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re-invention



 日数教新潟大会2日目

夏休みに自分の実践を発表するようになって,
もう何年目になるのだろうか。
毎年刺激を受け,自分を振り返り,
立ち位置を知る場になっているが,今回も同様。
今回の自分の発表は,三平方の問題で,
答えをルートで終わらせずに,近似値まで求めることをしましょう。
そのために実物を使いましょうという内容。
飯島先生からも,
「入り口はよく分かる。
 でも,そういう学習をすると何がどう変わるのかが見えない。」
とわかりやすいコメントをいただく。
こんな実践をしました・・・という内容に
もう一つ斬新さや,近似値を求める良さが
見えてこなかったということでもある。
誰もがやっている実践の,もう一歩先をやってみると
面白いという話のつもりだったが,
何が変わったのか(何が面白いか)について,
「正解は実物が語っている」という以外,
新たな知見が見えないのは確か。なるほど。
指導講評では,
「中学校は演繹的な手法を学ぶべき。なぜ帰納的手法なのか」
とばっさり。ウム。
そこから見えてきたものは,自分の今の立ち位置。
まだまだ,未熟な自分を知る。
とはえい,演繹的手法を獲得するためにも,
帰納的な取り組みというか,具体例から類推する機会が大事なのだ
という発想に,自分は惹かれているということ。
作図ツールによる試行錯誤もその通り。
こうしたらどうなるだろうか,どんなことが言えるだろうかという
試行錯誤から,新たな発見が生まれる。
(最も今回の内容は,そういった発見がないけれど。)
自分の中では,つながりがある内容だったということが見えてきた。
そしてこのところ感じている,
「自分が本当にやりたい授業」には
なかなか手が届いていないことも感じつつ。
会えると思っていて本間さんに会えなかったのは残念。
島田の竹下先生とも少しだけ話ができる。

夜は,静岡のメンバーと反省会。


志水先生グループの小林先生。今回は,フラッシュカードを使っての復習問題の提示。「やっぱりできるようにしないと。」という言葉の裏には,「このカードはあなたのカード」という全ての生徒を観る暖かさ。こういう部分がご著書の中に見えるといいな。
佐藤学先生の流れを汲む方の実践を一つ聞く。残念ながら,見えないものが多い。
後半は,相馬先生の講評を聞きに,見方考え方の分科会へ。いくつかを学び,感じることも。
・研究の目的がはっきりしないといけない何を明らかにしたいのか。
・数学科での言語活動・・新しいことではない。よりよい話し合い,式・表・図で表していく力・・・結局は,数学的活動を行うことでいいのだ。新しいことをやらなければ・・に振り回されてはいけない。

2008年08月03日(日) これまでの自分の実践を
2007年08月03日(金) 何とか兵庫へ
2006年08月03日(木) Voyageを活用した授業づくり研修
2005年08月03日(水) わかることは尊い
2004年08月03日(火) 体験入学へ


2010年08月03日(火)
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