野暮
お給料日。 朝から雑用が沢山あって、本来の自分の仕事に取り掛かれたのは 午後5時をまわってからだった。
Dさんに「今日はどんな一日?」と聞かれて『馬鹿みたいな日』と答えたら 大笑いされたけど。。本当に馬鹿みたいに忙しかったんだもん。
Dさんと一緒に遅いお昼ご飯に出かけて、 ハンバーガー屋さんとカフェの両方を奢ってもらった。 「この前君が払った金額、結構な額だったからね。俺も追いつかないと」 と、Dさん。 別にどっちが多く支払ったとか気にしてる訳じゃないけど、 Dさんが平等を意識してくれてるのは有難い。
カフェに入ってすぐ、私がある事に気付いて 『62.5%』と言ったら「うん?」と、Dさん。 『何の数字か当ててみて?このカフェに関係あることだよ』 「何だ・・・?男女比?」 『違う』 「座ってる人と立ってる人?」 『んー、遠いな』 「PC持ってる人?」 『あ、良い線行ったw』 「・・・わかんねー。ヒントは?」 『ヒントは、PCに関係してて、私とDさんの違い』 「・・・あ。分かった!w・・・俺が優勢なんだね?w」 『当たりw』
・・・答えは、カフェにあるノートパソコンのマックとWINの比率。
「そういわれてみればそうだね」 『私、お店に入ってすぐ気付いたよ。見渡すとどれもリンゴなんだもん』 「良い傾向だw」 『なんかおかしいよww』 二人で下らない会話をしていると、 忙しくてささくれ立っていた心が柔らかく解けていく気がした。
ご飯から帰って2時間ほど仕事をしたら、Dさんがオフィスに来た。 『もう帰るの?』とDさんの肩にかかったバッグを見て言うと 「そのつもり・・・君は?」と、Dさん。 『・・・』 私がしょんぼり顔でうつむいたら、Dさんが私の肩を抱いて 「Oh, poor baby..」と言った。
BABY!?と思ってすごいびっくりしたんだけど、 その場の雰囲気を壊したくなくて黙っていた。 ・・・私はDさんのBABYなの? Dさんがそういうつもりで言ったのなら嬉しいんだけど。
こういうのは聞くだけ野暮なんだろうけど、でも聞きたい・・・。
2007年05月18日(金)
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