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re-invention



 久しぶりの静教研

数年ぶりの静教研。
人の実践を見ると見えてくるものがある。
(そういう視点で自分の実践を振り返るようにしなければと思う。)
気になることはもちろんいくつもある。
・出典を明らかにしていないこと。
・主張と実践がちゃんとは結びついていないこと。
とはいえ,それぞれが今の時流をとらえて,
生徒に向かって努力している。
それを,どのぐらい汲み取って認められる発言ができるのか。
そんな質問や声掛けができるようにしたいもの。
どんな方であれ,発表されることにもっと敬意を払わないといけない。
そう考えると,
自分の言う「ありがとうございました」の言葉は,
まだまだ軽かったように感じた。

シンデレラを使っての発表があり,うれしかった。
でも,それに対して,
「コンパスを生徒は使えるだろうか」という投げかけの助言。
ウム・・・
次元が違う話だということに,気がついていない助言には,
やはり参る。
けれどこれが現実。作図ツールはまだまだ認知されていない。
作図ツールを使って図を動かすことの面白さや,
そこから,改めて感じる図形の性質が貫かれていることの美しさ。凄さ。
これは,鉛筆とコンパスだけでは到達しない。

奈良の吉田先生は,手でやれることはとことん出てやって,
その先にテクノロジーという使い方を強調されていたのを思い出す。
もちろん,それが理想なのだろうが,
それでは通常の授業ではなかなか使えない。
目指すものは何か。

作図ツールを見せるだけでは,つかめない世界がある。
だから,見せるだけでは終わらずに,生徒に操作させたいと思う。
時間も手間もかかるけれど,そんな授業を行いたいと改めて思った。

2009年08月05日(水) これまで感じてきた違和感
2008年08月05日(火) 事前研初日
2007年08月05日(日) 十年経っても苗木
2006年08月05日(土) 迷っていては進まない
2005年08月05日(金) 日数教長野大会初日
2004年08月05日(木) 論がない


2010年08月05日(木)
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