昨日、日曜日は家族で夫の母校の学園祭に行って来た。この年になって大学の学園祭に足を運ぶとは、人生何が起こるか分からないものだ。
実は私。自分が現役学生の時は1度も学園祭に参加していない。サークルには加入していなかったので「あれはサークルに加入している人達の行事でしょ?」と全く興味が持てず、1度も参加しないまま卒業してしまっている。まぁ、だからって陰気な学生生活を送っていたかと言うとそうでもなくて、ボランティアだの、ヲタク活動だのと忙しく暮らしていて、自分にとって興味のない事には一切手を出さない……と言う、ある意味において清々しい毎日を送っていた。
と。私の昔話はともかく。この歳になって足を運んだ学園祭は素晴らしかった。「若い人のエネルギーっていいなぁ」とオバちゃんらしく感心しつつ、クレープだのフランクフルトだのを食べた。夫に校内を案内してもらいつつ、夫の昔話を聞かせてもらったりもした。
娘も娘で楽しかったらしい。輪投げをしたり、児童ボランティアサークルの屋台で遊ばせてもらったり、彼女なりにお祭りムードを楽しんでいた。娘が1番気に入ったのは、マジックサークルのテーブルマジック。娘は自分の目の前で見せてくれるマジックにいたく感動して、2回も並んで見せてもらった。
学園祭でひと遊びした後、午後からはNHKの『ようこそ!スーパーキッズ・ユニバーシティ』と言う番組の公開録画を観に行った。「才能のある子ども達を応援します」という趣旨の番組で、暗算、ダンス、ルービックキューブ、チアリーディングと色々な事に秀でた子ども達が登場する楽しい公開録画だった。娘は暗算と、チアリーディングにいたく感心したらしい。
そんなこんなで、日曜日は午前、午後共に若い人達からエネルギーをもらった1日だった。私は人から「オバちゃん」と呼ばれる年だけど、オバちゃんなりに夢も希望もある。とは言うものの、若い頃のキラキラは失われていて、キラキラしている若い人達を見ると「素晴らしいなぁ」感動してしまう。こういう事って、渦中にいる時は分からない。過ぎ去ってしまったからこそ感じる事が出来ると言うのも、それはそれで悪くない。
そして今週も1週間がスタート。大阪は朝グッっと冷え込んで、娘が「寒い〜」グズグズしていた。今週はまた少し季節が進みそう。寒さ対策をもう一歩進めようかな……などと思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。