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■ 距離。
こんなにも近いのか。 遠のく意識の中で、思った。 割と楽に逝けるんだ。そう思うとおかしくて、ちょっと笑った。 潰れた声しか出なかったけど、それでも嬉しかった。
開放される。楽になれる。もういい。もう終わる。
なのに、やめてしまった。思いとどまった。 ばっかじゃねーの。何気ィひいてんだよ。気色悪い。 とっとと死ねばよかったのに。あのまま目閉じるだけでいけたのに。 踏み台なんか蹴飛ばして、もうちょっと上にロープかけりゃそれでよかったのに。
どこかで止めてほしい、助けてほしいとか思ってるの。馬鹿。
でも、もう大丈夫。 お酒飲み始めた。足りなさそうなら痛み止めだけど全部飲む。 そしたら酩酊できる。終われる。逝ける。
死ぬことってこんなに簡単だったのか。 もっと怖くて痛いもんだと思ってた。よかった。凄く近い。
うれしい、うれしい。
身辺整理もしてないけど、遺書も書いてないけど、 もうなんかするのも面倒臭いし、多分これが遺書代わり。
涙出なかった。多分凄く怒られるな。顔見てもらえないな。
でも、頭から自殺が離れない。 わっかつくって、結び目つくって、踏み台おいて。 首掛けて、体重掛けたら、ふわって。…たったそんだけ。
めちゃくちゃ簡単。 思い悩んで泣いたのが馬鹿みたいに簡単。
遺書かかないから全部これにかいとく。 言いたい事いっぱい残ってるけど、口に出せない想いが多すぎた。 だから全部書いていく。書いておく。
死にたくないな。どっかで思ってもいるのに。 死にたい気持ちが強すぎて、この先も真っ暗にしか見えない。
あんまりながく書いてるといやだね。
多分、一片も伝わらなかっただろうけど。 でもちょっと安心。傷つけずにすんだ。誰も。 性癖直らなかったけど、それに負けたわけじゃないよ。 結果的には一緒かな。 ごめんね。うざいね。
あとは頑張るね。もうすぐだと思うから。
おやすみ。
2007年03月12日(月)
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