■あ、あとねえあの呼び笛の音が好きだ〜。終盤、上の階から聞こえてくる方 ■ちょっとエコーがかかる。シーンとした中の残響が耳に沁みる ■これは耳鳴りじゃないよ!(笑)
■不条理劇って、話が繋がらないとかってのが重要ではなくて(しかし辻褄もそれなりに合ってしまうところが『ダム・ウェイター』の面白いところかも)「あんた何でそんなことすんのよ!」ってとこが私は好きなのかも ■辻褄が合わないなら合わないで、登場人物は何でそういう言動をするのかな?ってのが。心情を考えるのが楽しい ■何でガスは傷んだお菓子ばっかり持ってくるのかとかさ(笑) ■オールビーの『動物園物語』も然り。これも話の流れからすると不条理じゃないよね。ジェリーは話がしたかったんだよ
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■そういえば 浅野さんて、『ドライブイン カリフォルニア』初演で若松役だったんだよね。今回トオルさんがやった役。どんなだったんだろー
■WIRE04 ひととおりメンツが出ました。やたっ、イシイくんが出る!DJだけど。電気と同じ日だー嬉しい!タイムテーブル被りませんように
■……フジに… ウィルコ・ジョンソンが来るよ……
■ASH『MELTDOWN』 出ました新譜。いい!好き!ジャケットのアートワーク(メタルバンドになったかと)とは裏腹にせつねえー。このメロディにティムの声。でも音はよりハードになってます。うっひょー! 新曲のクリップ観て、ティムが右腕にタトゥー入れたのを知ってショックだった(母心)…あのつるつる腕でノースリーヴ着てるのがかわいかったのに!大人になったのね…。そしてシャーロットはどんどん男前に。ティムを頼みます(笑)
■しかし何で あんたらもフジやねん…(泣)
■チバ一発変換 あのあとひと通り試してみた。あべはアベと出た。うえのはウエノ、くはらはクハラと出た…ううっ(泣)
■毎度マヌルネコ そろそろ切れた。見たいー。昨年行った東山動物園から、上野動物園にメスが1匹引っ越して来てるらしいのね。前上野で見た時は3匹くらいいたんだけど、今はオスとあわせて全2匹らしい。誰か死んじゃったのかしら(泣)
■同様に そろそろ鎌倉も切れた。行きたいー
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2004年05月15日(土) ■ |
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日本総合悲劇協会 Vol.4『ドライブイン カリフォルニア』+バレーのはなし |
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日本総合悲劇協会 Vol.4『ドライブイン カリフォルニア』@本多劇場
思えば大人計画関連をきちんと観るきっかけになった作品だ。大人ものにはちょっとビビっているところがあって、映像では結構観ていたのだが(『演歌なアイツは夜ごと不条理(パンク)な夢を見る!』とか好きだったなあ)なかなか劇場迄足を運べないでいた。
しばらくしてこのニッソーヒが始まり、観てきたぢゅんこさんから「松尾スズキって…すごいよ。偏見とっぱらって観てみた方がいいよ」と言われた。結局この時はチケットがとれず、観ることは叶わなかった。念願の再演、当日券でやっと入り込むことが出来ました。とれて良かった!
前回の『業音』は相当ヘヴィーなところ迄行ったけど、今回は松尾さんの優しさみたいなもんがビシビシ感じられるものだった。ひとの命は軽い。簡単だ。すぐに死ぬ。しょうがない。それでも、残されたひとは生きた方がいいんだ。うっかり死ぬひとだっているんだ。それはあなたのせいじゃないんだ。
観られて良かった。
たがめちゃんかわいかったー。声がいい!小池栄子ちゃんがすんなり馴染んでてすごいなあと思った。仲村トオルさんおいしすぎた。役にハマりすぎ(笑)あと蝉之介くんがうまくなったな〜なんて思った(何様)普通にじいさんやれてるんだもん。はいりさんはやっぱすごい。久々舞台でのトモロヲさんを観られて嬉しかった。そして小日向さん!ベビーフェイスだけにああ言う妹への歪んだ愛情表現の気持ち悪さがじわーっと出ていて良かったな…悲しくなった。
秋山さんは『透明人間の蒸気』本番とこっちの稽古が同時進行だったそうで、大変だったんじゃないかな…一段と細くなっていたような。その分役柄の痛々しさがもうたまらんかった。
「紙が余ったのでUAの似顔絵を描いてみました」がやっと観られて嬉しかったよ!ぢゅんこさんからこれの話聞かされてたけど、観てないから意味わかんなかったんだよ。これか!と思ってすごいウケたわ…。それにしても良々くんの台詞で泣かされたのが悔しい…って、その直後の椿ちゃんの「こうして私は美人になりました」で大笑いしてたんだけど。松尾さん、ホント美しい言葉書くよね…。で、すぐに襟首掴んで引き戻すんだけど。照れ隠しじゃなくて、「こんなんで感化されんな!」って言われてるような気分になる。
あ、あとパンフレットの表紙のイラストがすごく良かった。カウンターにいるユキヲが見ている竹林。花が咲いて、一斉に死に至る竹林が、ユキヲとマリエをそれぞれ違う道にいざなってくれたんだ。大丈夫、皆いずれ死ぬ。急がなくてもいい。
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■おめでとー! 女子バレー。よかったああああ(涙)韓国戦第3セットの21点くらいからもー泣きながら観てました(アホ)マッチポイントん時近所から「きゃあああああ」と悲鳴が聞こえた。多分中継を観ていたと思われます。昨年W杯の時も同じ方向から同じ悲鳴が聞こえてたので、同じ家のひとだろう
■思えば 4年前、出場権逃した時ってRATMを観に幕張に行ってたんだ。で、終電逃したんでどるさんとこに泊まらせてもらって、その時にはもうスポーツニュースも終了してたんで気が気じゃなくてweb見せてもらったんだ。そしたら負けててさあ!しかも2セット先取のマッチポイントからひっくり返されたって!も〜ひとんちで呆然としてましたよ。ああでも今回は行けるのさ!嬉しい!
■しっかし 大丈夫とは思ってたけど、出場権獲る前から「五輪でメダルを狙う」なんて言ってるんでおいおい今から言ってるなよ、と思ってました(苦笑)しかし半年でグンと伸びたよね、確かに…。良かったなあ
■それもあって 選手も比較的落ち着いてたよね。泣いてはいたけど。ちゃんと先を見てるんだな。ロシア戦には負けちゃったけど、課題もハッキリしたし良かったんじゃないでしょうか
■個人的には 佐々木!佐々木!!佐々木!!!ずっと応援してるんで嬉しかったよーホント男前(笑)そんな男前の佐々木がちょっと泣いてたろ!それ見てこっちが号泣。やーもーステキ〜!一時期に比べて随分身体も軽くなったみたいだし、それでいてパワーは落ちてない。ああ、格好いい。嫁にしてください
■しかし あんだけ縦が使えればセッターもさぞ組み立てが面白いだろね。サイドも好調だったから尚更。5箇所どこに上げてもいいやん。また面白いくらいカットが返るから!
■次は男子だ が、がんばって…一応8年計画て8年前に言ってたからな。毎回そう言ってるけどな(…)
■堺の新体制 が発表に。主将、千葉くんだって!この前入団したような気がするが、時が経つのは早いねえ。しかしライトひとりなのな、セッターもな(市橋さんがコーチと兼任だが)
■今 「ちば」で変換したら一発で「チバ」と出た…
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2004年05月13日(木) ■ |
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『ダム・ウェイター』Aバージョン |
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『ダム・ウェイター』Aバージョン@シアタートラム
のわ〜全然違ったよ!以下おぼえがき。ネタバレしてます。
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■入場しようとしたら、入口付近に赤いシャツを着た黒目クリクリのひとが。…中村達也さんでした ■ななめ前の席に鈴木杏ちゃんが。か、かわいい…!オフィーリアで観たままよ!美しかった〜 ■誓さんもいらしてました♪
■開演前の諸注意、Bチームがやってました(笑)
■蓋を開ける感じのオープニング。鳥かごのカバーとるみたい ■セット、小道具は徹底した具象です。線の入ったお皿の話するじゃないですか、それをあとでちゃんと見られるのが楽しい。ガスはこういう食器の柄が好きなんだね、とか ■ガスがまた嬉しそうにその皿見せるんだよね〜
■ラウド!ラウド!ラウド! ■役者さんの言動がね ■その分台詞がないシーンの静寂がすっごい効く ■この静寂部分、「ブーン」とか「ゴー」と言うようなノイズ効果音を流してたように思うんですが ■これがじわじわ怖さを増幅させる ■とか言って、ただの空調音だったりしてな(笑) ■それくらいこっちの五感が触発されるんですヨ! ■照明もかなり微調整してた。じわーと暗くなったり明るくなったり ■階上から光が射してくる感じの照明がよかったなー ■ダムウェイターのトビラから射してくる光も ■上に行きたくなる。部屋から出たくなる。地下はいやだなと思う ■今の職場、地下なんだよ…外の天気とか全然わからないんだよね。時間感覚もなくなりがちです ■ああ窓から光が射すっていいな!
■閑話休題。で、観てるこっちもピリピリしてるもんだから ■ガコン、とダムウェイターが動くとびっくーとなったりしてな。パニック!パニック! ■で、ガスがすんごい不用心なのよ。イージーにドア開けちゃったり、ダムウェイターに首突っ込んじゃったり ■ベンと一緒に「おわああ!何すんだ!」って狼狽しちゃうよ! ■ここらへん、おふたりともスナネズミのようでした(笑)カサコソセカセカ動くんだもん
■ガスがかわいくてなあ ■その分すっごいかわいそうだった〜 ■ハメられた!って感じで ■でも多分うすうす気付いてたんだよ… ■最後に、う、うなずくし!(泣) ■ベンもそう。途中で明らかに勘付いたって言動を見せている ■この「気付いた感」を至極ハッキリ見せているので、この先に何があるかってのを、観客も否が応でも考えさせられる ■で、そのいや〜な雰囲気の中で新聞の読みなおしするとこが切ない〜
■ガスだらー、ベンぴっしーは元々の戯曲指定にあるのかな?共通していました ■ベン、マイハンガー持参(笑)ブラシもね ■ムラジュンは汗っかきなのかぬれねずみのようになっていました ■それがますますかわいそーなたたずまいを増幅させてさ! ■うわーんかわいそうだよ! ■とガスにかなり感情移入してしまった
■こっちのガスは弟分、後輩って感じ ■たよりな〜いけど見捨てられない感じ ■ベン、ガスのことうざがってるけどかわいがってんだろなって感じ ■お菓子はどっちも好き(笑) ■文句言うならベンも自分でおやつ持ってこい!(笑)
■あんなに血管切れそうになってる堤さんを観られるのは貴重です(笑) ■普段の声設定が低音なので、癇癪起こしてる時のたっかい声がおかしいよ〜
■序盤、ガス「やかんに火をつけられる」って言ってなかったっけ? ■マッチ貰った時「ああ、これでやかんに火をつけられる」って ■わざと?たまたま?仕掛け? ■こっちはリピート出来ないから確認出来ないよ!気になる!
■スズカツさんは彫刻型、裕美さんは建築型って言ったのは飯島早苗さんだったっけ? ■ま・さ・に! ■で、こっちが勝手に思うに、オットコ前バージョンは実はBじゃないかと…Aはチャーミングバージョン ■Aのおふたりかわいいんだよ〜
■AとBでは役者さんの拠点が左右逆になってた ■今回何故か下手よりの席ばかりとれてしまったので、Bの時に見えなかったものがAで見えたのが面白かった ■「最初の11人」の写真とか ■Aは45°に部屋を配置しているので、役者が左右に分かれても視界から反れることが少ない。鳥瞰気分が味わえます
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■マッチ売りの少女気分 帰りにきたはらさんに教えてもらった2929しいバーガーが食べられると言うカフェに行ったら、満員で入れなかった。…1週間くらい前から行こうと決めてて楽しみにしてたのにー(泣)店内では皆たのしそうに29を食べている。入れてくれ!凍え死ぬ!嘘です、今日めちゃくちゃ暑かったよ〜
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2004年05月10日(月) ■ |
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『ダム・ウェイター』初日(Bバージョン) |
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『ダム・ウェイター』Bバージョン@シアタートラム
開幕しましたよー以下おぼえがき。と言うかもはや反射で書いてます。バリバリネタバレしてます。
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■開演前の諸注意アナウンスをAバージョンのおふたりが。「オットコまえバージョンのつっつみしんいちとむっらかみじゅんがおおくりしました」だって(笑) ■てことはAの諸注意はBチームがやってるのか?
■おおお、オープニングからして… ■派手! ■殺し屋ふたりがダム・ウェイターにのせられてるみたい。俎上にのってる感じ ■トラムの構造を巧く使ったなー ■スズカツさんて劇場の設計よく見るんだろうな ■舞台上のことだけじゃなくて、ハコ全体の構造のことね。天井の高さとか、奥行きとかの空間をどこ迄フリースペースとして使えるか ■で、スペースゼロでやった『シープス』のことなんぞを思い出してたら… ■さ、最後の曲!最後の曲がっ! ■『シープス』で使われてた曲ーーー!!! ■だよね?だよね?誰か憶えてないか!?そうだよね?あれだよ大石さんが出て行く時の曲! ■うわあびっくりしたーラストの演出と相まって心臓バクバクしちゃった
■ガスが部屋をやたら出たり入ったりするのを観てたら、ジァン・ジァンでやった『ウェアハウス EX』を思い出した ■マサルくんとスグルくんのあれですよ ■「度々部屋を出て行くが、すぐ戻ってくる」 ■「時々自分の言葉で話さなくてはならなくなる」 ■小道具が透明ものだったのが、水を連想させたのかも ■『ダム・ウェイター』てジァン・ジァンでやったらあの閉塞感が面白いだろうなあなんて思った ■ジァン・ジァンもうないけどな(泣) ■あ、そういえばジァン・ジァンでこれの翻案もの『ダム・ウェイトレス』を観たなあ ■渡辺育子さんと柳岡香里さんの。面白かったな〜
■小道具と言えば ■新聞の音! ■フィルム状の素材に見えたけど、ああいうので紙みたいな音がするんだね ■新聞を読んでるようで読んでないようなベン ■これとかコンビニ袋のかしゃかしゃ言う音と、効果音のデカさが面白かった ■ガンホルダーもビニール素材、銃も水鉄砲
■そうそう音! ■音がねえ、怖いよ!ビックリするよ! ■音なしでホラーとか観ると怖さが半減すると言うけど、効果としての音ってポイントだよね… ■ミステリーのフォーマット。こうやってみると不条理でも何でもないような…と言うくらい解りやすくなってた ■それは話の流れのことで。登場人物の心情とかを解釈するにはいくらでも道がある。面白いなー ■あとツッコミ入れつつ観ると楽しい。何でお菓子送っちゃうんだよ!とか(笑)
■ほらーそこらへん考え出すとさあ、ガスがやたら部屋を出るのも実は他のとこから指令もらってんじゃないの?とか思ったりするじゃん ■ベンはベンで落ち着いてるようでピリピリしてたし。やかんのことでつっかかるし(笑) ■ホルダーを装着するのにもたもたして、ガスに手伝ってもらったりしてたしね ■ガス、世話焼き女房みたい。お菓子好きだしね(笑) ■ふたりのベッド上の違いが面白かった。ガスすんげーちらかしてんのね。ベンの方はぴっしーとしてる ■服の着こなしも。ガスだらー、ベンぴっしー
■高橋さんが……… ■か、格好いいよ! ■髪型も今の方がいいって!絶対!ヒヨコみたい! ■あと「私脱いだらすごいんです」だった(笑) ■オープニングではランニング姿なんですが、上腕の筋肉とかすごい綺麗についてるの ■浅野さんスタイルいいー! ■シンプルなシャツ、パンツだと際立ちますね ■脚長い、バランスいい、ルパンIII世みたいだったよ! ■かっこええ〜 ■パブリックイメージとしてはこのふたりが裕美さんバージョン、堤さんとムラジュンがスズカツさんバージョンな印象があるけど、演出の味が出るって意味ではこのキャスティングはベストだと思った
■脚本に関してはそれなりにいじってます ■お互いの名前を呼ばない ■これ一昨年の『動物園物語』でもそうだったな。ふたりはお互いの名前も知らないまま別れる ■とは言え、これはAバージョンも同じらしいですね(プログラム参照) ■あとサッカー好きな!これはスズカツさんならではだろ!(笑) (追記:なーんつって、帰った後資料読み直してみたら元の方にもしっかりサッカーの描写、ありました…すみません!ああなんかうまい具合ハメられたみたいで悔しい〜!) ■「みんなアウェーだよ!」に大ウケ ■フットボールとお茶好き。イギリス人〜
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Aバージョンは木曜日に観に行きます。Bは「スズカツだったねー」((C)サガラさん)だったからね。裕美さんは裕美さんだよーきっと。ブラックコメディの面が強く出るんじゃないかな、楽しみ!
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2004年05月08日(土) ■ |
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『CASSHERN』『ロスト★マイウェイ』+α |
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真逆のようで根底は似通っているような2本をハシゴ。振り幅大きいような一周して帰ってきたような。
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『CASSHERN』@渋谷シネパレス1
序盤は画ヅラのすごさに圧倒されて、それがちょっと裏目に出て「…よく描いたなあ」と感心することしきり、話を追うのが留守になる。それでも展開に付いて行けたので、冗長になってるとこがあったってことだな…でもこれだけのもん撮ったら親心みたいなもんがついて、カット出来なかったのかなとも思った。とにかく画はすごい、デカいスクリーンで観て良かった!
とは言えカット数があまりにも多いのでアクションの流れが分断されてしまい、迫力に欠ける部分があったり(キャシャーンとサグレーのファイトシーンとか)するのは気になったなあ。あと伊勢谷くんは、台詞がないシーンではすごく雰囲気があるのに、喋ると一気に芝居が失速する(…)ような〜うーんうーん。
でもねえ、そういうつっこみどころを探したらいくらでも見付かるんだけど、この作品の熱みたいなものが切実なんで、まあいいかと思えちゃいました。「言いたいこと」「聞いてほしいこと」がすごくクリアだし。元のアニメにあった(ええ観てた世代ですよ!)「どっちにも都合があんのよ」「でも戦争って不毛なもんなのよ」ってテーマがしっかり受け継がれていたし、それを今公開してるってのも意義のあることじゃないかと思った。ここらへんは紀里谷監督のアツさが効果的だったんじゃないでしょうか。
と言うわけで、結構好きな作品です。実はすげー泣いた。特にアクボーンが死ぬシーンではも〜…アクボーンおかしかったのに…最初は宮迫さん目ぇむき過ぎ!とか笑ってたのに(笑)いいコだったなあ〜身体の弱いコで大変だったよねえ…このコが時折見る夢(記憶ですな)のアニメーションがかわいかったです。あと要潤くんのスタイルの良さが素晴らしかった〜ほんと見栄えする。『動物のお医者さん』と言いこのひとはマンガのキャラクターをまんまやれてしまうとこが凄いです。劇画顔。この前の『エースをねらえ!』ドラマ化、このひとに宗方コーチをやってもらいたかった(笑)
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ワラ(^O^)番長『ロスト★マイウェイ』@ユーロスペース2
ユーロスペースが手掛ける『映画番長』シリーズの第一弾、『ワラ(^O^)番長』中の1本。この日は主演の松重豊さん、古澤健監督、古澤監督の恩師でもある黒沢清監督のトークショウ付、ラッキー。
古澤監督は、黒沢監督が教鞭をとる映画美学校の第一期生だそうで、同期にはあの『呪怨』の清水崇監督も。当然その話題になり、「古澤悔しい?やっぱ(笑)」「意識はしますよねえ」。ここらへんから黒沢監督の毒モードが入りだし「教え子とか助監やってたヤツらがどんどん抜いてってさあ、青山真治とか…清水なんてハリウッドデビューだし」「芥川龍之介の『蜘蛛の糸』みたい。俺の糸だからついてくんな!と思うんだけど、それ言ったら糸が切れちゃいそうで」「(古澤監督とは)長編デビューしたからもうライバルですよ。今後一緒に仕事をすることはないです、どうやって潰そうかなと思ってる(笑)」とか言って大ウケ。
松重さんはどちらの作品にも出演しているので、間に入って困り顔、みたいでおかしかったです。映画デビューが黒沢監督の『地獄の警備員』なので、そこらへんの思い出話も出て面白かった。しっかしほんっと痩せたよねえ…脚とか、ほっそー!身体うっすー!痩せ始めた時は病気かと思ってハラハラしてましたが。現在『血と骨』の撮影に入っているそうで、坊主になっていました。格好よかったです。ゴツいブーツ履いてて似合ってたー。
さて本編ですが、もうアホ映画です!出てくるひともダメダメです。目から破壊ビームが出るようになった人物を巡ってゆる〜い陰謀やゆる〜いバイオレンスが展開…なんかストーリーを説明するのもアホらしい。そのアホさがよくてねえ。空を見上げてたら飛行機を消滅させちゃったりさ(笑)そういうゆる〜いのが。で、そういうゆる〜いのにアレックス・コックスが特別出演してるアホさもまたいい!
アホっぷりな中にもダメ男の哀愁があったり、友情があったりして最後はホロリ。ばちかぶりのエンディング曲もよかったです。あぶらだこも!いやあ、いいもん観たー。
あ、あと出てくる動物がいちいちかわいかった。山羊とか犬とか。のたーっとした感じ。愛らしいアホ映画でした。やっぱ戦争はいかんよ!
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■『ラブドガン』 チラシ、見付けただけでも5種ある。全部で何種あるんだ?新井くんのバージョンが迫力です。ホントこのひとの目ヂカラはすごいよーこわー
■思ったより重い 『21グラム』前売りを買ったら、オマケで21g分銅を貰いました。…これが魂の重さなのね
■背に腹は代えられず 使い方が違うような気も…やっぱウドーフェス行くことに。2年観てないしペッパーズ!来た時には行っとかないとって不安があるからペッパーズ!いくらバンドの状態が良好でも、トラウマは大きいです。ペッパーズ以外のメンツは1日目の方が気になるひとが多いんだよね〜THE WHOとかウェラーとか。ううー
■ホントは フジもずっと気になってるんだよ…ルースターズがオリジナルメンバーで(!!!!!)とかさ…でも3日間通し券のみの壁は厚い。パールジャム出る可能性が捨てられないだけにブルブルです
■ファンとしては パールジャム、ロスキルデの件があったので、フェスにはもう…って思っているバンドの足がかりにフジがなればいいなとも思うけどね
■いやでも 3日間通し券のみってのはなあ
■あのじさんから 「ジャニーズの生田くんが某誌で連載を持ってるんだけど、今月号にスズカツさんの話が出てるよ!」と教えてもらう。生田くんとアツヒロくん、古田さん、スズカツさんで焼肉行ったって話を書いてるそーです。……アイドル誌にスズカツさんの名前が。き、記念に買うべきか
■そんなこと言ってる間に 『ダム・ウェイター』の初日が目前です。うひーたのしみー
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2004年05月05日(水) ■ |
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『KILL BILL VOL.2』 |
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『KILL BILL VOL.2』@新宿ピカデリー2
ネタバレしてます。
ブライドが埋められた棺桶から脱出!のシーンでボロ泣きしましたよ。何でここで泣いとるねん!何かねえそういうとこが妙にツボで…パイ・メイとの特訓シーン、わざわざ劣化した画質にしてるとことか。カンフー映画てこういうトーンだよね、フィルム傷んでますって感じの。オープニングの白黒ホラー映画調のトーンと言い、タラちゃん(敬称)の映画ラブっぷりがてんこもりでねえ…。
エル・ドライバー(だあーダリル・ハンナ格好いい!男前!)が死ななかったのが意外。これはVOL.3も有り得る?パンフを読んだら、現場の思いつきで急遽こうなったそうです。よってVOL.3の構想もアリ!実現したらオモロそうだな〜。VOL.1でヴァニータの娘は殺されなかったんで、今度はこのコが大きくなってブライドを殺しに来るかもな、とか。今度はB.B.の目の前でシリアルファイトを繰り広げたりな。そういう妄想にもワクワクしたり。
『ジャッキー・ブラウン』が好きな者としては、タラちゃんの渋ラブ会話劇を堪能出来たのは嬉しかったです。4歳の子供が知る死生観の話とか。あとバドの「殺されても仕方ない」発言とか、わるもんのわるもんたる業みたいのが必ずあるじゃないですか、このひとの作品て。アメリカ映画にありがちな逆転人生!とか人生はやり直せる!ってのがあんまりない。まあわるもんはわるもんでやり直さなくても生きていけるもんなんですが(飲んだくれになったりもしながら)。そこが面白かったりもする。後悔はしても仕方がないと思ってるひとが多いよなあと思う、そこらへんが切ないなあ。
ギュッと詰めて1本で公開した方が話的には締まったかもなとは思ったけど、この見事に違うトーンは分けた方が面白かったよな。広告展開でメリハリつけられる(公開日が待ち遠しかったし、ワクワクするイベント感が楽しめた)利点もあったし。VOL.1のみの出演者もしっかりエンドロールにクレジットしていた(しかも画面付!)ところにも、シリーズものへの愛情が感じられた気がしました。麿パパ出たしね!田中さんはしっかりBOBA名義でした(笑)選曲に関しては通しで観た方が気付く部分が多いかも知れないです、歌モノの歌詞とか。タラちゃん作品のサントラはこういうとこもツボ!
待ってて良かったタラちゃんの新作。次も待ちますよ、何年かかろーと。思えばこのひと、監督作ってまだ5(『KILL BILL』を1作とすれば4)作なんだよね。
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■おつかれさま! 中垣内さん。ホントに長い間いい景色を見せて貰いました。監督業楽しみにしてますよー、いいプレイヤーを育ててください
■行けるかどうか 五輪最終予選。女子は結構…なんとかなるんじゃないかと…。男子はねえ、男子は…(黙)
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2004年05月04日(火) ■ |
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シティボーイズミックス『だめな人の前をメザシを持って移動中』 |
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シティボーイズミックス『だめな人の前をメザシを持って移動中』@アートスフィア
…ゆるい!毎年こうだ!大好きだ!(笑)
しかしここ数年の、坪田さんと細川さんが手掛けたものの中ではいちばん好きかも。すんごいくだらないところにしょうもない伏線が張ってあるところとかさあ〜。アホや、もう。うどんのネジとかさ。釜揚げうどんが出て来た時、客席に「…うどん!ネジ!」って空気がじわじわと拡がって、実際に口に「ネジ!」と出してしまったひともいて(大笑)終演後のだらだらトークで「『ネジ!』って先に言ったお客さんがいて!」と指摘されていました(笑)
もうねえ、まこと(愛ゆえの敬称略)のこと大好きなのよ!キャーステキ!初めてシティボーイズで最前がとれたので(何でだ…ここで運を使わなくても…)嬉しくて前日はパックしましたよ!がんばってぷるぷるお肌を目指したよ!この気概を買ってくれ!(誰が買うんだ?)いやんもうまことかっこいいわ〜女装もかわいいとか言っちゃう!あの中途半端な胸パットが、中学生くらいの発育途中の胸みたいでイヤらしさ倍増だったわ!赤いカーディガンも似合うわ〜何着ても似合うわ!皆まことを怒らせないで!ツッコミばっかりさせてると血圧上がっちゃう!本番中に倒れちゃうから!でもその怒ってるのが面白いんだよね…(鬼)
きたろうさんも斉木さんも反則過ぎる。素で段取り忘れてるだろ!って言う。オープニングの口上を皆で言うとこ、斉木さん観てたら全部最初のワンセンテンス言ってないんだよ。憶えてないだろ!って言うか、もう憶える気ないだろ!明日が楽日だっつうの!ああそんなとこがステキだ!
あと有志さんが素で台詞を間違えて(ドラムロールの会に入らなきゃいけないのに「ホルンの会に入れてください!」と言った。ホルンの会はライバルだよ!)ドつきまわされていた。有志さんがしっかりしなきゃどうするの!ただでさえせいこうさんがいないのに!歯止めがきかなくなるよ!
しかし、シティボーイズでこういうハプニングがなかったら何だか損したような気になるんだよね〜(笑)今年も皆さんお元気そうで何よりでした。
今回の若手くん・チョップリンの西野くんて野球の小宮山選手に似てるなあと思って観てました(笑)顔と声のギャップがオモロかった。身体の線も綺麗です。小林くんは掴み切れなかった…と思っていたが、帰ってみればいちばん印象に残っていたのがこのひとの「(む)ぅ〜ん」だった。恐るべし。
あ、PE'Zの音楽もよかった!番場さんの映像は最後のNGショットに笑い転げました。散々笑ったあとだったんで、まだあったか!って感じで爆笑だったよ〜。
あ〜パックの甲斐なく笑いジワくっきりですよ。頬骨も痛い。もうええねん、それで(笑)来年も楽しみです。
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2004年05月03日(月) ■ |
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『ディック・ブルーナ展』+マーロウのプリン |
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『ディック・ブルーナ展』@そごう美術館
結局横浜の方も観に行ってしまいました(板橋の方の感想はこちら)うさ公かわいいんだも〜ん。
企画や会場のレイアウトは断然板橋のが面白かったんですが、快適に観られるって意味ではそごうも良かった。混雑してはいたけど、館内が広いのでゆったり出来た。ペーパーバックシリーズやっと全部観られたよ…。このブラックベアシリーズ、江戸川乱歩の作品集も出版してたんだね!ブルーナ装丁の江戸川乱歩集ってシュールな組み合わせに目がまわりそうに。でも馴染んでたよ〜、流石。
「速報」として、うさこちゃん最新刊の展示もありました。うさ公がおねーさんになったよ!お話では生まれたのが弟か妹か明らかにされていないので、今後の展開も楽しみでっす。うさ公は学校の皆にお祝いのお菓子を配っていたが、オランダではそういう風習があるんですか?
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帰りにそごうのお菓子売場でお買い物。マーロウってとこのプリンを買って帰る。うまかった!ちゃんと苦いカラメルで、エスプレッソ味もいい香り。結構デカいビーカー(200cc)入りで、食べたあとは計量カップとして再利用出来るように目盛り付。
ロゴマークがくわえタバコのしっぶいおっさんで、マーロウてフィリップ・マーロウ…?と思ったらそうでした→お店のHPはこちら(通販も出来るよ〜)。しぶ〜い。マーロウだけになめらかプリンなんてヤワなもんじゃないのだ!こんなにデカいのに、お皿にひっくり返しても崩れないのだ。カラメルを上にして食べられるのだ!硬派なプリンだぜ!ハードボイルドだぜおっかさん。
南葉山のカフェレストランが本店らしいです。海辺なのでシーフードがうまそうです。「早く食べに来てください!」ってリードがおかしい。食べに行きたい。しらす食べたい。
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2004年05月02日(日) ■ |
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『山羊―シルビアってだれ?―』 |
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春の団祭り2004/青年団国際演劇交流プロジェクト2004『山羊―シルビアってだれ?―』@こまばアゴラ劇場
こ、これは面白かった!面白かったって言うとヤバいですが。でもすごく面白かった。すごくヘコんだ。2002年トニー賞受賞のエドワード・オールビー最新作、日本初演。以下ネタバレしてます。
建築家のマーティンとその妻・スティービーはとても仲のよい夫婦。マーティンは息子のビリーがゲイなのをちょっと心配しているけれど、友人ロスは病気のようなもんさ、大人になれば治るさと言っている。そのロスにマーティンはある告白をする。妻以外に初めて愛した彼女がいる、それはシルビア。写真に写っていたのは…山羊。仰天したロスはスティービーに手紙を書く。あなたがたの友人だからこそ言わねばならない、スティービー、マーティンは浮気をしている…。
ここらへんから中盤迄は爆笑続きです。スティービーは怒り狂う。シルビアとやったあとに私とベッドを共にしていたの?と言うか、何で山羊なの?ビリーは父親を軽蔑する。僕の相手は人間だ、獣じゃない。パパの方がおかしい。マーティンも逆ギレ気味、あの目が!あの目を見た時に僕達は解り合えたんだ。あのピュアな瞳に…スティービーまたも激昂。そりゃピュアな瞳でしょうよ、だって相手は動物だもの!スティービーは出ていく、「私と同じ場所迄あなたを引きずり降ろしてやる」と言い残して。どうやって引きずり降ろしたかがラストシーン。
笑いながらも場が進むにつれ、何がおかしいのか判らなくなってくる。…なんかねえ、観ているうちにタブーなんてないんじゃないかと思えてしまうんです。ゲイ?何か問題あるっけ?獣姦?いいんじゃないの?近親相姦?両人がよければ構わないんじゃないの?……おいおい、大丈夫か自分。混乱するうちスティービーがシルビアを連れてくる。これはどうなのか…まあスティービーは夫にそれだけのことをされたってことだけれども。「私と同じ場所迄あなたを引きずり降ろしてやる」。
それでも希望を感じたのは私だけだろうか?ビリーは、最後の最後、あんな状況になっていても、自分の両親を「パパ、ママ」と呼ぶ。人間って意外とタフなんだ。いや、違うな。壊れているんだ。ダメかな?ダメだな。きっとダメだ。希望なんてもんじゃないんだ、あれは。あの家族はこれからどうやって暮らせばいいの?いやでも、法にはひっかかってないよなあ。……うん、いいんじゃないの。待て待て、法にひっかからなければいいのか?倫理ってもんが。え、倫理って何?きっとマーティンとビリーはやっていける。…でも、スティービーはどうだろう。そしてシルビアがああなった後のマーティンは。
ほらほらやばいことになってるぞー、自分の価値観が崩れ落ちる。愛の限界ってどこにあるのかね。愛ってどこ迄チャレンジしていいのかね。…いいんじゃないの、チャレンジしたいひとはとことんチャレンジすればいいんだ。オールビーは、『動物園物語』からずっと、愛についての話を書き続けているんだ。
すっとぼけた夫婦のやりとりが絶妙。志賀廣太郎さんと大崎由利子さんのふたりじゃなかったら、もっと陰惨なものになっていたかも。いや、充分陰惨なんですが、どっかに救いがあるかもとうっかり思わせてくれる。それは多分「うっかり」だ。そうやってうっかり出来るから、人間は生きていけるんだ。
成功した建築家の上品な家が再現された舞台美術もすっごく良かった。消耗品多くて大変でしょうね(笑・激昂したスティービーが家のものをどんどん壊していくの。花瓶とか割りまくり)…役者さんも怪我しないように気をつけてね…。是非再演してほしい!
それにしてもこれがトニー賞ってのもある意味太っ腹ですよね…。アメリカってジャンボリーだよ。ジャンボリー。だからああ言う国なんだろう。
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2004年05月01日(土) ■ |
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『世紀末三人姉妹』『夜もすがら/ララ』 |
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劇団たいしゅう小説家『世紀末三人姉妹』@東京芸術劇場 小ホール2
チェーホフの『三人姉妹』を2094年の日本に置き換えた翻案もの。うーん…発想はすごく面白かったし、脚本もそれについてってたと思うんだけど…稽古する時間がどれだけとれたのかな、と気になってしまうところが多々ありましてですね。単純に段取りが…あのー暗転してからハケる役者さんがやたらドタバタしているとか、台詞に照れが感じられる、とかそういうとこが。慣れてないひとが多いのかなあなんてちょっと失礼なことも感じてしまった。
堀江くんてホント面白いもんを書くと思うし、しばらく観て行きたいと思っているんで次も楽しみにしてます。いやいや今回が全然ダメだったって訳じゃない…よ!
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TAPLOWS『夜もすがら/ララ』@シアターブラッツ
ヒロコさんからお知らせ貰って行ってきました。面白かった!空き地ってこうやってどんどんなくなって、その場の思い出もなくなっていく。忘れた方がいい思い出もあるよね。新宿の空き地の話を、新宿の外れの劇場でやったってシチュエーションも楽しめました。ある意味この辺り(新宿厚生年金会館付近)って、歌舞伎町よりも怪しい雰囲気あるもんね…。劇場付近で交通事故があったばかりのようで、付近がものものしい雰囲気になっていたのも、不謹慎だけどちょっと効果的だった。
じわじわ来る話でした。ヒロコさん格好よかったっす、また観に行くね!
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