|
|
■■■
■■
■ 思いのズレも
今日の朝は,道場の清掃。 気になっていた道場の隅の隙間を,角材で補習していただいていた。 有り難い限り。 こうやって清掃だけに集まるのもラスト。 感慨深くなるのは,年を取ったせいか。 心を込めて道場を磨き上げる。
授業も残りわずか。 分配法則を含めた計算練習までは,どのクラスもたどり着く。
進んでいるクラスは,2項式÷数から,分子が多項式になる問題。
同じような式変形を繰り返すことで, 理解を促す。 こんなに広がりのある内容を,教科書で正面から扱わないのは, やっぱりどうかしている。特集ページを組めるはず。 スタンドアップはどこまで働いているのか。
午後は,県の方にお出でいただいて, 夏の「Voyageを使った授業作り研修会」打ち合わせ。 高校の先生方が多いとのこと。 欲張って機器操作の時間までいただいてしまったが 自分の数学でどこまで通じるのか,不安にもなる。 この研修で,Voyageを使った授業ができるだけでなく, 従来の数学授業を見直すことにつなげたいという趣旨はいい。 テクノロジー活用の利点を, 「これまで形式的にしか扱えなかったものや これまでは,全く扱えなかったものが 実感できるものとして扱える」 と論破されていたが,自分の思いと微妙にずれる。 自分の場合は, 日常の事象を数学的に処理する道具としての扱い以上に, 「生徒の問いを追求できる道具」としてや, 「試行錯誤する中で,直感的にでも, 統合的な性質を見いだす力を育てる機会を生む」こと という思いで使っているのだということを感じる。 すなわち,塗り絵の数学からの脱出がメインテーマ。 こうして話をしてみると,漠然と描いていたものが よりクリヤーになるのは有り難い限り。 しかしどこまで自分の主張をしていいものやら。 自分の単純な発表にとどめておくべきだったか。 とりあえず,数式処理とグラフ+CBR関連の2点に絞るべきか。 簡易な使用方法マニュアルや, 高校の先生対象の昨年度のT^3での内容を学んでおくべきか。 自分にとっての残り時間は少なく, 思いとは裏腹に,どこまでできるのだろうか?
放課後は,仕事をいくつか。 提出すべき書類がたくさんあるもの。 出張命令簿だけでも,かなりの数。 思考が前向きにならないのは情けない。
2005年07月20日(水) 午後から人間ドック 2004年07月20日(火) 選択授業6回目
2006年07月20日(木)
|
|
|