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■ 雄大な富士のふもとで 2日目
早朝に起床。 今年は雨でなくありがたい。 館内清掃を。1年生がよく働く。 こんな姿が育ってくれば,いくらでも強くなれる。 連絡が入り,心配していた1人が合流できるとのこと。 これが良い方向に展開する契機になることを祈る。
朝食後,朝の練習は別館で。 T中の練習に暫し見入る。 目標となるであろうK中も力強い稽古。 アップのメニューを,再度確認したい。 一気に体を動かすメニューと, 攻めから機会をとらえるメニューの2種類を入れたい。
模範稽古の後,予選リーグ。 初戦の勝ち方が大事。 思わぬところで,T中が足元をすくわれる。 何が起きるかわからないもの。 緊張感の中,二戦目も無事突破。
気合いの入った昼食後は,さらにいい稽古。 引き出したのは周りの力でもある。
決勝トーナメントは,さすがに難しい。 2回戦目からは, 大差で押し切れると思った相手にも,ギリギリで。 勝負所で何ができるのか。 きれいに決めようとするだけでは,機会ができない。 相懸かり・連続打ち込みで磨いてきたものが,幾つか出る。 もっと激しく攻めたい。
決勝はK中。 相手チームリーダーの先鋒は力強い攻め・打突。 負けこそするが,2本目の合い面は文句なくいい。 勢いを忘れなければ,次に繋がる。 次鋒は一瞬弱気になったところを決められる。 それ以外は文句なく良いところで出ているだけに, もう一工夫が欲しいところ。 土俵際で中堅が踏ん張る。 ここ一番での強さが際だつのは,自分を信じる気持ちの強さ。 でもあと一本が取れず。 副将は見事な抜き胴で局面を打開。 勝負どころで切り替えができるのは立派。 一本差で迎えた大将戦。 11月の県大会準決勝と同じ形。 互いの攻める気持ちが伝わってくる好試合。 押し気味で,いつも以上に面で攻めるのはいい。 我慢してもう数センチの攻めができればといったところか。 そのままタイムアップで準優勝。 タイトルは取れなかったものの, 今日は良くやったと言える一日。 この状態で,これだけできたのはたいしたもの。 互いに大きく変わる瞬間であって欲しいもの。 応援態勢も,本物の強さを感じさせるようになってきた。
見事な富士を再度仰ぎ見て帰路へ。 帰りの車では,生徒も求めている, 真っ直ぐな面を磨く指導を、コーチへ依頼。 2年前の夏,全中を賭けた勝負で魅せられた 相手チームのあの面技を, 今度は自分たちが出せるようにしたいもの。 「富士の高さは,裾野の広がりがあってのもの。 高さだけを求めてはいけない。」 生徒への言葉は,何より自分への戒め。
帰宅後,家のデスクトップで深夜まで仕事を。 キーボードもノートに慣れていて時間がかかる。 何よりここから。 何より,これから。
2007年03月09日(金) 訓練ではない 2006年03月09日(木) 「お願いします」では伝わらない 2005年03月09日(水) 揺れる心の数々を 2004年03月09日(火) 数学する楽しさ
2008年03月09日(日)
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