娘の友達のHくんが喘息性気管支炎で入院した。
Hくんは生れつき気管支が弱い性質らしく、しょっちゅう風邪をひいていて先週もグズグズで甘えたになっていたのだけれど、どうも具合が悪かったらしい。24時間点滴とのこと。小さいだけに可哀想なことだ。Hくんも大変だけど、付添いするHくんのお母さんも大変。早く良くなりますように。
娘を連れて外に出ると「白蓮さんは上手に子育てしてるね。Yちゃんはいつみても元気そうだし、スクスク大きくなってるね」とお褒めの言葉を戴くことがある。娘がすくすく育っているのは私の手柄…って訳じゃないことは分かっているのだけれど、正直なところ悪い気はしない。しかし、Hくんが入院してみて「いい気にならないように気をつけなきゃ」と思った。
Hくんのお母さんは私と同じくHくんが初めての子供。だけど、ものすごく頑張っているお母さんだ。だけどHくんは娘よりも身体が丈夫じゃない。これはHくんの資質であってHくんのお母さんが悪い訳じゃない。
子供って、親の育て方によって変化していく部分も大きいけれど、その子が生まれ持ってきた資質によるところも大きい。親は子供が成長していくのをサポートすることは出来ても、親が子供を成長させている訳じゃないのだ。娘が元気に育っているのは、娘がもともと元気に生れついているからであって、私が上手くやっているからじゃない。
母親ってヤツはうっかりすると我が子が自分の作品のように思えてしまう時がある。でも、それは違う。娘は私の所有物でもなければ、私が作り上げた物でもない。その辺のところを勘違いしないよう気をつけなくちゃなぁ……なんてことを思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。