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■ 油断してはいけないが
修学旅行初日。さっそく遅れる生徒1名。 自分の油断を見透かしたように,静岡駅で早速生徒指導2件。 とはいえ,全体のムードはいい。 新幹線でも,和やかで節度がある。 早速着いた東寺では, クラス全員が講堂に入るまで鳩よけの扉が閉まらないように抑えている生徒。誰かが落として行ったパンフレットを,さっと拾う生徒。 こんな姿を見かけると, 本当にうれしくなる。 三十三間堂では,大きなロウソクに,クラス全員の希望進路達成祈願を書く。 ビデオを見せいているので, 真ん中の大きなご本尊も興味深く見ている。
ロイヤルホテルでのバイキングの昼食は大好評。
南禅寺三門に登らせて, ちょっぴりスリルを体験。 方丈庭園はいまひとつ受けなかったが, 鴬張りの床には感動。 琵琶湖疎水のアーチも, 絶好のスナップポイント。 八坂神社から円山公園,ねねの道を途中で折れて,石塀小路へ。ここは,京都の小宇宙を感じさせてくれるちょっと上級コース。 さらにその後の路地を曲がると, 突然正面に八坂の塔というのも,感動的。 こういう道に思わず連れて来たくなるクラスでうれしい。 このコースは考えてみると,10年ぶりぐらいか。 今年の生徒達なら,修学旅行は学級担任として来た方が楽しい。 後は,二年坂,三年坂を経て,定番の清水寺。 スリランカのお坊さんも参詣に来ていて,一緒に写真撮影。 どんな思いで,日本に来ているのだろうか。 あとは,みやげ物めぐりの自由行動。 自分たちが海外旅行で,お土産を買い漁るような感じで, 金銭感覚が,おかしくなるだろうな。 こんな経験が正しい金銭教育をしていることに繋がるのかも(!?)。 その間,三年坂の忘我亭で,庭を見ながら暫しコーヒーブレイク。 生徒も雑踏も離れて,アイスカフェラテがたまらなくおいしい。 併設している佐藤勝彦氏の作品展も見学。 生きるエネルギーを与えてくれる, どっしり太い線と赤が印象的な書画。 感謝して,思い切り生きなければという思いにさせてくれる。
京都国際ホテル着,夕食も豪華。 夕べのつどいも,実行委員でない各クラスの代表者が, 心のこもったいい話をする。夕焼けに映える金閣・・・いいなあ。 実行委員会ではリーダーとして苦言を呈するも,まあよしだろう。
見回りの後,寝ようと思ってベッドに入るとチャイム。 部屋を替わって話していた生徒を発見とのこと。 あまり上手くないお説教をして,就寝。 油断している自分ではいけない。
2004年05月27日(木)
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