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re-invention



 再び東京へ

再び東京,T^3Japan年会。
気さくに語りかけてくださる釜山大の金先生とも1年ぶり。
慣れてきたとはいえ,さすに坊主頭は恥ずかしいもの。

まずは気になっていた小森さんのN-spireから。
画像の繊細さや,グラフをつかめるのは楽しい。
でも,慣れるには時間が掛かりそう。
Voyageの次バージョンが出ることを期待。

昼食後は,一度しっかり話を聞きたかったSEG古川さんの講義。
「解いたことがないような問題を解けるようにするために,
 一番大事なことは?」
という問いをぶつけられ,返答に窮する。
苦し紛れに「本気で考える場を設定する」と答えたが,
「解いたことがないような問題を」という
問いの答えにはなっていない。
そう。
自分達が育てたいのは,この力。創造的な発想力。
気がつくと,それさえも
パターン化して教えようとしているのかもしれない。
古川さんの答えは,
教師が技量を高めること
 それには個人的な努力がまず必要
 他の数学教師との交流も
 体系的に教えること
 何を捨てて,何を取るのか
 (1回1回の授業・1年の授業)

5分ならどう教えるのかというところから発想して,
それを1時間ならどうするのか,
3時間なら,10時間なら・・と広げていくのだそうだ。
実験・発見・証明の3つがあって,始めて本当の数学
というのも,さすが。
授業の後で,振り返るというのも,
当然ながら,なかなかできないこと。
授業に本気になれる今,
日記を欠かさずにを続けていこうと思う。

自分のワークショップは
少人数ながら,熱心な方が来てくださりありがたい。
鏡とメジャーを持ち込んで,先生方に体験していただく。








さらに,点をグラフ表示して,
Y=editorで数式を求めていく。
先生方だと,ネタは途中でばれてしまうけれど,
それだからこそ,どう授業化するのかについての
本音が話せるのはいい感じ。
長水先生にも随分サポートしていただき感謝。 

期待していたオランダの情報は,ほとんど無し。
それだけ,日本は孤立しているのかもしれない。
金先生から,2回目の研究会について話をされる。
本音の話をしておく。
そこでも何かができる自分でありたいもの。

東京駅は大混雑。ガソリン高の影響か。
おみやげをと思ったが,とても動きが取れない。
さすがに疲れがあり,帰りの新幹線は爆睡。
乗り過ごさずにホッとする。



2007年08月10日(金) ここまで読んでくれて
2006年08月10日(木) 分かるだけでは足りない
2005年08月10日(水) 市教課研夏季研
2004年08月10日(火) T^3Japan年会1日目


2008年08月10日(日)
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