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■ 酒。
ここの所毎晩飲んでる。 500mlの、缶チューハイ。 気分によって、サワーかカクテル。 缶チューハイなら、少し酔える。 サワーなら、かなり酔って、倒れられる。 カクテルなら、完全に酔っぱらって何も覚えてない。 買う時にわざと、アルコール度数の高いもの選んだり、ね。 用途によって、飲み方も変えてる。 わざと一気に飲んだり、少しずつ飲んだり。
別に、お酒が好きなわけじゃないけど。 飲まずにいられない、夜。最近そんなのばっかり。
お酒がくれるのは、束の間の感情。 お酒が奪うのは、自分。
あ、自分なんて元からないんだっけ。
だけど。 束の間の、偽りの感情を得るために私はお酒を飲む。
自傷も、やりやすいんだよね。 お酒飲むと、深く切れるから。 別にそれ見ても何も感じないけど。 "どうせ切るなら、たくさん血が出たほうがいいじゃない?"
幸いにして外見がこんなだし。 嫌でも身に付けた"大人"みたいな雰囲気があるから。 誰も疑わない。
だから多分、"私"を知ったらみんな驚くだろうな。
きっと好き勝手言われる。 特に・・・両親ならこうかな。 「あんなに明るかったのにどうして・・・。」とか。 「そんな風には見えなかったのに。」とかね。
あー、やだな。予測出来ちゃうよ。
"あなたは私の何を知ってるって言うの?" "外見だけで、内面なんて見ようともしなかったじゃない。"
あ。でもひとつだけ感謝しなきゃね。 演じるのは上手くなったよ。感情を消すのもね。
上手いでしょ?私の笑顔。 それが張りついた仮面だって気付く? あはは、気付かないよね。だって完璧だもん。
でも、ま。いいんだ。 もう何も感じてないから。 これからも、二人が望む"私"でいるよ。 だって、私はそれしか知らないんだから。
"お前に出来るのは、破壊しかないんだよ。"
2001年11月07日(水)
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