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2003年09月28日(日)
伊藤 存『きんじょのはて』展+α

伊藤 存『きんじょのはて』展@ワタリウム美術館

天井高いワタリウムになが〜い掛け軸のような布が映えてました。刺繍で変な動物や風景を描く伊藤存さんの個展。奇妙だけどなんかかわいらしい。刺繍もかわいかったけど、あぶりだしも面白かった。あぶりだし前の鉛筆画が迷路のようなうねうね線で、近寄って観ているうちに、壁におでこをぶつけそうになった(アホ)。

絵もなんだけど、言葉感覚が面白いよ!ミネケコとかセンバトーナード、のさうぎ。ちょっと言葉を入れ替えただけで笑っちゃうのな。で、その名前のついた動物もな〜んか妙だけどかわいいのな。ニヤニヤしながらふと見渡すと、いるひといるひとな〜んか半笑いの顔してて、目が合っちゃってどっちもバツ悪そうにまた半笑い。

一般参加が出来る『ブタのぬり絵プロジェクト』もい〜い感じで馴染んでました。ウチにも下絵は送られてきていたので、塗って持って行けばよかった。下絵も数パターンあったんだなあ。ある程度たまったら、存さんご本人が壁にぺたぺた貼ってってくれるそうです。掛け軸のまわりにみっしり貼ってあるんだけど、面白いんだよう。阪神柄のブタが結構いたのが現在だなあって感じでニヤニヤ。

スタッフの方が皆「存さん、存さん」って言ってたのが印象的。やっぱ存さんて呼びたくなるなあ。素敵な名前です。この日のワークショップを終えたらいったん京都に帰っちゃうそうで、参加してみたかったのだけど時間がなかった、残念。

久々にワタリウムに行ったので、ON SUNDAYSで散財してしまった…。

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■『BENT』キャスト続報
敬称略。高岡蒼佑、佐藤誓、永島克、東地宏樹 ほか。
やった!スズカツ演出に高岡くんだ!!
誓さん、永島くん、東地さんはある意味常連。…こりゃすごいな…かなりザズゥシアター仕様だぞ。これを期待せずにはいられようか。うわ〜どうしよう…

■DJ?VJじゃなくて?
中山ダイスケ氏が『SAL magazineナイト』@Super Deluxに。ライヴに生意気が出る。VJは宇川直宏氏。中山さんはDJ。VJじゃなくて。気になる

■久し振りに
下北沢屋根裏のコンピを聴いた。7th ANNIVERSARYのやつ。個人的にいわくつきの代物で、友達に貸したら返して貰う前にケンカ別れしてしまい、中古で買いなおしたものです(悔)ミッシェルの『wonder style』もこいつに貸したまんまなんだよね…これ今となっては稀少なんだよね…自主盤の方だもん(泣)ジャケットでメンバーの顔が見えてる方だもん。か、返してくれ…でも二度と会いたくないんでなあ。その前にもう今どこに住んでるかも知らないわ、トホホ。
この屋根裏コンピ、そもそもはREAL BIRTHDAY目当て(しかもゲストに高畠俊太郎)で買ったんですが、ミッシェルさんが3曲も参加してるんですな。まだギターが志賀さんの頃。皆わっかい!チバくん声全然違うよ。今のタバコと酒で灼いたような声も好きですが、この頃の青い感じもいいですな。いやそれにしても若いわ…(笑)
REAL BIRTHDAYはホント格好いいバンドだった。これとULTRA POPは大好きだったなあ

てな感じで振り返りまくりです。キンモクセイが香る季節になりました。秋ですなあ。



2003年09月27日(土)
雑記だらけ

■どんどん過ぎていく
『LAST HEAVEN TOUR』大阪、京都、名古屋が終了。もう、あと4本しかないよ…4本やったら終わっちゃうよ…。
なんかもーすっかりつきっきりになってますが。自分が行けるのが幕張しかないんでネットが頼りです。つうか便利な世の中になったもんだ、ライヴ終了数分後にはセットリストが見られるもんな。時には実況中継も読めたり

■そういえば
磔磔のサイトにキュウちゃんと磔磔店長の2ショット画像が載ってましたが、店長PMAのTシャツ着てた。KEMURIはこれからどうなるんだろう

■ところで考えてみれば
APCのベースにはトゥイギーが入ったんじゃん、パズは戻ってないか。トゥイギーって今名前何て言うんだっけ、本名に戻したんだよね。未だにマリリンマンソン仕様で呼んでしまってますが。メイクももうしてないのかな。ていうかこのひとかなり大柄だった気が…リキッドの天井つかえちゃうんじゃないか(それ言い過ぎ)

■『DESERT SESSIONS』
今回初めて日本盤が出るらしい。PJハーヴェイ効果か?理由は何であれ嬉しいよー

■TRにハロルド作石氏が
パールジャムがSEに使われてて嬉しかった。好きなビデオクリップ1位がレッチリの「SCAR TISSUE」だった。先日ヤンマガに描いてたレッチリと会いましたマンガは楽しかったなー。フリーの似顔絵すっごい似てた(笑)キューピーちゃんみたいでねえ

■マンガと言えば
大森くんが「映画化しないかなー」と言っていた『プラネテス』、アニメ化されるそうで。BSなので私は観られませんが(泣)おーもりくんは観るのかな?

■そしてマンガと言えば
『スプーンマン』の下巻はいつ出るのかな…『リアル』の3巻は来月出るらしい!『Heaven?』が終わってさびしー。『ホムンクルス』はスピリッツでリアルタイム読みしてるがコミックスはまだ買ってない。面白そうな展開にそろそろなりつつあるので今後が楽しみ

■なんか毎年このパターンな気が
1〜3月は来日ラッシュでライヴばっか行ってて、4〜6月は映画にごそーっと行って、7〜9月はフェス三昧で、10月〜12月は舞台ラッシュな感じ。観たい映画は沢山あるんだけどなあ。気付くと初夏にごっそり観て、秋公開のものは逃しちゃうことが多い。うーん

■こんなショップがあったとは全然知らんかった
カレルチャペック紅茶店
飲み会のお店に行ったら、同じ建物の1階に出来ていた(以前は花屋だった)。吸い寄せられるようにフラフラと店内へ。お茶が沢山、うはうはー。パッケージの缶からしてもうかわいい。気付いたらブラウニーズとキャラメル味の紅茶と、オレンジ&レモンのショートブレッドを握ってレジに並んでおりました。
カレル・チャペックって紅茶事業もやってたの!?とビックリしましたがそうではなく(笑)お店をたちあげたひとがチャペック好きなのだそうです。
お茶とお菓子だけでなく、絵本(チャペックのではなく、ここの代表・山田詩子さんの作品)や食器も扱ってます。ふたつきマグカップがすごいかわいいー!うらあかわいいんじゃー!



2003年09月22日(月)
ちょっと落ち着くと

また逆戻り。ちょっと油断するとミッシェルさん(この言い方懐かしいな)のことばっかり考えている有様です。やだなあ、着々と10月11日が近付いてくる。

■土曜と日曜は福岡
セットリスト、2パターンてとこか?と言ってたところ、ZEPP FUKUOKAでのリストがまたエラいことに

■ウッドベース
持ってってるらしい。「武蔵野エレジー」をやったそうだ。「バード・ランド・シンディー」が聴けるかも

■「今まで人殺すくらいの勢いでやってきたから疲れた」
アベくんがそう言ってたそうです。某所で偶然遭ったひとの話を某所で読んだ。そうだな、それもアリかな。本当にお疲れ様でした。でも10月11日迄は頼んます

■7年振りくらいに
田中宗一郎氏と意見の一致を見た。まさかSNOOZERを読んで泣きそうになるとは思わんかった。そういえば山崎洋一郎氏はROCKIN' ON JAPAN在籍時に随分ミッシェルの面白い記事を書いていたが、今どう思っているのかな。言葉をリフ使いする、と言う鋭い指摘でチバくんを悔しがらせたインタビューは今でも憶えている。あれは面白かった

■KEMURIの
亮介くんが亡くなったそうだ。平谷さんも重傷。交通事故で、他にも怪我人が出ている。まだ信じられないが…ご冥福をお祈りします。平谷さんと、事故に遭ったひとが一刻も早く回復しますように。こういう時こそKEMURIの言うPMAなんだろうが、そう簡単には前向きになれない



2003年09月21日(日)
シアターコクーン・オンレパートリー2003『エレクトラ』+α

シアターコクーン・オンレパートリー2003『エレクトラ』@シアターコクーン

コクーンでカメラチェックに遭うなんて初めてだったのでビビッたのですが、岡田准一くんのファンは大変マナーもよく快適に観られました。本人も外部の舞台出演は初めてだったそうですが、うまい具合にはまってました。滑舌がちょっとこもり気味で、序盤台詞が聞き取りづらかったけど、動きのシャープさやキラキラっぷりがやはり凄い。帽子をとった途端に照明なしでも輝くような美しさ!(いやマジで)

ギリシャ悲劇の復讐ものだけにかなりドロドロしてるんですが、人間関係以外にも神々の存在もそこに入りこんでくるので何というか、お伽話的な部分もあるんですね。なのでエレクトラとオレステスの近親相姦ギリギリの描写もエロティックではあるけど嫌悪感はあまりない。

予想はしていたが大竹しのぶさんが凄過ぎた。と言うか、女優陣のガチンコバトルが凄かった。クリュタイムネストラの波乃久里子さん、クリュソテミスの山口紗弥加さんも声の力があるし、も〜怖いわけよ!つかみあいとか!張り倒したりとか!嘆き悲しむ時も血の涙が出るんじゃないかってな程で、結構泣いてるお客さんもいたんですが、あれは大竹さんの嘆きっぷりがあまりにも恐ろしかったからではないかと(笑)

そしてコロスもよかったんですよ。蜷川演出で女性のみのコロスは確か初見ですが、小規模(15人くらい)だったのがまた効果的で、コロスでありながら個が見える。エレクトラの側近でありながら群集の抽象的表現ともとれるもので、群唱の迫力や、衣装の美しさも相まって素晴らしい出来でした。う〜んよかったな、コロス。某紙で絶賛されていたのも納得。

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■もうビックリよ
『エレクトラ』行った時に大竹さんの一人芝居のチラシを貰ったんですが……構成・演出が鈴木勝秀!ぎゃあああああ!思わず敬称略!しかも彼女の一人芝居て、前回手掛けたの野田秀樹さんじゃないか!うわ、す、すごいプレッシャーなんですけど(何故私が)。いや、その分楽しみでもあるが。その前にチケットとれるかな…スパイラルホールだし期間短いし何より大竹さんだし

■そして
『BENT』のメインキャストも発表に。椎名桔平さん、遠藤憲一さん、篠井英介さん。篠井さんとは連続だな。うわあ楽しみだよ!

■ブライハーたるもの
「小須田さんて老けないよねえ」と言う話から。
+++++
私●そういえば小須田さん、以前財布持ってないって話ありましたよね
サガラさん●あったあった!いやあ、それで私こすちゃんに惚れてさ!かっこいい〜って思って!
私●な、なんで
サ●いやもう無頼派って感じでいいじゃない財布持ってないなんてさ!男のくせにヴィトンとかの分厚い財布持ってるのって嫌なのよ!ポケットから直に札とかジャリ銭とか出してる男見ると惚れるわよ〜
私●ははははは!でも、小須田さんはポケットじゃなく…
サ●……コンビニの袋だったわね…
+++++
今は流石に持ってるんですかね財布。どうなんでしょうか小須田さん。この話どのくらい前だったかなあ、じてキンの『ソープオペラ』やってた頃だったかな。10年以上前だよ(笑)



2003年09月20日(土)
サードステージ『ビューティフル・サンデイ』

サードステージ『ビューティフル・サンデイ』@俳優座劇場

う〜ん、やっぱここ、レベル高い…。何で今迄逃してたかなあ。そうだよ鴻上さんだけがサードステージじゃないんだよ。以下ネタバレしてます。

ゲイでHIVポジティヴの画家・ヒロと、不倫の恋人と別れた公務員・ちひろと、ヒロの恋人のファミレス店長・秋彦。この3人が集うある日曜日の始まりから終わり迄。

ヒロは秋彦に学費を出して貰っていること、売れなかった絵を秋彦がこっそりギャラリーから引き取り「売れたんだって」と嘘をついていることに負い目を感じている。そしてふたりはセックスレスのため、秋彦はストレートなのに自分を憐れんで一緒に暮らしているのだ、HIVポジティヴの自分を秋彦が見捨てられないのだと思い込んでもいる。

秋彦はゲイではない、が、ストレートでもない、とも言える。他人に触られると蕁麻疹が出る。だが、ヒロに触られる時だけはそれがない。母親の住む大分に家を建て、そこにヒロと母親と3人で暮らそうと思っている。近所にエイズ治療に長けている医者を見付けてもいる。準備万端だ。

お互いに相手のことを思いやり過ぎて誤解が生まれる。ちひろは不倫の恋人との別れを乗り越えようともがいているが、うまくいかない。が、彼女の出現はヒロと秋彦にある変化をもたらす。

ハッピーエンドとは言いがたいが、ちょっとだけ、本当にちょっとだけ前向きに終わる。問題は解決していないが、それに対する彼等の心持ちが前向きになる。彼等には本当に幸せになってほしいと観客の誰もが思うだろうし、そううまくは行かないだろうとの不安も抱く。でも、物語は前向きになったそのシーンで終わる。優しい物語だ。

それにしても小須田さん、久々に観たけど老けないね〜。恐ろしいよ。なんか、あれは凄いわ…あの歳のとらなさ加減は。責任感に押し潰されそうでいて、実は芯は強い、でもひと一倍孤独感が重い役をやらせるとホント凄い。里美さんも、悲しみを抱え込んだ上での笑顔を持つ恐ろしい女優さんです。このひとの透明度も凄い。

初演では堺雅人くんが演じたヒロを演じたのは武田光兵くん。初見でしたが面白かったです。序盤でのものわかりのいい明るいゲイから、死への恐怖と才能が伸びない不安、恋人への罪悪感が一気に吹き出る終盤の化けっぷりが迫力ありました。

このサードステージのSHOW CASEシリーズ、脚本が本当にいい。中谷まゆみさんは「だってウソ(フィクション)だから」、と登場人物たちの七転八倒ぶりを切なさとともに描いている。泣き笑いになる。板垣さんの演出も地に足がついていて、安心して観ていられる。最後の銀紙吹雪は本当に美しく切なかった。



2003年09月17日(水)
ギャーッッ

ご、ごめんこれだけ書かせて…ネタバレごめん!

広島、「トカゲ」やりやがった!!!!!うわあああああ!(号泣)

「キラービーチ」のアウトロでチバが「バランス」唄ったって…あああああ…と、とかげ…とかげ…バランス………幕張で聴けるか…幕張でやってくれるか…。

アベくんとウエノくんの地元と言うこともあり…いろいろね…あったようです。

個人的には「シャンデリヤ」。「シャンデリヤ」が聴きたい。お、お願いします。お願い最後に聴かせて。あ、あと「深く潜れ」も。「sweet MONACO」も。「brand new stone」も大好きなのよ。「スロー」も。「ブギー」も。「アウト・ブルーズ」も。「ギヴ・ザ・ガロン」も。「キング」も。「ビート・スペクター・ブキャナン」も。「remember Amsterdam」も。じ、実は「KWACKER」も聴きたいです。無理か。無理ですか。いいじゃん最後なんだからよう!(逆ギレ)

えーと、あとは…(まだ言うか)あとは……。あとはやりそうなんで…いやでも関東圏1日しかないし!1日じゃそんなに出来ないし!もういやー!(壊)

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■ZWAN解散
だそうで。次から次へと…ビリー大丈夫かな。どうしてるかな。
パズは脱退してAPCに戻ったんだっけ。そしたら10月にライヴで観られるな。イハくんも加入したし、楽しみです。ただ…これ、TMGE解散の翌週なのよ…

■音楽ものに気をとられ過ぎて
蜷川ハムレットを1公演もゲット出来ていないこの事実。アホー!これからいろんなとこ回って探しますよ。これを逃すと今度いつ高橋くんを観られるかわからんし

■こっちも忘れてるし
NYLON 100°C『ハルディン・ホテル』も取り忘れた(優先分)。一般&裏技でがんばらねば…うーんかなりネジがゆるんどる。いかんいかん

■おいうち
職場近所のミスドーがなくなる。半年くらい前に地元のミスドーもなくなった。頻繁に行くって訳ではないけど、ないとな〜んか不安になる。たまに食べる飲茶セットが楽しいんだがなー

■同じねこだと思っていた
近所のねこ、どうやら2匹いるような。似てるんだよね…でも首輪してる時としてない時と。2匹一緒にいるところは見たことがない。どっちやねん!非常に気になる



2003年09月15日(月)
『デブラ・ウィンガーを探して』+小林建樹インストアライヴ+『ガール!ガール!ガール!』+α

■金曜日
『デブラ・ウィンガーを探して』@ル・シネマ2
ドキュメンタリーとしては非常に面白い。特に30代↑の女性はいろいろ考えちゃうぞ〜。若いコが観たらどう思うのかしらん。
デブラ・ウィンガーのインタビューで、引退のきっかけのひとつになったある出来事が話されるんだけど、これはね…本人も「ここは落胆か奮起かの分かれ道だったけど、私は落胆の方へ行った」と言っていて。女がどうこうって部分でもかなり踏みにじられる部分があるけど、ここ迄くるとな〜人間としてどうよって気にもなるわ、このプロデューサー…。これは難しいな。
映画作品としては編集に問題ありかな…内容はとても面白いんだけど、とにかくインタビューが続くので眠くなってしまうんですな。でもこれでいいと思うな。
そしてロザンナ・アークェットの次の作品が観たいです。監督作にしろ出演作にしろ。ロザンナほどの女優でさえ出産から帰ってきたら仕事がなくなるハリウッド、裏も表も厳しいものです。
いい歳の取り方したいと思いますよ。笑い皺だったらいくら増えてもいいと思ってますが、眉間の皺が深くならないようにしたいもんです

小林建樹インストアライヴ@タワーレコード新宿7F
いやー久し振り!やっぱいい!いいピアノだ〜いい声だ〜いい曲だ〜いい詞だ〜。
早めに行けたのでリハーサルから観られました。本編ではやらなかった「Brazil」もちらっと聴けて嬉しかった。久々に観た小林くんは髪も短くなって(坊主からちょっとは伸びたのかな?帽子被ってたんでよく判らず)さっぱり、表情も死相がなくなっていて(おい)よかったです。
そういやリハの時、エレピのペダルが固定されてなくて滑っていたので、本番の前にアシスタントのひとがガムテで固定したんですよ。で、本編始まって小林くんが座ったら、そのペダルの位置が思いきり外れたところで(…)困っていた。でも利き足とは違う足に切り替えて難なく演奏してたなあ。ちょっとしたことだけど凄いなあと思った

■日曜日
『ガール!ガール!ガール!』@東京オペラシティアートギャラリー
ゆるーい感じが面白かった。しかしやっぱり個人的にいちばん楽しんだのはイチハラヒロコ氏。日本語ってホント面白いよねえ、日本語使えてよかったねえと思わせられるいつものシリーズを逆手にとった『わたしに英語を教えてください。』と言うプロジェクトで来ました。彼女の作品を外国人にどうやって説明すればいい?と言う疑問を解消すべく、web上で英訳の投稿を受け付け、それを一挙公開と言う訳です。しかしやっぱり難しいなあ、英文であのオモロニュアンスを伝えようとするとどうしても長文になってしまう。丁度joyrideの掲示板に英文での書き込みがあって頭グルグルになっていたんで「あ、そういう風にとるのもアリか」と意外なところで勉強になったりもしました(笑)
その他タニシK氏の、架空の航空会社のお仕事集『ストップオーバー』、澤田知子氏の、自分の身体そのものを作品にフル活用した『マドンナ』が面白かった

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■スープ好き
鎌倉行った時、小町通りでお茶した時にお茶じゃなくてスープを飲んだんですがね。いやあ、スープ好きでねえ。
日替わりと言うので「何のスープですか?」と訊いたら「トマトの透明のスープです」との答え。そりゃ気になる!とオーダーしたんですがこれがうっまくて!ホントに透明なんですよ、なのにちゃんとトマトの味がするの!これはうまかったー!どうやって作るんだろう、皮むいて絞ったのを丁寧に何度も濾すのかな?また食べたい!けど日替わりだったからまたいつ食べられるか判らない!その前に今度いつ鎌倉に行けるか判らない!
店の名前は忘れました(笑・そればっかりやな…)えーと小町通りに教会あるじゃないですか、その角を曲がってまっすぐ行ったとこにあります。ハヤシライスが名物メニューらしい。ガラスばりの格好いい建物です

■パティシエのきまぐれキャラメルその後
本日行ったので、また恐る恐る訊いてみた。前回とは違う店員さんだったが、悲しそうな顔で「ちょっと訊いてきますね…」と店の奥へ。その後出てきて「今作ってる途中で…梱包もしてなくて…」。「次っていつ作るかは…」と食い下がるとまた悲しそうな顔をされた。……また来ます…。いやそれ程うまいのよ。しつこくもなるよ。運を待ちます

■追加組
どうだった!?とれた!?今回ダメでも1週間後にはキャンセル出るし、高騰してるオークションものもいずれ値崩れするから慎重に!今日新宿の金券ショップ見たらB4ブロックが1枚¥25,000だったよ…ヤフオクでは6桁になってるし…アホか!探せば定価で出してるとこあるから焦るな!



2003年09月12日(金)
今頃

夏休み中なんですな、これが。出歩いてて灼けました。8月より灼けている。

そろそろ復帰しようと思っております。10月中旬になったらまた沈没しそうですが。今日はとりあえずこれだけ。

■木曜日
恒例、鎌倉切れしたので行ってきた。毎回必ず行くピロシキのうまーいお店が取り壊し真っ最中だったんですけど!ショック!閉店?改装?か、改装でいてくれ!今度来た時は何事もなかったようにやっててくれ!(泣)
稲村ヶ崎(まぐろがうまい店がある〜名前わかんない)>高徳院(鎌倉大仏)>長谷寺>小町通り>鶴岡八幡宮と延々歩き。暑い…灼けた…今9月?嘘だろ!
楽しく過ごしましたが頭の片隅で「そういや鎌倉てチバくんの地元だったな…」とか、トンビが4羽ふわーと飛んでると(海岸近辺ではすっごい飛んでます。外でバーガー食べてたらとられます(マジで))「あっ、バードメンや…」なんて思ってしまったりしましたが(ヤバいよ自分…)大丈夫!大丈夫だ!私は大丈夫だ!(言い聞かせる)

■初日
最後のツアーが始まりました。ネタバレオッケーな人間なので某所にへばりついて延々リロード、セットリストをチェック。ベストの選曲だ。これから日を追う毎に変わって行くだろうし、幕張は本当の本当に最終日なのでまた違うだろう。聴きたい曲はたくさんある。それこそ山のように。ライヴでは二度と聴けない。一度も聴けなかった曲も出てくるんだな

■様子
チバの声(特に高音)が出てないらしい、呑み過ぎか。メンバーは笑顔。悲壮感はないらしい、歓迎だ



2003年09月08日(月)
観てはいるのだが

■カレル・ゼマン レトロスペクティブ『水玉の幻想』『ホンジークとマジェンカ』@シアター・イメージフォーラム2
ゼマンのプログラムはこれからも続くので、イメージフォーラムの会員になった方が得だ!と入会。いちばん楽しみにしていた『水玉の幻想』で爆睡。何しに行ったんだ…(泣)いやあ、美しい映像を観ているうちに心がすう〜っとね、澄んだようになりましてね、気付いたら寝てました。ダメすぎる。時間があればリピートしたい…

■イジー・トルンカの世界 Cプロ『バヤヤ』Aプロ『真夏の夜の夢』@ユーロスペース1
長篇は制覇。短編プログラムは既に観たやつもあるので余裕があれば行きたい。
『真夏〜』、シェイクスピア作品はまず台詞の美しさありき、のイメージなのでどうやるんかいなと思っていたがなんのその。素晴らしかった。画がすごい、画が。森と妖精の画がすごい。あれ、人形から何から全部作ったんかと思ったら気が遠くなった。そんでそれをコマ撮りで延々撮ったんかと思ったら気絶しそうになった

ん〜、すんませんしばらく突っ込んだ感想書けないですわ。いや、そろそろ復活したいです。したいですよ。

■ここで書くなと言う感じだが
チバくんの御当地MC集、好評でした。リンク張っちゃってすみません。すっごい和みました、管理人様有難うございます。今後のサイト更新も楽しみにしております

■補足
先日「チバくんはいい兄貴になったんだなあなんてなー」って書いたけど、あのしょんぼりぶりはずっと変わらないんだろうなきっと。慕われることも多いけど、基本的には繊細なひとなんだろうなと今頃言ってみる。金曜日のMステ後はLONDON NITE@CLUB WIREに来て随分呑んでたらしい。「いろいろツラいんじゃないかという印象を受けました」と大貫憲章氏が自分とこのサイトで言っていた。大丈夫かいな、心配だよ

■しかしこうなると
ファンって無力ですな。いちばんツラいのは本人たちなんだろう。「終われてせいせいする!」くらい言ってくれた方がこっちもスッキリするけどな…そういう事情じゃないみたいだしな。あんな姿を見ると「わかったよしばらく休め!」とか言いたくなる

■チケット追加分15日発売
とれてないひとがんばれ。ダフ屋や業者なんかに負けるな



2003年09月05日(金)
気晴らしの筈だったんだが

■リンクフリーだそうなので張ってしまう
『チバ ユウスケ氏御当地MC集』
…本当にチバの言語感覚は面白いな…そだよな初期はこんなMCばっかでさ。曲と写真でしか知らんひとはイメージ崩れるだろね。でもこれがあってこそチバくんだな。
個人的には土佐犬の話がいちばんウケました。ホントかと思ってしまうよ。
自分で実際に聞いておかしかったのは「前に押さずに上に跳べ!」。どこだったかな。おかしかったっつうよりいい奴だチバ。「倒れたやつ助けてやって」ってのもあったな

■トップランナー
アベくん沢山喋った。ライヴの音すこぶる悪し。最後のウエノくんの「…まあ、いろいろだ」がな…そうか、いろいろか…。キュウちゃんずっと神妙な顔してた。珍しいことだ。
最後、どうしてチバはアベのサングラスぶんどってかけてたの?

■仕事に影響が出だした
動物のイラスト使う仕事でカラスばかり採用してしまう。カラスを見るとアベを思い出す

とまあここ迄はまだ余裕がありましたが

■ミュージックステーション
………1時間通夜のような気持ちで見てしまった。新曲いいけどあのグルーヴが消え去っていたような気もして悲しくなった。アベのジャケットはどうかと。トップランナーでの私服が格好よかっただけに。茶髪のチバ初めて見たような…メジャーデビュー前にしてたか。チバ呑んでた?涙目赤い顔。それともマジで泣いてた?アベ顔色悪い。4人だけ席隔離されてる。
何よりチバが無念そうに見えた。前向きな解散ではないのか?どういうことだ。
こんな状態で来週からツアーか。大丈夫なのか

昨日某クラブでウエノくんがやめるなよってファンに詰め寄られてたそうですが。何とも言えないね…。
だめ。沈没。寝ます。



2003年09月03日(水)
しばらくはこんな状態が続きます

■土曜日
『GYPSY SUMMER 2003』@渋谷公会堂
『耳に残るは君の歌声』や『ショコラ』でも馴染み深いジプシー音楽が楽しく聴けるまったり屋内フェス。チャボロ・シュミット、タラフ・ドゥ・ハイドゥークス、ノート・マヌーシュが出演、ザックザクのリズム・ギターとゴキゲンなアコーディオン、ヴァイオリン。面白かった!2週連続でピーター・バラカンを見た

■日曜日
カレル・ゼマン レトロスペクティブ『狂気のクロニクル』『シンドバッドの冒険』@シアター・イメージフォーラム2
イジー・トルンカの世界 Bプロ『皇帝の鶯』@ユーロスペース1
プログラム全部制覇出来るかなー。出来る限り観たい

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どれも面白かったの。すごいよかったんだよう。んが、頭がまわらなくなっててですね。ミッシェル解散の打撃がデカすぎた。土曜日の昼前に知ってから出かけたのでもう頭がグルグルで。サガラさんに会うなりこの話、その後もクダをまく。すんません…。

日曜日も渋谷のツタヤで待ち合わせてたんだけど、DVD売り場で『GOD JAZZ TIME』を流してて「…うわー……」なんて観てて、はっと気付けば周りに思いつめたような表情のひとが数人。ああ、もう伝わってるんだとヘコむ。

公式発表は9月1日だってことだったので、0:00にオフィシャルサイトヘ行ってみる。混んでてなかなか入れない。やっと開いたウィンドウにはやはりあの文章が載っていた。

いやー、自分でもビックリする程ダメージ大きいわ。土曜日から腹下ってんのはやっぱミッシェルのせいですか。昨日なんか白髪見付けてショック受けたんですけど。先週はなかったよ!“千葉”行きの電車に乗るのもなんか嫌(総武線沿線在住)。いい歳して生活にも支障が。でも仕事はちゃんとやる、大人だから。なんつってーよろよろ。むしろ仕事してる時の方が雑念が入らなくていい。夜がツラい。

こんなことじゃ幕張当日どうなるか。同行者にはかなりの醜態晒すと思いますので今のうちに謝っておきます。最後だから勘弁して。

レピッシュ絡みで当時よく会ってたひとが「すごいのいるよ!」とテープに録った『cult grass stars』をくれた。アベくんのガッツガツのギターにヤラれた。“チバ語”にヤラれた。ここからだ。ライヴは何かとの対バンで、リキッドで観たのが最初かな。リズム隊がちと弱いなあと言う印象だったが、そのうちこのバンドはこの4人でないと、と思うようになった。ウエノくんとキュウちゃんとアベとチバの出す音の塊。この一体感がすごかったのだ。

MAGUMIとチバくん、スリルのGAKUちゃんらがやってた'70〜'80'sものを回すQUEのDJイヴェントにも結構行った。『ギヤ・ブルーズ』以降はちょっと距離を置いた。「GT400」に馴染めなかった。あ、もう聴かなくなるかな、と思ったが「ドロップ」にヤラれた。やっぱりいいバンドだな、と思った。

あれだけのテンションを保ち乍ら長く続けていくのは無理だろうと思っていた。多分いつかは終わるけど、それがいつでもいいと覚悟してはおくけど、それならいつまで続くかを見ていくのもいいなと思った。あの殺気だったライヴは好きだった。ユルいものは見たくなかった。その時はこっちが離れればいいだけだ。それ迄はつかずはなれずもいいかと思った。

いちばん最近観たのはYOYOGI RIOT。雨とひとの多さに圧倒されて、後ろから傍観、と言う感じだった。傘がさせるほど後ろにいたし、悪コンディションで音もクタクタだったが、やはりあの鬼っぷりは伝わってきた。あ、まだイケる。すごいなあと思った。

今回の幕張は結構余裕だろうから当日券でもいいかあと思っていたが、何となく嫌な予感がして電話予約で押さえておいた。それが金曜日。

ROSSOは嫌いではないけどなあ。「死ねー!」とか言っても何故か殺伐としないいじけん坊キャラなのに、歌となると背筋が寒くなる程のドンづまり、なのにタフ、な叫び声のチバくんはもう見られないのかな。いい兄貴になったんだなあなんてなー。ああ何しみじみしてんだよ私。

いちばん気になるのはアベくんだよ。どうすんだ。専業主夫か。いや笑い事じゃなくてさー。あのギターが聴けなくなるのか。それは嫌だ。でもミッシェル以外のアベくんて想像つかないんだよ。ええ私はアベギャルでございます。もうギャルって歳でもないけどなー。

それにしても「TMGE解散」の検索キーワードでいらしてるひとが結構いるんですが…実のない話ですみません。どこもこんな感じかね。過去形でばっか書いてしまってますが、とりあえずは明日トップランナー、明後日ミュージックステーションらしいんで。10月11日迄は続くんで。でもホントは10月11日なんて来なきゃいいのにと思ってますよ。覚悟してた筈なのにな。
こ の や ろ う