白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2014年02月10日(月) 義母と遊びに。エリート社畜。

昨日、日曜日は仕事と転職活動でくたびれ果てている夫を家に残して、娘と義母とで遊びに出掛けた。

行き先は大阪府立大型児童館ビッグバン。大掛かりな室内遊具が充実していて、外遊びが出来ない時期の強い味方だ。開館と同時に突撃して、家の中ばかりで鬱屈していた娘を思い切り遊ばせてきた。

以前はジャングルジム等のちょっと危険な遊具は娘の後をついてまわっていたけれど、娘もしっかりしてきたのでベンチに座って監視するだけで良くなった。娘を見守りつつベンチで義母と色々な話をした。私は姑に恵まれているなぁ……と思う。子どもの頃、実家の母と父方の祖母の関係が最悪だったのを見て育った私は「嫁姑ってあんなもの」と覚悟していたので、ラッキーだったとつくづく思う。

娘をたっぷり遊ばせて夕方帰宅。夫は家でひたすらゴロゴロ過ごしていたようだ。

一昨日のダブル面接。1社はお話にならないほど駄目だったとのこと。しかし1社は「今までになく手応えがあった」らしい。娘を寝かしつけた後、夫は民事再生後の会社の様子を話てくれた。新会社にも別会社にも雇用されなかった人が、契約社員として残務処理をしている……なんて話を聞かされて「その人、なんで辞めないんだろ? だって会社はその人を雇ってくれる気なんてないんだし、早く次の仕事を探した方が良いと思うんだけど」と憤慨する私に夫は言った。

「会社がこんな事になるまでついてきた人間ってのは俺も含めて筋金入りの社畜だからなぁ。エリート社畜ってところだよ。そこまでくると感覚が麻痺しちゃってるんだろうなぁ」

エリート社畜だなんて、あんまり過ぎる。哀しいことだけど、人間って虐げられる生活も慣れてしまうと平気になってしまうらしい。「じゃあ、Oさんはエリート社畜を辞めて、何になろうとしているの?」との質問には「逃亡社畜ってとこかな」という言う答えが返ってきた。

逃亡社畜を志す夫は土曜日の2社受けた面接の結果待ち。1社はどうしようもなく駄目だったらしいけれど、もう1社は「かつてない手応えを感じた」とのこと。社長を含めての面接だったから、決まるなら数日中に連絡が来ると思うのだけど、月曜日の現時点ではまだ何の連絡も無い。毎度のことだけど最終面接の結果を待っている時のジリジリした感じは、なんともたまらぬものがある。

夫が少しでも早く転職出来きますようにと祈るばかり。食べるに困っている訳ではないけれど、夫には少しでも気持よく働いて欲しい。どんな仕事にも苦労はあるし、楽な仕事は無いけれど、納得して働いて欲しいものなぁ……。良い結果が届きますように……と祈りつつ今日の日記はこれにてオシマイ。


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