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re-invention



 心に火を

4校を招いての大がかりな錬成会。
卓球場も借りて,試合の準備を完了したところで,
2Fフロアーに生徒が来る様子がないことに気づく。
確認すると,どうやらどの部も活動しないことが判明。
急遽,会場を2Fフロアーに変更。
準備を一からやり直し。
慣れた作業なら手際よく動く生徒達も,
会場作りでは,気が利く生徒ばかりではない。
アップの練習を見ず,コート作りをやり直す。

「どれだけ周りを巻き込めるのか」というテーマを与えたが,
一昨日の波紋が残っているのか,気持ちがもう一つのよう。
5人組のリーグ戦は,各校の力の差がよく見える。
3回で終了しているが,4回5回と重ねた方が面白いのかも。
とはいえ気迫のぶつかり合いという感じはもう一息。
自校の生徒も4番手以降がもう一息。
トーナメントでは,2年女子のエースが優勝。
小さな自信を過信とすることなく,どこまで育てられるのか。
遠間からの技の応酬は迫力があるが,
溜のある技がほしいところ。

団体戦でも,もう一息の盛り上がり。
試合の間の時間を取らなかったのが原因かもしれないが,
みんなで勝つことを知っているチームでありながら,
それを出せないのは情けない。
他のチームを巻き込むどころではない。
途中で女子が2人欠けることになるのも,複雑な思い。

閉会式では参加者の心に火を付けられなかったことを謝罪。
限りのある人生。今日この一瞬にもっと思いを込めたい。
思いの差が全て。

片付けをして,終了と思っているとキャプテンが
「面を着けて練習してもいいですか?」
意図がわからないまま許可をすると,
コーチと一対一の気持ちと気持ちのぶつかり合いが始まる。
とことん追い込む練習を,昔は良くやったもの。
突かれ倒され追い込まれながらも,
必死の思いで打つ面。
少々の覚悟では,何も出来ないことだろう。
疲れているから,体の力が上手く抜けて,
見事な面を放つ者も出てくる。
本気で迫るコーチ,頑張る生徒,
固唾を飲んで見守ってくださる保護者の方々に感謝。
これで少しは流れが変わるかな。

予想以上に遅くなるが,
職員室で明日に向けての仕事をいくつか。
総合に向けての企画は,自分がすべきだったのか。
心配は尽きない。

帰宅後も文書作成。
6月に締め切りとなるものが数多くあり,
早めに仕上げなければと気持ちは焦るが,
思うようには進まず。





2006年05月27日(土) イメージを持たせると変わる
2005年05月27日(金) 本質を見失わない
2004年05月27日(木) 油断してはいけないが


2007年05月27日(日)
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