しばしの別れ
朝、目が覚めたら5時だった。
外は薄暗くて、5時ってこんな感じ?と思って、 もう少し明るくなったら帰ろう、と思ってまた寝た。
次に目が覚めたらもう外が明るかった。 時計を見るために体の向きを変えたら、反動でDさんが目を覚ました。
「ん?」 『そろそろ帰らなきゃ』 「そうなの?」 『身支度してから迎えに来るよ』 「このまま居れば良いのに」
結局、起きて台所に行ったら昨日片付け損ねた食器を見つけて、 食器を洗っているうちにDさんが起きてきてコーヒー入れてくれて、 『マンゴー食べる?』と、昨日食べ忘れたマンゴーを切ることにして Dさんがリンゴとブラックベリーも切って、 二人でもぐもぐ食べて、コーヒー飲んだらもう8時だった。
9時にはDさんの家を出ないといけなかったから、 もう自分の家に帰ってる暇がなくなってしまった。
『・・・このまま居る運命みたい』 「だねw」
帰らなくて良くなったと思ったら少し時間に余裕が出来たので 台所でまったりコーヒーを飲んでいたら 「朝TV見るひと?ニュース?」とDさんが聞いた。 どんな質問?と思ったけど、 考えてみたら普段の会話でそんな話はしたことないし お互いどんな風に朝を過ごすかなんて知らないんだった。
Dさんのルームメイトに挨拶をして、 予定より15分遅れでDさんを愛車に乗せていざ空港へ。
出発ロビーの外で荷物を降ろして、お別れの挨拶。 今日から8日間。・・・長いなぁ。
2007年06月30日(土)
|
|